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投資の視点

株式投資は「相場観測力」「銘柄選択力」「売買手法」の3つの能力を、バランスよく身に付けないとうまくいきません。本サイトは、株式投資の基本を勉強しようとする投資家のための支援サイトです。

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投資の視点(7/24)

2007/07/23


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投資の視点 Vol.116


                              (毎週月曜日発行)
                              2007年7月24日発行
     ホームページ  http://homepage3.nifty.com/goldfile/

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  もくじ
<相場見通し>
          ・今週は選挙後をにらんだ備えの時期
  
<今週の参考銘柄>
      
      酒井重工 
                
<経済の動き>
     ・まだまだ増える余地ある、BRICsなど新興国株投資
     ・米金利、今後の方向は下げか
     ・迷走続く米デル
     ・順調な成長振り示すミクシィ
     ・NOVA問題で落ち込む英会話市場
                       
<株式投資のセオリー>
     第115回 銘柄選択の基本(17)− 株価パターン(総括)
                          
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<相場見通し>

◆今週は選挙後をにらんだ備えの時期

先週の日経平均は週間で81円安と小動きに終わった。週間でみると、4週連続で100円以内
の小幅な動きが続き、完全に膠着状態に陥っている。参院選を前にして極めて動きづらい
展開となっている。

しかし、市場エネルギーは序々に拡大しつつある兆候が見える。売買代金が3兆円を越える
水準まで回復してきてきた。つれて、大型株の動きも活発化している。鉄鋼や重工、船など
の大型株が軒並み年初来高値を付ける強い動きとなっている。

内容的に見れば、日経平均もいつ2月高値を超えてもいい状況となってきてるが、今週末は
参議院選挙を控えておりさすがに大きくは動けまい。先週末NYが大きく下げたので、
週初は安く始まると見られるが、今週も基本的には個別物色の小動きの展開を予想する。
注目の参院選だが、マスコミ報道をみるかぎり自民党の大敗は避けられない情勢だ。選挙
はフタを開けてみないと分らない面があるが、常識的には過半数割れとなると見たほうが
よいだろう。

相場は既にこの点はかなり織り込んでいると見られるが、十分織り込んでないとすると、
今週波乱が出る可能性がある。ただ、選挙前に波乱あるとすれば、自民党の大敗を織り込
む動きと見てよいと思われる。

気になる選挙後の動きであるが、上記からよっぽどことがない限り(自民党が30議席以下
に留まるなど予想以上の大敗)あく抜けから上昇するものと見られる。選挙結果で自民党
の小幅負けに留まれば、かえってそれを好感し上げに弾みがつくことも考えられる。

となると、今週は選挙後の上げに乗る体制を作っておきたいタイミングだ。最近の物色の
矛先は再度大型株に向かっている。息を吹き返してきたて鉄鋼のほか、重工、機械(建設
機械、工作機械)あたりが狙い目と見る。また、ハイテク関連や自動車関連の大型株にも
妙味がありそうだ。


           *     *     *

<今週の参考銘柄> 

  6358 酒井重工 435円
    
<経済の動き>

◆まだまだ増える余地ある、BRICsなど新興国株投資

『日本からBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)への株式投資が拡大している。
投資信託を含めた株式投資残高は06年末時点で、前年同期比2.3倍の2兆1270億円と過去
最高を更新した。個人投資家が高収益を期待して、これらの国の株式で運用する投信など
の購入を増やしている。今年に入ってからも投資額は増えているもようだ』

(解説)
BRICsへの投資が増えているといっても、日本からの海外株投資総額は約60兆円。
比率にすればわずか3,5%にすぎない。投資の大半は先進国向けとなっているわけで、
日本人の海外株投資はまだまだ安全指向といえる。

今後の経済の成長力を考えれば、もっとBRICsなど新興国への投資額が増えても
おかしくない。利回り指向が強まれば今後は投資が加速すると見られる。

◆米金利、今後の方向は下げか

『バーナンキ米FRB議長は14日の上院銀行住宅都市委員会で証言し、金融政策のかじ
取りに関して「現行のスタンスが持続可能な経済成長と物価上昇率の低下を支える」
と述べ、当面は政策金利を据え置く意向を示唆した。景気の先行きを注視しながらも、
インフレ警戒姿勢を緩めず、利上げ再開に含みを残した』

(解説)
ニュースでは利上げ再開に含みを残したと言っているが、今回の証言のニュアンスを
見る限り、今後の方向としては、金利は引き上げよりは引き下げの動きとなりそうだ。

どうも景気やサブプライムローンのことを考えれば、米国ではこれ以上の引き上げは
無理という見方が強くなり始めている。

◆迷走続く米デル

『米国の調査会社IDCが発表した、4-6月期の世界パソコン出荷台数を見ると、
米デルは上位5社の中で唯一出荷台数が減少し、前年同期比4.9%減となったことが
分った。首位となっているのはHP』

(解説)
デルの退潮が著しい。一世を風靡したデルモデルが、市場の構造変化により色あせて
いる。通信販売一辺倒から店頭売りに重心を移し始めているが、量販店の買い叩きに
会い、思うようにシェアーを伸ばせてない。

創業者であるマイケル・デルが戻ってきて建て直しをはかっているが、依然方向感が
見えない迷走状態が続いている。


◆順調な成長振り示すミクシィ

『交流サイト大手のミクシィは10日、08年3月の単独経常利益は57%増の17億5千万円 
となる見通しと発表した。交流サイトの会員増に伴い広告収入が増加したのが要因。
売上げは85%増の97億円の見込み』

(解説)
米国の同業社に比べるとスケールがあまりに小さすぎて、今後の成長力が危ぶまれて
いたミクシィだが、今回の発表を見ると売上げの伸びも高く、経営基盤はかなり
しっかりした状態になってきたようだ。ブログプラス就職サイトのビジネスモデルが
効を奏しているようだ。

◆NOVA問題で落ち込む英会話市場

『個別指導英会話学校を展開するGABAは18日、07年12月期の単独経常利益が
前期比54%減の6億6千万円になる見通しだと発表した。従来は14億7千万円を見込んで
いた。最大手のNOVAの特定商取引法違反が問題となった2月以降、英会話学校の
イメージが悪化。GABAの新規入会者数も伸び悩むのが響く』

(解説)
英会話市場は、頭打ちから減少に転じ始めていた所にNOVA問題が発生、一層の
生徒離れが起きている。GABAはNOVAとは違って、授業の質の高さを売り物
にしてきたが、大勢には逆らえなかったようだ。起死回生策としてはNOVA買収
という業界再編の手もありそうだが。


       
           *     *     *

<株式投資のセオリー>

第115回  銘柄選択の基本(18)− 株価パターン(総括)

これまで7回にわたり株価パターンについて詳しく説明してきたが、これまで株式
投資において、株価パターンについてはあまり考えて売買してこなかった方も多い
と思う。初めて耳にした方も多かったかもしれない。

しかし、株式投資では株価パターンの理解は非常に重要なことである。そこで、
最後に株価パターンのまとめとして、株価パターンを理解することの重要性について
整理しておきたい。

株式投資において株価パターンを理解する重要性としては次の3点が上げられると思う。

1、株価の動きには一定のリズムや動きの幅があることが理解できる

ほとんどの投資家は株価の動きを予測することは不可能に近いと考えている
(こういう人たちほど株式投資は博打だと考えている人が多いが)。しかし株価
パターンを理解すれば、株価の動きにはある法則性があり、それを学んでいけば
株価の予測はそんなに難しいことではないということを理解していただけると思う。

そして、それが理解できるようになってくれば、株式投資の基本である安値水準で
買って、高値水準で売るというの売買の確率ががより高まってくることになる。

2、業績動向が株価の動きに具体的にどのような形で現れるのかが理解できる

株式投資では企業業績のチェックが大事であるということは皆知っているが、
それでは、具体的には株価にどのように反映されるのかという点(既に反映され
ているのか、それともまだなのかことも含め)はもう一つ明らかにされていると
は言い難い。

その答えがここにある。業績動向は具体的には株価パターンに反映されてくるので
ある。しかも、「業績の水準」より「業績の変化率」のほうが大きな影響を及ぼす
ことに留意が必要だ。

3、銘柄には盛衰があること

これまで見てきたように銘柄ランクは業績の変化や相場動向などによって変動する
ものである。この変動によって株価パターンは当然変わってくることになること
になる。出世株なのかそれとも降格株なのかという見極めが必要となってくる。

このように、株価パターンを学ぶことによって、一見法則性のない動きのように
見える株価の動きが次第に明らかになってくる。これは株式投資では大きい。
株価の動きの予測に大変役立つからだ。

ただ前にも述べたように、株価パターンは必ずしもストレートに出てくるとは
限らない。いろいろな撹乱要因が影響を及ぼし、崩れることも多い。従って、
実際の売買では、他の撹乱要因の影響度合いを加味しながら判断していくことになる。
このあたりの微妙な判断は実践で学んでいくしかない。パターンを頭に入れた上で、
是非実践でためしていただきたい。


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