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投資の視点

株式投資は「相場観測力」「銘柄選択力」「売買手法」の3つの能力を、バランスよく身に付けないとうまくいきません。本サイトは、株式投資の基本を勉強しようとする投資家のための支援サイトです。

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2017/11/27

もくじ
<相場見通し>

     ・好業績銘柄の個別物色続く


<今週の推奨銘柄>
      
     タムラ製作所 バリューコマース ヨコオ
                        
<経済の動き> 
    
     ・三菱マテリアル系列3社の不正、三菱グループに打撃
     
                                  
<株式投資のセオリー>
     
     第601回 銘柄選択でボリンジャーバンドの活用                                                    

★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★

<相場見通し> 好業績銘柄の個別物色続く

相場はひと頃の勢いがなくなりやや膠着感が強まっているが、為替でドル円が111円台
前半にまで円高に振れているにもかかわらず、高値圏を維持している。依然先高感は強い
と見ていいだろう。

先週末発表された投資主体別売買動向(11月3週分)を見ると、海外投資家が
3211億円の大幅売り越しとなった。これは先週も本欄で触れた通りヘッジファンドの
11月末決算対策の売りがピークを迎えたためと見られる。

この週は個人が大幅な買越(2353億円)となっており、相場下落時に積極的に押し目
買いを入れたものと見られる。先週は週初で海外投資家の売りも一段落したと見られ、
相場は週後半にかけて強含みに推移した。

海外投資家の買い復活に加え、出遅れていた個人の買いも引き続き見込めるので、今週
も先週の流れを引き継ぎじり高の展開となりそうだ。

相場の上昇力はやや鈍ったとはいえ個別物色の動きは衰えてない。先週は業績好調な
中小型株を中心に値を飛ばす銘柄が目に付いた。物色されているのは、主に今期増額
修正期待の高い銘柄だが、市場の関心は来期に向き始めており、来期も大きく伸び
そうな銘柄にも触手が伸び始めている。

その点で、先週末四季報オンラインで発表された業績予想更新銘柄(これまで更新した
のはまだ分程度と見られるが)のリストが注目される。ここで来期の収益見通しも確認
できるからだ。

ここで発表された数字がほぼ12月発売の新四季報(18年1集)のデータとなるので、
見てない方はすぐにネットで確認してほしい。なお今回の「今週の推奨銘柄」は同リスト
をチェックして有望銘柄を抽出したものだ。


<今週の推奨銘柄>

   6768 タムラ製作所 790円
(選定理由等)
・電子部品関連だがFA関連の側面も持つ。
・先週末発表された四季報オンラインの業績予想更新で来期予想を大幅増額修正
(今期経常利益54億円→来期同64億円)。
・PERの割安感あり。

   2491 バリューコマース 750円
(選定理由等)
・ヤフー系列のネット広告会社(アフェリエイト広告では大手)。
・先週末発表された四季報オンラインの業績予想更新で来期も堅調な伸びを予想。
・ネット企業としてはPER(来期)はまだ割安感あり。

   6800 ヨコオ 1480円
(選定理由等)
・自動車用アンテナが主力だが、半導体関連の側面も。
・先週末発表された四季報オンラインの業績予想更新で今期会社予想を総額修正する
とともに、来期見通しを大幅増額修正(今期経常利益28円→来期同35億円)
・PERの割安感あり。

<経済の動き>

◆三菱マテリアル系列3社の不正、三菱グループに打撃

三菱マテリアルは、子会社の三菱電線工業、三菱伸銅、三菱アルミニウムの3社で、
品質の不正があったと発表したが、海外では三菱グループが不正を行っているかの
ように報道されている。資本関係がほとんどなくとも企業名に三菱という字が付い
ているからだ。

これは、三菱グループの他の企業にとっては大変迷惑な話で、営業面等での影響が
懸念されてれている。今後は企業名をどうするか検討する必要があるだろう。
因みに、海外では系列を離れても同じ名前を企業名に残しているケースはほとんど
ないようだ。

    *     *     *

<株式投資のセオリー>

第601回 銘柄選択でボリンジャーバンドの活用

現在の相場は、全体の動きはやや鈍くなっているが物色意欲は依然旺盛だ。東証
1部の新高値数の推移を見ても、連日100銘柄を越える日が続いている。好業績
銘柄中心に大きく大きく値を飛ばす銘柄が散見される。

このような好業績銘柄が素直に買い上げられる展開の中で、銘柄発掘に威力を発揮
するのはテクニカルチャートのボリンジャーバンドだ。

日足のボリンジャーバンド(13日線を使用)が大きく絞り込んだところが買いの
タイミングとなる。現時点(11月22日)でボリンジャーバンドが絞り込んだ例
を上げると、信越化学のチャートがそのような形となっている。

ただ日足のボリンジャーバンドが絞り込んだ所が全て買いのタイミングとなるわけ
ではない。ボリンジャーバンドが絞り込んだ所はしばしば相場の転機となるが、
上昇に転じる場合もあれば、下落に転じる場合もあるからだ。また、しばらく
横ばい状態を続ける場合も少なくない。

従ってその中で上昇に転じる銘柄を見つける確率を高めるにはいくつか条件が必要
だ。その条件を上げると以下のようになる。

1、週足のボリンジャーバンド(20週線)の形がラッパのように開いた状態と
なっており、その中で株価が上値追いの動きとなっていること。

2、業績が好調であること。さらに直近で収益の増額修正の動きがある等、プラス
材料があればより確実性が増す。

3、物色の流れに乗っていること。現在の相場で見れば、設備投資関連や半導体
関連であれば、上げる確率が高まる。

以上のような条件を備えていれば、間もなく株価は上昇に転じる確率が高いと
いえる。

しかし、このような条件が備わっていてもなかなか上げないとか、中には下げに
転じるものもある。既に高値を打ったような銘柄の場合だ。そのようなケースでは
早めの見切りも必要だ。特に、下値を切り下げるような動きが見えた場合には即切る
ことだ。

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創刊日:2005-04-12  
最終発行日:  
発行周期:週間  
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