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甦れ美しい日本

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甦れ美しい日本 第1646号

2017/12/29

□□■平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2017年12月29日 第1646号 )

              
  ☆☆甦れ美しい日本☆☆


☆☆怒 り を も っ て 自 分 の 目 標 に 向 か っ て い る 人 間 は し つ こ く て 強 い。☆☆
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☆☆ 偽 善 と 欺 瞞 を 憎 む 私 た ち は 書 き た い か ら 書 く の で す。☆☆
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☆☆☆日 本 人 の、 日 本 人 に よ る、 日 本 人 の た め の 政 治 を 取 り 戻 せ!☆☆☆
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◎本年度日本公開映画ベスト10
ベストテン
女神の見えざる手
マンチェスターバイザシー
パーソナルショッパー
セールスマン
エル ELLE
オンザミルキーロード
エリザのために
ローガンラッキー
エンドレスポエトリー
オリエント急行殺人事件
次点 7作もある
ベイビードライバー
希望のかなた
オリーブの樹は呼んでいる
ララランド
残像
ノクターナルアニマルズ
ブルームイエスタデー
ドキュメンタリー 5作
メットガラ ドレスをまとった美術館 First Monday In may(2016)
パッションフラメンコ
ダンサー セルゲイポルーニン
マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年 
ダンシング・ベートーヴェン
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目次
◎佐藤守   「大東亜戦争の真実を求めて 636」
◎奥山篤信の<太郎と花子が語る>本年度に本公開映画ベスト10 
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◎佐藤守   「大東亜戦争の真実を求めて 636」
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≪(承前)これだけの国家の運命を左右するような事案について、陸奥が即断即決し、かつ判断を誤らなかったその冴えは驚嘆に値する。

 もちろん、何よりも、明治初年以米、培ってきた伊藤、陸奥の信頼関係が背後にあり、情勢を先へ先へと読んで、事前に閣議の了承をとり、事態が起きると直ちに既定方針に則って即断即決できるようにしておいた陸奥の周到さがある。

 さらに、後世の立場からみて驚くのは、できあがった公文書の内容に隙かなく、かつ文意暢達なことである。

 今の外務省で、これだけの内容の仕事を、これだけの速さで仕上げるのは、難しい、というよりも、まず不可能といってよい。課長レベルから協議を重ねて積み上げていく方式では、とても間尺に合わないし、また、これだけの名文も出来上がってこない。

 おそらくは.陸奥自身が筆を執り、あるいは口述したのであろう。あるいは徹夜をしたかもしれない。それが陸奥の健康を蝕んでいったことは想像に難くない。

しかし、陸奥がこうやって事態の進展を速めていったことは清国側の対応を次々に後手後手と回らせる効果があっただけでなく、開戦後の軍の速やかな連戦連勝と相まって、ロシアが極東の戦備を増して干渉の準備を完了する前に、わが方の既成事実を作るのに貴重な時間を稼いだのである≫

外務省のみにとどまらず、現代日本の官庁組織は、担当正面が拡大すると共に、問題内容が必ずしも明確ではなく、“グレーゾーン”が増えているから、担当部局も明確にされにくなり、当時のような即断即決は難しいだろう。

更に内容によっては、その部局の長が「俺は知らされていなかった!」とむくれる傾向も強く、どうしても時間がかかるから、岡崎氏が言うように、とても間尺に合うはずはない。しかし、平時の“難題解決”ならばいざ知らず、ことによっては取り返しのつかない事態を招くものもあるのだから、形式的措置は多分に問題を含んでいると言える。この拙速を尊ばない外交も“軍事無視”に起因すると思う。

 さて次はロシアに代わって英国が登場してくる。「十 英国の干渉―――後顧の憂いを払い、戦争へ突入」の項にも外交上の大きな教訓が含まれている。

≪英国からも干渉は来た。しかし、それはもともとロシアの干渉とは違うものだった。

 ロシアの干渉は、将米、シベリア鉄道も完成し、ロシアの極東侵略態勢の準備が整う前に、ロシアが野心を有する地域に日本が先に唾をつけるのを排除しようという意図があった。

 それに対して、イギリスの場合は、既得権益が影響を受けるのを心配しての現状維持派であり、「蹇蹇録」には、「徹頭徹尾何らかの原由を問わず東洋の平和を擾乱せざることを切望し居たるものの如し」(徹頭徹尾、理由が何であろうと、東洋の平和がかき乱されることを望んでいないようであった)と記している。

 したがって干渉の方法も、ロシアのように将来の利益を守るためにいろいろロシアの態度を留保しておくというものではなく、外交官としての職業意識に徹した日清間の調停の努力であった≫

 やはり岡崎氏も書くように、ロシアと言う大陸国の外交は、如何にも“コズルイ”処がある。これが日本人とは性が合わない処であり、昔から嫌われてきた国民性なのであろう。それに対して英国は、世界を支配しただけのことはあって、経験も豊富で信頼がおけるところがある。若干、おせっかいなところもあるが…

≪六月三十日、北京駐在・オコナー英国公使は、まず清国の総理衙門(総理府)を訪問して、清国政府が朝鮮の内政改革と領土保全の二つの条件を承認すれば、英国は各国と共同して、日本に撤退の圧力をかけてみようと打診した。

 朝鮮の内政改革という日本の主張も取り入れた妥協案である。清国政府は、この程度の漠然たる提案ならまあよいだろうと、清韓の宗属関係に変化がないならよい、という条件で合意し、ここで英国の調停が始まった。

 日本は、第三国の干渉は排除するという基本方針はあるものの、朝鮮の内政改革を認める案を出されては無碩に断ることもできないため、英国の調停を受け、在北京の小村寿太郎・臨時代理公使を総理衙門に接触させた。

 しかし.七月九日、小村公使が総理衙門に行ってみると、清国側は.「日本がその軍隊を朝鮮より撤去するの後に非ざれば何らの提議をなす能わず」(まず日本が朝鮮から撤退するのでなければ、解決案の提案もできない)の一点張りである。小村は、これ以上議論の意味もないと考えて引き掲げ、帰りにオコナー公使に会って話が違うではないかと抗議した。

 そこで十二日に、オコナーは総理衙門を訪れる。すると、清国側は前言を翻し、「まず撤兵したうえで協議する」という条件だけはここで明言できるが、その他の条件は、その場その場で諾否を決めるという態度まで後退して、そこから一歩も出なかった。

 王芸生は、「この一場の会談を見るだけで、総理衙門がいかに外交に通じなかったかがわかる。せっかく好意の調停を始めた英国公使を全く失望させ、ますます日本に口実を与えた」と慨嘆している≫

 しかし肝心の清国の方が、更に民度は低い。とても先進国と対応できる組織とは言えない。現在、GDP世界第2を“誇る”中共政府もこの当時と似たり寄ったりだと私は思っているが、身なりと軍備が先進国並みに“進化”したことが幸いしたか、列強国民から“一目”置かれているのが不思議で何とも胡散臭い。とりわけ我が国は、金に目がくらんで“満州進出”と同じく市場開拓に乗り出し、それが裏目に出て「敵に塩を贈る」結果を招いたが、陸奥が知れば何と云ったろうか?(元空将)

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◎奥山篤信の<太郎と花子が語る>本年度に本公開映画ベスト10 
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◎太郎と花子の今年日本公開の映画 コンニャク問答
太郎:同志社神学部中退 元全共闘闘士 定年退職サラリーマン 69歳
花子:慶應大学文学部仏文科 その後パリソルボンヌ大学に留学 現代フランスブランド大手に勤務 39歳
花子 今年は映画の大豊作だったわね そう思わない
太郎 ほんま次から次へと良い映画面白い映画が続出や
花子 なんかジャンルでナチものやらユダヤ人迫害ものが嫌に多かったわね。10本は下らないと思う
太郎 ほんまや めちゃくちゃ多い おっさんが一生懸命ナチを告発する手紙を書くのやらヒトラーが突然現代に現れるもんやら、ホロコーストが無かったというイギリスでの裁判ものやら、ハイドリッヒ暗殺ものやら、ユダヤ人の子供がスイスへと逃げる話やら、時点で入れたブルームイエスタデイやら もっとあったなあ?
花子 やっぱりユダヤ人ってのは情報操作がうまいのよ ハリウッドというユダヤ村を使って絶対に忘れさせない謀略とも言えるやり方よね
太郎 おいおいそういう言い方したらユダヤ機関から花子の会社にあの雌犬を首にしろと圧力かかるで わしは失うもんあらへんからええけど!
花子 あの評判の映画<否定と肯定>の映画ももちろんホロコーストは否定しないけど、とにかくケチつけるアーヴィングへの弁護側のやり方などすごいわね
太郎 わしは原作のデボラ教授の本も読んだが、とにかく<人種差別者>だと金科玉条でアーヴィングを陥れていくやり方、ややフェアーでない感じもしたが・・とにかく批判を許さないのだわ かって日本でも<マルコポーロ事件>でホロコーストにケチをつけた連中がひどい目にあった。
花子 だからユダヤ・ナチ映画は太郎さん一切消しちゃたのね ベストテンから 笑
太郎 さてと娯楽作からいうとわしは<ローガン・ラッキー>がソダーバーグ監督らしいコメディ犯罪劇でよかったな
花子 私はベイビー・ドライバーが良かったわ これもコメディタッチであの初々しいベイビー役の俳優が可愛かった
太郎 母性本能をくすぐられたか?わはは
花子 そういえばアンジェイワイダの遺作とも言える<残像>が反骨のシュールレアリズムの画家の反骨を描いて良い映画だったわ
太郎 今年のように豊作だから次点にしたけどやっぱり腐っても鯛のワイダならではだ
東欧映画だと<エリザのために>が僕を痺れさせた<4ヶ月、3週と2日>はカンヌ映画祭パルム・ドール受賞で世界に躍り出た後、<汚れなき祈り>で感動させたこのルーマニアの天才といって良いクリスティアン・ムンジウ監督作品で良かった!
花子 アグリー 世界三大映画祭の三冠王ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の鬼才エミール・クストリッツァ(Emir Kusturica1954年- )の<オンザミルキーロード>が素晴らしかったわ。
太郎 <アンダーグラウンド>で有名だがこの映画もどきもを抜く素晴らしさだった。ベストテン入りだ。どきもを抜くといえばチリ出身のアレハンドロ・ホドロフスキー監督の<エンドレス・ポエトリー>がすごかった。わしは初めて見たんやけど、どぎついようで構成力と詩的世界が素晴らしい。詩人やからか、いや天才とはこのこっちゃ。僕の好きなフランスのジョルジュ・バタイユの神秘主義を彷彿させたな!
花子 話は飛ぶのですが、日本の映画評論家に見捨てられた<オリエント急行殺人事件>どうして太郎さんベストテンに入れたのか説明してちょうだい?もちろん私も良いと思ったけど・・
太郎 あのなあ名優が出まくる映画って大体最低や!だから期待せずにアリバイ作りで行ったんやけど、どうも最後の方のやりとりが素晴らしくて感動したんや。つまり善悪の問題でポアロの苦悩があった場面があったやろ!50年前わしが子供の頃読んだこの小説記憶がなくて、それを確かめるためにじっくり読んだんや そしたら善悪の問題などでてこやへんやんかあ!それでわしはこれは脚本家のアイデアかケネスプラマー監督兼ポアロのアイデアと思い、すごいなと思ったんや。とにかくそこには人間の善と悪の問題、復讐とは何かなど、ある残虐殺人事件で傷ついた人々の心の傷や人生をフイにされた人々の憎しみなど名探偵ポアロの事件解明の中であぶり出される。ポアロは善か悪しかないとの割り切り哲学であるが、事件を解明する中で、その秤が釣り合うところが見当たらないとのことで善悪二元論から逃避する。イエスの言う絶対的善(山上の垂訓)そしてイエスの言う、人を裁くな、このあたりのキリスト教の思想がこのポアロの善悪論の悩みをうまく纏めあげるというところにこの映画の見所があるのやあ!
花子 パチパチパチパチ 素晴らしいわね 太郎さんもそこまで考えた上でベストテンに選んだのね!ところで<エル ELLE>面白かった。ある押し込み強姦魔の事件で犯人が近くにいるという映画 まあ強姦魔に対する彼女の向かいかたは日本じゃありえないフランス的だったわ。<氷の微笑>でシャロン・ストーンの映画で80歳の爺さん監督ポール・バーホーベンは未だに思春期のような若々しさ新鮮さで倒錯の世界を描いたわね。その強姦魔に対する彼女はフランスの名優イザベル・ユペールだったけど、すごいわね!
太郎 そや日本の映画だったら強姦魔への憎しみだけ、愛憎のアンビバランスが年増女性の犯されてもなんやら未練があるような役柄 女は魔物やあ
花子 えっちな太郎さん!同じ強姦があったのか無かったのかわからない<セールスマン>ファルハルディの傑作でしたね?あの復讐場面の面白さ!やはりイスラム世界の神を感じたわ!ところで<パーソナル・ショッパー>はどう?アサイヤス監督だったでしょ?
太郎 好きなタイプの映画やった あの<アクトレス>で謎の失踪を遂げた秘書役のクリスティン・スチュアートがこれでも良い演技してた。なんか女主人の傲慢さに使える屈折した心を見事に演技するんやなあ
花子 この女優さん将来楽しみだわ 個性的で決して美人じゃないけど 主人の服を買ってきて自分が着てみるという屈折した被抑圧女性の心理が見事だったわ
太郎 それでわしは結局本年度甲乙つけがたいのが<女神の見えざる手>と<マンチェスター・バイ・ザ・シー>やった。花子はどっちが良かった
花子 どっちも好きな映画だったけど女性の活躍を描いた女神かなあ?ジェシカ・チャスティンって太郎さん好みねえ
太郎 そや あの一見傷つきやすいVULNERABEな女やけどめちゃくちゃ芯の強い女性を描いて最高や 悪女というか本当に強い女が実態である女性 わしは痺れまくったなあ キリスト教が善とか綺麗事を必死で説くけど人生ってそんなもんやないわな 清濁併せ?に自己実現を図るたくましき女性 いくら悪どくても正義感に燃える女性 彼女の演技はそれやあ!
花子 私もあんな女性になりたい
太郎 ほんなら花子ももっと魅力出るぞおお
花子 マンチェスターは家庭生活で傷ついたデリケートな男が、ある事故でさらに深傷を負ってしまう。そんな物語を描く緻密な心理映画だったわね
太郎 この手の映画わしの好みでのう
花子 意外に雑な男がデリケートなのよね 太郎さん!
太郎 コラッ!
花子 これでベストテンは全部出たけどあとは
太郎 カウリスマキの<希望のかなた>もシリアの俳優が良かったしカウリスマキらしい映画で良かった。<ノクタナル・アニマル>のエイミーアダムズが<メッセージ>もよかったが今や大女優に成長したな!あの<ダウト=あるカトリック学校で>で助演役の彼女がその後グングンぐんぐん成長した素晴らしい進歩や!今や大女優やな
花子 <ララランド>も結局影が薄れたみたいね!あとは<ブルームイエスタデイ>これもナチスの残党の話だったけ それにスペインの素朴な映画<オリーブの樹は呼んでいる>とか
太郎 ほんま他にも良い映画があったが思い出せない 今年は豊作やあ
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