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世界ぷらぷら 世界一周バックパッカー旅日記

世界一周の旅の経過をリアルタイムに現地からメール!
ぷらぷらと彷徨いながらも、街の様子や情報、感想を臨場感込めて報告。

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世界ぷらぷら 第109回(08/07/27) ブラジル

2008/07/27


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□■   【世界ぷらぷら 世界一周バックパッカー旅行記】    ■□
■        http://www.sekai-purapura.com/       ■□■
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第109号 2008.07.27

【初めて読んでくださる方へ】
後先考えずに会社を辞めてしまった旅人「たかぷら」の旅の様子や、
その時その時の節約旅行に役立つ(?)情報を配信するメルマガです。

2004年11月9日に旅に出て以来、下記のように旅を続けています。

東南アジア→オセアニア→東南アジア→東アジア→南アジア→中東
→ヨーロッパ→北アフリカ→ヨーロッパ→アジア→ヨーロッパ
→中東→北アフリカ→中東→アフリカ→南米→南極→南米

ちなみに旅行費用は平均10万円強(1ヶ月)使っています。

安宿を渡り歩きバスや電車を使って旅をする場合は、旅行費用は一
般に 100万円/1年 あれば足りると言われています。

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【旅経過】
 2008.07.02〜2008.07.03 シウダー・ボリーバル
 2008.07.04〜2008.07.05 マラカイボ(ベネズエラ)
 2008.07.05〜2008.07.08 カルタヘナ(コロンビア)
 2008.07.08〜2008.07.09 パナマ・シティ(パナマ)
 2008.07.09〜2008.07.11 サン・ホセ(コスタリカ)
 2008.07.11〜2008.07.12 中央アメリカ諸国
 2008.07.12〜2008.07.18 グアテマラ
 2008.07.18〜2008.07.19 ベリーズ
 2008.07.19〜2008.07.22 メキシコ
 2008.07.22〜2008.07.24 キューバ

【現在地】
 2008.07.24〜2008.07.28 ジャマイカ

【旅予定】
 キューバ、ジャマイカを経て、アメリカへ。
 そして、タイ。

【近況】
ジャマイカで快適にやってます!!
もう帰国、というかタイ行きが近づいてきて・・・待ち遠しいです。
正直、帰国にはプレッシャーがあるけれど、乗り越えないと。

【内容】
●もしかして、BEST JOURNEY!? (ジェリコアコアラ-バヘリーニャス)
●凄い!?凄すぎ!!想像以上!!(レンソイス国立公園)
●キャビンの狭さ。(アマゾン川)
●シャワー大会!?(アマゾン川)
●船からの景色。(アマゾン川)
●することがない・・・。(アマゾン川)
●酔っ払ってタクシーで。(マナウス)

※サイト(http://www.sekai-purapura.com/)では、メルマガ掲載以
外の日記や写真も配信中!!

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●もしかして、BEST JOURNEY!? (ジェリコアコアラ-バヘリーニャス)

ジェリコアコアラを離れる。

公共交通機関は、バスでジェリコアコアラの町に行くか、4WDでビ
ーチ沿いに隣町に行くかだ。私たちが選んだの4WDだ。時間に遅れ
てやってきた車には、すでにたくさんの人が乗り込んでいる。

「こんなに混んでいるのに、乗れるの〜?」
「ま、なんとかなるでしょ。」
「やな、予感〜。」

ともかく車はビーチを走り始める。
砂丘を脇に見ながら、海辺を疾走する。
風が気持ちよい。これが、一般市民が利用する公共交通だとは・・
・。おばちゃんやおじちゃん、そして旅行者をも乗せて気持ちよく
走る。

マングローブ林を抜け、浅い海を走り、ついには艀に車を載せて浅
瀬を渡る。
こんなアクティビティのような移動は珍しい!!

「これって楽しいね〜。」
「BEST JOURNEYかも!?」
「そうだね〜、これはオススメだよ!!」

その後、隣町からは普通のバスを乗り継ぐ。
再びの BEST JOURNEY は夜に始まる。チャーターしたトラックで、
水浸しの砂漠地帯を横断するのだ。目的地は白砂漠の入口のバヘリ
ーニャスだ。トラックを10人でチャーターしたものの座席に座れる
のは5人ほど。女性が5人いるので、まずは荷台に乗り込む。

荷台の方が、風も、景色も堪能できそうだし、逆に楽しみ!!


早速に悪路に突入する。
車が上下に揺れる。そして、水溜りに突っ込む。
「うおぉ〜〜。」
「凄い〜!!」
最初はそんなことを言っていたものの、次第に揺れが大きくなる。
水溜りも大きくなっていく。
「大丈夫か〜!?」
「ああ〜、突っ込む〜〜!!」

バシャーン!!

水が跳ねる!!
荷物にも、そして私にも水がかかる。トラックの荷台の前方に座っ
ていた私と子供(ドイツ人のドリアン)はまさに犠牲者となった。そ
の後も水が跳ねる。
ドイツ語しか通じないドリアンだが、ともかくジェスチャーで席を
荷台の後部に移す。キーボーやエミさんと並ぶ位置だ。

次第に濡れてきて、普通ならもう嫌になるところだが、酒を片手の
私は元気に楽しむ。キーボーも酔っ払ってきた。エミさんもほろ酔
いか!?そして、アルゼンチン人のルイスも酔っ払ってきた。

みんなが酔っ払ってくると楽しい!!

バシャーン!!
バシャーン!!
バシャーン!!

水が跳ねる!!

それでも楽しい。
「びしょびしょだよ〜〜。」
「酔っ払ってきたぞ〜!!」
「これが BEST JOURNEY だ!!」
「そうだ〜!!」

素敵な移動、びしょ濡れになったが、満天の星空の下を4WDのトラ
ックで疾走する。水溜りや川を越え、道なき道を進む。バスなどは
決して通れない悪路だ。
大変ながらも素敵な景色に囲まれ、快適ではないが本当に楽しい移
動だった。

ちなみに、BEST JOURNEY とは LONELY PLANET に載っていた説明。
 LONELY PLANET の説明では、とにかく BEST が多い。多すぎて何
が BEST か分からないほど。

あれも BEST、これも BEST。

西洋人にちょっと良い場所の感想を聞くと。
「ファンタスティック!!」
「アメージング!!」
「グレート!!」
本当か??
彼らは本当に心の底からそう思っているのか??

そう思っているなら凄い。
でも、単に表現の単純さに他ならないと思う。

他に表現はないのだろうかと純粋に疑問に思う。

●凄い!?凄すぎ!!想像以上!!(レンソイス国立公園)

もう正直言って、最高としか言えない。

白砂漠までの道のり、その遠さも、もう苦にならない。

青い空と白い砂漠に囲まれた世界。
そして、青く澄んだ透明な水を眺める。

こんな世界を今までに見たことがあるだろうか。
まさに異世界、異惑星のようだ。自分がどこにいるのかも分からな
くなるような感覚に久しぶりに出会った。

泳いでも気持ちよい。
湖に歩いて入ると足が沈んでいく。まるで蟻地獄科のように、少し
ずつ少しずつ。膝ほどまで沈むと、沈下は終わる。不思議な感覚だ。
砂の間にも水が入り込み、液状化に近い状態なのだろう。そして、
広大な砂漠のある一定の地下層には、地下水が流れているのだろう。

あっという間に時間が過ぎる。

いつの間にか日に焼けて、背中が痛い。

それでも今日は最高だ。ブラジルで1番の素敵な景色に出会えた。
いや、今までで最高の砂漠に出会えた。

●キャビンの狭さ。(アマゾン川)

「狭ぁ〜〜!!」
案内されたキャビンは狭かった。
部屋には2段ベッドがあり、それは良いのだが、床は半畳ほどしか
ない。荷物を置いたらほとんど足の踏み場もない。
「とりあえず、必要な荷物以外はベッドの下に置こうか。」
「そうですね。」
「窓もないね。」

そう。キャビンには窓がない。
扉を開ければ景色が見えるものの、わざわざ扉を開けないと景色が
見られないなんて設計者のセンスが分からない。エアコンでキャビ
ン内を冷やしても、景色を見るためには冷気が逃げてしまう。
しかもキャビンについたライトは、あまり明るくない電球が1つの
み。なんだかずっと部屋にいたら陰気になってしまいそうだ。・・
・それでも外は暑すぎて、ほとんどの時間をキャビンで過ごしてし
まったのだが。

部屋に付いていたのは、エアコンと電源、そしてベッド、ゴミ箱。
まさにそれだけ。他には壁やドア・・・、そんなものは付いている
とは言えない。本当にシンプルで狭い部屋なのだ。

私の同室になったのはダイスケさん。
きっとダイスケさんとしては、長く一緒にいて仲の良いサトシくん
やアニキと一緒の部屋になりたかったのだろうな〜、とか思ったも
のの仕方がない。
他の部屋はサトシくんとアニキ、カオリちゃんとトシオくん。そし
て、キーボー・・・でエミさんはハンモックなのだ。

1人だけハンモックと言うのは節約と、もしかしてキーボーが1人で
のキャビン利用になるかもという賭けだ。もし、キーボーが1人で
キャビンを借りられるなら、エミさんがキーボーのキャビンにいて
も誰も文句を言う人はいない。そうすれば、ハンモックの料金でキ
ャビンを利用できる。
もちろん倫理的に良くないのは当たり前だけど、まぁ、私がとやか
く言う問題でもない。そして、実際にエミさんは最後までハンモッ
クで寝ないですんだ。本当に運が良いというか、なんと言うか・・
・。きっと日本人が多かったので、バレなかったのかも!?

●シャワー大会!?(アマゾン川)

(おっ、シャワーだ。気持ちよさそう!!)
暇なので船を歩いていたら、船の甲板の最後尾に並んでいる棒のよ
うなものからシャワーが噴出している。
(気持ちよさそう〜!!)
まだ、水が出始めてすぐなのか、女のコが1人いるだけ。
水が気持ちよさそうだし、みんなにも報告に行く。
「後ろでさ、シャワー出てて気持ちよさそうだよ。水着の女のコも
いるよ。」
「なに、なに!?」
キーボーと、エミさんも水着に着替えてすぐにやって来る。
私は相変わらずパンツ1枚でシャワーを浴びてしまう。

シャワーの水の色は、少し色が付いているので、アマゾン川の水を
シャワーに使っているのだろう。大量に出てくる水が暑く火照った
体を冷やしてくれる。赤道に近いアマゾン川に、強い陽射しが降り
注いでいる。
普段は暑すぎてエアコンの効いたキャビンから出られない。このシ
ャワーは本当にありがたい。

アニキたちもすぐにやって来た。
「あのコの胸、凄い良いですね〜。」
「そうだね〜。」
そんな会話をしながらワイワイ遊んでいるうちに、人が集まってく
る。もっとも人は集まってきたのだが、見ているだけの人がほとん
どでシャワーを浴びる人は少ない。キーボーは子供と遊んだり、は
しゃいでいる。エミさんは肌を焼き始めた。

その後も、シャワーは暑い時間に毎日出てきた。
アニキのシャワー有無チェックがとても頻繁で、かわいい女のコが
いると部屋に戻ってこなくなるというのが素直で面白かった(笑)。

●船からの景色。(アマゾン川)

アマゾン川の川幅は、意外に狭かった。
もちろんすっごく広い場所もあって、そういう場所は対岸が見えな
いほどだ。しかし、ほとんどの場所は、数百mといったところ。

くねくね曲がりながら続く川が、いくつにも別れたり、合流したり
している。もしかしたら、いくつもの川に分かれている時は、川幅
が狭いように感じるのかもしれない。

朝になると灼熱の太陽があがり、エアコンがないと汗がダラダラで
苦しくなる。肌を焼くのもあっという間に真っ赤になる。昼時とも
なると、デッキに出ている人は少ない。ほとんどの人はエアコンが
効いた場所で、のんびりと過ごしているのだろう。

船はほとんどの時間を、川の端を走る。川の中央は幾分ながらも流
れが速いので、流れの遅い場所を選んで進んでいるのだろう。

水上集落のように、増水した川の上に立つ建物は、乾季には川の外
にあるのだろうか。
人々がのんびりと過ごしているのが見えるが、のんびりしているよ
うに見えるのは私の想像だろうか。丸木舟に乗り、川に流れに任せ
て下っている者。フェリーに物を売りにくる者までいる。
多くの鳥が舞い、木々にとまっている。ボリビアのルレナバケのア
マゾンのように、いろいろな鳥が見えるわけではなく、次第に飽き
てきてしまう。
たまにイルカの群れがやってきて、ジャンプしたり姿を見せてくれ
るのは嬉しい。

1日に1回ほどは、どこかの港に停泊し、荷物を下ろす。
たくさんの荷物を下ろす場合には、半日もかかることがあり、眺め
ているのも飽きてしまう。もちろん、船が寄るような港には電気は
ある。だが、小さな集落や、たくさんある1軒屋には電気などわる
わけもない。

たまに、合流する川の色がきれいな模様を作っている。
黒い水と茶色い水が半分ずつ流れている姿は、大河ならではの雄大
さだ。

そんなものを見ながら、することもなく時間をつぶす。
これは1人で乗るべき船ではない。友達と、彼女と、そういう風に
することがなくても楽しめる準備がとても重要だ。1度乗船したら、
途中の小さな町に下船するわけにも行かないのだから。

●することがない・・・。(アマゾン川)

「暇だね〜。」
「そうですねぇ。」
そんな感じの会話が繰り返される。

キーボーのキャビンから、自分の部屋に戻ってくるとダイスケくん
は、かなりの確率でパソコンとにらめっこをしている。
「また漫画読んでいるの?」
「違いますよ。漫画読んでたのは初日だけですよ〜。」
「ごめん、ごめん。」
「ブログの日記を書かないとならないんですよ。」
「どれくらいたまってるの?」
「ブラジル入ってからずっとなので2ヶ月ですね。」
「おお〜、たまってるね〜!! オレも書かないとならないけど、3週
間くらいだもんなぁ。それにしても日記って面倒だね。」
「まぁ、暇なんでマナウスに着くまでには書く予定ですよ。」

サトシくんとアニキの部屋に行くと、いつもパソコンが起動してい
る。
漫画を読んでいたり、トシオくんとカオリちゃんも混ざってドラマ
「ロングバケーション」を見たり。やっぱり誰もが、することがな
くて困っているのだろうか。

私も久しぶりに「ロングバケーション」を見たけど、アレ、やっぱ
りおかしいね。韓国ドラマを見て、変に思っていたけど、日本のド
ラマも大して変わらないね。
出だしからありえないような設定、特に途中で、バニーガール姿で
待っていたミナミにはビックリ、というよりは呆れた!!
って、そんな感想を誰かと話しているのもかなりの暇人だね・・・。

私の場合は、なぜか急にパソコンのDVDドライブが動き始めたので、
再インストールやら何やらで、時間を潰せたのも運が良かった。も
っとも、1番運が良いのは、パソコンが復活したことだけど。

ともかく暇な生活を耐え抜き、ようやくにマナウスに到着した。
この船の生活が快適で「もう少しいたい」っていう意見もあったよ
うだけど、私は街に出てネットもしたいし、おいしいものも食べた
いし!!いや〜、町は最高だよ。

●酔っ払ってタクシーで。(マナウス)

「中華料理に行ってくるね。」
そんなに高くなさそうな中華料理があるというので、前から気にな
っていた場所にようやく出かけるのだ。ちょっと鼻水が出るという
エミさんを置いて、キーボーと2人でだ。

暗い中歩く。段々とお店は閉まり始めていて、マナウスの夜が早い
のが分かる。治安の問題なのだろうか。そういう文化なのだろうか。
町の中心部のレストランならば、日本はお昼よりも夜の方がお客さ
んが入りそうだけど、そうでもないのかな。
「やってるよね〜。」
「まだ7時だしね。普通はやってるでしょ〜。」

「あっ!!」
「電気ついてない!!」
「マジで〜〜!?」
ともかく行ってみよう。そして残念ながらお店は開いていなかった。
昨日来たときも閉まっていたし、もしかしたら閉店しているのだろ
うか。それともお昼だけの営業だろうか。

酒を片手に飲みながら歩く私たちのこと。かなりの勢いがある。
「もっと行ってみる?」
「もちろん他の中華を探すでしょ。」
「じゃ、行こうぜ!!」

行っても行っても・・・、おそらく進んだ方向がまずかったのだろ
うか。
人通りが減り、住宅地に入り込んでいるようだ。それでも気にせず
に歩いていってしまうのは、私たちが酔っ払いだからだろう。

「あのさ、さすがにもうないかもね。」
「どうしよっか〜。」
「う〜ん、中華食べたいな〜。」
「あ〜、うまいもの食べたい!!」
「日本食行っちゃう??」
「行くでしょ〜〜!!」
「でもさ、エミさんさ〜。」
実は出発前に、まさか日本食に行かないよね、とエミさんに聞かれ
ていた。
もちろん行くつもりはなかったので1つ返事で NO。でも状況が変わ
ったのだからしょうがないかな!?

タクシーを捕まえて、日本食レストランの住所を伝える。
住所だけでは分からないようだが、運が良いことに無線がついたタ
クシー。本部に聞いてくれて出発となる。

そして、夜の街を眺めながらさらにお酒を飲み進める。
メーターがどんどん上がっていく。
「ところでさ、いくら持ってる??」
今さらになって、2人とも貴重品袋を部屋に置いてきたのに思い至
った。夜道を歩くので、盗難の危険を避けるためお金はほとんど部
屋に置いてきてしまったのだ。
「・・・。40〜50R以上はあるよ。」
「オレは100Rあるかなぁ・・・。」
「足りるかな。」
「んっ?タクシー料金大丈夫かな・・・。」
「着いても食べるお金なかったら最悪だね。」
「いくら持ってるか数えようよ。」
「・・・。70R(約5,200円)あるよ。」
「オレは100R(約6,500円)だね。」
「なんとかなるかな。」

ちょうどそんな時に、マクドナルドが視界に入る。
「ドライブスルーで買って帰る!?」
「それもいいね!!・・・でも。」
「なんか馬鹿っぽいね。」
「じゃさ、タクシー代に制限を決めようか。そんぉ金額まで行った
ら帰る!!」
「そうだね。15Rでどう??」
「そうだね〜、15Rくらいで判断しよう!!」

相当歩いていて、レストランに近づいていたのだろう、15Rちょっ
とでレストランに到着した。
「おお〜〜、やった〜〜!!」
「ついに!!」
「オブリガード!!」
運転手にお礼を言って、降りかける。
「んっ?」
「ここ住宅街だしさ、帰りのタクシー捕まるかな。」
「予約しちゃう。」
「一応言ってみよう!!」
そうして、1時間半後にタクシーが迎えに来てくれることになった。

「うまいもの食べるぞ〜。」
「準備万端だぞ〜!!」

「メニュー多いね!!」
「ってか、高い!!お金考えないと。」
「足りるかなぁ。」
サービス料が10%と書いてあるので、それも計算して食べないとな
らない。
「えっと、定食は大丈夫かな??」
「ん〜、アジサイ定食は70R(約4,500円)だから無理だね。」
「まぁ、いいや、ともかくビールは飲むでしょ。」
納得して、従業員のおばさんに手を振って言う。
「すみませ〜〜ん!!ビール2本お願いします!!」

「う〜ん、なかなか難しいぞ!!」
「ビールだけで、7Rの10%プラスで、約8Rでしょ。」
「残りは・・・。155R?? それに帰りのタクシー代20Rかな、25Rか
な・・・を抜いて、120R!?」
「う〜ん・・・、親子丼もいいな〜。」
「えっと、税金を考えれば、105Rまでかね。」
「カレーもいいなぁ・・・。」
「値段考えろよ。まじで難しいぞ。」
「エミさん用のお弁当どうしようか。」
「オレさ、とんかつ定食とか・・・餃子もいいな。」
キーボーがようやくお金の少なさを実感したのだろうか。現実的な
値段のメニューを真剣に眺めている。
「お金ないからカレーかな。」
私の好物はカレー、まさか目の前でカレーを食べている人がいるの
に、それを眺めているわけにはいかない!!
「じゃ、オレもカレーだね。」
「値段も安めだしね。」
「30Rだから・・・、2人で66R(約4,300円)だね。」
2人とも酔っ払っているし、高いことは分かっているけど、日本円
でいくらかはもちろん認識していない。もう勢いで、とにかく食べ
ることしか考えていない。
「エミさんのどうするの??」
「う〜ん、焼きそばにしておこうか。安いし、写真だと野菜多いし、
無難だし!!」
「そうだね。持ち帰りやすいしね。」

しばらくたって、カレーが出てくるまで、ビールと持参の酒を飲み
続ける。さらに酔いがまわり気持ちよくなる。レストランの従業員
も、きっと「酔っ払いだな〜」と思って眺めていたことだろう。
しかも、テーブルにお金を並べて、足りるか足りないか考えている
お客さんなんて嬉しくないかも・・・、無銭飲食しそうだし。

カレーはとってもおしかった!!
野菜が豊富で、ルーよりも野菜のほうが多いくらい!!
さらにピリ辛のサルサソースも、辛くておいしい。こんなにおいし
いカレーをお店で食べたのは久しぶりだ。2人とも辛いカレーで汗
を流しながら、あっという間にお皿を空にしてしまった。
「いや〜、最高だね〜。」
「大満足だね〜。」
「いや〜、やっぱり日本食はおいしいよ。」

そしてエミさんの"鶏焼きそば"がおいしいか、確認した。
いや、毒見かな。
野菜もウマイ。
「鶏もウマイね。」
「うん。うまい、うまい。」
「ね。エミさんさ、あまり肉が好きじゃないし、"野菜焼きそば"に
しちゃう??」
「いや、野菜焼きそばにしてあげよう!!」
「おっ、good idea ですね〜〜!!」
「いただきまぁ〜〜〜す!!!!」
ここでも、2人は勢いがありすぎる。普通ならしないよなぁ・・・(笑)。

ご馳走様。エミさん。

麺もパスタじゃなくてしっかりしている。
なかなかの味、これで安心して"野菜焼きそば"をエミさんに持って
いくことができる。

タクシーは時間通りにやって来てくれた。
さすがにつれて来てくれたときと同様にしっかりしている。

帰りも問題なくホテルに辿り着いた。復路は往路に歩いた分だけ、
タクシーの乗車距離が長くなり、その分だけ運賃も高かった。

2人の所持金はほとんどなくなった。

エミさんは喜んで"野菜焼きそば"を食べた。
嬉しくて鼻水まで流しながら食べている。

喜んでいるエミさんを見て、私たち2人も"野菜焼きそば"を買って
きたことを誇りに思った。

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●データ
(実質為替レート)
 1R(ヘアル)=65円
 1B(ボリーバル)=35円 (※闇両替)

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