経営

「問題解決」メルマガセミナー!

企業では日々問題が発生しており、利益を圧迫しています。経営トップをはじめ全社員が「問題解決力」を磨くことが大切です。さまざまな問題解決のノウハウを公開します。

全て表示する >

【問題解決メルマガセミナー】使い捨てライターによる相次ぐ火災焼死事故を斬る!

2010/09/22


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■□■□■■□■□■□■□■

         ◆◆「問題解決」メルマガセミナー◆◆

   ●この記事の知人、同僚、友人への転送は大いに歓迎です。●

************************************

問題解決の事例やノウハウを公開してまいります。どうか末永くお付き合いをいただく
ようお願いいたします。

            彩愛コンサルピア代表 下山明央

************************************
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■□■□■■□■□■□■□■

<第185回>「使い捨てライターによる相次ぐ火災焼死事故を斬る!」

==================================

企業は生き物だ。だから毎日のように問題が発生する。それを迅速に解決して再発防止
に結び付けている企業ばかりではない。
未解決の問題が蓄積し、大きなマグマとなり、やがて爆発する。大きな社会問題にまで
発展し、下手をすると廃業や倒産にまで追い込まれる。
本メルマガでは、問題のジャンルは問わず、多くの問題を採り挙げ、解決のノウハウを
公開することにする。

===================================

■問題の発生原因には、二つある。一つは「直接原因」で二つ目が「動機的原因」であ
 る。この二つの切り分けを行い、「動機的原因」を追求して再発防止対策を講じれば、
 同じ問題・類似の問題の発生に歯止めがかかり、問題の発生頻度も激減する。「動機
 的原因」の追求こそが大事なのだ。■

<今回のメニュー>【異業種にこそ、ヒント山積!】
=================================

【1】なぜ使い捨てライターによる火災焼死事故がなくならない?
【2】使い捨てライターによる火災焼死事故を防止するための方策!
【3】今日のポイント
【4】編集後記

=================================


平成22年4月3日、北海道での車両火災で幼い子供4人が焼死!

平成22年4月4日、宮城県で夫婦がスーパーで買い物中に駐車していた車両で火災が
発生、幼い子供2人が煙を吸って病院に運ばれ危機一髪で助かる!

平成22年4月8日、川崎市のマンション火災で幼い子供2人が焼死、祖母は意識不明!

原因はいずれも使い捨てライターが原因と報じられている。昔は「マッチ一本火事の元」
だったが今は「ライター一個火事の元」というわけだ。

聞くところによるとマッチを製造しているメーカーは姫路市近郊に数社残っているだけ
で大半が倒産したり廃業しているという。生き残っているマッチメーカーもマッチだけ
ではやっていけず、副業として細々と営業しているそうだ。

タバコを吸う人は大概複数の使い捨てライターを持っていて家庭内のテーブルの上や車
の中に無造作に置いてある。タバコを吸わない家庭でも仏壇に使い捨てライターが置い
てある。幼い子供は大人がライターを使う様子をいつも見ている。好奇心があるから当
然火遊びの道具になるわけだ。

そこで今回は使い捨てライターによる火災焼死事故に対する原因、対策を検証してみる
ことにする。



【1】なぜ使い捨てライターによる火災死亡事故がなくならない?

私はタバコをやめて一年以上が経つ。しかしあっちこっちの引き出しには使い捨てライ
ターがある。仏壇にも置いてあってロウソクやお線香に火をつけるときは使い捨てライ
ターを使っているが使う頻度が限られるためなかなか使い捨てライターが減っていかな
い。

幼児のいる家庭では使い捨てライターをテーブルに無造作に置いてあったり車内にも置
いてある光景をよく見るが危険この上ない。


【直接原因】

なぜ使い捨てライターで火災が発生し焼死事故に至るのか、その直接原因を考えてみよ
う。

(1)ライターでの火遊び

「火遊び中に可燃物に着火して火災が発生。引火性の高いものに次々燃え広がり、逃げ
遅れる」という構図だ。主語は幼児、子供そして認知症の老人(ボケ老人)も念頭にお
いておく必要がある。悲惨な事故が起こってしまってから火遊びを悔いても「とき既に
遅し」ということだ。


【動機的原因】

なぜ使い捨てライターで火災が発生し焼死事故に至るのか、その動機的原因を考えてみ
よう。

(1)不安全状態の形成(前提条件の欠如)

火災に限らず事故は不安全状態が形成されて放置されることにある。ハインリッヒの法
則によれば一つの大事故の前に29の危機一髪があり300のヒヤリ・ハットあるという
ものだ。別名「ヒヤリ・ハットの法則」とも言われている。

例えば飲酒運転を300回やれば29回のかすり傷程度の接触事故(危機一髪)があり、
一回は壊滅的な大事故になるというわけだ。

使い捨てライターを幼児の目に留まったり手の届くところに置いておけばハインリッヒ
の法則に従う。使い捨てライターによる火災は年間何と約17,000件も発生しているとい
うから驚く。

(2)火の怖さを教え込まない(意識不動)

マッチ隆盛の時代にも幼児や子供の火遊びによる火災焼死事故はあった。子供には火の
怖さを教え込み、幼児には火を顔のそばに近づけて怖さを教えたものだ。いまはそのよ
うな躾もあまり行われていない。怖さを知れば抑止力になるのに教えないのだ。

(3)使い捨てライターの安全基準が業界任せ(前提条件の欠如)

海外では使い捨てライターに安全装置が義務付けられている国も多い。ロックを解除し
ないと着火しない。だが残念ながら日本にはそのような規制がなかった。これだけ事故
が頻発しているのに行政も動かなかった。便利な製品も一歩間違えれば凶器になるとい
うのに。


【2】使い捨てライターによる火災焼死事故を防止するための方策!

特に「動機的原因」に掲げた項目に対して対策を講じることが大切だ。

(1)不安全状態を形成しない

不安全状態とはどのようなことを指すのかを考えてみたい。まず使い捨てライターを幼
児や子供の手の届くところに放置する状態だ。これを絶対になくさなければならない。

アメリカのUL規格、カナダのCSA規格などに合格した材料は難燃性でかつ自己消化
性(燃え広がらず自然に炎が消える)である。アメリカやカナダに輸出する家電品に使
われる材料はその規格をクリアすることが義務付けられている。

ところが家の中、車の中などには燃えやすいもの、引火性のあるものがたくさんあるこ
とを認識しなければならない。紙類、衣料品などは燃えやすくしかも有害ガスを発生さ
せるものが多い。だから極力そのような燃えやすいものは火を使う場所の近くには置か
ないように注意することだ。

(2)火の怖さを教え込む

「地震、雷、火事、オヤジ」。子供のころ怖いものの順番をこのように教えられた。と
ころがオヤジはとっくにリストから消えた。今は「地震、雷、火事、竜巻、濁流」とい
ったところか。火事以外は自然災害で避けるのが難しいが火事だけは不安全状態をなく
せば避けられる。ライターの火を幼児の顔に近づけ、怖さを教え込むのも一つの方法だ。
子供には事あるごとにライターを持ち出したり使ったりしないよう叩き込むことだ。

(3)使い捨てライターの安全基準を作る

日本の使い捨てライターは誰でもどこでもワンタッチで着火できる。買っても100円以
下、多くの場合粗品としてただでもらえる。安全装置を設ければコストがかさむ。業界
としてはやりたくないわけだ。経済産業省はやっと重い腰を上げ、来年夏から既存のラ
イターの販売を禁止し、子供が簡単に着火できない「チャイルドレジスタンス」を導入
することを義務付けた。



【3】今日のポイント

(1)火災に限らず、不安全状態を形成しないこと。幼児や子供の手の届くところに使
   い捨てライターを無造作に置かないこと。

(2)日ごろから幼児や子供に火の怖さを教え込むこと。

(3)経済産業省は遅ればせながら子供が簡単に着荷できない「チャイルドレジスタン
   ス」を導入するよう業界に義務付けたこと。行政に頼らず業界自ら安全機構を設
   けてほしかったこと。



【4】編集後記

この冬、老人ホームでストーブの回りに洗濯物を干していて火災が発生し多数の焼死者
を出した。これすなわち不安全状態の形成である。常識では考えられないと思うだろう
が、実はストーブの回りに洗濯物を干す人は多い。冬場の洗濯物の乾燥は一般の家庭で
も悩みの種になっており、一般家庭の火災の原因にもなっている。不安全状態の排除に
対するPRが足りないように思う。

−−−PR−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−PR−−−

*著書ご購入の方に「セミナー、講演」の資料をCD−Rにて無料サービス!*

【コンピテンシーの基礎を学びたい人にお勧めなのはこの一冊!】
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門(副題:仕事のできる人
の集団に生まれ変わる法)」◆書店より1割安く消費税、送料当方もち!◆
お申し込みはこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/book.html

*著書ご購入の方に「セミナー、講演」の資料をCD−Rにて無料サービス!*
「人材マネジメントセミナー」収録内容の詳細はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/seminor3-cd.html

==============================

なお、希望の方には、こちらの資料もプレゼントします!!
「顧客満足度強化策」収録の詳細はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/semi.no3-cd.html
「品質管理強化策」と「5S運動の進め方」収録内容の詳細はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/semi.no2-cd.html
「営業力強化とコンピテンシー」 詳細はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/eigyoseminor-cd.html
「マネジメント強化とコンピテンシーの基礎」 詳細はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/semi.no1-cd.html

注:CD−Rのみご希望の方へは1,000円でお送りいたします!


次回は、「身がドロドロに溶けた鮭の切り身を宅配するコープを斬る!」を解説しま
す。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

本メールマガジンは「まぐまぐ」と「melma」を通して発行しております。
「まぐまぐ」での登録・退会はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag3.html 
「melma」での登録・退会はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag4.html

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19−29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央

*************************************************************************

この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」好評発売中!詳細はこち
らから⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/book.html

*************************************************************************

メルマガ「仕事のできる人の集団作り戦略」登録はこちら
⇒ http://www.melma.com/backnumber_59181/

メルマガ「コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる」登録はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag2.html

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2005-02-14  
最終発行日:  
発行周期:隔週  
Score!: 87 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • 名無しさん2010/09/22

    最近、質が落ちたように感じます。



    言葉使いにも気になる所が多々。

    人が無くなっているのに、配慮に欠けるかと。