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YOGYA滞在記-SENYUM-

インドネシアが好きな方にこの国の本当の雰囲気を感じてもらえるよう、ジョグジャ、ジャカルタ滞在5年の私が1日本人としての視点を交え、ニュースなどでは伝わってこないインドネシアの魅力について綴っています

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ABADI234話「マレー鉄道でコタバルへ第2編」

2004/12/07

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*YOGYA滞在記 -ABADI-*           vol.234
                      発行部数 1166部

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*このメールマガジンはインドネシア、ジョグジャカルタ市での3年半の
留学を終え、首都ジャカルタで、もの書きの仕事に就いた”私”が日々
体験し、感じたことをつづったものです。

<発行者からの一言>
 先週土曜日のお休みの日、なにげなく自宅でインドネシアのCNNと
いえるメトロTVをつけながら、ぼおっと読書をしていたのですが、気
が付くとどこかで聞いたようなテーマソングが・・・はっとしてテレビ
画面に目をやると、「OSHIN SEGERA」の文字と懐かしの田
中好子の映像が映っていました・・・というわけで、メトロTVは10数
年前、国営放送TVRIで放映されて一世を風靡したドラマ「おしん」
を近日中に放映する予定なのだそうです。思えば、おしんに出てくる風
景とジャワの田舎の風景はそうとうな共通点を持っていることに気が付
きます(昨年、NHKのワールドプレミアムでおしんを放映していて、
そう感じました)。10数年前のように再びインドネシア人の心をひき
つけるのか、とても楽しみです。

 今週は、231号に引き続き、ABADIとして、MIMPIさんの
「マレー鉄道旅行記第2編」をお送りいたします。それではMIMPI
さんの一言、ならびに本編をどうぞ。

<筆者からの一言>
 Wakaf BahruとKota Bharuの「バル」のつづりが違うことに気づいた
方はいらっしゃるでしょうか。実は私も書くまではたいして気にしてい
なかったのです。地名は難しいものですね。

 日本でも茨城と茨木の違いとか、あるいは常磐を常盤と間違って書い
てあったりすることがありますから、地名の間違いなどは気づかずに読
み過ごしている場合もあるかもしれませんね。

●MIMPIさんのホームページ
http://kanjou.hp.infoseek.co.jp/index.html

●以下の文章に対するご感想はこちらまで
kanjou_web@infoseek.jp


-------「マレー鉄道でコタバルへ<第2編 コタバルにて>」------

 さてWakaf Bahruにももちろん改札口はない。なのでタクシーの客引
きが待ち構えている。もちろん私のところへもきてRM10でコタバルまで
どうだという(メーター制ではない)。RM8で交渉成立したのだが、冷房
もなく屋根上のタクシーを示すランプもない普通の乗用車である。
Gelangan seniへ行ってくれと言うと、途中の時計塔で、ここがコタバル
だ、と言ったのでもしかしたらこいつ・・・と思っていたら、やはり
Gelangan seniへ着いたら、ここはコタバルではないからRM10だ、などと
ふざけたことを言う。ここはコタバルだろうが、と言い返したらOKなどと
言っていたが・・・。

 このGelangan seni、ガイドブックにはお勧めマークがついている。建
物の中に入ると大人用と子供用に入り口が分かれているので変だなと思っ
て受付へ行くと、あなたは本を読みますか、と聞かれたのでNoと答えた。
係りの人も不思議そうだったが、私は、なぜこういう質問があったのかも
っと不思議だった。なぜならここは、ワヤン・クリッや民族舞踊が見られ
ることになっているからだ。階段を上ると、、、本が棚にたくさん並べて
あるではないか。そう、この建物は図書館なのだ。私が建物を間違えたの
かというと、そうではない。ガイドブックの写真と同じ建物だし、タクシ
ーの運転手もここだと言っていたのだから。

 隣の建物にGelangan seniの看板がある。どうも閉まっているようなの
で、同じ敷地の軽食堂で聞くとここがそうだという。念のため扉を確かめ
たが、開かない。仕方がないので別のところへ行くことにする。念のため、
タクシースタンドとバスターミナルの位置を確認しておく。

 バスターミナル付近は商店が多い。とりあえず昼食をとりたいのでファ
ストフード店へ入る。ここまで来てファストフードを食べるのか、と思う
向きもあるだろうが、冷房にひたりたかったのとお札をくずしたかったの
だ。セット品が安いので注文すると、飲み物はRoot beerだと言う。私は
宗教上アルコールは飲めないので、アルコール入りなのかと聞いたら(余
談・日本語のアルコールという発音で聞いたら通じた。どこでも通じるか
はわからない)、そうではないとのことだった。

 少し歩くとKelantan川にでる。あまり水はきれいとはいえない(水が
茶色い)。川にいてもあまり涼しくはなく、日陰もなのいで数分で引き返
す。イスタナ・ジャハールかイスタナ・バトゥへ入るか迷ったが、イスタ
ナ・ジャハールにした。外観的にはイスタナ・バトゥのほうがきれいであ
る。イスタナ・ジャハールは木造2階建てで2階部分は一部オープンエアで
ある。

 イスタナ・ジャハールは博物館なのだが、ざっと見れば30分もかから
ない。もちろん、マレー語や英語の説明文を丹念に読めば2時間くらいはか
かるであろう。敷地内の洗面所で手や顔を洗って汗をとる。イスタナ・バ
トゥで写真を撮っていたら、欧米人から道を聞かれた。おそらく、同じ外
国人同士だからということであろう。行き先は私の知らないところだった
が、その人もガイドブックを持っていたので、今はここですよと教えたら、
行く方向がわかったようだ。

 他にも戦争博物館などいくつかあるが、歴史関係のや民族工芸品など
が主で似たり寄ったりなので、あまり気乗りしない。モスクがあったの
で入ってみる。通路を歩いてみたら、ムスリム女性が手招きしている。
とりあえずそばへ行く。この建物は女性用なので男は隣の建物だという
ことだった。そういえばここにいるのは女性ばかりだ。隣にも同じよう
な建物があってそこが男性用ということだ。話はそこで終わらない。ど
こから来たのかとか、結婚しているかとか、宗教はなにかとか。同じイ
スラムとわかると妙に親しげ。イスラム教はバグース(よい)と言って
いたのが印象的。5時にここへ来てね、と言っていた。コタバル名物?の
ナイトマーケットを案内してくれるのか、宗教の話をしたいのか。

 その男性用の建物でしばし寝ころぶ。起きた後、気づいたが、5時頃に
はコタバルを出発しないと6時の列車に間に合わなくなってしまう。もち
ろんタクシーを使えば5時20分頃出ればいいのだが、タクシーはさっきの
件もあるし、Tumpatまでは距離が長いから高くなるし、再度先ほどの女
性と会っても会ったらさよならでは意味がない。ので、5時前に先ほどの
バスターミナルに行きTumpat行きバスを探す。ムスリム女性の方、ごめ
んなさい。会って話を聞きたいのはやまやまだけれど、6時の列車を逃す
とクアラルンプールに帰れるのが丸1日遅くなってしまうのだ。ワンマン
バスの運転手に行き先を確認して乗る。RM1.7だ。

(第3編へつづく)

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●MIMPIさんのホームページ
http://kanjou.hp.infoseek.co.jp/index.html

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              発行者 水嶋 真人
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創刊日:2000-07-09  
最終発行日:  
発行周期:週1回  
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