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投資の視点

株式投資は「相場観測力」「銘柄選択力」「売買手法」の3つの能力を、バランスよく身に付けないとうまくいきません。本サイトは、株式投資の基本を勉強しようとする投資家のための支援サイトです。

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投資の視点

2017/09/25

もくじ
<相場見通し>

     強含みの展開


<今週の推奨銘柄>
      
     堀場製作所
            
                        
<経済の動き>     
     ・日産陣営の中期経営計画、22年に1400万台販売
     ・アマゾン、法人向け通販開始
     ・訪日外国人、昨年より45日早く2000万人突破
                                       
<株式投資のセオリー>
     
     第593回  RSIを活用した安値の判断                                                      

★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★

<相場見通し> 強含みの展開

先週の相場は週初から2万円台乗せで始まると共に、勢いよく6月20日の年初来高値
日経平均2万318円を抜いてきた。6月から8月にかけて長く揉み合っていた2万円〜
2万200円のゾーンを一気に越えてきたことで、相場には力強さが感じられる。

朝鮮半島の緊張緩和や大型ハリケーンの米本土への影響が懸念されたほどではなかった事
など支援材料となったが、さらに米FRBが年内に利上げすることを示唆したことも追い風
となった。

12月利上げの可能性が高まった事を受けて、ドル・円相場が一時112円台半ばまで
円安が進んでいる。今後、利上げの実現性が高まるにつれさらに円安が進む事が予想され、
相場にとってはフォローの風となりそうだ。

先週は、トランプ大統領の国連総会での演説を受けて、週末に北朝鮮外相が太平洋上で
水爆実験もあり得ると発言が伝わり、やや相場に水をさす場面も見られた。しかし、為替
の動きを見る限り投資家は冷静に受け止めていると見られる。

現時点で、北朝鮮が技術的に水太平洋上で爆実験まで出来るレベルにまで達しているとは
考えらない、というのが軍事専門家筋の見方で、北朝鮮側の発言はかなり脅しの意味合い
が強いと見られる。

年初来高値を一気に抜いてきたことで週末はやや小緩んだが、今週は再度上値を追う
強含みの展開となりそうだ。背景には日本市場の出遅れ感がある。株価と連動性の強い
鉱工業生産指数に比べ、日本株には割り負け感が強い。

物色の方向は、決算発表や新四季報で増額修正に動いた好業績株が中心となるが、為替
で円安が進んでいるため、輸出関連に資金が向かいやすいと見られる。これまでも買われ
てきているが、機械、電気機器などの一段高が期待される。


<今週の推奨銘柄>

  6856 堀場製作所 6250円

(選定理由等)
・新四季報で今・来期(12月決算)増額修正。
・直近でRSI(30日)が30台まで下落し反転(下記「株式投資のセオリー」参照)
・直近高値から約3ヶ月経ち、そろそろ整理完了。


<経済の動き>

◆日産陣営の中期経営計画、22年に1400万台販売

仏ルノー・日産自動車・三菱自動車の三社連合が15日に発表した2022年までの
中期経営計画によると、22年の自動車世界販売台数は16年比4割増の年間1400万台
に達する見込み。恐らくこの時点では世界首位の位置を占めているだろう。

既に三社連合の自動車世界販売台数は17年1〜6月期に527万台となり、独フォルクス
ワーゲンの515万台を抜いて初の首位に立っているが、その立場を固める考えだ。

日産自動車と三菱自動車は電気自動車を手掛けており、それを武器に攻勢をかける考えだ。
今後の方向が見えず、やや停滞感が強くなっているライバルトヨタが、どう動くのか注目
される


◆アマゾン、法人向け通販開始

アマゾンジャパンは20日、法人向けの通販サービス「アマゾンビジネス」を始めたと
発表した。パソコン周辺機器や文具をはじめとするオフィス用品のほか、電動工具や
自動車関連といったニッチな商品もとりそろえるという。

これでモロに影響が出てくるのは、これまで法人向け通販で圧倒的首位だったアスクル。
アマゾンが本格的に動いたらひとたまりもないだろう。アマゾンの新事業進出は、世界的
に「競争環境を破壊する」と恐れられているが、日本の法人向けの通販事業もその仲間
入りをしたようだ。

 
◆訪日外国人、昨年より45日早く2000万人突破

観光庁は9月15日時点で年初からの訪日外国人(インバウンド)が2000万人を
超えた(前年同期比17.8%増)と明らかにした。2016年の2000万人突破は
10月30日で、45日早く過去最速のペースだという。

出発国の内訳(1〜8月)を見ると一位が中国で490万人、二位が韓国で470万人、
三位が台湾で310万人と、近隣3国で約60%を占める。

また、伸びている国の内訳を見ると、一位が韓国で41.7%増、二位がインドネシア
の33%増、三位がベトナムと、これも東アジア諸国が多い。ただ、アジア系以外でも、
カナダが16.8%増、米国12.3%増、豪州11.8%増とそこそこ伸びを示して
いる。

中国で訪日団体観光客の規制が始まったのでその影響が懸念されているが、このままの
ペースで推移すれば17年は年間3000万人弱(16年は2404万人)に達する
見込み。

    *     *     *

<株式投資のセオリー>

第593回 RSI(30日線)を活用した安値の判断

今回はテクニカルチャートのRSIを使って安値銘柄を見つける方法をご紹介しよう。

RSIは相場の過熱感(買われすぎ・売られすぎ)を判断するオシレーター系のテクニ
カル指標のひとつ。つまり高値・安値の判断をするときに使われる指標だ。

RSIの算出の仕方は、一定期間(14日間が一般的)の上昇幅、下落幅の合計から
算出する。

RSI=一定期間の上昇幅合計/一定期間の上昇幅合計+一定期間の下落幅合計

従って、上昇幅、下落幅が大きくなるにつれ、また上昇や下落の動きが連続するにつれ、
RSIは上下に大きく振れやすくなる特徴を持つ。

チャートの一般的な見方は70%以上は買われ過ぎ、30%以下は売られ過ぎとみて、
70%以上のところで反転したところを売りタイミングととらえ、30%以下のところ
で反転したところを買いタイミングととらえる。

FXなどではRSIは盛んに使われているようだが、株式での活用はもう一つ。その
理由はだましがかなり多いからだ。

ただ、期間を14日から30日に延ばすと精度はかなり上昇する。しかし、それでも
RSIのみで買いのタイミングを判断するのは難しい。その他のチェック項目を
いくつか加える必要がある。

RSIを含め、安値判断のチェック項目をあげると以下のようになる。

1、RSI(30日線)が30%割れまで下落し反転

2、業績は増益基調(5%以上の経常利益の拡大が続く)
  ーできるだけ増額修正の動きをしているものが良い

3、200日移動平均線が上昇中で、株価がその上で推移していること
  ー安値を付けるとき瞬間的に株価が200日移動平均線を下回っても可

4、直近高値から2〜3ヶ月経過していること

以上のような条件を満たしている銘柄は、その後上昇する可能性が高い。ただ、難点は
このような条件を全て満たすような銘柄がそう多くはないこと。過去のケースを見ると、
相場全体が急落するような局面でないとなかなか出現しない。

その理由は、業績好調銘柄はRSIが30%割れまで売り込まれるれる事は少ないからだ
(下げの途中で早くも買いが入る)。従って、RSIについては、銘柄の癖にもよるが
40%割れまで基準を緩和して見た方がよい。

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創刊日:2005-04-12  
最終発行日:  
発行周期:週間  
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