小説

きらきら。

日記と共に自作短編小説を発行。
小説ジャンルは甘〜裏まで。
時折、夢小説などもやったり。(BLEACH中心)

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徒然小説

2005/11/20




 偶然にもいつも朝、昇降口で一緒になる。
 親友の優希乃になら、気軽に「おはよう」ってあいさつできるのに、
 彼にはどうしても出来ない。


 「あ・・・・・・・」

 いつものように昇降口から靴箱へと向かうとすぐ先に陣がいるのを発見した。
 彼はまだこちらには気付いていないようで、そそくさと靴を
 仕舞い、上履きに履き替えている。

 「今日こそは言わなくちゃ・・・・」

 ぎゅっと拳を握って、自分に言い聞かせる。
 だけど、いざ口を開いても思う通りの声が出てこない。
 勇気を振り絞って何とか声を出しても、それは小さすぎて陣には到底聞こえないモノ。

 そして気がつけば、陣はすでにその場にはいなかった。


 何故、ちゃんと声が出ないのだろう。
 「おはよう」とたった一言言うだけで良いのにそれが出来ない。
 鈴歌は自分が本当に情けなく感じだ。



 結局その翌日も更にその後日も鈴歌が陣に挨拶することは無かった。
 ただ遠くから陣の姿を見るだけで、鈴歌が届かない小さな声で何かを呟くだけで
 日は確実に過ぎていった。



 



 「・・・・・・きょ、今日こそは」

 さぁ、勇気を出して鈴歌!
 あなたに出来ないことなんて無いのよ!
 元々『やれば出来る子』なんだから。怖がらないで、今日こそは仁科君に挨拶するのよ!


 ・・・・・・・いざっ!


 「って、あれ?」

 折角意を決していってみればいつもの姿が見られない。
 いつもなら、自分の数メートル先にいる人物が今日に限っていない。
 若しや、今日は休みなのだろうか。
 彼に限ってそのようなことまずありえないとは思うのだが。
 何があったのかと考えに考えて、鈴歌が靴箱と立ち尽くしている時


 「よっ!東!」
 「ふぇっ!?」

 突然声をかけられ、何処から出たのか判らないような声を上げる鈴歌。
 あまりのことに心臓が速くなっている。

 「あ、悪い。驚かせたか?」
 「ううん。全然、平・・・・・・き・・・・・・・?」


 振り返るとそこには鈴華が探していた人物。
 


 「今日は早いんだな。いつも、俺の少し後から来てるのに」
 「に、仁科君知ってたの!?」
 「まぁな。なんかお前、いつも、しどろもどろしているよなぁ」
 「・・・・・・・・・・・・・」


 何 だ か 恥 ず か し く な っ た

† † † † † † †

 ちょこっと進展。みたいな。
 何だか恥ずかしくなったのはこっちです。
 こんな駄文で本当に良いのやら。
 何だか終わりが見えなくなってきて不安です・・・・

 小説のタイトルはこちらのサイトから頂きました。

 サイト名 very*very*pepper
 URL http://side-b.jp/very2pepper/index.html

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 アドレス tsutaetai-omoi@po.across.or.jp
 
 碓氷 響

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創刊日:2005-05-18  
最終発行日:  
発行周期:週間  
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