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甦れ美しい日本

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甦れ美しい日本 第1658号

2018/03/24

□□■平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2018年3月24日 第1658号 )

              
  ☆☆甦れ美しい日本☆☆


☆☆怒 り を も っ て 自 分 の 目 標 に 向 か っ て い る 人 間 は し つ こ く て 強 い。☆☆
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☆☆ 偽 善 と 欺 瞞 を 憎 む 私 た ち は 書 き た い か ら 書 く の で す。☆☆
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☆☆☆日 本 人 の、 日 本 人 に よ る、 日 本 人 の た め の 政 治 を 取 り 戻 せ!☆☆☆
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◎西村真悟通信 アメリカよ、スービック基地に戻れ
平成30年3月21日(水)

三月の初旬、アメリカ海軍提督と親しい方が、
その提督が、
Chinaの南シナ海侵略に対する、日本人の意見を知りたがっているので、
日本人である西村の意見を知らせよと私に要請された。
そこで、一文を草してお送りし、
その提督にお伝え頂いた。
すると、提督から
I fully agree 
with the former defense minister!
It’s 
what I have been saying for years!
という返事と、
大統領も読むように、提督がホワイトハウスにその一文を送ったという知らせがきた。

そこで、西村が書いてアメリカに送ってもらった意見を、
次に記してお知らせしておきたい。

             記

この度は、南シナ海の資料を送信して頂き、ありがとうございます。
南シナ海・東シナ海への中共の侵略に関し、
私なりの意見を申し上げます。

(1)中共の南シナ海の南沙・西沙諸島への侵略は、
アメリカ軍のベトナムからの撤退(一九七三年三月)直後に、
まずベトナムの東の西沙に対して開始され、
次に、フィリピンのスービック海軍基地からアメリカ軍が撤退した一九九一年以降、
フィリピン南西の南沙に対して開始された。
それは、ともにアメリカ軍の撤退という
「力の空白」
を見逃さず、
「力の空白」が生まれれば、
直ちに行動を起こし、
しかも用心深く、
極めて巧妙なシナ的手法で開始されている。
特に、南沙に関しては、
最初は「漁民(便衣兵)」を岩礁に上陸させて
粗末な掘建小屋に住まわせて周囲を安心させておいて、
気がつけば武装した軍隊が駐留しているという手法だ。
それ以降は、
人のものを自分のものとわめきちらして自分を正当化する
シナ人特有のプロパガンダ手法をしつこく駆使して時間を稼ぎ、
そして、現在、公知の如く、
南沙諸島内に一万フィートの滑走路を三つも造成して
完全な軍事基地を出現させている。

(2)では、この東アジアの海洋における情況を如何に観るべきか?
それは、一九三六年三月の
ナチスドイツのヒトラーによる
「ラインラント進駐」と
同じ歴史段階にあると判断して対処すべき情況である。
この時、イギリスとフランスの「平和主義者」は、
ヒトラーのラインラント進駐を阻止せず見て見ぬふりをした。
この「不作為」が、
第二次欧州戦争への道を拓いた。
つまり、「平和主義者が戦争を造ったのだ」(チャーチル)。
この時、イギリスとフランスが、
ヒトラーに対して断固とした阻止行動に出れば、
装備の不十分なドイツ軍は粉砕された。
ヒトラーは後日、
「ラインラント進駐の時が最も恐ろしい時間であった」
と語り、
戦後捕虜になったドイツ軍将校は、
「あの時、英仏軍が阻止行動に出れば、我らは簡単に敗れ、ヒトラーは失脚しただろう」と語った。
この情況を研究してJ・F・ケネディーは、
「イギリスは何故眠ったのか」
という題のハーバード大学における卒業論文を書いたと読んだことがあるが、
この度の南沙諸島への中共の軍事的侵略を許した情況を観て、
「アメリカは何故眠ったのか」
という論考が書けるのではないか。
もちろん、
アメリカが眠っていたと言う日本人、つまり私が、
では日本は何をしていたのか、と問われれば、
(森友学園に熱中していたとは恥ずかしくて言えないから)
日本は、目を開けていたが最低だった、
その理由は、
日本を永遠に武装解除された状態に固定する為に(C・ケーディス大佐)、
日本国憲法を書いた
D・マッカーサー元帥に聞いてくれ、
と言う他ない。

(3)では、これからアジアと世界の平和を確保する
「平和のための戦略」
は何か。
それは、ヒトラーのラインラント進駐における
「平和主義が戦争をつくる」
という教訓を生かし、
速やかに「力の空白」を埋めることに尽きる。
そのために、

1、アメリカはフィリピンのスービック海軍基地に戻るべきだ。
これが、中核だ。
この中核がなくて「平和のための戦略」は立たない。
私は数年前に、
スービック海軍基地を訪れ宿泊したが、
「豪華な空き地・空洞」だった。
バラック建ての家が並ぶ中に、
人のいない「超豪華マンション」が一軒あるようなものだ。
従って、これを放置すれば、
その内、必ず、ヨダレを流している中共の海軍と空軍が使う。
こうなれば、
南シナ海と東シナ海とフィリピンと台湾は、中共の掌中に入る。

2、日米合同軍事演習を東シナ海と南シナ海で定期的に実施し、
アメリカ第七艦隊と海上自衛隊の連携を強化し、
アメリカ海兵隊と陸上自衛隊の島嶼作戦における連携を強化しなければならない。
同時に、
オーストラリア、インド、インドネシア、ベトナム、イギリスそして戦前に南沙の領有を主張したこともあるフランスさらにドイツとも
南沙・西沙の「海洋の自由」を守る国際連携を密接に行うべきである。

3、以上の中共の南沙・西沙侵略から「海洋の自由」を守る連携行動に関して、
中共軍の干渉があれば、
武力には武力を持って迅速に対応する行動規範(ROE)を確定し、
日米両国とも、
ためらわずに、それを迅速に実施し、彼の妨害を断固排除すべきである。
我が陸海空自衛隊は、
それをアメリカ軍と共に実施することができると確信している。
                              以上
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目次
◎佐藤守 「大東亜戦争の真実を求めて 648」
◎奥山篤信の映画批評133 アメリカ映画<ザ・シークレットマン 原題Mark Felt: The Man Who Brought Down the White>2017
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◎佐藤守   「大東亜戦争の真実を求めて 648」

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≪(承前)もう日本は、今後、したいことのできる独立の国である。日本は、他の強国と同じように、勝手に他国の土地を取り、蚕食してもよいのだ。……もはや欧州列強も、日本のすることに干渉はできない」

 こうして、褒めすぎるくらい日本を褒めている国がある一方で、ロシア政府は、その艦隊をスエズ運河経由で極東方面に回航させるのに、日夜、多忙を極めていた。実に、禍福はあざなえる縄の如く、塞翁の馬もただならないものがあった≫

日本を取り巻く情勢の変化は、まさに陸奥の描写の通りであったろう。

そして岡崎氏は、「十九 緒戦勝利を欧米はどう見たか?――世界が瞠目した、日本の文明度」にこう書いている。

≪日本の勝利に当たって、列強が瞠目したのは、単に日本軍の精強さだけではなく、

日本の文明度であった。

 陸奥は、「勝者を褒め、敗者を貶めるのは世の常で、一喜一憂する必要はない」としながら、欧米の日本に対する文明論的な観点での変化に言及している。

 『蹇蹇録』から、そのくだりを引用する。

【口語訳=欧米各国は、わが国が清との交戦中に採用した欧州流の作戦の計画や運輸の方法、兵站の施設、病院や衛生の準備、とくに慈善を目的とした赤十字の活動など、あらゆる面において制度や組織が非常に整頓され、各機関が敏速に活動したのを見て、あるいは外交面や軍事面で交戦国や中立国に対して、国際法から逸脱することが一切なかったので、彼らはこれまでと違う印象を抱いたようだ。

 そもそも欧米各国は、日本が欧州流の軍政や軍紀を採用するのを見て、内心、そうした文明的軍隊組織の真似をしてもこれを運用できるかと疑っていた。彼らの疑念は、軍事面にとどまらなかった。

 さきにわが国が法律を改正し、裁判所を設置する時も、彼らはそれを運用できない空文だとして嘲笑し、日本の裁判官の能力を疑って、日本にいる欧米人がその法律下に置かれることを心配した。これは、かつて条約改正の作業で多大な支障を来した主因だった。またその後、日本が立憲政体をスタートしたのを見て、彼らは欧州以外に立憲政体は望むべくもないと考え、さまざまに酷評を下したこともあった。つまりは、彼らは欧州文明は欧州の人々だけの専有物で、それ以外の国民はその真髄を咀嚼することはできないと考えていた。

 しかし、今回、日本の戦勝の結果、ついに彼らは、キリスト教国以外は欧州文明をもてないという妄想から覚めた。日本国民が、いかに欧州文明を摂取し、活用しているかを誇示できたのは、日本人のために、大いに気を吐く快事であった。しかし、率直に言えば、日本人は、かって欧米人が過小評価したよりは、文明を採用する能力があることを示したが、果たして、今戦勝の結果、過大評価されているほど進歩できるのだろうか。これは将来の問題に属する】

 さらに、陸奥は、日本を嫉視し警戒を強めるであろう諸外国の動きにも注意を怠っていない≫

古来「勝って兜の緒を締めよ」と言う。この部分の陸奥の所見は正にそれだろう。我が国は、西洋の列強諸国の仲間入りを果たしたとはいえ、まだまだ近代化の途上であった。政治の枠組みも、軍事の近代化も、国内法の諸整備なども、まだまだ追いついていたとは言えない段階だったが、その第一歩の試金石になった日清戦争で、列強が驚くような成果を上げたのは、陸奥が蹇蹇録に記した通りであった。

しかし陸奥は、その戦勝に酔ってはいなかった。それどころか、次に予想される諸外国の動きと我が国の在り方に注目していた。

≪【口語訳=今や、わが国は、列国から尊敬の的になるとともに、嫉妬の対象ともなった。わが国の名誉が高くなると同時に、わが国の責任は重くなった。この両者の間をとって、歩み寄らせるのは、決して簡単なことではなかった。なぜならば、当時、わが国民の情熱は、しばしばすべて主観的判断によっていて、少しも客観的判断をいれず、ただ国内事情を主として、外部の情勢を考えず、進むことはしても止まることを知らない情勢だった。

 そこで政府は、国民の敵愾心の旺盛なのに乗じて、一日も早く、一歩も遠く、戦局を進行させて、少しでも余計に国民の気持ちを満足させたうえで、国際情勢を考えて、日本に危険が迫れば、外交によって進路を一転させる策を講ずるほかはないと考えた。

 私が、十月十一日、広島の伊藤総理に手紙を書き、「すでに外国の干渉の端緒が開かれた以上、外国の干渉があまり面倒にならないうちに、わが軍隊は迅速に行動して、どこの地域でも占領しておくことがもっと大事なことと思います。もう、とうにお気づきのこととは思いますが、ご注意願います」と言ったのも、この間の情勢を反映したことである】

 陸奥らしい、冷静で透徹した観察である。ここでも陸奥は、すでに来るべき三国干渉のようなものを予見し、外国の干渉が本格化する前に、少しでも早く、少しでも多くの戦果を挙げることの必要を説いている≫

この陸奥の伊藤総理に対する進言は貴重である。これこそ「政軍一致」の極致であろうと思う。三国干渉を予見し、ロシアが提出して来るであろう「領土放棄」を見据え、その干渉が始まる前に「切りしろ」を拡大しておくべきと言う進言は、軍事力の活用を理解していない政治家には全く期待できない内容であり、“敗戦以後”の我が政治家らにはまったく理解できない提言であろう。国家の行く末を見越した優れた「シビリアン」によるコントロールは実行されていたのであり、戦後喧伝される「文民統制」は陸奥の手で既に確立していたのである。(元空将)

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◎奥山篤信の映画批評133 アメリカ映画<ザ・シークレットマン 原題Mark Felt: The Man Who Brought Down the White>2017

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〜彼に永遠の感謝を捧げたい。丁々発止のやりとり、やがては道標を示し、情報や洞察をさずけてくれた。 ボブ・ウッドワード〜

1972年6月17日深夜にワシントンD.C.の民主党本部に侵入し、盗聴装置を設置を試みた5人の男が現行犯で逮捕される事件が起こった。アメリカ史上初の大統領辞任へと繋がるウォーターゲート事件と呼ばれる大スキャンダルを背景に、この事件を追っかけたワシントン・ポストのウッドワード記者に、内部情報を提供しDEEP THROATと呼ばれたフェルトFBI副長官を描いている。

このフェルトは、悪名高きジョン・エドガー・フーヴァー (John Edgar Hoover, 1895 - 1972年) FBI初代長官(カルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで、8代の大統領に仕えた。)の副官だった。   

フーヴァーはFBIを巨大な犯罪捜査機関として強化したことや、指紋ファイルや法医学研究所などの捜査技術の近代化と科学的な捜査手法を導入したことで称賛された。しかし、その手法は、ゲシュタポ並みの悪どさであり、セックススキャンダルと明らかな脅迫で、FBIの管轄権を超え、政治的な反対者や活動家の秘密ファイルを作成し、不正な方法を使って情報を収集していたのだ。だからこそフーヴァーには権力が集中し、上院と下院の全ての議員は彼を恐れ、大統領をも脅かす立場となり、かくも長きにわたり長官の地位を確保できたのである。フェルトはまさにフーヴァー長官を尊敬し、その側近として、かかる秘密ファイル作成に直接関与していた。冒頭フーヴァーの死に接し、直ちにそのファイル隠滅工作に着手する姿が描かれている。ウォーターゲート事件に接し、フェルトは、ホワイトハウスから中央情報局(CIA)を通じてFBIの捜査を妨害する動きに憤激し、とりわけニクソン大統領側近が事件発覚、CIA副長官を使ってFBI長官に捜査の進展を阻害する動きに出たことで、事件の主犯がホワイトハウスと大統領再選委員会にいることに気付いた。事件直後のこの時期はホワイトハウスとFBIとの暗闘が続き、片方が捜査を妨害し、片方が情報をリークする異常な事態となっていた。実際フェルトが正義感から、この内部告発に手を染めたかどうかは、彼が当然フーヴァーの後任として長官になれるとの期待が裏切られた、失意と怨念があり、永久の謎であろう。ウッドワード記者もその疑問を持ち続けたが最後までわからなかったと語っている。

この映画は、このフェルトという男の正義感の観点から、その家庭の問題も絡めながら描いている。アメリカには司法取引という制度がある、これは内部告発推奨制度というべきものであり、当事者でありながら友であれ、上司であれ、裏切り密告することにより、刑は減免されるという制度がある。これは巨悪を暴くために、必要だという考え方だが、日本人には馴染めないだろう。日本人には、友情とは、友が<社会的犯罪>を犯そうが、真の友は友であり守り続ける。また忠誠を誓った組織に対しては、あくまでも秘密を守り続ける、道義と仁義が存在してきた。だから僕など司法取引的なものや、こういう内部告発などは、今でも違和感がある。それは馴れ合いとか腐れ縁だとかで、片付けられる問題ではない。欧州は人工国家ミーイズムの米国ほど極端ではなく、メンタリティは日本に近いと判断している。

フェルトは退官後、副長官時代の1970年に極左テロ組織「ウエザーマン」に対する捜査で容疑者宅に不法に家宅侵入することを承認した責任を問われ、裁判を受ける。4年間の審理ののち有罪認定されたが、罰金刑となり懲役は免れた。その後ロナルド・レーガン大統領が「テロリズムを終息させる崇高な行動方針に従った行動」と評価して特赦で赦免した。フェルトは、自分がディープ・スロートであったことを認めなかったが、痴呆症の後、2005年に弁護士と娘が説得し、ついに雑誌「バニティ・フェア」にその事実を認めた、30年余後のことである。やはり内部告発を、潔しとしなかった忸怩たるものがあったのだろう。

そんな意味でこのフェルトを描く映画は、複雑なフェルトの心の襞を、サスペンスの中にも実に主演のリーアム・ニーソンが演じ切っている。妻に往年の女優ダイアン・レインが好演しており、なかなか見応えのある映画だ!

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創刊日:2005-02-04  
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