エゴ・マガ

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松野美並が不定期発行する女性向け同人マガジン。
思いついたときにちゃっちゃと打ち立ての小説を送ります。
WJメインでその時にハマったものをお送りします。
今は銀魂(沖山)とDグレ(ラビアレ)メインです。
もしかしたら携帯の方には向かないかもしれません。



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エゴ・マガ 2

発行日: 03/02

「ラビ」 ふと口に出すと 「何だ アレン」 にこやかな声が返ってきた                 Pair ここのところ、教団はとても忙しい 僕らはエクソシストであるからコムイさん達ほどではないけど それでも、その分任務のあるときは辛いと思う だから基本的に非番の日には 1人で寝るか休むかしているのだけど たまに休みがかぶるとこうして2人 よりそって休むことが多い 疲れているのか 気を使わせてしまっているのか それとも、僕が疲れているのか 気を使っているのか 2人の間で会話が弾むことはそうなかったけれど それらは決して重苦しい沈黙などではなかった 「ちょい珍しいな アレンから声かけてくんなんてさ」 彼は更に続けた 「どした 何かあったさ?」 もぞもぞと毛布が動き、ラビの顔がこちらに向くのがわかった あえてそちらに顔を向けることはしなかったけれど あの両耳のピアスはいつものように光っているんだろうと思った 「大した事じゃないですけど」 僕は一旦言葉を切って続ける 「その耳のピアスって、どこに行ったら開けられるんですか」 「何だ アレンも開けるのか」 彼は少しだけ 意外そうに、そして本当に勿体無さそうに 「勿体無い 俺、アレンの耳たぶ好きなのに」 言った いつのことだったか もう思い出せないけど 幸せそうな2人を見たことがあった それなりに容姿の整った2人であったように思う その道を彼らと逆方向に進んでいた人が皆、振り返るようにして2人を見ていたから 尤も、本当は幸せを手に入れた2人を羨むか妬むかしていたのかもしれない だとしたら、僕もそのうちの1人 幸せそうに歩く彼らの服には一様に同じ模様が入っていた もう殆どどこのことだったのかいつのことだったのか 覚えていないけど その2人の幸せそうだったことは はっきり覚えている 憧れだった 幼き日に見た幸せの象徴 自分もこうなりたい、と確かに思ったことも覚えている それくらい幸せそうだった2人 「僕達、同じ服は着れないでしょう  だから、小さくても、お揃い  お願い です」 あの2人と同じでなくても良い だけど、幸せの形が欲しい 小さくても やっと手に入れた幸せの形が欲しい 「そーか・・けどさぁ、俺、アレンの耳たぶに穴が開くの嫌だなぁ」  それに」 少し笑って 続けた 「これ、俺が選んだやつだろ  それじゃ意味ないよ」 「だけど・・」 「だからさ、今度どっか行って、二人で選ぼう  そのほが 2人の気持ちが入って良いさ」 *** このたびは、このメルマガを登録してくださってありがとうございます。 精一杯頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします。 *** 小説の方は、如何でしたでしょうか。 メルマガ小説配信はこれがはじめてですので、色々と不都合な点も多々あると思います。 もしもご意見・ご感想が御座いましたらどうぞツッコミを入れてやって下さいませ。 それでは、今回はこの辺りで失礼致します。 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。   松野ハミ子 3月1日*2005

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    最終発行日:
    2013/07/18
    読者数:
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