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世界ぷらぷら 世界一周バックパッカー旅日記

世界一周の旅の経過をリアルタイムに現地からメール!
ぷらぷらと彷徨いながらも、街の様子や情報、感想を臨場感込めて報告。

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世界ぷらぷら 第100回(08/03/08) ブラジル

2008/03/08


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【旅経過】
 2008.01.19〜2008.01.21 サンパウロ
 2008.01.21〜2008.01.22 リオ・デ・ジャネイロ
 2008.01.23〜2008.02.05 サルバドール
 2008.02.06〜2008.02.10 トランコーゾ

【現在地】
 ブエノスアイレス

【旅予定】
 プエルト・イグアス(アルゼンチン)、イグアス市(パラグアイ)、
 ブエノス・アイレス(アルゼンチン)・・・

【近況】
トランコーゾでは快適に過ごし、遊びにも満足し、再びのサンパウロ。
鹿児島県人会に泊めてもらっています。ネットも自由に利用できて、とても
快適です。
これから再びアルゼンチン。そして、3月にはイースター島に行きます。楽
しみなことが多いのですが、南米北部は治安も悪いようだし、アレコレと不
安もつきません・・・!!

【内容】
●夜の安宿。(リオ・デ・ジャネイロ)
●アパート探し。(サルバドール)
●ボンフィン教会まで。(サルバドール)
●出会いも多いサルバドール生活。
●集団泥棒の伸びる手。(サルバドール)
●トラブル日記 どこにいたの?(サルバドール)
●キーボーの告白。(サルバドール)
●「ナカタトシヤ」??(サルバドール)
●バーハの若者たち。(サルバドール)
●セントロの雰囲気。(サルバドール)

(特別付録?)一応、100号だし・・・。
【初バックパッカー旅行中のキーボーに質問】

※サイト(http://www.sekai-purapura.com/)では、メルマガ掲載以
外の日記や写真も配信中!!

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●夜の安宿。(リオ・デ・ジャネイロ)

「くっさ〜〜。」
廊下がすでに・・・まじで臭い。
臭すぎる。

悪臭漂うとはこのこと。

こんなに臭い宿は久しぶり。
久しぶりなんて思いたくない。2度と出会いたくない臭いだ!!

「納豆臭いよ。最悪だよ。どうしよう・・・。」
納豆は好きだけれど、こういう臭いは良くない!!
ああ〜、こんなところで、納豆という表現しか思いつかないなんて
・・・。

「とりあえず部屋だけ見る?」
「・・・うん。」

部屋を開ける。
シングルルームだ。
ベッドにはホコリと、なぜか鳥の羽がたくさん、糞もある!?

信じられない。

キーボーの目が点になっている。旅を始めてから、いつも快適な宿
に泊まっていたので、キーボーはこんな宿の経験がない。
「オレさ、旅に出る前、いつもこういう場所に泊まるのかと思って
いたよ。」
「う〜ん、オレはこういう宿は嫌いだ!!」

キーボーはもう絶望を通り越して、はしゃいでいる。
いや、諦めのダンスか!?

そんな宿だったが、時間もないので泊まることにする。
翌日にはリオを離れ、サルバドールに向かうので、観光は今日しか
ないのだ。


さて、雨が降るなか宿に帰ってきて・・・。

雨漏りが凄い。
宿で傘をさすなんて、どういうこと!?

階段はびしょ濡れ。
水溜りもできている。

(部屋は大丈夫か?)
心配になって階段を駆け上る。
ギシギシと悲鳴を上げる階段。

(ああ、良かった。部屋は無事だった。)
こんなことで喜べるなんて、なんて素晴らしい宿なんだろう!!

●アパート探し。(サルバドール)

旧市街にアパートを借りる。
町には貼り紙がたくさんある。

「部屋貸します。」

それは分かるのだが、言葉は通じないので交渉も大変だ。

ともかくも「青い家」の近くに貸し部屋を見つけた。
窓も多く風通しも良い。
部屋も清潔だし、ガステーブルや冷蔵庫が置かれているのも嬉しい。
・・・というか、キッチンがなかったら引越しはしない。

部屋を貸してくれるおじさんは、その部屋からは少し離れた場所に
住んでいる。
鍵を取りに行き、部屋を見せてもらう。
部屋の中で金額や条件の交渉をするのだが、ナンだか通じない。
正直、ブラジル人って想像力がないというか、言葉が通じない相手
とのコミュニケーション・レベルが低い人が多いと思う。バカっぽ
いというか、(通じないってことが理解できないのか)ひたすら自分
の言葉で話したり、ジェスチャーもうまくない。
そして、なによりも断片的な単語から推測する能力が低い。って、
まぁ識字率も低いような国だし、仕方もないような気がする。

ただ、1番の問題は「外国語教育」が普及していないことで、それ
によって異言語の者とのコミュニケーションについての準備がなさ
れていないのかもしれない。
そもそも、外国人がたくさん泊まる宿の従業員全員が、カタコトの
スペイン語すらも理解しないというのもどうかと思う。
電話が掛かってくると、旅行者である日本人がスペイン語をポルト
ガル語に訳して従業員に説明したりは・・・おかしいでしょ!?

ともかくも、部屋を借りることに決める。

1階の角部屋、窓は3つ付いている。
ガスコンロが4箇所と、冷蔵庫も、お皿なども付いているし、この
まま生活が出来るだろう。ceiling fanも付いているし居心地は良
さそう。

明日からしばらくサルバドール生活だ!!

●ボンフィン教会まで。(サルバドール)

「ボンフィン教会に行きましょう。」
部屋をシェアしているヒョジュンさんが、珍しく積極的なことを言
う。
ヒョジュンさんがカメラを持ったのを、見たことはない。
そして、買い物以外の外出も滅多に見ない。

(どうしたんだろう?)

「ボンフィン教会?」
「良く分からないけど、行きましょう!!」

ヒョジュンさんの説明では、とてもご利益がありとか。
サルバドールで唯一見なくてはならない教会らしい。

(う〜む、連れて行って貰えるならありがたい。)


そして、その日は行かない。
誰ともなく面倒くさくなってしまったから。

「明日は行きましょうよ。」
「行きましょう!!」
返事だけは立派な私たち。


翌日も、起きてからネットカフェに行き、料理をする。
のんびりしているうちに時間がたつ。
段々と面倒になってくる。

「明日は行きましょうよ。」
「行きましょう!!」
返事だけはかなり立派な私たち。


さすがに、そろそろ行こうかという気分になってくる。
バスに乗って出発。

ボンフィン教会前で記念撮影。
そして、中に。

ボンフィン教会は、観光として見る分には・・・なんてことなかっ
た。
でも、ご利益があるかもしれないので、お祈りをした。

構想3日。

準備1時間。

観光30分。

少し寂しい。

●出会いも多いサルバドール生活。

カーニバルの時期、とにかく日本人もたくさんサルバドールに集ま
る。

長期旅行者の多くがサルバドールに来るのだ。
もちろんリオに行く者、サンパウロに行く者もいる。でも、町の規
模や日本での知名度を考えれれば、サルバドールが圧倒的に多いと
言えるだろう。

私の泊まっている通りだけでも日本人がたくさんいる。

まず「ナオ宿」。カーニバルに参加を希望する旅行者が多く泊まり、
合宿のような雰囲気の宿である。ベッドもなく、ゴザの上などに雑
魚寝状態で、スペースに余裕がなさそう(普段はそうでもないと思
うけれど)。
南米は全般に女性旅行者率が高いけれど、この時期は特に「ナオ宿
」には女性が多かった印象。カーニバルに参加するために日本から
やってくる女性がいるなど、女性の方が積極的なのかも。1ヶ月く
らい前に行って一緒に練習すれば、面倒そうだけれど、旅行とは違
った楽しみ・充実感が得られそう。ちなみに泊まっているのは、ほ
ぼ全員日本人のはず。
最近(2007以降)は、パーティ好きの宿泊者も多いらしい。宿泊者多
数でパーティに遊びに行ったりもしていた。

「青い家」は、直前に来た旅行者が泊まっている。設備も悪くない
し、セキュリティもしっかりしている。薬物も禁止でとても健全な
印象。インターネットが無料で使えるのがありがたいけれど、頻繁
に寸断するのがイマイチ。
比較的、サルバドールに短く滞在する日本人が多い。宿だと他の旅
人と顔をあわせることも多いだろうし、直前に友達を作るのは良い
宿だと思う。ただ、カーニバル期間中は60Rと値段が高いのが難点。

そして、その他に1ヶ月契約で、アパートや部屋を借りて住んでい
る人がたくさんいる。カーニバル期間中は儲け時ということもあっ
て、普段の相場よりとても高い。でも、宿に泊まっているよりはず
っと安くなる。キッチンや冷蔵庫、TVなど設備の整った部屋を借り
られれば快適。さらに個室なので自由度が高い。設備や清潔度によ
っては、とても安い部屋もある。
ただ、周辺に友人がいる人には良いが、いきなりアパートに泊まる
と友人を作りづらいかもしれない。
とにかく、あちこちの部屋に2人、3人、4人とシェアをしてたくさ
んの日本人がいる。通りを歩いて話しをすれば、「どこの部屋です
か?」みたいなことになって面白い。


それらの建物があるのが、サン・アントニオ通り。
セントロ寄りの路上では、昼間からビールを飲んでいる人もいる。
通りでのんびりしていれば、日本人も次々に通る。テーブルを囲む
日本人がドンドン増え、あっという間に10人を越えたりと楽しい。

●集団泥棒の伸びる手。(サルバドール)

ニョキニョキ。

とても混雑した通り。
人だかりで身動きも難しい。

そんな中、後ろから伸びる黒い手が!?

しかも。
前の女性の胸を触っている!!

う〜ん、カーニバルってこういうものなのだろうか。


また次の人の波が。

(あれっ?)

ポケットに手が伸びている感触がある。

(やっぱり。)

わざと人の波を作って、むちゃくちゃに混雑した中を通り過ぎてい
くうちに、周囲の人間のポケットをまさぐるのだ。
単純と言うか、どうしようもないというか。

ブラジル人って面白いことをする・・・。

きっと、ブラジル人は皆この手口を知っているんだろう。

特に何も入っていないポケットだけれど、その後も数回、手が伸び
てきた。
実に大胆な手口。
というか、やっぱり稚拙な気がする。

でも、これでカーニバル期間中は荒稼ぎなんだろう。


お金は靴下の中に入れていたので、特に被害は無かった。

●トラブル日記 どこにいたの?(サルバドール)

海で行われたパーティから帰って来た時のこと。

「あれ? ユキト君がいないね。」
キーボーが部屋に入って言う。
まぁ、それは出かけていることもあるだろう。

「オレの鍵がないぞ!!」
ヒョジュンさんが言う。
「ユキト君の鍵があるよ。」

(???)
どうしてこうなっているのか、状況が分からない。

ヒョジュンさんは宿をチェックアウトして、これから一緒の部屋を
シェアする予定だ。
しかし、鍵がないのではチェックアウトもできない。でも気持ちの
切り替え早い。
「ここ。寝かせてもらって良いですか?」
「もちろんOKですよ。」

でもユキト君はいったいどうしているのか?

ヒョジュンさんとキーボーが寝付いた後に、ユキト君が帰ってくる。
「いや〜、部屋の鍵を忘れて外に出ちゃいましたよ。寝る場所がな
くなって困りました。」
「どうしてたの?」
「上田さんの部屋の床に泊めてもらいました。」
「はぁ〜、大変だったね。」
「ホント、どうしようかと思っちゃいました!!」

(そういえば、ヒョジュンさんの鍵は・・・??)
「ヒョジュンさんの鍵、持って行った?」
「この部屋の鍵と間違って・・・。」
(どうしたら間違えられるんだ? キー・ホルダーも全然違うのに・
・・。笑)
「で、ヒョジュンさんの鍵は?」
「上田さんの部屋に置いてありますよ!!」
ユキト君が笑顔で答える。

「ヒョジュンさん起きる前に取って来た方が良いんじゃない??」
「あっ、そういえばそうですね〜。」
「ヒョジュンさん、チェックアウトできなくなっちゃったみたいだ
よ。」
「申し訳ない・・・。」


そんなことの翌日のこと。
ビーチから戻ってくると部屋の窓は開け放たれている。

鉄格子があるので外から入ることはできないが、もちろん中にユキ
ト君がいると思った。鉄格子の上部から、身体の細い人なら侵入で
きないこともない。それに、鉄格子から手を伸ばして盗みを働くこ
ともできるだろう。

「あれ?いないよ。」
最初に入ったキーボーが言う。
「あっ、鍵がある。」
「まただね。」

しばらくするとユキト君が帰ってきた。
「いや〜、またやっちゃいました。」
「やりすぎでしょ〜〜。」
(まぁ、良いけど・・・。)

それ以降、ユキト君が慎重になったのは言うまでもない。

●キーボーの告白。(サルバドール)

好みの女性や、町で見かけた女性について話していた時のこと。

キーボーが話し始める。
「オレ、いつも言ってるんだけどさ〜。」

私や同居しているユキト君、遊びに来ている友人らが耳を傾ける。
「顔は子供っぽいのがいいな!!」


「で、身体はオトコがいいな〜!!」

周りの全員が一瞬凍りつく。

顔を見合わせる。
何かを口に出しずらい雰囲気。

「・・・。」
「・・・。」
「まじですか?」

突っ込みづらいけれどユキト君が果敢に、いや、やむを得ず突っ込
む。
昨日からユキト君はキーボーと、同じベッドをシェアして寝ている
からだ。

大きなベッドなので、真ん中に抱き枕を置いて区切っているのだ。

私は近くにマットレスを敷いて寝ている。
でも、キーボーがゲイだったら、・・・困る。


「間違えた!!違うよ。身体は大人だよ。」
キーボーが一生懸命訂正したが、しばらくその話題が消えなかった
のはもちろんだ。

●「ナカタトシヤ」??(サルバドール)

「ナオ宿」のメンバがカーニバルに参加するチーム名は、「ナカタ
トシヤ」だ。
日本人の名前のようだが、どうもそうではないらしい。真相は知ら
ない。

日本人がやっているという親近感、そして、知人が参加していると
いう好奇心。
そして、実は何よりも打楽器のみで構成されている音の響きが良い。
何が良いって、カーニバルに抱く日本人(もしくは私)のイメージに
近いものがそれだ。

宿の前からスタートし、演奏しながらセントロへ。
後ろを踊りながら歩く。

太鼓の音が旧市街の石の建物に反響し、さらに大きな音になって聞
こえる。
日が沈んで幾分温度が下がったとはいえまだ暑い。

真剣に太鼓を叩く「ナカタトシヤ」のメンバも汗が出ている。
細い女性も力強く叩いている。手を見せてもらったが、マメができ
ていたり硬くなっていたり、練習の跡がうかがえた。

サン・アントニオ通りから行くとセントロの入口にあるペロウリー
ニョ広場で止まり、演奏の順番を待つ。
しばらくして力強く開始する。先頭のナオ宿オーナーの指図で、順
番にリズムを変えて行く。時には激しく、時には軽く、ときには重
く、そして速く。太鼓の音に引かれたブラジル人たちもやってくる。

太鼓だけではなく、金属の小さな打楽器を扱うメンバなどもいる。

2/4の最後の演奏を終え、疲れてはいても充実感ある表情を見た。

全員で30人ほど。
皆で練習を重ねることを想像すると羨ましくもあるが、時間もなか
ったし仕方がない。そして、直前に訪れて参加するのは面倒にも思
えたし・・・。

●バーハの若者たち。(サルバドール)

カーニバル初日にバーハ会場に行った。

セントロに行こうと思っていたのだが、女のコたちが誘いに来てく
れたのでついていく。誰かが連れて行ってくれないと、遠出は少し
面倒くさい。

(千載一遇のチャンスだ!!)
そう判断した私たちは、もぞもぞと準備を進める。

バスに乗って渋滞の中を行く。
歩いた方が早いかもしれない。
カーニバルに向かう車も多いし、きっと道路規制などで混雑してい
るのだろう。

会場は若者を中心にごったがえしている。
カーニバルでイメージした女性のセクシーなコスチュームも見当た
らない。もっともブラジルでは普通の洋服でも、胸を強調するよう
な服が多い。だから普通にしているので十分なのかもしれないが!?
とにかく若者が飲んでいる。そしてカップルたちが楽しそうにじゃ
れている(羨ましい!!)。

音楽は太鼓などの打楽器よりも、歌謡曲や電子音が中心。
巨大なコンサートに迷い込んだようで不思議。数少ない太鼓の音も、
すべてスピーカを通して聞こえてくる。生の音が聞きたいのに。
巨大なトレーラ上で演奏し、その音がスピーカを通して街中に響く。
大通りの脇には有料のブースもあり、高い場所で見学できる。各チ
ームのTシャツを買うと、一緒に踊ったりもできるらしい。
ドイツで開かれていた LOVE PARADE は、カーニバルを参考にした
のだろうか。まさにそっくりの様子なのに驚いた。

連れて行ってくれた女性がブラジル人に絡まれている。
絡まれているというか、口説かれているのだろうか。それもかなり
強引に。
いきなり抱きついてキスを迫ろうとしている。

もちろん止めるが、カーニバルではこんなものなのだろうか。
通りすがりに触っていく女も多いし、もちろん男もすれ違いに女性
に触ったりしている。
バーハの混雑振りは凄く、スリもとても多かった。

喧嘩もあるようだし、注意注意!!

●セントロの雰囲気。(サルバドール)

旧市街では3箇所に別れてカーニバルが行われている。

「ナオ宿」のメンバが演奏したペロウリーニョ広場からセー広場に
向かい、クルッと回って戻ってくるコース。このコースを演奏する
のは、生演奏のチームばかりだ。中にはバイーアの衣装を着た踊り
子たちもいたりする。もっとも若い女性の踊り子は少なくて、むし
ろ太ったおばさんが多いのには驚く。
音楽はここで行われているのが1番好き。踊りやすいし、とても身
近に感じられるし、一緒になって楽しむことができる。

セントロの、その中心ではバーハと同じようにトレーラが爆音を出
している。
そして、セントロの反対側でもトレーラが爆音を出している。
音も歌謡曲などが多い。
有名歌手なども来て大盛り上がりなのだが、できたらサンバのリズ
ムで楽しませて欲しいのに。

そういった中で、カポエイラをする人たちの姿はあちこちで目立つ。
人だかりができていると、大抵はカポエイラが行われている。

サルバドールでは普段から、あちこちでカポエイラの練習が行われ
ている。
見学も出来るし、練習に参加させてもらうこともできる。
以前からカポエイラの話は聞いていたし、知人が始めたという話も
聞いたりする。それでも見たことがなかったので、今回のサルバド
ールではカポエイラを見るのも目的の1つだった。こんなに日常的
に行われているというのに驚いた。

日本の柔道や空手なども、同じくらい日常なのだろうか。
カポエイラのように道端で見ることはないけれど、確かに道場など
はある。でも珍しいような気もする。私が気にしていなかったので、
目に付かなかっただけかも。

カポエイラは、格闘技の練習を踊りのように行うもの、と言ったら
分かるだろうか。
植民地時代に格闘技が禁止され、庶民の知恵で踊りとして格闘技を
受け継いできたらしい。

とにかくセントロでは、人ごみの中でゴチャゴチャにたくさんの見
世物が行われているのだ。

文責:taka

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【初バックパッカー旅行中のキーボーに質問】

キーボー(プロフィール)
 住所不定
 無職
 30代
 彼女なし(募集中)
 ×イチ
 性格 前向き、細かいこと気にしない、過去は忘れる。
 好きなもの すし、女、金、酒、カメラ、パーティ、その他。

キーボーとは、日本で知り合った。
クラブの外の路上で出会い、その後も音友達として・・・飲み友達?
・・・7年ほどの付き合い。南アフリカから旅に合流してきた仲間だ。

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●たかぷら(以下 た):
キーボーも旅に出て3ヶ月を越えたけど、どうなの?

◎キーボー(以下 キ):
とりあえず・・・、一言で言うの?

●た:
一言じゃなくても良いよ。

◎キ:
満足してるよ。特に良いのが時間的余裕かな〜。初めのうちは時間
があるとどんなことが出来るか考えていたよ。でも、今では「先の
ことを考えない」っていうのが贅沢だと思っているよ。

●た:
先のことを考えない??
まぁ、なんとなく分かる。オレも旅に出て最初は、帰国後のことを
考えたりしていたけれど、すぐにそいういうのは忘れたよ。キーボ
ーは何か日本のことで悩んだりしないの?

◎キ:
いやぁ、考えるよ。こんなラクな生活をしていて、また、忙しい日
本に帰ったら・・・日本に適応できるかな〜。まぁ、そんなこと考
えてもしょうがないかな。その時はその時だよね。

●た:
う〜ん、楽天的でいいね。
でもさ、旅に出るとそういう人が多いよね。だって、皆・・・とい
うかほとんどが会社や仕事を辞めてしまっているもの。前向きに考
えないと、そういうことをしないかもね。キーボーは会社辞めるの
に、悩まなかったの?

◎キ:
あ〜、凄い悩んだ。なんて言うか勇気が出なかった。「旅に出たい
な〜」って思っているのに、それを抱えたまま仕事をするのもつら
いし。でも仕事を辞めると、根本的に生活が180度変わるわけでし
ょ。オレの仕事は休みが少なかったし、時間的余裕が欲しいなって
凄い思った。で、それが爆発して辞めちゃったわけ。

●た:
爆発ってなに?
きっかけはあったの?

◎キ:
絵葉書が来るじゃない?
「今日はナニナニをしたよ。キーボーも来れば??」って、自分で書
いてたじゃない!!

●た:
お兄さんもお姉さんもバックパッカーじゃない。
それは関係ないの?

◎キ:
昔さ。兄貴も姉貴も旅に出ててさ、オレも旅に出たいと思ってたよ。
そう思っていたら、結婚することになっっちゃたんだ。そうなると
さ、仕方ないじゃない。あきらめてたんだ。でも、2年後に離婚し
て自由になって、なんでもできるな〜って思った。

●た:
離婚してから随分時間がたってるんじゃない?

◎キ:
それはさ〜、離婚したあとも、彼女と同棲しちゃったりね。
考えてみると、旅に出る前に生活では不満はなかったよ。時間がな
いっていう以外はね。そんなに大きな不満もないから、会社を辞め
る決断が難しくなるわけで・・・。
仕事を辞めて旅に出る人って皆そういうことを考えると思うんだよ
ね。今の生活が不満かどうかって。

●た:
じゃ、まぁ、キーボーはそんなに不満は無かったのに決断したわけ
でしょ?
さっきは時間的余裕がないのがイヤだったって言っていたけど?

◎キ:
やっぱそうなんだよね。
プライベートはいいけど、仕事はもっと休みが欲しかったな。休み
の日とか、週末になると心に余裕を感じて、それが凄い好きだった。
でもさ、それはつかの間だから、すぐに終わっちゃうんだよね。

●た:
旅に出るって決断する時に、年齢は関係なかった?

◎キ:
関係なかったかな。早いうちのほうがいいかな〜とは思ったけど、
それだけ。
20代は大変なこともあったし、30代は楽しくしたいな〜って思った。

●た:
そっか。再就職とかは悩まなかったんだね?

◎キ:
手に職(機械系職人)あるし、元の会社も「早く戻っておいで」って
言ってくれてるし。

●た:
それは恵まれているよね。
って、まぁ会社を辞めて旅人になった人の多くも、だいたい皆、う
まいこと再就職しているよね。
ただ、ずっと旅ばかりしていて、歳を重ねた人の職探しってどうな
っているんだろう?

◎キ:
それは凄く不利なんじゃない。絶対不利でしょ。で、まぁそういう
人はそういう人で、しょうがないよね。

●た:
そうだね。確かに違う価値観で生きているだろうし。

◎キ:
日本は仕事はあるし、選ばなければやっていけると思うけどね。

●た:
話が変な方向に行っているけど、で、旅はどうなの?

◎キ:
旅に出てよかったよ。日本にいた時から、まったく違う世界に飛び
込んで、全てが知らないことで・・・。新しいことを始めるのは凄
く楽しいことだと思うよ。
旅について頭の中で想像してたことがさ、それが現実になってくる
のも楽しい。暖かいビーチでさ、昼間からビール飲んでだらだらと
か。新しい人と出会って雑談したり。
そうそう、絵葉書をさ、友人に送ってあげようって思って書いてる
よ。今さ、やっていることが凄く楽しいから、それを書いてね。で、
誰かがまた旅に出てくれたらいいかなって。

●た:
昼間からビール飲んでだらだら?

◎キ:
最高だよ〜。毎日が日曜日なんだよ。みんな、日曜日大好きでしょ
?

●た:
凄い意見だね〜。まぁ分かるよ。

◎キ:
ず〜っと続いているんだよ。悠久の時間が流れているんだよ。

●た:
旅に出てもいろいろトラブル起こっているけど?

◎キ:
日本でも変わらないよ。フィールドが変わっただけだよ。

●た:
旅に出て1番のトラブルは?

◎キ:
南極に行く時にクレジットカードの限度額が足りなかった時はあせ
った!!
はっきりってビビッた。
何回もネットカフェと宿を・・・暗い夜道を往復して、日本のクレ
ジット会社に電話したりさ。ビッグ・ウェーブだったよ!
行きたい所に行けないかもしれないと言うのは・・・困った〜!

●た:
宿とか移動とか、不満はないの?
もしくはご飯とか。逆に満足したこととか。

◎キ:
正直言って、最初は移動は凄く楽しかった。でもさ、今では荷造り
が面倒くさい。それに、移動を決めると・・・チケットを買ったり
するとね。時間的制約が出てくるのがイヤ。悠久の時間から覚めて、
現実に戻されるような。
でも、ま、全体的に不満はないかな。
宿はね〜、特に不満ないな。だいたい良いとこばかり選ぶじゃない
?

●た:
でもさ、良いところを選ぶと少し高かったりするじゃない?

◎キ:
オレは危機感は感じないな。
お金が残り少なくなったら、凄く気にすると思うけど、そうしたら
帰国かな。

●た:
結構あっさりしているよね。でも、最後の方になったら帰りたくな
くて、ストイックになるかもよ。そういう人、多いじゃない。

◎キ:
それもあるかもしれないけど・・・。でも、今は足りなくなったら
帰って働くよ。
ストイック・アレルギーだよ(笑)。

●た:
観光とかはどうなの?

◎キ:
大自然を見たときは凄いと思う。何回も泣きそうになったよ。
なんかこう、歴史的な建物とかはさ、現地の歴史も知らないし・・
・でも、いろいろ想像するよ。例えばサルバドールに黒人がいっぱ
いいたりすると、「この人たちは、遠い昔にアフリカから連れてこ
られた子孫かな」とか・・・。そういうことを知っていくと、現地
の建物とか含めて愛着がわいて好きになってくるような。
博物館とか美術館は、安くて良いところがあれば行ってみたいけれ
ど、言葉も分からないし・・・分かんないよね。ホントに(笑)。

●た:
今まででどこが1番良かった?

◎キ:
南極だね。断トツでしょ。行くのに苦労したし、高いし。でも対価
はあるでしょ。
手付かずの大自然って感じ。秘境って感じがした。探検気分だよ。
探検気分なのに、つらいこともなくゴージャスな船旅でしょ。あん
な豪華なの、想像もしなかったし、ビックリしたよ。
でも、南極船に乗っていたときは・・・食べ物は豪華なんだけれど、
日本食が食べたいとも思ったよ。キッチンがあったら自分で料理し
たよ。贅沢は言わないけれど、インスタント・ラーメンとかね。
和食は最高でしょ。最高だよ。日本に来る外国人も同じこと思うで
しょ。自分の国の料理だよ!
スーパーに行った時、最初は日本にない製品に目が行っていたけれ
ど、今じゃ日本関連のモノがないかばかり探しているよ。やっぱり
食は重要!

●た:
ところで旅に期待しているものって、悠久の時間だけ?

◎キ:
他は・・・、アバンチュールかな。できたらいいね。
というか今、恋をしたい。日本にいる時も同じだよ。旅って言うわ
けじゃないね(笑)。
そうそう、パソコンを覚えたいね。時間あるしさ。なんでも覚えた
いね。

●た:
旅に関係ないね。そんなで良いの?

◎キ:
全然良いでしょ!!
でも本当はちゃんと思っているよ。いろんなところに行けたらいい
な〜って。遊び場所が増えた感じだね。でもまぁ、戻ってくること
もないかな・・・。
酒も安くてさ、酔うことには満足しているけど、本当に飲みたいお
酒は飲んでないよ。高いのは我慢だよ。

●た:
え?
ストイック・アレルギーだ大丈夫なの?

◎キ:
だってさ。高いでしょ。1本の値段で良い宿に泊まれちゃうんだよ。
それはバカバカしいよ。
酒より快適空間を取るよ。安くて清潔な宿が良いけど・・・。かゆ
いのはイヤだし。

●た:
まだ、ダニとか経験してないね。

◎キ:
汗疹で痒いよ。ダニは日本で経験しているからいいよ。最悪だよ。

●た:
旅に期待したいこととかないの?

◎キ:
感動だよ。もっと自然とか見たい。
目がくらむほどの大自然が見たいね。今でも毎日くらんでいるけど
(笑)。
イースター島とか、ボリビアの星空、ウユニ塩湖、カリブ海のリゾ
ート・・・。
エンジェル・フォールズも見たいな。そんなとこだね。

●た:
そんなとこ?
それだけなの?

◎キ:
そんなもんだよ〜。
それは凄いことだよ〜。
日本じゃ絶対に体験できないことをしているわけだしね。

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キーボーはちょっと変わり者なので、普通の人に意見を聞くともっ
とまともな回答がありそう・・・。でも楽天的で前向きだからこそ
旅に出てきたのかな?
何せ本当に決断から旅立ちが早かった。

私が南アフリカにいたときのコト。偶然に何かの用事で電話したら
・・・。
「オレ、会社辞めるからさ、今度・・・行くよ。」
「え?・・・(名にくだらない冗談言ってるんだ、こいつ。)」
「でさ〜、どうやって行こうかね〜。」

その後、3週間には現れた。会社を辞めて、引越しして、クレジッ
ト・カードとかも初めて作って。かなり早いと思う。
キーボーに言わせると、念入りな準備と壮大な計画(妄想?)があっ
たというが・・・。

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創刊日:2005-05-04  
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  • 名無しさん2008/03/08

    今回は、対話形式の会話が面白かった。いつも、感想ばかりなので、たまには他人の感想もありいいのではないでしょうか?