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シネマコリア News 2019年6月23日号

2019/06/23

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┃01┃花開くコリア・アニメーション2019+アジア in 名古屋 7/6&7開催  ┃
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 “花コリ”の愛称で親しまれ、名古屋での開催は、本年記念すべき第10回となる
「花開くコリア・アニメーション2018+アジア」。韓国インディペンデント・アニ
メーション協会、シネマコリアの共催により、7/6(土)・7(日)、愛知芸術文化
センター12階アートスペースEFにて開催致します。

 上映するのは、韓国とアジアの長短編アニメーション30本! 韓国のインディー
ズ・アニメーション映画祭「インディ・アニフェスト」最新上映作から、“人生”
のさまざまなステージを巧みに描いた韓国短編18本、アジア短編10本、韓国長編
『半島で生きたい〜演技派おやじの奮闘記』、そして、第10回記念としてエチオピ
ア人少女の“人生”を激変させた韓国ドキュメンタリー『フェルーザの夢とともに
』を上映いたします。

 ゲストは、『フェルーザの夢とともに』のキム・イェヨン、キム・ヨングン監督
そして卒業制作作品『ラブ・スパーク』が日韓で高く評価されたキム・ミョンジュ
監督です。キム・イェヨン、キム・ヨングン監督は2010年の第1回に続いてのご招
待。キム・ミョンジュ監督は名古屋会場初となる3DCG作品のゲストです。アニメー
ションが描くさまざまな“人生”を、3人のゲストとともにお楽しみください!

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花開くコリア・アニメーション2019+アジア
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 アニメーションで人生を描く
 アニメーションで人生が変わる!?
 韓国とアジアの長短編30本、一挙上映!

■スケジュール

7/6(土)
 12:00 韓国長編プログラム『半島で生きたい〜演技派おやじの奮闘記』
 13:45 第10回記念 特別上映『フェルーザの夢とともに』
    +トーク:キム・イェヨン、キム・ヨングン監督
 15:15 韓国短編プログラム1「現実のチカラ」
 16:45 アジア短編プログラム「アジアのカタチ」
 18:15 韓国短編プログラム2「愛のカケラ」
7/7(日)
 12:00 韓国短編プログラム2「愛のカケラ」
    +トーク:キム・ミョンジュ監督、岩野一郎氏
 14:30 韓国短編プログラム1「現実のチカラ」
 16:00 アジア短編プログラム「アジアのカタチ」
 17:30 韓国長編プログラム『半島で生きたい〜演技派おやじの奮闘記』

■チケット(当日券のみ)
 1プログラム 一般1,000円 高大生500円 中学生以下無料
 ※ 第10回記念 特別上映『フェルーザの夢とともに』は入場無料

■会場
 愛知芸術文化センター 12階 アートスペースEF
 地下鉄・東山線または名城線「栄」駅下車、徒歩3分

★名古屋会場開催要領
 https://anikr.com/2019/page-19/

■見どころ1 韓国・アジアのアニメーションが描く“人生”

 私たちは日々、喜び、悲しみ、決断しながら人生を歩んでいます。そんな人生の
1ページを、多様な手法と視点で描いた韓国・アジアのアニメーションを30作品上
映。死後の世界をエキセントリックな映像で綴った『地獄門』(韓国)、思春期の
成長痛を軽快に描いた『わき毛少女、キム・ブンオ』(韓国)、老親介護の問題を
モチーフにした『老犬』(韓国)、倦怠期を迎えた夫婦が動物に変身する『皮膚と
心』(韓国)、肉親の死を静謐な映像で描いた『父の死』(インド)、人生の決断
を迫られた男の物語『半島で生きたい〜演技派おやじの奮闘記』(韓国)などでは
異なる文化や社会が映し出される一方で、アジア人共通の“悩み”が透けて見え、
それが大きな共感を呼びます。また、一人っ子政策や文革を批判的に見つめた中国
作品『妹』『寒露』、旧日本軍の戦争犯罪を告発した『少女に』(韓国)では、国
や時代に翻弄された個人の“人生”に思いを馳せることができます。

★上映作品紹介
 https://anikr.com/2019/page-13/

■見どころ2 第10回記念として『フェルーザの夢とともに』を特別上映

 2010年の第1回ゲストだったキム・イェヨン、キム・ヨングン監督の最新作『フ
ェルーザの夢とともに』(韓国)を特別上映。本作は、両監督が新婚旅行中にアフ
リカで出会った少女との交流を、実写を織り交ぜる形で映像化したドキュメンタリ
ー・アニメーションです。類い希なる語学の才能を持った聡明な中学生フェルーザ
。しかし、エチオピアの田舎では早婚の風習が残り、まもなく見ず知らずの男性と
結婚しなければならなかった。フェルーザの真摯な姿に心打たれた両監督は、なん
とかできないかと奔走するのだが…。「映画を通じて社会を変革する」という韓国
映画の精神性がいかんなく発揮された逸品。映画の中ではささやかな奇跡が起こり
ますが、それは作品完成後も続きます。両監督をお迎えしてのゲスト・トークでは
驚きの後日談をお話しいただきます。世界をポジティブに変えていくキム監督夫妻
の人柄にもご注目下さい。

★『フェルーザの夢とともに』監督トーク
 https://anikr.com/2019/page-19/#toc4
★『フェルーザの夢とともに』レビュー
 http://cinemakorea.blog.fc2.com/blog-entry-252.html
★字幕の監修をしていただいた三重野聖愛さんのコメント
 https://twitter.com/cinemakorea/status/1142089580927057920

■見どころ3 躍進する日韓の学生作品

 本年3人目のゲストは、大学の卒業制作として作った3DCGアニメーション『ラブ
・スパーク』(韓国)で、TBS DigiCon6 ASIA「KOREA Gold」を受賞するなど、一
躍脚光を浴びたキム・ミョンジュ監督です。名古屋学芸大学で教鞭を執る岩野一郎
氏を聞き手に迎えてのトークでは、『ラブ・スパーク』の制作過程、監督が受けて
きた教育、韓国のCGアニメーション業界について、たっぷり語っていただきます。
また、見里朝希監督による東京藝術大学大学院の修了制作『マイリトルゴート』
(日本)は、グリム童話『狼と七匹の子ヤギ』を題材にしたフェルト人形アニメー
ション。数多くの映画祭で高く評価され、ついには劇場公開されるに至った話題作
です。そして、第10回記念・特別上映作『フェルーザの夢とともに』の字幕翻訳は
昨年に引き続き、愛知淑徳大学で韓国語を学ぶ学生の皆さんにご担当いただきまし
た。プロに勝るとも劣らない日韓の学生の活躍もお見逃しなく。

★『ラブ・スパーク』監督トーク
 https://anikr.com/2019/page-19/#toc5

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┃02┃世界のアニメーションシアター WAT 2019 6/29より東京にて開催    ┃
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 世界の短編アニメーションを紹介する「世界のアニメーションシアター WAT2019
」が、6/29(土)より下北沢トリウッドにて開催されます。今回は「ヴィジュアル
に、発信する女性たち」と銘打って、韓国、スウェーデン、日本のショート・ドキ
ュメンタリー・アニメーション13本を上映。また、韓国の海外養子問題を扱った長
編『はちみつ色のユン』の日本最終上映も行われます。

 韓国短編は、ペットロスの同士へ勇気を与える『ユー・アー・マイ・サンシャイ
ン』、父親の家庭内暴力とそれを乗り越えようとする娘の『父の部屋』、祖母の干
渉が疎ましい孫娘のつぶやき『ドアスコープ』、韓進重工の労働争議をレゴブロッ
クでアニメーションにした『希望のバス、ラブストーリー』、韓流ドラマ張りの演
出で中年女性の夢を描く『ミセス・ロマンス』、顔出しNGの脱北女性へのインタビ
ュー『花咲く手紙』、韓国の若い目線で南北問題を直視する『越えられない川』、
そして、花コリ名古屋会場でも上映される、今夏イチオシの韓国映画『フェルーザ
の夢とともに』の8作品。すべて女性監督作品で、WATで韓国作品が上映されるのは
これが“初”となります。

 7/7(日)には、『フェルーザの夢とともに』のキム・イェヨン、キム・ヨング
ン監督のトークも予定。

■世界のアニメーションシアター WAT 2019
 6/29(土)〜7/26(金)、下北沢トリウッドにて開催
 以降、京都、姫路、名古屋ほか巡回予定
 http://www.wat-animation.net/

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┃03┃夢見るコリア・アニメーション2019 7/27シネ・リーブル池袋にて開催 ┃
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 “花コリ”と同じく、韓国インディペンデント・アニメーション協会が主催する
姉妹企画“夢コリ”が、7/27シネ・リーブル池袋にて開催されます。

 アン・ジェフン監督による韓国文学アニメーション『にわか雨(ソナギ)』の日
本初上映、『にわか雨』のアン・ジェフン監督と『この世界の片隅に』の片渕須直
監督による対談トーク、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監
督初期短編作品集など、ファン垂涎の企画です。

■夢見るコリア・アニメーション2019
 7/27(土)@シネ・リーブル池袋
 <プログラムA:韓国文学アニメーション『にわか雨』&トーク>
  『にわか雨』 監督 アン・ジェフン ★日本初公開
   トーク・ゲスト:アン・ジェフン、片渕須直(『この世界の片隅に』監督)
 <プログラムB:ヨン・サンホ短編アニメーションの世界>
  『地獄(二つの生)』 監督 ヨン・サンホ
  『愛はタンパク質』 監督 ヨン・サンホ
  『窓』 監督 ヨン・サンホ ★日本初公開
 <プログラムC:日韓ミュージックビデオ交流上映&トーク>
 『蔡徐坤 Cai Xukun「No Exception」』 監督 イ・ジョンフン
 『Nightoff「きれいに枯れたい、君と」』 監督 ハン・ジウォン
 『NO BRAIN「まだ遠いトンネル」』
 『KIM DONG RYUL「童話」』
 『タマ・ローズ「ラストメッセージ」』
   トーク・ゲスト:イ・ジョンフン、ハン・ジウォン
 http://yumekori.jp/

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┃04┃編集後記 〜韓国アニメーションを紹介して10年           ┃
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 シネマコリアが、「花開くコリア・アニメーション」の名古屋会場を主催するよ
うになってから10年が経ちました。期せずして、7月には韓国アニメーションの上
映企画が三つ重なりました。

 「世界のアニメーションシアター WAT 2019」は、規模は小さいながらも劇場に
おける短編アニメーションの興行です。東京はじめ全国を巡回します。韓国の短編
アニメーションが日本の全国興行網にのった意味はとてつもなく大きいです。

 「夢見るコリア・アニメーション」では、アン・ジェフン監督と片渕須直監督の
対談が行われます。アニメーションファンが殺到するであろうこの企画を通じて、
韓国アニメーションの魅力が日本国内に広まっていくことを期待せずにはいられま
せん。

 今回の「花開くコリア・アニメーション」では、『フェルーザの夢とともに』と
いう素晴らしい作品を紹介させていただくことになりました。シネマコリアは1998
年に設立されましたが、その趣旨は「日本で劇場公開されず、名だたる国際映画祭
でも上映されない作品の中にも、日本の観客に是非見てもらいたい韓国映画がある
。他がやらないなら、自力で上映しよう」というものでした。『フェルーザの夢と
ともに』はそんな初心を思い出させてくれた作品です。人生の応援歌であり、観客
ひとりひとりの人生を豊かにしてくれる、勇気をもらえる映画です。お近くで上映
される折りには是非ご覧になってみて下さい。

                         シネマコリア代表 西村嘉夫

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創刊日:2005-01-23  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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