経営

「問題解決」メルマガセミナー!

企業では日々問題が発生しており、利益を圧迫しています。経営トップをはじめ全社員が「問題解決力」を磨くことが大切です。さまざまな問題解決のノウハウを公開します。

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【問題解決」メルマガセミナー】QCストーリーで問題を解決する!

2017/03/08


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         ◆◆「問題解決」メルマガセミナー◆◆

    ●この記事の知人、同僚、友人への転送は大いに歓迎です。●

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<ご挨拶>

問題解決の事例やノウハウを公開してまいります。どうか末永くお付き合いをいただく
ようお願いいたします。

            彩愛コンサルピア代表 下山明央

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       「問題解決力コンピテンシーを磨く!(その5)」

       <第346回>「QCストーリーで問題を解決する!」

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企業は生き物だ。だから毎日のように問題が発生する。それを迅速に解決して再発防止
に結び付けている企業ばかりではない。
未解決の問題が蓄積し、大きなマグマとなり、やがて爆発する。大きな社会問題にまで
発展し、下手をすると廃業や倒産にまで追い込まれる。
本メルマガでは、問題のジャンルは問わず、多くの問題を取り上げ、解決のノウハウを
公開する。

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■ビジネスマンの能力を評価するときの一つの指標が「問題解決力」である。会社で仕
 事をしていればさまざまな問題に遭遇する。それらの問題を上手に解決できなければ
 ビジネスマンとしての存在意義はなくない。ぜひとも問題解決力を身に付けてほしい。■

<今回のメニュー>
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【1】PDCAを回す!
【2】QCストーリーの構成!
【3】今日のポイント
【4】編集後記

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QC(Quality Control)は部品や製品の品質管理だけではない。コストが高すぎる問題や納
期遅延に関する問題もある。事務部門には事務手続きのミスが大きな問題に結びつく例
も多い。売り上げが伸びない問題や利益が伸びず、赤字になってしまう問題もある。

全ての問題がQCの範疇と考えることができる。企業活動では、ありとあらゆる問題を解決
しなければならない。問題解決は何人かでチームを編成して一定期間活動しながら解決す
るほうが効果的だ。しかも問題解決を通してチームのみんなが勉強するから教育的効果も
大きい。さらにはチーム力が高まり、連帯構築力が芽生える。

チーム活動の例としてかつては「小集団活動」が盛んだった。その小集団を「QCサークル」
と称していた。組織を横断するような大きな問題なら「PJ(プロジェクト)活動」を推奨す
る。呼び名はどうでもいいが、問題解決は「QCストーリー」に載せて活動することで組織
力も強くなる。

そこで今回は、「QCストーリーで問題を解決する!」について解説することにする。



【1】PDCAを回す!

PDCAとはPlan Do Check Actionの略だ。「計画→実行→進捗・結果の評価→歯止め・反省」
と言う意味に解釈してほしい。この考え方を「管理のサークルを回す」と称する。

何かを実行しようとする場合、必ずやこのPDCA、つまり管理のサークルを回してほしい。
これから解説するQCストーリーもPDCAを回すように構成されている。



【2】QCストーリーの構成!

前述したように問題解決は「QCストーリー」に載せて活動すると活動のプロセスも明確に
なり、後々も大いに参考になる。

(1)チームの結成と活動テーマの選定
まず、チームを結成し、「ユニークなチーム名」を付けるとよい。そしてメンバー全員で
議論し、活動テーマの候補を列挙してみる。いくつか挙げられた候補をいろいろな角度か
ら検討してテーマを決定する。前回解説した「重点志向」することも大切だ。

(2)三役の任命
自薦、他薦で結構だが、チーム活動を円滑に進めるための三役を任命する。リーダー、書
記、発表者だ。発表者は活動終了後に社内発表会などで成果を発表する役割も担う。

(3)目標設定
テーマが決まったならどこまでよくするか、目標値(極力数値目標)を決めることだ。例え
ば今の不良発生率10%を半減するなど。

(4)要因分析
次に10%も発生している不良内容をパレート図で表現し、例えば上位3項目を無くせば全体
の不良を半減できると言ったことを確認し、上位3項目の不良の要因を分析する。このと
きよく使われるのが「特性要因図」であり、別名「Fish Bone Chart(魚の骨)」と呼んでい
る。「特性要因図」の大項目(大骨)は、材料・部品(Material)、設備・治工具(Machine)、
方法(Method)、人(Man)+教育訓練(Education)になる。

特性要因図が完成したらたくさん挙がった要因の中からこれまでの経験と英知を絞って本
命の要因に絞り込むことだ。

(5)活動スケジュール
活動計画を立ててみんなで活動するわけだが、「ガントチャート」が役に立つ。縦軸に活
動項目、横軸に活動期間を点線で書き入れ、後で実績を実線で記入していく。当然各項目
の主担当を決めなければならない。

活動期間はおおむね半年程度にするとよい。短すぎると時間が足りなくなるし長すぎると
緊張感に欠ける恐れがあるからだ。

(6)進捗管理
フォローアップは週1回ぐらいはやることだ。フォローアップがないと、つい活動をサボっ
てしまう。活動の途中で予期せぬ問題が発生したり遅れが生じることがある。みんなで話
し合って解決することが望ましいが、リーダーがヘルプしなければならないこともある。
リーダーにかかる負担は大きいからリーダーはストレス耐性のある人がふさわしい。

ガントチャートの計画に実線で実績を書き込み、進捗を追いながら目標達成を目指してい
く。

(7)活動経緯の記録
活動の経緯を記入する欄をあらかじめ設けておき、経緯を時系列的に記入していく。途中、
いくつかの壁にぶつかるだろう。どのように壁を乗り越えたかも記録しておくことだ。

目標を達成できれば自信にもつながり、メンバー全員が成長する。うまくいった内容はマ
ニュアルに落とし込んで全社に発信し、共通の財産にすることをお勧めする。

よしんば目標が達成できなかったとしても反省して次に繋げることを考えればよい。この
反省が極めて大事だ。反省の上に立ってスパイラルアップの活動を繰り返すことで問題解
決力が磨かれていく。

(8)結果(成果)の発表

目標を達成できてもできなくともみんなの前で発表する機会は是非ほしい。発表すれば聴
き手から有意義な意見やアドバイスを頂けるからだ。



【3】今日のポイント

(1)小集団活動、PJ(プロジェクト)活動、経営計画の推進など何かを実行する際にはPDCA
   を回すこと。

(2)PDCAを回すに際しては、今回解説したQCストーリーが役立つこと。多くの会社では
   テンプレートを用意していて、標準化していること。

(3)QCストーリーに載せて活動するに際して、パレート図、特性要因図、ガントチャー
   トなど有意義な手法を活用すること。

(4)活動に際しては必ず目標値(極力数値目標)を決めて活動すること。



【4】編集後記

近年、小集団活動は下火になっている。正社員、派遣社員、パート・アルバイトなどが入
り混じって仕事をするようになり、忠誠心も職場の人間関係も希薄になった。チームを結
成して同じ目標に向かって活動するにしてもやりにくさがあるわけだ。

「そのような小難しい活動は正社員の方がなさるべきじゃないですか」と言われるとそれ
以上のことは言いづらい。そんな環境の中でさまざまな問題、トラブルが発生している。



次回は、「生産性向上のためのモチベーションアップの秘策!」を解説します。



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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1−20−304
        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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メルマガ情報

創刊日:2005-02-14  
最終発行日:  
発行周期:隔週  
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