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甦れ美しい日本

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甦れ美しい日本 第1655号

2018/03/07

□□■平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2018年3月73日 第1655号 )

              
  ☆☆甦れ美しい日本☆☆


☆☆怒 り を も っ て 自 分 の 目 標 に 向 か っ て い る 人 間 は し つ こ く て 強 い。☆☆
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☆☆ 偽 善 と 欺 瞞 を 憎 む 私 た ち は 書 き た い か ら 書 く の で す。☆☆
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☆☆☆日 本 人 の、 日 本 人 に よ る、 日 本 人 の た め の 政 治 を 取 り 戻 せ!☆☆☆
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西村眞悟の時事通信
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本日三月七日の産経新聞朝刊「正論」は、
朝鮮半島情勢に関して、
福井県立大学の島田洋一教授が執筆している。
まことに、見事である。
この島田さんの「正論」は、
流動する国際情況の歴史と地政学的つながりのなかに現在の朝鮮半島危機を位置づけ、
この現在の危機を、
歴史から抽出した「キューバ危機」と「イラク戦争」と「中共のインドへの軍事侵攻」
との関連性の中で捉え、
立体的に眼前に見えるが如く解説したものである。

特に、一九六二年十月二十日、
アメリカのホワイトハウスと全軍が、キューバに集中し、
デフコン2(準戦時体制)が発動されて
戦略爆撃機が核爆弾を搭載して二十四時間飛行し、
世界が核戦争勃発かと震え上がっていたときに、
中共が
中印国境の東西両面から、突如インドに侵攻して不意を突かれたインド軍が潰走し、
インド領内の占領領地を確保したとの指摘は、
実に見事だ。
この中共の、「力の空白」、「関心の空白」を必ず突くという
火事場泥棒専門のロシアも負ける不意打ちの性癖(これが孫子の兵法)、
これが、本「正論」において日本国民知るところとなったのは、
まことに有意義だ。
今、朝鮮半島危機と同時に、尖閣と沖縄と台湾が危機なのだ、
このことを広く日本国民が知るからである。

時あたかも、
この「正論」が掲載された同紙の一面には、
「南北首脳会談 合意」
との大見出しがあり、
その見出しの下の写真では、金正恩が笑顔で韓国の特使と握手している。
四月下旬、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩が会談することが決まったという。
これに関しては、
度々引用する平成28年2月10日の産経新聞の
古田博司筑波大学大学院教授の「正論」にある
見出し、「南北の政略劇にだまされるな」
本文、「金大中・盧武鉉政権時代の国家支援と秘密支援の蜜食いが体質化し、
その後もオドシとタカリを繰り返すようになったのである。」
とだけ記せば充分だろう。
現在の文在寅大統領は、この国家支援と秘密支援の実務担当者である。
彼ら「南北首脳」は、
午前中は、鬼を憎むような顔で罵り合っていても
午後はケロリと天使を抱くような笑顔で握手できるのだ。
かつて、
今となっては懐かしい朴槿恵大統領が、
朝から晩まで日本の悪口を言っているとき、
特定失踪者調査会の代表をしている朝鮮専門家の荒木和博氏に、
「あの朴さん(義父と士官学校同期)の娘、
いずれ日本に経済支援を求めることになりそうなのに、
あれだけ日本の悪口を言っておれば、
日本に頼めないじゃないか。
心配してやるよ。」
と言うと、荒木さんはニヤリと笑い、
「全然心配いりません」
と言って私の腕に腕を回して私の腕を引き寄せて、
「昨日まで怖い顔をしていても、
今日になればこのようにして、
『ねえ、西村さん、古い付き合いじゃないですか、助けてよ』と
ニコニコして言える人たちなんです。」
と、いうことだ。
朝鮮半島に、何度も、何度も、欺されていてはならない。
個人はともかく、特に国家は欺されてはだめだ。
注目点は、
米韓合同軍事演習が実施されても、首脳会談が実施されるか、である。
アメリカのトランプ大統領は、文大統領が渋ろうと、韓国軍が小規模参加でも、
断固として大軍事演習を実施しなければならない。
そして、アジアを守る眼目は、昨日の時事通信で強調したように、
日米合同軍事演習の開始である。

キューバ危機、
それは、一九六二年(昭和三十七年)、
丁度私が中学二年の時だった。
その時、地理の授業で海軍兵学校出身の山崎卓三先生が
キューバとアメリカの地図を黒板に書いて次のように言った。
「これは、アメリカの喉元にソビエトがナイフを突きつけたということだ」
この山崎先生の言葉は、未だに忘れない。
それ故、昨日の時事通信で、
ロシアのプーチンが、国後、択捉にミサイル基地を造ったことを
「我が国の喉に短刀を突きつけたに等しい」と書いたのだ。

この山崎卓三先生は、終戦時、駆逐艦の士官だった。
授業中、小樽をアメリカ軍機から守った時の情況を説明して、
俺たちが弾幕を張ったので、敵さんの落とした爆弾は街に落ちずに海に落ちた、
と言い、「小樽の街は俺たちが守ったのだ」と締めくくった。
終戦の時、舞鶴に戻る際、
日本海から「ロ助の方に、残った機関砲弾を撃ちまくった」と言っていた。
士官の中には、このまま南方海域に行って海賊になろうという者もいたとも言っていた。
しかし、艦長が妻子のある兵隊もいる、と言って舞鶴に入って陸に上がったという。
中学高校の授業中のことで、覚えているのは、このことだけだ。
なお、卒業後、
「小樽の街は俺たちが守った」の話が出たとき、
山崎先生は言った。「小樽に好きな人がいたんや」と。
今後の義務教育教育改革とは何か。
自衛隊のOBを多数、
地理や歴史や社会の先生に採用して、
子供達に時々、教科書以外の血湧き肉躍る話を聞かせることだ。

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目次
◎佐藤守 「大東亜戦争の真実を求めて 645」
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◎佐藤守   「大東亜戦争の真実を求めて 645」

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岡崎氏は、続いて「十七 高陞号の撃沈−東郷平八郎の戦略的思考」について分析する。

≪日本艦隊から攻撃を受けた済遠は、白旗と日章旗を掲げて降伏の意を表した。そこに清国兵を載せた英国船・高陞号が小軍艦・操江に護送されてくる。

『日本の戦史 日清戦争』によれば、操江はすぐに降伏し、日本の浪速は、高陞号に停船を命じて臨検したが、それにまぎれて済遠は逃げてしまった。高陞号には浪速に随行するように命じ、英国人船長はやっと応諾したが、乗っている清兵は、清国の港を出た時はまだ戦争が始まっていなかったのだから、もう一度、清国の港に帰らせてくれと言ってきかない。

 浪速艦長・東郷平八郎は、その問、四時問にわたって話し合いを続けたが、清国将兵は浪速の指示に従わなかったため、終に最後の警告を発して、これを撃沈し、船長など三名は救出した。高陞号は英国船籍ではあったものの、清国の大量の大砲・弾薬が積まれ、将兵千百人が乗り込み、朝鮮・牙山に向かう清国政府の雇船だった。

 この中立国・英国の旗章を掲げた運送船を砲撃し沈没させたという知らせは、日英両国を揺るがす問題になった。英国世論、とくに新聞は「日本海軍は大英帝国の旗章に侮辱を与えたもので、謝罪すべきだ」とか「日本の行為は開戦前の平時のもので、日本政府は沈没船の持ち主と英国国民に対して相当の賠償をすべきだ」という激しいものであった。

この英国内の情勢を見て、駐英青木公使は、英国側から損害賠償要求を受ける前に、日本側から英国を満足させるような措置を、という意見具申をしている。日本の新聞も東郷平八郎の処罰の必要を論じ、伊藤総理も西郷海相に、東郷の罷免を要求して英側の怒りを鎮めることを要求した。

しかし、陸奥は、事件の報告を聞くが早いか、東京駐在英国臨時代理公使を招い

て.「この悲歎すべき事件に付ては十分に顛末を審査したる上、もし不幸にも帝国軍艦の所為その当を失したることを発見せば、帝国政府は相当の補償をなすことを怠らざるべき旨を述べ」(この悲しむべき事件については十分に事実を調査して、もし日本の軍艦の行動に過ちがあることが分かれば、しかるべき補償をすることに吝かではない旨を述べ)、あわてて措置するようなことはしなかった≫

この逸話は、つとに有名なものだから解説は省略する。しかし、戦後「自衛隊」と言う“軍隊もどき”の組織で数々の事件事例を体験した者としては、陸奥のような人材がいなかったことに、ただただ「ため息が漏れる」だけである。

例えば、昭和46年7月30日に、岩手県の雫石上空で訓練中だった「空自のF86F戦闘機に全日空機が追突して、162名の犠牲者を出した雫石事件」や、昭和63年7月23日に海上自衛隊の潜水艦「なだしお」と遊漁船が衝突して、遊漁船が沈没した海難事故である。

この時、政府関係者は勿論、事件の“当事者”である空自高官らは、事故の事実解明以前であるにもかかわらず、新聞報道に影響されて「空自側に非がある」とする発言をしたため、世論は一斉に自衛隊犯人説に陥り、その後の事故調査で、逆の証拠が出たにもかかわらず、裁判までもが報道に影響されたか、真実追求とは程遠い結果になってしまった。そしてこともあろうに事故で追突されたパイロットは無罪になったものの、下方で指導していた教官が有罪になると言う、裁判史上まれにみる汚点が残る「冤罪」の結果になったのだが、日清戦争直前に起きた「高陞号撃沈事件」で、陸奥が英国臨時公使に「この悲しむべき事件については十分に事実を調査して、もし日本の軍艦の行動に過ちがあることが分かれば、しかるべき補償をすることに吝かではない」旨述べたような処置を政府がとっていたら…と悔やまれる。

陸奥が活躍した時代は明治、時すでに1世紀以上も過ぎ、しかも日本民族未経験の「占領時代」を経た「昭和時代」だったから、政府高官にも軍の高官にも、人材が不足していたのは事実だったから、東郷平八郎のような処置が下される筈はなかっただろう。しかし、命令を受けて訓練中であった操縦教官が、いわれなき冤罪の犠牲になったことは、返す返すも残念なことであった。

もしも「高陞号を撃沈」した東郷が、この時に責任を取らされて罷免されていたら、日露海戦の結果は悲劇的なものになっていたかもしれない。

≪一方、英国の国際法の大家であるホランド・ウェストレイク両博士は、清国兵を送致することに関係した輸送船・高陞号に対して、「日本が行使した強制力は妥当であり、中立国の船長は放免されたのだから日本に謝罪させる理由はない」として日本擁護の論陣を張った。これに対して、人身攻撃までなされるほど、英国世論は激高した。

 これに対して、陸奥は、以下のように記している。

【口語訳=さすがは国際公法学の泰斗である。その理路整然とした論旨は火を見るように明らかである。この結果、英国外務大臣キンバレーは、高陞号を所有していた会社に対して、日本に賠償を請求すべきでないと勧告し、しばらくすると英国の世論も激しさが収まった。一時は日英両国間に重大な外交問題になるのではと思わ

れた事案も、幸いにして無事鎮静化させることができた。要は、豊島沖海戦は、交戦国である清に対しても、中立国である英国に対しても、日本海軍は戦時国際法からはずれた振舞いはなかったということを世界に提示したわけで、実に名誉なことである】≫

理不尽な一部の戦後史を見るにつけ、私は「国際、国内を問わず、生起した事件事故の真実を追求せずに、大勢に流されて恥じない、誇りも勇気も無い男たちが増殖したこと」を嘆き「明治は遠くなりにけり」と痛感している。(元空将)

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