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シネマコリア News 2009年3月19日号

2009/03/19

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 01 『まぶしい一日』ペイパービューDVD リリース!
 02 Link into Animated Korea2009
   〜韓国のインディーズ・アニメーションも熱い!〜
 03 『ナヌムの家2』チャリティ上映会
 04 読者プレゼント 『食客』プレスシート
 05 編集後記 〜チョンソル・ジムのヤン・イクチュン(『まぶしい一日』)

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┃01┃『まぶしい一日』ペイパービューDVD リリース!           ┃
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 シネマコリア2006で初公開し、その後、各地の映画祭・上映会を巡回しておりま
した『まぶしい一日』のペイパービューDVDが、2/23、amazon.co.jpより発売され
ました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001SY5E26/cinemakoreane-22

★『まぶしい一日』 〜日韓新時代を予感させるオムニバス青春映画

 韓国映画界で活躍することを夢見て海を渡った日本の若者たちと、若い世代の韓
国人監督たちが、「日韓関係」をテーマに作り上げた異色のオムニバス。済州島、
ソウルと東京、そして仁川国際空港での、たった一日の出来事、日本と韓国の若者
たちの出会いと成長が3つのエピソードで描かれる。
                公式サイト http://cinemakorea.org/mabusii/

 エピソード1 『宝島』50分
  祖父が若かりし頃、残してきた宝物を探しに、済州島を訪れた若い日本人女性
  2人。彼女たちが韓国で体験する出来事を描いたロードムービー。

 エピソード2 『母をたずねて三千里』41分
  ソウルの街角で詐欺を繰り返す不良高校生。彼には、日本へ行ってしまった母
  親に会うため旅費を稼ぐという目的があった。2人の少年の成長物語。

 エピソード3 『空港男女』41分
  日本人男性と韓国人女性が仁川国際空港で出会う。言葉が通じないながらも
  何とかして意思疎通を図ろうとする2人だったが… 新しい形の恋の始まりの
  予感。

 ペイパービュー(Pay Per View)DVDとは、文字通り「見るとき払いのDVD」です。
『まぶしい一日』の場合、DVD本体は500円(税別)ポッキリ。パッケージの中に
milcaというカードが入っていて3話のうちお好きな1作品を一週間無料で何度で
もご覧いただけます。その他の作品は1話250円(税別)で一週間何度でもご覧い
ただけます。ペイパービューDVDについて詳しくは http://dvdm.jp/ をどうぞ!

 ペイパービューDVDですが、ひとまず販売はamazonのみとなります。また、セル
DVDやレンタルDVDはございませんので、ご注意下さい。お買い求めは以下のURLを
click!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001SY5E26/cinemakoreane-22

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┃02┃Link into Animated Korea2009                   ┃
┃ ┃〜韓国のインディーズ・アニメーションも熱い!〜          ┃
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                           Text by ミヤケアツコ

 Profile
  2007年3月に渡韓。同5月より韓国インディーズ・アニメーション協会(KIAFA)
 インディ・アニフェスト映画祭事務局でプログラム・海外コーディネート担当。
 2008年4月より韓国のストップモーション・アニメーションスタジオで修行中。

 2008年で4回目を迎えた韓国の映画祭「インディ・アニフェスト」。一般、学生
のコンペ部門と非コンペ部門からなり、作り手と見る側とのコミュニケーションを
メインにした韓国でも唯一のインディーズ・アニメーション映画祭だ。主催は韓国
インディーズ・アニメーション協会(KIAFA)。毎年、海外ゲスト招待上映もあり
会期中は観客と交流を深めるべくパーティやフリーマーケットも実施している。

 毎年この映画祭に応募される作品は200作品以上。そのうちのほとんどが学生作
品というのは驚きだ。それもそのはず韓国のアニメーション学科、またはそれに関
係する学科が100校以上にも及ぶからである。最近各国の国際映画祭でも頭角を現
してきた韓国のインディーズ・アニメーション。韓流スターたちはまったく出ない
けれども、韓国のアニメーションを一挙に見られるまたとないチャンス!

 今回、インディ・アニフェストに出品、上映された作品や受賞作品を選りすぐり
「Link into Animated Korea2009」と銘打って、東京・大阪の2箇所で映画祭紹介
上映を行う。昨年から東京で始まった「Link into Animated Korea」だが、関西を
拠点に活動するインディーズ・アニメーション上映企画団体「アニメーション・ス
ープ」が去年、インディ・アニフェストの海外ゲストだったのを機に、今年から
大阪にもお邪魔することになったのだ。両会場とも現地で活躍中の若手作家をゲス
トに、この映画祭の精神を反映させ、日本の観客とコミュニケーションすべく、
トーク&交流会を開く。ぜひ現地の制作裏話など生の声を聞きに来てほしい。

■Link into Animated Korea2009
 東京:3/21(土)・22(日)@UPLINK FACTORY
 大阪:4/4(土)〜17(金)@PLANET+1、CINE NOUVEAU X
 共同主催:UPLINK、韓国インディーズ・アニメーション協会(KIAFA)
      PLANET+1、CINE NOUVEAU X
 後援:大韓民国文化体育観光部、駐日韓国大使館 韓国文化院、大阪韓国文化院
    アニメーション・スープ、MEDIACT

★詳細はホームページをチェックジュセヨ〜!
 http://www.geocities.jp/ako790107/ianifest/

□韓国インディーズ・アニメーション協会(KIAFA)
 2004年に発足。韓国のインディーズ・アニメーションの作り手や評論家などアニ
 メーションに関する会員で成り立ち、2005年から映画祭「インディ・アニフェス
 ト」を主催。国内外で巡回上映も行う。
   韓国インディーズ・アニメーション協会(KIAFA) http://www.kiafa.org/
             インディ・アニフェスト http://www.ianifest.org/

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┃03┃『ナヌムの家2』チャリティ上映会                 ┃
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 ソウルでの「戦争と女性の人権博物館」建設を支援する趣旨で『ナヌムの家2』
のチャリティ上映会が開催されます。

 『ナヌムの家2』は、『密愛』『僕らのバレエ教室』のビョン・ヨンジュ監督が
1997年に撮ったドキュメンタリー。ソウルの「ナヌム(分かち合い)の家」に住む
元・慰安婦のハルモニ(おばあさん)たちの日常を記録した『ナヌムの家』シリー
ズ、全三部作の第二弾です。

旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画
 <消せない記憶>神奈川2009 −「戦争と女性の人権博物館」建設支援−
 『ナヌムの家2』上映集会
 【日 時】3月28日(土) 18:30 開映
 【会 場】男女共同参画センター横浜(フォーラム)
      横浜市戸塚区上倉田町435-1
      (JR・横浜市営地下鉄「戸塚」駅下車7分)
      TEL 045-862-5050
 【参加費】\1,300
 【特 記】韓国挺身隊問題対策協議会製作の最新ドキュメンタリー(20分)も
      同時上映。また、3月8日の世界女性デーに、ソウル市西大門で行な
      われる「戦争と女性の人権博物館」の<鍬入れ式>の模様も記録写
      真などで報告。
 【問合せ】<消せない記憶>神奈川実行委員会 TEL 090-1703-8729

 本上映会は、ビョン・ヨンジュ監督と日本の配給会社パンドラのご理解・ご協力
のもと、韓国独立映画協会制作のDVD(日本語字幕付き)により行ない、収益は
すべて「戦争と女性の人権博物館」建設費としてカンパされます。3月8日、ソウル
の西大門前で「戦争と女性の人権博物館」が着工されます。これは、毎年次々と亡
くなっていく元「慰安婦」のハルモニたちの苦難の歩みを記録し活動を顕彰するも
のです。完成後は、ソウルにまたひとつ、戦争と差別に抗して集う人たちの出会い
の場、フィールドワークの拠点ができることでしょう。

  「戦争と女性の人権博物館」日本建設委員会 http://www.whrmuseum-jp.org/

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┃04┃読者プレゼント 『食客』プレスシート               ┃
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 4/25(土)より公開される『食客』のプレスシートを、抽選で3名様にプレゼン
ト致します。

 〆切は4/17(金)24:00。ご応募は以下のURLからどうぞ!

http://cinemakorea.org/present73.htm

                     プレゼント提供:RICE TOWN COMPANY

■『食客』
 4/25(土)より、K's-cinemaにてロードショー(順次全国公開予定)
 公式サイト http://www.shokkyaku.com/
 Review http://cinemakorea.org/korean_movie/column/column201.htm

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┃05┃編集後記 〜チョンソル・ジムのヤン・イクチュン(『まぶしい一日』)┃
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 最初の記事でご紹介した『まぶしい一日』は、シネマコリアの配給作品です。

 シネマコリアを始めて11年。これまで色々やってきましたが、ついに自分たちで
上映したいなあと思った作品のDVDをリリースすることができました。映画祭での
上映だけだと一期一会ですが、DVDをリリースすると、映画という無形の文化が
形あるものとして半永久的に資産として残ります。また、映画祭ですと時間&空間
上の制約からどなたにでもご覧いただけるというわけにはいかないのですが、DVD
であれば購入していただきさえすれば日本全国どちらにお住まいの方にも鑑賞して
いただけます。

 私たちがチョイスした作品、ほんとうにささやかな小品ですが、これまでシネマ
コリアにご参加いただいた方にも、メルマガは読んでいるけれど実はシネマコリア
未体験の方にも、一人でも多くの方にご覧いただけたらと思っています!


 さて、編集後記を書いている最中、ヤン・イクチュン監督の『ブレスレス(*)』
が、ロッテルダム国際映画祭のタイガー・アワードに続き、ドーヴィル・アジア映
画祭でもグランプリにあたるゴールデンロータス賞と国際映画評論家賞をダブル受
賞した、というニュースが飛び込んできました。ロッテルダムのタイガー・アワー
ドはホン・サンスがデビュー作『豚が井戸に落ちた日』で受賞した賞。ドーヴィル
・アジア映画祭の両賞は、昨年チョン・スイル監督の『黒い土の少女』もダブル受
賞しています。どちらもアジアの新人監督がヨーロッパで認められるきっかけとな
る賞といってよいでしょう。

(*) 『ブレスレス Breathless』は英題。韓国語の原題は『トンパリ』。「トンパ
  リ」は「フンに群がるハエ」、転じて「何かにつけて人に干渉したり、たかっ
  たりする人」の意味で使われます。

 ヤン・イクチュンは、日本では全くの無名ですが、韓国のインディーズ映画界で
はスターと言っても過言ではない有名人。実は、シネマコリア2006で『まぶしい一
日』と『けつわり』をご覧になった方は、彼をスクリーン上で見ています。『まぶ
しい一日』の第一話『宝島』で日本から済州島にやってきた少女二人が韓国の学生
に絡まれるシーンがありますが、絡んでいる韓国人学生の中の一人がヤン・イクチ
ュン。杉野希妃さん演じる少女エイコが

   「チョンソル・ジムのヤン・イクチュン」

という台詞を口にしていたりもします。実は、杉野さんが「ヤン・イクチュン」と
呼んでいる学生は、実はヤン・イクチュン自身ではなく他の男優なのですが(当初
はその男優の名前が台詞になっていたけれど、杉野さんが発音しづらい名前だった
ので、発音しやすい名前だったヤン・イクチュンに変わったそうです)、とにかく
彼の顔がスクリーンに大写しになっていました。そして、『まぶしい一日』にスタ
ッフとして参加した安藤大佑さんが監督した作品『けつわり』の主演男優がまさに
ヤン・イクチュン。元々は俳優からスタートしたのですが、『まぶしい一日』や
『けつわり』に出演している頃、短編映画を初監督し、監督第二作であり初の長編
映画となったのが今回受賞に至った『ブレスレス』です。俳優業も続けていて『ブ
レスレス』では主役を自ら演じています。

 ヤン・イクチュンのことは安藤さんから何度となく伺っていて、その後も韓国イ
ンディーズ界の要チェック人物として頭にインプットしていたのですが、まさか監
督としていきなり世界で認められるとは…。以前から「シネマコリア上映作の監督
は後に有名になる説」を主張してきましたが、これはまた思わぬ所から伏兵が現れ
たものです。

 本国・韓国でも、ここ日本でも、最近の韓国映画は不調気味ですが、そんなとき
こそ、インディーズ界から新しい芽が育ってくるもの。ちょっと油断していると
どんどん新しい人が出てくるので韓国映画界ウォッチはサボることができません。

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