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HIKARIのおもちゃ箱

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最終発行日:
2006-07-24
発行部数:
100
総発行部数:
2608
創刊日:
2004-11-13
発行周期:
最低月2回(不定期)
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★★ HIKARIのおもちゃ箱 ★★

  Vol.1

<管理人からのコメント>
こんにちわ、まどか芽衣です。
メールマガジンがまったく新しく生まれ変わりましたv
その第一弾!

小説は「『ヴァンパイア』にようこそ」
坂本&長野で最初は行ってみましょう!

******************************


Orange


キッチンから香ばしい香りがしてくる。
そしてやがてオーブンが焼き上がりを知らせる音を告げて
目の前で雑誌を読んでいた坂本が
それに反応するかのように顔を上げる。
「焼けたかなぁ♪」
と、うきうきとした様子でキッチンに入っていく彼の様子に
長野は思わずぷっと吹き出した。
「変な吸血鬼・・・」
「何、なんか言ったか?」
キッチンから顔を出してくる坂本に長野は慌てて首横に振った。
「ううん、なんにも」
すると坂本はそうかと言ってオーブンを開けた。
中から取り出したのはきれいなオレンジ色で香ばしく焼けたケーキ。
「うわ〜、うまそうに焼けた」
ほら、と坂本は取り出したそれを長野に見せるためにやってくる。
「うん、うまそー・・・。で、これって何?」
「何ってオレンジケーキ」
「なんで吸血鬼の坂本君がこんなもん作れんの?」
「・・・趣味だから?」
首をかしげてそう言われた長野は苦笑した。
「俺が聞いてるのに疑問形で返さないでよ」
「っていってもなぁ・・・俺、料理好きなんだよな。
 で、ほら、あっちこっち旅してるとさぁ・・・
 やっぱうまいもんとかあるわけ。
 それを作ってみたくなってさぁ・・・。」
と、なにやら言い訳のように言う坂本に長野はおかしくて仕方ない。

 彼は吸血鬼・・・。
 何故か自分の家の前で倒れていた吸血鬼。
 それを介抱して・・・。
 そして突然言い出したのだ。
 「ケーキを焼く」・・・と

「で、それが作りたかったんだ」
「おう、ま・・・俺はあんまり甘いもん好きじゃないんだけどさ
 お前、喜びそうだなぁって」
「何で俺が甘いもん好きだって知ってるの?」
長野がそう尋ねると坂本はまたも
「超能力?」
と、疑問系で返した。
「だから、疑問系はやめてってば」
答えにならないでしょ?というと坂本はだってさ・・・と言った。
「それしかわかんないんだもんな・・・。なんとなくそう思った」
「外れてたらどうすんの?それ」
「さぁ・・・」
いい加減な坂本の応えに長野は乾いた笑いを向けて肩をすくめた。
「あのね〜」
「まぁまぁ、いいからさ。これ切るからちょっと待ってろよ」
坂本はいそいそとキッチンに戻り早速
ケーキの型を抜いて熱々の湯気が昇るケーキを切り始めた。
「熱々かいいんだよなぁ・・・やっぱさ」
独り言を言いながら楽しそうにそう言う坂本に
やっぱり長野は変な吸血鬼だと思った。
(普通、吸血鬼ってもっと怖いもんじゃないの?)
いや、実際最初は怖いと思ったこともあったわけだが
それでもこうやって毎日を過ごすようになって
どう考えても彼は自分が思い描いていた吸血鬼という存在とは違っていた。
「ほら、出来たぞ〜」
皿に切り分けたオレンジケーキを持ってきた坂本が
長野の前のテーブルに置いた。
「どうぞ」
「ありがとう・・・いただきます」
「お茶入れるからな」
と、言い残すと坂本は早速キッチンに戻っていった。
「ありがとう」
長野はそう返すと早速坂本の持ってきたオレンジケーキを一口食べてみた。
 口に入れたときに広がったのはオレンジの香り
そして少し焦げたところの香ばしい香りと
口いっぱいに広がる甘さとオレンジの味。
「うわ、おいし〜い」
「だろ?」
坂本が自慢げにそう言うと入れてきた紅茶を持ってきた。
「俺もこれなら食べられるんだよなぁ」
「うん、あんまり甘くないし、でもおいしい。
 坂本君、お店できるんじゃない?」
「俺がぁ?」
「うん、料理も出来てお菓子も作れるならさ」
と、ぱくつきながら長野が提案すると坂本は苦笑した。
「吸血鬼がか?」
「大丈夫じゃない?坂本君、吸血鬼だってわかんないもん」
「おい」
それはないじゃないか?と坂本が言うと長野は笑った。
「だって料理好きな吸血鬼なんていないじゃん」
「そりゃ・・・まぁ」
指摘された坂本はさすがに否定できずに複雑な表情でうなずいた。
 本当に変な吸血鬼だと長野は心底思いながらケーキをぱくついて
何かを思いついたようにあ、と短い声を上げた。
「ねぇ、坂本君」
「あん?」
自分用に入れたコーヒーを飲みかけていた坂本は
カップから口を離して視線を向けてきた。
「今度、また作ってね」
長野がそう言うと坂本は一瞬キョトンとなりながらも
どこか嬉しそうに微笑んだ。

「ああ、いいぜ」

また・・・・今度———。


******************************

あとがき

これはまだ店を始める前の話しです。
というかどうやってこの二人が店を始めることになるのか
本編でやらなきゃいけないんだよなぁと
今更ながらに思う(笑)
他のメンバーとの出会いとかもあるんだし
というか、だいたい決まっているのですけどね
まとまらないだけで。

次は・・・バレンタイン?
それとも節分かなぁ。
あと剛の誕生日は今年は何にしようかなぁ・・・。

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