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企業では日々問題が発生しており、利益を圧迫しています。経営トップをはじめ全社員が「問題解決力」を磨くことが大切です。さまざまな問題解決のノウハウを公開します。

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「問題解決」メルマガセミナー!

発行日:12/28

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          ◆◆「問題解決」メルマガセミナー◆◆

      ●この記事の知人、同僚、友人への転送は大いに歓迎です。●

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ご挨拶

今年最後の配信となります。
読者の皆様にとって今年はどんな一年でしたか。
多くの方から質問や励ましの言葉を頂きましてありがとうございました。
このメルマガが皆様の問題解決にお役に立てたことと思います。
年明けは1月11日から配信いたします。
どうか皆様よい年をお迎えくださいませ。

        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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<第41回>「掛け声倒れの5S!」
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企業は生き物だ。だから毎日のように問題が発生する。それを迅速に解決して
再発防止に結び付けている企業ばかりではない。
未解決の問題が蓄積し、大きなマグマとなり、やがて爆発する。大きな社会問
題にまで発展し、下手をすると廃業や倒産にまで追い込まれる。
本メルマガでは、問題のジャンルは問わず、多くの問題を取り上げ、解決のノ
ウハウを公開することにする。

===================================

■問題の発生原因には、二つある。一つは「直接原因」で二つ目が「動機的原
 因」である。この二つの切り分けを行い、「動機的原因」を追求して再発防
 止対策を講じれば、同じ問題・類似の問題の発生に歯止めがかかり、問題の
 発生頻度も激減する。「動機的原因」の追求こそが大事なのだ。■

<今回のメニュー>【異業種にこそ、ヒント山積!】
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【1】なぜ掛け声倒れの5Sになるのか?
【2】5Sを定着させるための方策!
【3】今日のポイント
【4】編集後記
【5】相談コーナー・・・今回はお休みです。
【6】相談したい「問題」を募集!

=================================

5Sにトライしているがなかなかうまくいかないといったメールでの相談を度
々受ける。事実、多くの工場に伺ってみるとポスターはいたるところに貼り出
されているがうまくいっていない工場は多い。

何もメーカーに限った話ではない。ホワイトカラーの職場でも工場同様「もの
探し」、「歩行」、「運搬」などのムダは多い。

しかし、あまり気に留めている様子はない。会社にいれば仕事をした、事務所
にいれば仕事をしたとでも思っているのだろうか。「もの探し」も「歩行」も
「運搬」も仕事のうちと思っているに違いない。

だけどそれらは全てムダとして捉えなければならない。つまり、「5Sは費用
の掛からない合理化の特効薬」と位置づけることが全ての出発点になる。

【1】なぜ掛け声倒れの5Sになるのか?

5Sがうまくいかない原因は、5Sの正しい意味を理解していない点に遡る。

例えば経営トップや幹部が社員に向かって「明日大事なお客さんが見えるから
よく整理、整頓しておけ」と命じる場合がある。ここで言っている整理、整頓
は見た目きれいにして掃除をしておけということだ。

「5Sの徹底」、「整理、整頓の徹底」などのポスターを会社のあっちこっち
に貼り出している会社は多い。しかし、そこで働いている人たちはいつ掃除し
たかも分からないほど薄汚れた機械で作業している。機械の周りには素性も分
からない工具や材料、部品が散乱している。でも平気だ。トップや幹部が注意
をしたりお手本を示すこともない。ただ朝礼などでハッパをかけるだけだ。

相変わらず不良は発生し、手違いによる混入などのミスも多い。5Sが徹底さ
れていれば不良やミスは激減し、「もの探し」、「歩行」、「運搬」が激減す
るから機械や人の稼働率が向上し、生産性が飛躍的に向上するはずなのにその
効果が得られていないのだ。いや自ら大きな効果を逃がしていると言ったほう
がいい。

「5S」がうまくいかない原因を追求して対策を講じることが大切だ。

【直接原因】

(1)取引先などからの外圧で5Sを掲げた。

ISO9001やISO14001ブームも下火になったような気がする。しかし多くの中小企
業は取引先親企業からの外圧で渋々認証を取得した会社は多い。

このような会社は更新監査が近くなるとあわててデータを捏造したりする。そ
れが証拠にISO9001を取得しているのに相変わらず不良が多く、納期もコストも
カイゼンされていない。やり始めた動機が不純なだけに取り組みにも熱が入ら
ないというわけだ。

5Sも似たようなもので、引先親企業から「5Sもやってないのか」と叱られ
て形だけやっている会社は多い。

(2)他社が5Sで効果を上げたというのでやってみようと思った。

経営者の集まりや講演会などで話を聴き、金が掛からないのならやってみよう
と思う経営トップも多い。しかし、トップ自身も社員も「忙しいから」という
口実でそのうち自然消滅してしまう。

5Sに限らないが「忙しくてやれない」という声は多い。会社が暇になったら
やるということらしい。だが、会社が暇になったときは、会社は倒産してなく
なっているのだ。

【動機的原因】

(1)経営トップが5Sを導入する目的、意義を認識しない。(前提認識の欠
   如)

日本電産の永守社長は経営破綻した会社を買収し、たちどころに再建を果たし
ている。その根幹をなす手法は「3Q6S」だ。

3Qとは三つのQuality(品質)だ。「いい社員、いい会社、いい商品」という
わけだ。いい社員がいればいい会社になり、いい会社になればいい商品を生み
出せるという単純明快なセオリーなのだ。

6Sとは5S+1SでもうひとつのSは作法だという。作法は私流に言えば「
ビジネスマナーや接客コンピテンシー」ということになる。

5Sは経営のツールの一つだ。つまり、社員を活性化させ、経営を活性化させ
る目的があるのだ。大事なお客が見えるから整理、整頓とはわけが違う。

(2)経営トップやキーマンが5Sの導入法や進め方を勉強しない。(意識不
  動)

5Sの基本を勉強もせずに、たかが整理、整頓ぐらいに考えている経営トップ
は多い。ポスターを貼り、朝礼でハッパをかければ進むものではない。

(3)5Sで得られるアウトプット(効果)は何かを認識していない。(前提
  認識の欠如)

5Sを定着させればどんなアウトプットが得られるのかを認識していない経営
トップも多い。おぼろげに生産性が上がってくれればくらいに考えている向き
がある。

生産性は30%向上、不良は3分の1に激減、在庫の半減、フロアの余剰スペ
ース莫大、棚や文房具類まで余剰が出るなどはかり知れない効果が期待できる
のに。

(4)仕事と5Sを切り離して考えてしまう。(前提認識の欠如)

暇なときに5Sをやり、忙しくなれば元の木阿弥というのでは5Sに限らず進
展しない。仕事の一環として日々実践しなければならない。しかし、多くの会
社では「忙しくてやってられない」を許してしまっている。

【2】5Sを定着させるための方策!

特に「動機的原因」に掲げた項目に対して対策を講じることが大切だ。

(1)経営トップの意思決定と5Sを導入の宣言

何を導入する場合にもトップの強い意思決定と社員へのメッセージが大切だ。

日本電産の永守社長のように経営のツールとまでいかなくとも
例えば「仕事の生産性30%アップと不良の撲滅を図るために5Sを導入する」
と決断し、幹部を説得し全社員にメッセージすることだ。

このメッセージのように導入の当面の目標が掲げられているほうが理解されや
すい。

(2)経営トップやキーマンが5Sの導入法や進め方を勉強する

5Sの進め方にはセオリーがある。

事務局の設置は重要だ。そして事務局が「5Sの勉強会」を開催するなどして
手法をよく理解しなければならない。

例えば「整理」、「整頓」の定義を理解することは大事だ。
「整理」とは要るものと要らないものとが明確に区分けされた状態を言う。「
整頓」とは要るものが誰にでも直ぐに取り出せる状態を言う。整列や陳列とは
意味が全く違うのだ。

手法としては
「赤札作戦」や「看板(識別)作戦」が重要だ。
事務局や5S推進委員が職場を巡視して、当面不要と思われるものに赤札を貼
っていく。「それは使う予定がある」などと抵抗するものがいる。だからクー
ルに赤札を貼っていく。後で評価し、ふるいに掛ければいい。次に看板(識別)
作戦でアドレスや置き場、ものへの表示をし、誰にでも分かるようにすること
だ。この場合、レイアウトも同時並行してカイゼンしていくことになる。

(3)5Sで得られるアウトプット(効果)は何かを認識する

「もの探し」や「歩行」、「運搬」は激減する。さらにつまらない作業のミス、
混入不良も激減する。生産性は瞬く間に30%以上向上する。これらのアウト
プットを想定してアクションプラン(行動計画)を立てて実践することだ。

(4)5Sは仕事の一環として活動する

仕事と5Sを切り離して考えるから忙しくやってられないなどと甘えを許して
しまうのだ。5Sは仕事の一環として実践するよう躾けることが大事だ。

【3】今日のポイント

(1)「大事なお客が見えるから整理、整頓しておけ」というのは5Sではな
   いということ。

(2)5Sを導入推進する目的や意義を明確にし、トップが宣言をし、社員に
   メッセージすること。

(3)事務局の設置に始まり、5Sの勉強会などを主催し、会社ぐるみで共通
   の認識を持つこと。そして5Sの定義や手法を身につけること。

(4)5Sで得られるアウトプットを認識し、アクションプランを立てて実践
   すること。

(5)5Sと仕事を切り離さず仕事の一環として取り組むように躾けること。

【4】編集後記

社員の実働時間は「稼働時間」と「不稼動時間」に分解される。「不稼働時間」
は「もの探し」、「歩行」、「運搬」などと定義することが大事であること。

次に「稼働時間」は「金になる稼働時間」と「金にならない稼働時間」に分解
される。「金にならない稼働時間」は不良の発生で飛び回る時間が最たるもの
だ。選別、手直し、再製作、対策に要する時間は莫大だ。その上材料費もかさ
む。さらには顧客の信頼を失い業績不振に陥る。

つまり「5Sは費用の掛からない合理化の特効薬」になりえるのだ。

5S導入の支援、承ります。
ご相談は⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp まで


【5】相談コーナー・・・今回はお休みです。


【6】相談したい「問題」を募集!

相談したい問題を募集します。アドバイスします。本メルマガに掲載させてい
ただく場合があります。その場合は、匿名で掲載しますからご安心ください。
相談したい問題はこちらへ→ 3223898301@jcom.home.ne.jp 

次回は、「コスト対応力が弱い!」を解説します。
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本メールマガジンは「まぐまぐ」と「melma」を通して発行しております。
「まぐまぐ」での登録・退会はこちらから
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「melma」での登録・退会はこちらから
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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1−20−304
        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp

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