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「問題解決」メルマガセミナー!

企業では日々問題が発生しており、利益を圧迫しています。経営トップをはじめ全社員が「問題解決力」を磨くことが大切です。さまざまな問題解決のノウハウを公開します。

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【問題解決メルマガセミナー】企業の体質カイゼンが遅々として進まない!

2013/12/25

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         ◆◆「問題解決」メルマガセミナー◆◆

    ●この記事の知人、同僚、友人への転送は大いに歓迎です。●

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<ご挨拶>

問題解決の事例やノウハウを公開してまいります。どうか末永くお付き合いをいただ
くようお願いいたします。

             彩愛コンサルピア代表 下山明央

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     <第270回>「企業の体質カイゼンが遅々として進まない!」


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企業は生き物だ。だから毎日のように問題が発生する。それを迅速に解決して再発防止
に結び付けている企業ばかりではない。
未解決の問題が蓄積し、大きなマグマとなり、やがて爆発する。大きな社会問題にまで
発展し、下手をすると廃業や倒産にまで追い込まれる。
本メルマガでは、問題のジャンルは問わず、多くの問題を取り上げ、解決のノウハウを
公開する。

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■問題の発生原因には、二つある。一つは「直接原因」で二つ目が「動機的原因」であ
 る。この二つの切り分けを行い、「動機的原因」を追求して再発防止対策を講じれば、
 同じ問題・類似の問題の発生に歯止めがかかり、問題の発生頻度も激減する。「動機
 的原因」の追求こそが大事なのだ。■

<今回のメニュー>【異業種にこそ、ヒント山積!】
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【1】企業体質のカイゼンが進まない原因を考える!
【2】企業体質をカイゼンするための方策!
【3】今日のポイント
【4】編集後記

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企業の不祥事が起こるたびに「企業体質」の問題だとマスコミは記事に書きたてる。し
かし、マスコミがそんなことを言っている場合ではない。マスコミ各社も次々不祥事を
起こしている。人のことを記事に書く前に自分たちの体質をカイゼンすべきだと思うの
だがどうだろうか。

「企業体質」を計るモノサシとしてどんな項目が考えられるのだろうか。

我々人間も人によってさまざまな体質を持っている。食物アレルギー体質の人は、食べ
物に注意しなければならない。花粉症に弱い人は、毎年春先は地獄の日々を送らなけれ
ばならない。企業においてもさまざまな体質と言うものがあって一筋縄ではいかない。
そこで「企業体質」をどんなモノサシで計ればいいのかを考えてみたい。

人によって考え方や見解が異なるが、モノサシを次の5項目で考えてみたい。

(1)問題は何かを掴めるかどうか・・・問題把握力
(2)計画を重視できるかどうか・・・計画重視力
(3)プロセスを重視できるかどうか・・・プロセス重視力
(4)重点志向できるかどうか・・・重点志向力
(5)システム志向できるかどうか・・・システム志向力

基本的な話だが、「問題が何か」を掴むことができなければ本質を突いた問題解決はで
きない。「問題把握力」が弱いから対策は「対症療法」に終わってしまう。いずれ再発
となるわけだ。そして度々繰り返すことになる。

「計画」を“お飾り”程度に考えていては強い企業にはなれない。例えば以前採り挙げ
た「経営計画」然りである。5W1Hで第一線の社員が行動できるアクションプランにう
まく落とせないのだ。「計画重視力」が弱いから、その結果「殿様火の用心、足軽火の
用心」で成果はゼロになってしまう。

たとえ結果が失敗だろうと成功だろうと「プロセス重視力」は重要だ。どのようなやり
方で失敗したのか、あるいは成功したのか、ここをしっかりと押さえておかなければ反
省の材料もなくなってしまう。「プロセスは問わない、結果が全て」と言う人もいるが
それは違うと思う。

あれもやりたい、これもやりたいと欲張りな経営トップは多い。何をやるにも経営資源
が必要だ。中でも「人」の問題は大きい。やりたくともやれない原因の多くの部分を
「人財不足」が占めている場合が多い。「重点志向力」はそのためにも重要なのだ。や
りやすいものからやると言う考え方もいけない。会社として取り組む場合は、まず最重
要課題である「ボトルネック」から取り組むべきだ。

「システム化・仕組み化」がなされず、我流・オレ流が横行していては効率が悪いばか
りか、一貫性が得られず、当然成果も上がらない。そういう意味で「システム志向力」
は重要なモノサシだ。



【1】企業体質のカイゼンが進まない原因を考える!

「企業体質」は創業時からの伝統の積み重ねであるだけにカイゼンは容易ではない。
そこで、「企業の体質カイゼンが進まない」原因を考察してみることにする。


【直接原因】

(1)骨のある社員を異端児扱い

忠誠心旺盛な取り巻き役員で固め、忠誠心のある社員を重宝する経営トップの哲学は企
業の体質カイゼンの大きな壁になっている。

「イエスマン的社員」や「指示待ち社員」は上から見れば使いやすく、優等生社員に見
えるから出世が早い。だがこのような人が出世して社長になると多くの場合、会社の業
績が低迷して一大危機に陥る。そしていつも再建するのは異端児扱から這い上がった社
長だ。


【動機的原因】

(1)経営トップが企業体質のカイゼンに関心が薄いか無関心。(前提認識不足)

(2)経営トップが企業体質のまずさに気づいていないか気づこうとしない。
   (意識不動)

(3)伝統的ワンマン経営で、社員が物申せる環境にない。(前提条件の欠如)



【2】企業体質を改善するための方策!

特に「動機的原因」に掲げた内容に対してカイゼンのメスを入れることが大切だ。

(1)経営トップが企業体質のカイゼンに強い関心を持つ。

関心を持てと言われてもそう簡単に持てるものではないだろう。そこで、事故や不祥事
を起こし、お詫び記者会見でお詫びしている他企業の経営者を自分とダブらせて見るこ
とをお勧めしたい。

例えば、カネボウ化粧品を考えてみてほしい。ブランドイメージが低下し、売上げが低
下する。損失金額は莫大で、連日マスコミに追いまくられることも苦痛だろう。「自分
は、あのようなことは経験したくない」と考えてもらうのが手っ取り早いように思うか
らだ。

(2)経営トップが企業体質のまずさに気づくこと

気づくためには、チェックシートに基づき、現在の自社の企業体質のレベルを評価して
みることをお勧めする。

「問題の把握力」、「計画の重視力」、「プロセスの重視力」、「重点志向力」、「シ
ステム志向力」について5点法でも10点法でもいいから採点してみることだ。その低さに
まずは驚いてほしい。

(3)社員が物申せる環境を作ること

急に「何でも言え」と言われても社員は困惑するだろう。例えば経営理念、ビジョンを
再構築して、全社員に声高に宣言することだ。

経営トップは現場に足を運び、社員と繰り返し対話することだ。社長直送メールと言う
のがあってもいい。厳しい意見を言ってくれる社員こそが真に会社思いの社員であるこ
とにきっと気付けるはずだ。



【3】今日のポイント

(1)「企業体質」を計るモノサシを理解すること。

(2)今回採り挙げたモノサシ以外に独自のモノサシを考えて追加すべきこと。

(3)「企業体質」のカイゼンが進まない動機的原因を今回の記事を参考に、分析する
   こと。

(4)「イエスマン」や「指示待ち社員」こそが劣等生と位置づけ、一見「異端児」と
   思しき社員の意見に耳を傾けてみること。



【4】編集後記

企業の体質カイゼンは、「ヤクザが足を洗うよりも難しい」と思っていただいて間違い
ない。それが証拠に「わが社は体質カイゼンをやるぞ」と叫んでやり始めた多くの企業
が、途中で挫折して元の木阿弥になっている。

根気強く、時間をかけて取り組むことが必要だ。諦めずに継続すれば、ある時点から体
質カイゼンの加速度が付く。



次回は、「企業風土の改革が進まない!」を解説します。



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        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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