経営

「問題解決」メルマガセミナー!

企業では日々問題が発生しており、利益を圧迫しています。経営トップをはじめ全社員が「問題解決力」を磨くことが大切です。さまざまな問題解決のノウハウを公開します。

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【問題解決メルマガセミナー】何かを変えたら不良が起こる!

2017/06/07

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         ◆◆「問題解決」メルマガセミナー◆◆

   ●この記事の知人、同僚、友人への転送は大いに歓迎です。●

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<ご挨拶>

問題解決の事例やノウハウを公開してまいります。どうか末永くお付き合いをいただくよ
うお願いいたします。

            彩愛コンサルピア代表 下山明央

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         「問題解決力コンピテンシーを磨く!(その11)」

          <第352回>「何かを変えたら不良が起こる!」
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企業は生き物だ。だから毎日のように問題が発生する。それを迅速に解決して再発防止に
結び付けている企業ばかりではない。
未解決の問題が蓄積し、大きなマグマとなり、やがて爆発する。大きな社会問題にまで発
展し、下手をすると廃業や倒産にまで追い込まれる。
本メルマガでは、問題のジャンルは問わず、多くの問題を取り上げ、解決のノウハウを公
開する。

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■ビジネスマンの能力を評価するときの一つの指標が「問題解決力」である。会社で仕事
 をしていればさまざまな問題に遭遇する。それらの問題を上手に解決できなければビジ
 ネスマンとしての存在意義はなくない。ぜひとも問題解決力を身に付けてほしい。■

<今回のメニュー>
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【1】現場では変更は日常茶飯事発生する!
【2】4Mの変更管理の徹底を!
【3】「何かを変えたら不良が起こる」を肝に銘じておく!
【4】今日のポイント
【5】編集後記

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多くの会社では定時に、あるいは臨時に人事異動を発令するだろう。幹部級の人事異動も
あれば、中間管理職、あるいは一般社員(ヒラ)の人事異動もある。

狙いは職場、ひいては会社全体の活性化だ。人(Man)を替えると職場の空気が変わる。改
革の遅れていた職場に改革の芽が吹き出すから不思議だ。だがいいことばかりではない。
これまで問題なかった職場が突然“ダメ職場”になったしまうこともある。全てはリーダ
ーのリーダーシップ如何によるのだ。

他にも変える(替える)と結果が変わる要素がある。やり方・方法(Method)、設備
(Machine)、材料・部品(Material)だ。これらを変える(替える)と必ずと言っていいほ
ど結果(多くの場合、出来栄え・品質)が変化するのだ。

そこで今回は、「何かを変えたら不良が起こる!」と題して解説することにする。



【1】現場では変更は日常茶飯事発生する!

モノ作りの現場では毎日のように何かが変更になる。風邪を引いた、子供が熱を出した
などの理由で作業者が突然休む。するとライン長は作業者の編成替えを行わざるを得な
い。手順書や治工具は同じでも作業者が替われば製品の出来栄えや品質に影響が出る。
はっきり言うと不良が発生する危険性が高まるのだ。

生産技術の担当者が改定した手順書を持ってきて、今日からこれでやって欲しいと言っ
てくる。つまりやり方・方法を変えるわけだ。料理も手順を変えれば出来栄えや味が変
わる。それと同じで製品の出来栄えや品質に大きく影響を及ぼすのだ。

生産技術の担当者が新鋭の設備を導入したて試運転を済ませたから、今日からこのマシ
ンで加工してくれと言ってくる。設備を替えられると同じ作業者が同じように作業して
も微妙に製品の出来栄えや品質に影響が出るのだ。

製品の出来栄えと品質にもっとも影響を与えるのが人の変更である。慣れた作業者が突
然辞めてしまうことがある。辞めないまでも病気や急用で休まれてしまう。好むと好ま
ざるとに関わらず作業者を入れ替えなければならない。交代要員に十分トレーニングし
たつもりでも製品の出来栄えや品質に影響を与えるから注意を要する。



【2】4Mの変更管理の徹底を!

Man、Method、Machine、Materialの変更を「4Mの変更」と称する。

品質管理の世界では「何かを替えた(変えた)ら不良が起きる」のが常識なのである。
にもかかわらず、4Mの変更が生じてもいつものように出発進行と言う会社は多い。つ
まり「製造ロット管理」を実行しないわけだ。

ひとたび不良が発生して選別したり手直しをしなければならない事態になっても範囲を
特定することが困難になる。最悪なのは遡って全てを処置しなければならなくなるのだ。

4Mに変更が生じたなら「製造ロット」を即座に識別できるように、あらかじめルール
を決めておいてロットごとに名称をつけるとよい。そうしておけば不良が発生しても該
当するロットの分だけを処置するだけで済むから被害は最小限に抑えられる。



【3】「何かを変えたら不良が起こる」を肝に銘じておく!

「何かを替えたら(変えたら)不良が起こる」を肝に銘じておくことだ。

やり方・方法を変える場合は、製品の出来栄えと品質をしっかり検証して問題がないこと
を確認してから実行することだ。設備についても同様である。

材料や部品が変わるときはその段階で出来栄えと品質をしっかり検証して問題がないこ
とを確認することだ。

人が替わったときの管理は大変である。例えばある自動車メーカーでは突然トイレに行
きたくなる人もいるし突然体調を崩す人もいる。そんなときのために熟練したリリーフ
マン用意していた。副リーダー格の人がリリーフマンだ。事情があって熟練したリリー
フマンを当てることができず、訓練を兼ねて新人を当てる場合は品質の確認を入念に行
うことだ。



【4】今日のポイント

(1)モノ作りで4Mの変更は日常茶飯事発生するものであること。

(2)モノ作りの現場では4Mの変更管理を徹底して行い、製造ロット管理に反映させ
   ること。

(3)何かを変えたら製品の出来栄えや品質が変わることを肝に銘じておくこと。



【5】編集後記

4Mの変更管理と並んで重要なのが教育訓練である。教育訓練が不十分のまま作業者を
現場に配置してしまう例は多い。しかもサンプルを見せて「この通りやれ」式のやり方
だ。

個人別の教育カルテを作成し、教育訓練を実施した都度、理解度を本人に記載させるこ
とだ。不良が発生すると「教わっていません」、「言われていません」と言うケースが
多い。責任感にも通じるから教育カルテは重要だ。




次回は、「確実な再発防止は動機的原因の究明から!」を解説します。



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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1−20−304
        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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創刊日:2005-02-14  
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