国際情勢

グローバル・エイズ・アップデート

地球規模の広がりを見せるHIV/AIDS問題。アフリカなど途上国を中心に、現状と国際社会、市民社会の取り組みの最新情報を伝えるメールマガジン。

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45号(Global AIDS Update)

2006/05/26


■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

 グローバル・エイズ・アップデイト
       GLOBAL AIDS UPDATE
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 第44号 2006年(平成18年)5月25日
  Vol.2 -No.21 Date: May 25, 2006

■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

◆発 行:アフリカ日本協議会
◆連絡先:
・東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル2F
・電 話:03-3834-6902
・FAX:03-3834-6903
・電子メール:info@ajf.gr.jp
◆バックナンバー:下記ブログをご覧ください。
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◆本メールマガジンから転送・引用を行う場合は
 事前に発行者にご連絡をお願いいたします。

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はじめに:発行趣旨
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○HIV/AIDS問題は、現代世界に於ける保健医療上の最大の問題の一つです。
○しかし、日本では、こうしたグローバル・エイズ問題の深刻さや最新の情報が伝わっておらず、この問題へのコミットメントが薄いのが現状です。
○このメールマガジンは、グローバルなHIV/AIDS問題の最新動向を日本語で伝えるメディアが必要だという認識から生まれました。
○HIV/AIDSに関わる主要なウェブサイトの記事を日本語で要約し、隔週で発行いたします。

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■「第44号」目次
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地域情報

●アフリカ
ケニア:世界基金の資金拠出、監査報告書の提出遅れにより停止の危機?

●アジア太平洋地域
1.中国: エイズ活動家が6週間の拘束の後、釈放される
2.ネパール: 内戦によりHIV/AIDS対策が停滞
3.パキスタン: 注射薬物使用者の25%がHIV陽性と判明

ドナー関係

米国: ジドブジン・ラミブジン・エファビレンツの多剤混合薬をFDAが暫定承認

国際機関
WHO:妊婦と子供へのエイズ治療薬が不足

国際会議
市民社会は国連HIV/AIDS対策レビュー総会における透明性の確保を求める

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★ ケニア:世界基金の資金拠出、監査報告書の提出遅れにより停止の危機? 
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世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)によるケニアのHIV/AIDS対策への資金拠出が危機に瀕している。
2005年9月以来、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)はケニア財務省に対し、これまでに交付した資金の使われ方について報告を求めてきた。ケニア政府の報告によると、2002年12月に世界基金はケニア政府への計260億ケニア・シリング(3億5400万ドル)の資金提供を決定し、まず2ヵ年予算として90億ケニア・シリング(1億3400万ドル)を交付したが、使われたのはうち25億ケニア・シリング(3400万ドル)にすぎなかった。2006年3月29日、世界基金のヘレン・エヴァンズ事務局次長 Hellen Evans は、ケニアへの対応について、2週間以内に理事会で最終決定がなされるだろうと述べた。

チャリティ・ナイル Charity Nailu ケニア保健相は、「2003年12月時点で2000人のHIV感染者・エイズ患者しか治療を受けていなかったのが、今年は7万人に増加し、来年の同時期には14万人に達することが期待できる。基金は適正に使われており、世界基金からの支援の継続を望む」と主張している。

もし世界基金からの第二次資金70億ケニア・シリングが交付されなければ、ケニアの53,000人のHIV感染者とエイズ患者の生命が危機にさらされる可能性がある。また、既に抗レトロウイルス薬(ARV)治療を受けている患者は、治療を中断され、薬剤耐性を得る危険性がある。

この危機回避のため、ケニアのエイズ・結核・マラリア統一社会市民連合 the United Civil Society Coalition on AIDS, TB and Malaria は、財務省に対し、3月30日の締め切りまでに監査報告書を世界基金に提出するよう要求した。理事長のイグナティウス・キベ Ignatius Kibe 博士は、「監査報告書は提出されておらず、世界基金から承認された7つのプロジェクトのうち、満足に実行されたのは最初の2つのHIV/AIDSプロジェクトにすぎない」と語っている。

 一方、ナイル保健相は、ケニアが負う対外債務の支払いのために、保健セクターへ十分な資金を割り振れない、と述べている。保健相は、「対外債務は4,020億ケニア・シリングに達し、政府は毎年330億ケニア・シリング以上をその利子支払いに使っている。保健セクターのプログラムを実行可能にするため、より多くの資金が緊急に必要である」と述べ、G8諸国に対し、ケニアが債務免除を受けられるように、同国を重債務貧困国のリストに加えるよう要請した。ケニアでは2006年から第2次国民保健セクター戦略計画が開始され、同計画が完了する2010年までの概算総費用は4,120億ケニア・シリングとなっている。

(編集部注:世界基金は4月28日に、ケニア政府に対し、70億ケニア・シリングの第二次資金交付を条件付きで決定しました。)
参照URL:http://medilinkz.org/news/news2.asp?NewsID=15632

原題:Kenya: Country Stands to Lose Sh7b Aids Funding
日付:March 30, 2006
出典:allafrica.com
URL:http://allafrica.com/stories/200603290735.html

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★中国:エイズ活動家が6週間の拘束の後、釈放される
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行方が分からなくなっていた中国のエイズ活動家が、2006年3月28日に、警察から6週間ぶりに釈放された。警察と国家公安機関によって約6週間、某所で拘束されていたエイズ活動家フー・ジア氏 Hu Jia が、北京郊外の通州(Tongzhou)にある自宅に戻ったと、彼の妻ツエン・ジニアン Tzeng Jinyan が電話で語った。行方不明の間、友人や家族はフーの居場所を突き止めようとしたが、警察と国家公安機関は、フー氏を拘束しているか否かについて肯定も否定もしなかった。

フー氏は、全国人民代表大会の年次会議開催に先立って拘束された。2006年2月に広東省(Guangdong)の南部地方で、政府に雇われた暴力集団が市民活動家に対し暴力を振るったことに抗議して、フー氏が仲間と共にリレー式ハンストを行った後のことだった。

フー氏は、中国政府のエイズ政策や、HIV陽性者とその家族に対する支援策に批判的であった。そのため、国連エイズ合同計画(UNAIDS)や、国際人権NGOアムネスティ・インターナショナルが、この拘束事件に注目していた。

原題:China frees AIDS activist but not NY Times researcher
日付:Tue Mar 28, 2006
出典:Reuters India
URL:
http://in.today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=worldNews&storyID=2006-03-28T173209Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_India-242586-1.xml&archived=False


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★ネパール: 内戦によりHIV/AIDS対策が停滞
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ネパールの首都カトマンドゥ Kathmandu で2006年3月、国家協議会 National Consultation Meeting が開催され、HIV/AIDSに関する次期5ヶ年国家戦略について討議された。以下はその概要である。

今期HIV/AIDS国家戦略は「内戦によって」失敗したと位置づけられている。事実、紛争は12年以上に及び、内戦、武力衝突、暴動等がネパール政治制度に大きな影響を与えている。頻繁な政権交代は、HIV担当者の交代をもたらし、その選出は非民主的な方法によって行われ、また、所属する派閥・集団によって政治的に決定されるのでHIV対策はうまく進んでいない。NGOは紛争地域から撤退、HIVが最も深刻な地域に入ることをやめている。

また、人権侵害が行われており、多くの人権活動家が逮捕・起訴されている。政府やネパール共産党毛沢東主義派(Communist Party of Nepal (Maoist) )にを批判すると、拉致、残虐行為、失踪、殺人の標的になる可能性がある。一般人でさえこうした被害を受けやすいのに、トランスジェンダー、セックスワーカー、ゲイ、注射薬物使用者、HIV陽性者などの社会的に認められていない人たちは、深刻な人権侵害を受けている。

政府軍とネパール共産党毛沢東主義派の対立により、軍事活動の維持・増強に多額の費用がかかり、政府は住宅、教育、健康、就業等国民のニーズに応える予算はほとんど計上しておらず、HIV/AIDS対策予算はほぼセロである。

内乱は特に若年層の紛争地域からの逃亡をもたらし、彼らはHIVに関する知識や生き残る手段を持つことなく、人身売買、政敵搾取、性的虐待、薬物使用、アルコール依存等あらゆるHIV感染リスクに曝されるか、予防知識や予防手段なしで複数のセックスパートナーに接する可能性を多く持たせる。

軍内部でのエイズ教育や情報のそうした提供は行われておらず、これまでのところコンドームの使用や注射針の交換事業は始まっていない。

ネパール政府は、国策として、HIV陽性者等のケアを必要としている人々の健康権や人権に対する配慮をしていない。抗レトロウイルス薬(ARV)の供給とARV治療を実行していく施設や基盤整備に着手したが、社会的弱者のニーズを特定し、彼らに権利を与えてHIV/AIDS対応に平等参加できる施策が不十分なので、HIV感染防止、ケア、支援、治療に関して政府、民間企業、NGOが実施してきたことは極めて少ない。

ドナー側にも問題があり、資金の民主的運用と配分、官僚的な基金メカニズム防止、政府が対応できない時に市民社会を直接支援するための戦略などを考慮する必要がある。

国のHIV/AIDS政策については以下、ケアを必要とする個別施策層への対応、保健所と病院の能力強化、予防、ケア、治療の基盤整備、治療へのアクセス、資金提供者の資金調達アプローチと十分な資金調達などに関して、より焦点を置くべきだろう。

原題:Perspective: National Strategy on HIV/AIDS for next 5 years, Nepal
日付:Mar 9, 2006
出典:sea-aids listserv
URL:http://archives.healthdev.net/sea-aids/msg01810.html

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★パキスタン: 注射薬物使用者の25%がHIV陽性と判明
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ロンドンに拠点を置き、英国からの技術移転を主な活動としている団体、「パキスタン・ソサエティ」 Pakistan Society 代表サレーム・アザム氏 Saleem Azam は、昨年11月、パキスタン南部に位置する同国最大の都市、カラチでHIV感染の拡大が起こっていると警告した。同団体のHIV陽性者ケア・サポートプログラムの初年度終了時において、注射薬物使用者の25%がHIV陽性であることが判明し、その数は前年度比40%増という驚異的な伸びだった。

氏によると、パキスタン主要都市ラルカナでは、10%の注射薬物使用者がHIV陽性という。また、ラ・ホールやカラチでは20%以上の女性のセックスワーカーが注射薬物使用者と性行為をしていると言われている。このようなHIV感染拡大を引き起こしているのは、誤解や迷信、リスク認識の欠如、貧困、無知、偏見、現実の否認および差別などである。

同国では長い間、HIV感染リスクは高い国と言われてきたが、実際の感染率は低いと考えられていた。しかし最近ではラ・ホールとカラチの注射薬物使用者らで局地的流行拡大している。それらの地域のエイズ・コントロール・プログラムが2004年1月から8月にかけて集めた統計によると、感染率は0.4%から7%に上昇した。
注射器の共有によるHIV感染の深刻さについて、アザム代表は、カラチの注射薬物使用者の92%がインタビュー前の一ヶ月の間に25回以上の注射をし、ラホールでは87%、クエタでは60%、ペシャワールでは54%であった。カラチでは3分の2がグループでいるときに注射をし、80%が新しい注射器を使うことをしていなかった。67%の路上注射薬物使用者が、他の人が使用した後に注射器を使っていた。

氏は、保健所や、X線検査機関、公的病院さえも感染をおそれてHIV陽性者を受け入れないという現状を指摘し、関係者らに対し、早急に感染を食い止めるための対策を打つことをよびかけている。

参考サイト:パキスタン・ソサイエティ http://thepakistansociety.org.uk/

原題:25pc of injected drug users found HIV-positive
日付:November 30, 2005
出典:Jang Group International Edition
URL: http://www.jang.com.pk/thenews/nov2005-daily/30-11-2005/metro/k11.htm


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★米国: ジドブジン、ラミブジン、エファビレンツの多剤混合薬をFDAが暫定承認
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2006年3月6日、米国の食品医薬品局(FDA)は、HIV感染した成人の治療に、ラミブジン lamivudine、ジドブジン zidovudine の多剤混合薬とエファビレンツ efavirenz 錠剤を一剤化して包装した抗レトロウイルス薬の処方を暫定承認した。これはインドのハイデラバード Hyderabad にあるオーロビンド・ファーマ株式会社 Aurobindo Pharma Ltd. で製造されている。

FDAは、2005年6月24日にエファビレンツのジェネリック製剤としての仮承認を行い、また、2005年7月7日にはラミブジンとジドブジンの混合薬を仮承認したが、両方ともオーロビンド・ファーマ株式会社で製造されたものである。オーロビンド・ファーマのラミブジン/ジドブジン多剤混合薬は既にFDAが承認しているグラクソ・スミス・クライン社 Glaxo Smith Kline のコンビビル Combivir 錠剤のジェネリック・ヴァージョンであり、エファビレンツ錠剤はブリストル・マイヤーズ-スキッブ社 Bristol Myers-Squibb 製造のサスティバ Sustiva 錠剤のジェネリック・ヴァージョンである。

仮承認は、現存する特許権あるいは独占権により米国で市場出る可能性は低いが、要求される品質、安全性、効能基準を全て満たしている、とFDAが結論付けたことを意味する。仮承認により、これらの製品は大統領エイズ救済緊急計画に基づき、購入を検討する対象となる予定である。

原題:Fixed Dose AZT/3TC/Efavirenz - FDA Grants Tentative Approval
日付:Mar 9.2006
出典:National AIDS Treatment Advocacy Project –NATAP ウェブサイト
URL:http://www.natap.org/2006/HIV/030906_02.htm



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★WHO:妊婦と子供へのエイズ治療薬が不足
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世界保健機関(WHO)によれば、2003年から2005年の間で抗レトロウイルス(ARV)薬を摂取したHIV陽性者の数は3倍に増えたものの、妊婦のうちで、出産までの間に治療を受けることができたのは10%以下であった。世界では、1日に約2,000人のHIVに感染した新生児が誕生している。これはHIVに感染した母親が治療を受けていないためである。WHOは、2005年までに300万人のARV薬治療を目指す「3×5」政策を推進してきたが、実際は130万人と目標の半分以下で、治療を必要とする全650万人のわずか5分の1にとどまった。

また、WHOは国連の姉妹機関である国連エイズ合同計画(UNAIDS)との2005年の合同報告書の中で、HIV/AIDSの影響が最も深刻なサハラ以南のアフリカ諸国では、66万人もの子供たちに早急なARV薬治療が必要としている。WHOのHIV/AIDS対策局ケビン・コック Kevin de Cock 博士によれば、世界のエイズによる死者のうち、子供は15%を占めるが、治療を受けられた子供は全体のわずか5%にすぎないという。

保健システムの不備に加えて、100万人ともいわれるケア提供者の不足が治療の遅れの原因といわれている。更に、「3×5」政策についても、支援機関の間の調整不足や薬品の供給や資金の不足が指摘されている。

全世界のエイズ対策への支出は倍増し、2003年から2005年の間に83億ドルが費やされている。これらの多くが、米国の「大統領エイズ救済緊急計画」、世界エイズ・結核・マラリア対策基金、世界銀行から寄せられている。 しかし、UNAIDSによれば、2005年から2007年の間に180億ドルの支援が必要となり、2008年以降は、現在の3倍にあたる年間220億ドルの予算が必要となる。UNAIDSは今後、ARV薬治療にかかる財政支援が急激に増えない限り、妊婦や子供のような社会的に脆弱な人々がますます取り残されていくと報告している。

一方で、昨年は発展途上国で治療へのアクセスが大幅に改善し、1月あたり約5万人の新たな患者がARV薬治療を受け、25万〜35万人の若い命が救われた。1次治療にかかる費用も、処方により異なるものの、37〜53%程度軽減され、サービスも改善されているという。

原題:WHO says few pregnant women getting HIV drugs
日付:March 28, 2006
出典:Yahoo! news
URL:http://news.yahoo.com/s/nm/20060328/hl_nm/hiv_dc

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★世界の市民社会は国連HIV/AIDS対策レビュー総会で透明性の確保を求める
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この5月31日から6月2日まで、国連エイズ特別総会(UNGASS)で2001年に採択された「HIV/AIDSに関するコミットメント宣言」の実施の成果に関する包括的レビュー会合(国連HIV/AIDS対策レビュー総会)が開催される。

これに先駆けて、加盟国政府は、国連エイズ合同計画(UNAIDS)に対して、同宣言の実施状況にかかる報告書を提出することになっていた。しかし、市民社会の再三の要請にも関わらず、いまだにUNAIDSはこの政府からの報告書を公表していない。加盟国政府からの情報がないまま会議に参加した場合、市民社会には、重要な役割が果たせなくなる可能性がある。

以下の市民社会声明は、国連総会において市民社会が意義ある参加を果たすために、UNAIDSに向けて情報提供を求めるものである。

発信者:Tim France, Health & Development Networks, For Civil Society Coalition on HIV/AIDS UNGASS 
ホームページ: www.ungasshiv.org 

----UNAIDSに対する共同声明は以下のとおり----- 

「国連エイズ合同計画(UNAIDS)に対する市民社会による共同声明: 国連エイズ特別総会(UNGASS)ハイレベル会議における透明性の確保について」

国連エイズ特別総会(UNGASS)において、2001年に採択された「HIV/AIDSに関するコミットメント宣言」にかかる実施検証会議が5月31日から6月2日まで開催される。これに伴う緊急課題として以下を提案したい。

UNAIDSは2005年末(後に1ヶ月延長)までに同宣言の実施状況報告書を加盟国政府に提出するよう求めている。同時に25以上の市民社会が結集してUNAIDSに対して、独自の国別調査報告書を提出し、その調査結果を政府や市民と共有している。(参照 www.ungasshiv.org)

しかし、再三の要請にも関わらず、いまだにUNAIDSからは政府による報告書が提出されていない。このままではハイレベル検討会議において、同宣言に対する市民社会として有効な意見や対策、代替案を発言することは不可能である。市民社会グループが参加することによって、政府とは異なる立場から様々な見解や情報を発信することができ、会議での議論がより有意義なものになることは確実である。同宣言の公文書にもにおいても、政策策定、実施、モニタリング評価のすべての段階においてパートナーとしての市民社会の参加が急務とされている。ついては、ハイレベル検討会議における信用性と正当性の確保のためにも、政府による実施報告書と世界実施報告書の早急な提出を求める。また加盟国のうち、実施報告提出の有無も併せて報告されたい。

原題:Action: Transparency and the UNGASS HIV/AIDS high-level review meeting, Civil Society Coalition on HIV/AIDS UNGASS 
日付:March 127, 2006
出典:break-the-silence listserv
URL:http://eforums.healthdev.org/read/messages?id=10793

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■□編集後記
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皆さま、今号も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
いやはやもうすぐ6月ですね。サッカーファンの皆さまには、たまらない季節がやってまいりました。先日、日の丸を背負う全日本代表23名が発表され、いよいよドイツに向けて最終調整といった感じでしょうか。さて、皆さん、このメールマガジンの発行機関である、(特活)アフリカ日本協議会にちなんで問題。今年のワールドカップドイツ大会、アフリカ大陸からの出場国、いくつの枠があって、どこの国が出場するかご存知でしょうか?
正解は、4枠、トーゴ・コートジボアール・南アフリカ共和国・アンゴラです。前回の出場国(カメルーン、ナイジェリア、南アフリカ共和国、チュニジア、セネガル)に比べるといまいち日本での知名度はありませんが、ぜひ今回もアフリカ勢に活躍して欲しいものです。
次号では、国連エイズ特別総会ハイレベルレビュー会合のレポートもお伝えできるかと思います。どうぞご期待ください!

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