トップ > ライフスタイル > 環境 > インドの砂漠が森へと甦る。イマジン&実践レポート

ありがとう!の感謝の気持ち
と緑への熱い想いが生んだNGO地球再緑化機構。
インド現地から駐在日本人スタッフの緑化報告。なぜ砂漠になった?どうやって砂漠に鎮守の森は再生するのか?地球と調和する自然農園とは?

RSS

メルマガの登録・解除

登録した方には、メルマ!からオフィシャルメルマガ(無料)をお届けします。

インドの砂漠が森へと甦る。イマジン&実践レポート

発行日:7/19

「いつかもういちど、ちきゅうのうえに森がひろがる」ことを

      願う私に今できる小さなことをレポート

      NGO地球再緑化機構がインドから発信

         http://eForest.org/

《目次》

【1】水と緑の国から乾燥地の緑化を考える
【2】こども1人に1本の樹
【3】緑化情報
【4】あなたのおもいを送ってください
【5】ブログを始めました。
【6】編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】水と緑の国から乾燥地の緑化を考える/第2回 ミスティック・ローズ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
我々のインド事務局の中心スタッフ、アナディは
よく「人の心に樹を植える」っていう表現をします。

人の心に樹を植える? 
最初は私もピンと来ませんでした。

樹を育て、花をもたらすのは
自分による自分のケアが大切であり
自分が花開けば 自ずと良き香りが周囲に広がる、、
今はそういう風に理解しています。

  自分の心に樹を植える
  実は種は元からそこにあった
  それを発芽させ育て花を咲かせる
  その人からは かぐわしい香りが漂いはじめる
  それに気づいた周りの人も
  自分の心の種に水を与え育て始める

  沙漠にも草木の種がある
  それは長い事 乾燥と寒暖に耐えて眠ったままだ
  そこへかぐわしい香りがほのかに漂う
  人が来て世話をし始めたらしい
  種は芽吹き、緑の葉をつける
  陽が照りつける地面に木陰をもたらし、
  大気と水を浄化し、土を富ませる
  花々が咲き乱れ、かぐわしい香りを解き放つ

  自分の心の樹を育てれば外側の樹にも愛情が及ぶ様になるのでしょう。

  インドの神秘家、OSHOの言葉
 「人が、生来そなえている種子に気を配り、
  それに適切な土壌を与え、
  適切な環境と適切な波動を与え、
  その種子が成育できるような過程を経るなら、
  その究極の成長は
  神秘の薔薇として象徴される。
  そのとき、あなたの本性が花開き、
  満開となり、かぐわしい香りを解き放つ」
          
                   (藤田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2】  こども1人に1本の樹   アナディおぶくろ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


天地と草樹と彼ら少年少女が
森を共に創造する主役です。

樹のそばに行き
樹を見つめ
樹に触れる

樹に自分を聴いてもらう
樹に自分をみてもらう
樹に自分を抱いて貰う

草樹や生き物の
いのちの生の声を感じます。

樹たちと経験して育った
からだの感性や直感、
自分自身への信頼は
本当の意味での、
一生の財産になります。

経済も含めた人間社会は激変していきますが
草樹動物と調和する心が、新しい未来を
創りだすことになると観じます。
 

・校長からの手紙を翻訳して紹介します。


地球再緑化機構 様

私たちの学園には5年生から10年生の約5百人の生徒がいます。
私たちは樹のこと、環境のこと、そして次の過程で学ぶ栄養学校舎
の周囲の自然について生徒たちを教育したいのです。

だから、2009年から2010年にかけて、生徒たちが1本ずつ苗木を贈られ、
それを自分で植えて、自分が木をどんなふうに世話したか、木がどんな
ふうに生長したかをノートに書き続けていくと、それは調査記録になる
と同時に樹についての教育になる、という「1生徒に1本の樹」
プログラムを始められることは幸せです。

もし貴方がたが苗木を寄付してくれるなら感謝しますので、どうぞよろしく
お願いいたします。苗木の生長と苗木を護る責任は学校と生徒たちと
教育財団グループ、マン・デヴィ・タルン・マンダルにあります。

新英語学校長

マン村タルク・ムルシー郡プーナ市



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【3】  緑化情報

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地球再緑化機構では、現在様々な場所で緑化に取り組んでいます。
このコーナーでは、緑化を進めている主な場所と、緑化予定の場所を
順次紹介していきます。

(1)HUD学園
学校の敷地内で、生徒や教師達と乾燥に強い植物を中心に育てています。

(2)育苗園
プーナ南部にあり、 5人のワーカーが苗を育てています。
被覆植物の実験も行っていました。

(3)パンチガニ山
プーナの100km南。2006年苗木を植え終わり、犬と草樹の世話をする
ガーデナーを現地スタッフが月1度技術指導に通ってます。

(4)ティルスパーク
プーナ市内のコレガオンパーク地区内にあり和尚リゾートが管理しています。

(5)ナラパーク
プーナの30km北にありその地域の自治会が管理しています。
(現地のインド人は小川や水路のことをナラと呼びます)

(6)ヨガセンター
プーナから300km北。2007年に3千本の大苗を植えました。
そのほかにも、小さな場所何ヶ所かで、植樹をしています。

《これから緑化していくところ》

(7)ワゴリ
シヴァ財団という宗教財団が所有する約500エーカー(200ha)
の草地を粘土団子で緑化する予定。

(8)プーナ市鉄道横
プーナ市鉄道警察局からの、線路横の土地に木を植えたいという
要請を受け、苗木を植え始めました。

(9)プーナ市北東部郊外住宅地の緑化プロジェクト
住宅からの排水路周辺7エーカー(3ha)の土地を緑化して
排水を浄化します。

■第一回は、HUD学園です。

HUD学園は、プーナ市郊外にある5歳から15歳の子どもが通う私立学校です。
生徒の多くは近所の農家の子どもで、卒業生の多くは将来農業に関わります。
今までに、教師や生徒たちと一緒に、乾燥に強いニームやアカシアなど、
約3,500本の苗木を植え、少しずつ成長しています。
生徒たちは植樹や、日々の樹の世話に熱心で、週に1度インド人スタッフの
ナミートさんが観察と技術指導に通ってます。
植樹を始めてから、学校では子ども達に環境のことや樹の大切さについて
教えるようになりました。
学校の敷地は傾斜地から低地へと続くような地形になっていて、
数年前に、水分が地中を低地に向かって染みているのを確認しました。
この水気のある場所から 植樹を広げて行くようにとアドバイスをしました。
ただ、現地は年間300ミリしか雨の降らない乾燥地帯なので、
暑さの厳しい夏(3月頃から)に苗木にやる水の確保が課題です。


2005年、6種類1000本の苗木を植えました。
2006年1月、生徒達の手で30種類1000本の苗木を植えました。
2008年、苗木は殆ど植え終わって6月から 日々の管理を学園の教師生徒に任せました。
2009年、一部分に粘土団子を蒔く予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【4】 あなたのおもいを送ってください→ info@eForest.org

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

木や草との思い出話はありますか?

緑の中で何をして遊びましょうか?

どんなやり方で木を育てましたか?

砂漠、植物、水、土などについて、おもうことありますか?

森の詩をうたってください


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【5】ブログを始めました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

緑化情報やアイデアを、いつでもアップできるようにブログを始めました。

日本語と英語とドイツ語で読むことができます。

下記のアドレスにぜひアクセスしてみてくださいね。

http://www.treenitiative.info/?p=1&lang=ja


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【6】 編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨年プーナを訪れたときに、HUD学園に連れて行ってもらいました。
HUD学園は私が滞在したコレガオンパークという住宅街から
車で1時間ほどの場所でしたが、周りは草や丈の低い木が少し
生えている大地の中にポツンとあるような学校でした。

インド人スタッフのナミートさんの案内で、敷地内にある
小さな農園のようなところを歩きました。
そこに植えられている樹種や、5年前から植樹を始め、
今では数本の木が2〜3mに育っていることなど教えてもらいました。
農園を歩いているとき、腰の位置くらいで折られた木がありました。
どういう理由で折られたのかわかりませんが、とても痛々しく感じました。
アナディさんは「木が生き続けるためには、少なくとも
人の背丈は残しておかないといけない」と話していました。
また、サイザル麻という植物が2000本ほど植えられていたそうですが、
あるときほとんど盗まれてしまったそうで、インドではそんなことも珍しくない
という話に、カルチャーショックを受けました。
周りに比べて植物の種類も多く密度も濃いので動物も住みやすいのでしょう、
虫の声も聞こえ、そこは日本でみかける野原のような雰囲気でした。
一通り歩き終えると、ちょうど休憩時間になりました。
子ども達が一斉に校舎の中から駆け出してきて、あっという間に
私達は子ども達に取り囲まれてしまったのでした。
みんなとてもフレンドリーで、ナミートさんが現地語と英語で通訳してくれて、
少しの時間でしたがおしゃべりすることができました。
「何しに来たのー?」「みんなが育ててる木を見せてもらいに来たよ」
「どこから来たの?」「日本よ。日本って知ってる?大きくなったら遊びに来てね」
「お父さんの名前はー?」(知ってどうするんだろ?(笑)…と思いつつ答えました)
最後にみんなで記念写真を撮って、握手して別れました。

インドの子ども達の純粋さ、明るさに触れて、忘れられない思い出になりました。
そして、樹の世話を通して、樹の大切や樹に親しみを感じられる人に
成長してほしいな、と思いました。


……………………………………………………………………………
《良いメルマガ作りにご協力ください》→ info@eForest.org

より読みやすく、わかりやすい記事づくりを目指していきます。
ご不明な点、ご不便な点など、どんどんご指摘くだされば幸いです。

**************************************************

地球再緑化機構 info@eForest.org
Earth Reforesting System 

《インド事務局》
216-Rashmi, Koregaon Park, Pune, 411 001 (MS) India
Tel/Fax 91-20-41260143 mobile: 91-9960176027(アナディおぶくろ)

《日本事務局》
〒508-0421 岐阜県中津川市加子母3136-33
Tel 0573-79-3034 mobile 090-8671-3889(藤田)


| 次の記事>> | 最新の記事

ブックマークに登録する

TwitterでつぶやくLismeトピックスに追加するdel.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録記事をEvernoteへクリップ
My Yahoo!に追加Add to Google

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

登録した方には、メルマ!からオフィシャルメルマガ(無料)をお届けします。

この記事へのコメント

コメントを書く


上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  1. コメントはありません。

このメルマガもおすすめ

  1. 宮崎正弘の国際ニュース・早読み

    最終発行日:
    2012/05/22
    読者数:
    18759人

     評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

  2. フェアウッドマガジン

    最終発行日:
    2012/04/27
    読者数:
    719人

    環境に優しい木材を推進するため、違法伐採問題や森林管理や林産物の認証といった取り組みをはじめ、森林経営や林業、環境問題に関する情報を、研究者、業界、NGO、消費者、政府などさまざまな分野から集めて、消費者である市民や木材関係業界の皆さんにお届けします。

  3. 世界の環境ホット!ニュース

    最終発行日:
    2011/12/25
    読者数:
    432人

    国内で報道されない海外の環境情報をだれにでも分りやすく編集して、週3回お届けします。

  4. 花岡信昭メールマガジン

    最終発行日:
    2011/05/10
    読者数:
    6377人

    政治ジャーナリスト・花岡信昭が独自の視点で激動の政治を分析・考察します。ときにあちこち飛びます。

発行者プロフィール

村上アニーシャ

村上アニーシャ

http://eforest.org/melmaga/

3ヶ月インド滞在予定が、なぜかインドにそのまま居座り早8年目を迎えてしまったインド生活日記。犬猫他沢山の動物と印度人に囲まれ「何でこんな事が起こるねん?」の連続。髪や肌の悩み、慢性病とさよなら。自然な健康を探しているあなたに役立つ情報。

過去の発行記事