政治・経済

甦れ美しい日本

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甦れ美しい日本 第1597号

2016/12/30

□□■平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2016年12月30日 第1597号 )

              
  ☆☆甦れ美しい日本☆☆


☆☆怒 り を も っ て 自 分 の 目 標 に 向 か っ て い る 人 間 は し つ こ く て 強 い。☆☆
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☆☆偽 善 と 欺 瞞 を 憎 む 私 た ち は 書 き た い か ら 書 く の で す。☆☆
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☆☆☆日 本 人 の、 日 本 人 に よ る、 日 本 人 の た め の 政 治 を 取 り 戻 せ!☆☆☆
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南丘喜八郎 月刊日本1月号巻頭感
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今こそ「日本を取り戻す」好機だ
 今年十二月九日は夏目漱石の百回目の命日だ。今年は漱石没後百年目に当たる。
 日露戦争勝利後の明治四十一年、漱石は朝日新聞紙上で小説『三四郎』の連載を始めた。四十一歳の時だ。
 主人公三四郎は熊本の高等学校を卒業し、進学のために上京する。車中で隣り合わせになった鬚の男が三四郎にこう話しかける。
 〈「いくら日露戦争に勝つて、一等国になつても駄目ですね。あなたは東京が初めてならば、まだ富士山を見た事がないでせう。あれが日本一の名物だ。所が其富士山は天然自然に昔からあつたものなんだから仕方がない。我々が拵へたものぢやない」と云つてにやにや笑ている。
 三四郎は日露戦争以後こんな人間に出逢ふとは思ひも寄らなかつた。どうも日本人ぢやない様な気がする。
「然し是からは日本も段々発展するでせう」と弁護した。
 すると、かの男は、すましたもので、「亡びるね」と言つた。〉 (『三四郎』)
 漱石は鬚の男の口を借りて、日露戦争勝利に驕る日本はいずれ「亡びるね」と警告を発したのだ。

 米国の支援を得て日露戦争で辛うじて勝利を手にした日本だが、米国の鉄道王ハリマンからの南満州鉄道共同経営案を拒絶したのを端緒に、日本の勢力圏となった南満洲において日本製の綿製品が米国製品を駆逐するなど、市場の閉鎖性が日米間の重大な問題となり、急速に米国との関係が悪化していく。
 『三四郎』の連載が始まった明治四十一年頃から、米国で排日運動が起り、日本移民の制限政策が始まる。
 こうした状況下の大正三年、日本はドイツに宣戦布告し、第一次大戦に参戦する。日本の参戦はドイツの恨みを買うだけでなく、米国の反日感情をさらに悪化させた。
 象徴的なのは、日露戦争の戦費調達を支援した米国最大の投資銀行の一つであるクーン・レーブ商会代表ジェイコブ・シフが日米協会副会長を辞任し、日本興業銀行債権などの斡旋をすべて断り、回収を求めてきたことだ。
 当時、桂太郎や寺内正毅らが政権を握っていたが、日米関係の微妙な変化に気づくはずもなかった。裏面で彼らを操縦したのは薩長閥の頂点にある山縣有朋である。彼ら薩長閥は明治維新以来の富国強兵策一本槍で、軍事的圧力の下で満蒙権益の確保と中国本土への影響力行使を強め、朝鮮半島の植民地化を着々と進めつつあった。
 こうした政権の在り方に重大な危機感を抱いたのが、政友会総裁の原敬である。原はこう認識していた。
 「日露同盟又は露仏日英同盟などの説あるも、是れは一時の平和は出来得べきも将来は日英同盟恃むに足らず。一朝米国と事あるに際し欧州は毫も恃むに足らざれば、米国の感情は多少の犠牲を払ふも之を緩和するの方針を取らざるべからず」(『原敬日記』大正三年九月)
 寺内正毅首相の辞任後、原は大正七年に首相に就く。中国・満洲には主権を尊重して友好を深めるべく努力を重ねたが、「弱腰外交」と厳しい批判に晒された。三年後、原は東京駅頭で暴漢に刺殺され、六十五歳の生涯を閉じる。稀有な政治能力を持つ原敬が暗殺された後、昭和二十年八月の大東亜戦争敗北までは一瀉千里だった。
 漱石が『三四郎』で「亡びるね」と書いた通り、先人の作り上げてきた近代日本の果実は一挙に潰えた。
 敗北から七十一年間、我が国はヤルタ・ポツダム体制下で、米国支配に甘んじてきた。その戦後秩序が眼前で崩壊を始めつつある。英国のEU離脱、中露の台頭、中東大波乱、加えて米国には異形の大統領が誕生する。
 トランプ大統領の誕生は戦後秩序だけでなく、日米関係を劇的に変える蓋然性が高い。米国支配に呻吟してきた我が国にとって、千載一遇の好機と捉えるべきだ。
 だが、この混迷期に臨んで、独立自尊の日本国を確立せんとする気概のある政治家が果たしているのか。七十年余の精神的奴隷状態に馴らされてしまい、自立の精神を忘却してしまったのではないか、と危ぶむ。
 この原稿執筆中に沖縄でオスプレイ墜落事故があったとの報道に接した。新聞・TVは墜落を米軍の説明通り、「不時着」と偽って報道した。図らずも、戦後の精神的奴隷の実態が露呈したのだ。
 安倍総理は就任時に「戦後レジームからの脱却」を掲げて、「日本を取り戻す」と獅子吼した。
 いまこそ、安倍総理には、天から与えられた自立の好機を掴み、真の独立国家日本を取り戻して貰いたい。
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◎奥山篤信 今年の映画総括
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太郎と花子の本年度日本公開ベスト12
順不同
ある天文学者の恋文
ジュリエッタ
アクトレス?グランドフィナーレ?イレブン・ミニッツ?ダルトン・トランボ?生き写しのプリマ?ローマに消えた男?奇跡の教室?ブルゴーニュで会いましょう?イングリッド・バーグマン
ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男

太郎:同志社大学神学部卒 過激派全共闘 平凡サラリーマン定年退職 68歳
花子:早稲田大学政経学部卒 パリソルボンヌ大学卒 ファッション誌 35歳

太郎:今年もこんな年寄りに映画付き合ってもらって若さをもらって花子さんに感謝やあ

花子:どういたまして。太郎さんみたいな世捨て人の<ご意見番>が私にもとても刺激になってよかったわ。こちらこそありがとうと言いたいです!でも今年映画は豊作だったと思うけど。日本映画は嫌いだけど世間では<ゴリラ>やら<君の名は>やら日本映画も興行的に大成功だったんでは?

太郎:わしはもう日本映画拒食症やあ 何をやってもアホな日本人の軽薄さに単に受けてるだけやろ やってられんわああ 今や日本人は世界の痴呆民族一つに成り果ててるんやあ こんなアホに銭儲けで受けてもしゃないやんかあ!

花子:抑えて抑えて まあまあ でも一説によると特殊撮影が日本のハイテク駆使してよかったという専門家もいるわよ!

太郎:たかが特殊撮影も小手先の技術やろ わしはアニメも大嫌い 特殊撮影も全く嫌なんやあ わしはアホな男かもしれんが、これがわしの人生なんやあ 

花子:なんか鶴田浩二のヤクザ映画のセリフ思い出すわねえ

太郎:もうわしも68歳 花子さんの若々しい考えはわかるけどわしはとにかく3Dやら特殊撮影やら胸糞悪いんやあ

花子:で、今年の映画だけど太郎さんは何が一番

太郎:ええ映画で一概に順序付けたくないんやけど・・・好きな映画やったらアルモダバルの<ジュリエッタ>かなあ!でもわしみたいな古い世代だとドキュメンタリーの<イングリット・バーグマン>には感動したなあ まさに女性解放の先駆者としてのバーブマン 娼婦と言われた大女優 とんでもないまさに女性として真摯に生きた恋多き実存主義の女性をドキュメンタリーで娘たちの口から描いた素晴らしい映画だった それと年末に見た<ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男>最高やった。ナタリー・ポートマンの旦那や。世紀の美男美女のカップルやあ!ユダヤ人通し。キリスト教と違ってメシア未到来(ちなみにイエスがメシアがキリスト教)ということでユダヤ人は固定観念がない 次々と新しいものに挑戦する民族なんやあ。世界の科学・芸術・政治何を見てもユダヤ人は先端やろ。わしはメシアの未到来がそこにあるとみてるんや!

花子:面白い切り口ねええ!私はトルナトーレの<ある天文学者の恋文>がしびれたは!暴漢に頭を襲われて再起不能だったトルナトーレはその後作風が変わってるけど、モリコーネの音楽だけは同じで、今回は暴漢後第三作目だけど発想が素晴らしかったわ。あのジェレミーアイアンズの演技も素晴らしいし、ロシアのオルガなんとかも最高それにイタリアの美しい風景の中でミステリアスな物語はサイコーよ!

太郎:もちろんわしも感激した。異論はあらへんでえ。わしは<ジュリエッタ>のあの二人の同じ役の女優が最高やった。若い役の彼女まさにスペイン映画界のペネロペに次ぐ将来期待やなああ!そうそう<グランドフィナーレ>がしびれたなあ!スイスの超豪華養老院での二人の老人を最高の男優が、誰やったかな?

花子:ハーベイ・カイテルとマイケル・ケイン

太郎:そうあの人生最後の人間の達成感と虚無感のアンビバレンス 嗚呼 わしは共感したんやあ そんな意味で<アクトレス>もしびれたなあ 名女優ビノチェの演技それにあの秘書が素晴らしかったなあ 途中で消えちゃうの

花子:太郎さんの言うことがわかるわ嗚呼!あの秘書最高やった なんかそのうち太郎さんが誘ってもあの秘書のようにさよならするかもしれないわよ

太郎:こらっつ そう世代のどうしようない感覚のギャップ あの映画はうまく描いていたなあ

花子:私は<生き写しのプリマ>も素晴らしかった。<ハンナ・アレント>のあの女傑映画監督しかもそれに出たあのドイツの名女優バーバラ・シュコヴァの演技 なんかミステリーもあり素晴らしい映画だったわ

太郎:シュコヴァはわしの10指に入るドイツのシュレンドルフ監督の<ヴォイジャ voyeger>に出てる、何の女性的魅力もないが演技の奥行きがあるんやなあ わしもあの生き写し大好きやでええ

花子:意外に<イレブン・ミニュツ>よかったんじゃない。撮影の斬新さとか面白かったわねえ

太郎:ポーランドの鬼才監督やろ あれは良かった 映画のテクニカルな面と創造性から行ったら抜群や ポーランドって国は映画素晴らしいなあ キシュロフスキーやらワイダやら

花子:<ローマに消えた男> あれって一人二役双子の兄弟を演じている。あれもイタリア臭プンプンで素晴らしい独創的映画だったわ

太郎:あれも良かった。成りすましの双子同士の映画 ああいう発想がやっぱり洋画しかないよなあ 賛成!花子ばっかり喋り捲って そうそう<ダルトン・トランプ>には泣けた!あの初めて見た男優の演技 とにかくあの映画はわしの筋回し筋の素晴らしさそれに英雄を描くと言う映画の大切な要素を満足させてくれて感動した わしは涙が止めなく あの英雄の頑固さとそれでもなお敵を許す美しさ 嗚呼最高の鑑賞後の感慨にずっと席を立たずにいた 他の客もそうだった

花子:太郎さんも過激派の赤だったからあのゲバ棒時代を思い出したんでしょ??笑 ところで太郎さん<奇跡の教室>でも感動したわねえ

太郎:いやあれは教育とは何かを考えさせる素晴らしい実話に基づく映画だったなあ 素人ばっかりの映画だったがそれがいかに映画にリアリティをもたらしたか わしはあの映画好きやなあ!

花子:これで11本がベストに挙げられたけど、他にも<胸騒ぎのシチリア>やら太郎さんの好きそうな<ハドソン川の奇跡>やらどう?

太郎:ああシチリアのダコタ・ジョンソン素晴らしかった あの映画も良かったなあ そうそう<ブルゴーニュで会いましょう>も12本目やあ あの葡萄園の土着の農民の執念良かったああ!俳優も最高やった ハドソンもさすがクリント・イーストウッドやった もちろん異論ないよ アクションだったら<ボーンズ>も面白かったなあ

花子:ヘレン・ミレンも大活躍だったわねえ あの絵画を取り戻す映画 忘れちゃった 年末の<アイ.イン.ザ.スカイ>の演技も抑制が効いていて断固たるやらねばならぬことをやる指揮官の孤独と虚しさを見事演じてたわねえ

太郎:花子さんが全て言ってくれてありがとう あとは<兵とフルエイト>やらあったけどなあ わしはあのデカプリオのアカデミー賞もらった映画はイマイチやでええ。そうそうあのナタリー・ポートマンが出たテレンス・マリクの<聖杯たちの騎士>なんやあれ わしは途中で退席やあ キリスト教の説教がムンムンしてて不愉快になったんや

花子:はいはいわかるわよ なんかマリク監督も前の映画から自己陶酔の痴呆症みたいねえ くだらない思わせぶり 私も大嫌いな映画だった 隣のアベックもさっさと途中退席やった

太郎:今年の女優の最高はなんと言ってもヘレン・ミレン、ダコタ・ジョンソンそれにスペインのアドリアーナ・ウガルテやあ

花子;来年も楽しみねえ 来年も付き合ってあげるわよ

太郎:ボケ老人をお見捨てなく

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創刊日:2005-02-04  
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