国際情勢

グローバル・エイズ・アップデート

地球規模の広がりを見せるHIV/AIDS問題。アフリカなど途上国を中心に、現状と国際社会、市民社会の取り組みの最新情報を伝えるメールマガジン。

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世界のエイズ最新情報

2004/09/27

■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

 グローバル・エイズ・アップデイト
       GLOBAL AIDS UPDATE
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 創刊準備2号 2004年7月6日
(バンコク・国際エイズ会議情報)
  Vol.0-No.1 July 6, 2004

■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

◆発 行:アフリカ日本協議会
◆連絡先:
・東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル2F
・電 話:03-3834-6902
・FAX:03-3834-6903
・電子メール:ajf@mtb.biglobe.ne.jp

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■トピック:バンコク国際エイズ会議
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★アジアのHIV/AIDS:コミュニティから学び、ともに行動する
〜学びの場としての第15回国際エイズ会議(於:バンコク)〜

 第15回国際エイズ会議が、7月11日から16日まで、タイ王国バンコク市で開催される。アジアでは94年の横浜についで2回目の開催となる。
 タイはアジアのみならず世界全体で見ても、HIV/AIDSへの取り組みが最も活性化した地域である。今回の国際エイズ会議に関しても、世界のエイズ・コミュニティが集まって連日イベントが開催される「グローバル・ヴィレッジ」をはじめとして、会議の正式プログラム以外に、数多くのサテライト・シンポジウムや事前会議などが開催される。
 アジアのエイズ対策は、(アジアに限らないが)様々なコミュニティとの連携なしには成立し得ない。こうしたコミュニティの中には、同性愛者・MSM(男性と性行為をする男性)、ドラッグユーザーのように、日本で「国際保健」というとき、その取り組みの視野に入っていなかったコミュニティも存在する。東南・南アジアでは、日本を含む東アジアに先駆けて、こうしたコミュニティにおけるHIV/AIDS対策が活性化されており、バンコク・エイズ会議は、国際保健に関わる日本の市民社会が、こうしたコミュニティとの連携を形作っていく上で非常によい機会を提供しているということができる。
 以下、国際エイズ会議で展開されるサテライト・シンポジウムやコミュニティ関連企画をいくつかピックアップして紹介する。

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★タイ国際エイズ会議2004 
エンパワーニング スタディツアープログラム
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○主催:タイ国際エイズ会議コミュニティ委員会
○日時・場所:下記のURL参照
○趣旨:
1.タイのコミュニティ組織を訪問し、コミュニティで生の体験を通して体験する。
2.タイのコミュニティ組織と他国のコミュニティ組織で活動する人同士で経験を共有する。
※このツアーは、場所やその期間に応じて費用などが異なるため、下記のサイトで詳しい情報を得たり、主催者に問い合わる必要がある。
○より詳しい情報:
・タイムテーブル、場所、参加費等の詳細;
 http://www.ias.se/bangkok/subpage.aspx?pageId3D239
・北部ルートの詳細;
 http://www.ias.se/bangkok/admin/images/upload/370.pdf
・北東部ルートの詳細;
 http://www.ias.se/bangkok/admin/images/upload/369.pdf
・バンコク及び中央部ルートの詳細;
 http://www.ias.se/bangkok/admin/images/upload/369.pdf
・エンパワーニング スタディツアーの登録フォームはこちら;
 http://www.ias.se/bangkok/admin/images/upload/empowering_visits_registration_form.doc

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★エイズに関する説明責任と
行動を求めるマーチ
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○日時:7月11日午後4時(集合場所:Market in front of Food Center at the Muang Thong Flats 1 km. behind IMPACT Arena)
○主催:
・タイHIV感染者・AIDS患者ネットワーク Thai Network of PeopleLiving withHIV/AIDS (TNP+)
・タイAIDS アクティビストコミュニティ the community of ThaiAIDS Activists
○趣旨:マーチを通して、HIV/AIDSトリートメントの格差、不公平を表明し、今回のエイズ会議のスローガンとなっている"access for all"の本質的のな意味に迫る。また、マーチの中では特にアカウンタビリティを首脳や各機関、そして個人に対して問いかけていく。

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★東南アジアにおける
安全なセックスとメディア
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○日時:7月13日 6:00 -9:00 pm
○場所:the Magic 2 Ballroom, Miracle Grand Convention Hotel,99Vibhavadi-Rangsit Road, Laksi, Don Muang, Bangkok,
Thailand (IMPACTコンベンションセンターより徒歩約15分)
○主催:
・ロックフェラー財団 the Rockefeller Foundation
・タイ報道機関研究所 the Press Development Institute of Thailand
・タイジャーナリスト連盟  the Thai Journalists Association.
○趣旨:セクシャリティと安全なセックスに関するメディア放送の概略を知り、HIV/AIDSのメディアアドボカシーに関する経験や情報のシェアリングをしていくことによって、参加者のパートナーシップを高め、地域内のネットワークを構築していくことを本セッションの目的とする。
より詳しい情報:http://www.aidsphil.org

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★コミュニティ・ギャザリング
(エイズに関わるコミュニティ全体のミーティング)
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○日時:7月11日 11:30am-
○場所:IMPACT エクシビジョンセンター
○趣旨:ネットワーキングとコミュニティの幅広い課題に対する経験のシェアリングの提供。地球規模のコミュニティネットワークの連帯、会議でのコミュニティからの声をどう最大化させていくかを計画する。
○より詳しい情報:http://www.aids2004.org
 ・the Community Project sectionをクリック。

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★エイズのリーダーたちと会おう 
'Meet the Leaders'
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○日時:7月12日(14-17:30)13日(16-17:30)、14日(16-17:30)いずれもIMPACTアリーナ
○主催:タイエイズ国際会議2004
○趣旨:現在のHIV/AIDSの具体的な課題とリーダーシップがどのように課題に対応していけるかを答えていく。それを踏まえ、リーダーの役割とその貢献を考え、世界中からの注目を集める。
○パネラー:
・グラサ・マシェル (ネルソン・マンデラ夫人、開発と女性に関する活動家)
・リチャード・ギア(俳優)
・ザッキー・アハマット(南アフリカ共和国HIV感染者・AIDS患者団体『治療行動キャンペーン』議長)
・ケイト・トムソン(『エイズと共に生きる女性国際コミュニティ』創設者)他

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★開発におけるエイズの主流化 Mainstreaming AIDS in
Development:Time to Scale Up
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○日時:7月15日 10:30am - 2:00pm
○場所:IMPACT カンファレンスセンター Nルーム、
○主催:UNAIDS 、ドイツ開発技術公社(GTZ)
○趣旨:HIV/AIDSによる大きな被害を受けている国々では、AIDSを開発戦略の中心課題の一つに位置づける必要がある。本セッションでは、UNAIDSとドイツのGTZの主催で、各国各分野における最新の経験を生かしながら、 国全体の開発戦略におけるHIV/AIDSの位置づけの強化について討議する。
○より詳しい情報:
http://www.hiv-development.org/text/MainstreamingRoundtable.pdf

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★薬物使用者におけるエイズ治療
現実的なゴールを目指して
"HIVTreatment for Drug Users A Realistic Goal"
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○日時:7月15日 18:00-20:00
○場所:IMPACT エクシビジョン・コンベンションセンター Gルーム
○主催:
・中東欧ハームリダクションネットワーク、Central and Eastern
European HarmReduction Network
・欧州AIDS トリートメントグループ、European AIDS Treatment Group
・ゲイ・メンズ・ヘルス・クライシス Gay Men's Health Crisis
・オープン・ソサエティ・インスティチュート 国際ハーム・リダクション形成プログラム International Harm Reduction
Development Program of the Open SocietyInstitute
・タイAIDS治療行動グループ、Thai AIDS Treatment Action Group・タイ薬物使用者ネットワーク、Thai Drug Users Network
○趣旨:現在HIV感染者の10%が、薬物使用により感染している。世界的にHIV治療へのアクセスは、十分に保障されていないが、特に薬物使用による感染者は、治療へのアクセスから疎外されている。 
関係機関の多くは、その原因を薬物使用者側に求めているが、NGOの調査によれば、それは必ずしも正しくないことが判明している。このサテライト・ミーティングでは薬物使用者の治療へのアクセスの実現に向け、問題点の洗い出しとその解決策を追求する。

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★セクシャルマイノリティ、
暴力そしてHIV/AIDSに関する会議
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○日時:7月9日(午前中から、無料、登録必要
※登録方法:Proscovia Ndoboli (ndobolip@unaids.org) or fax 
(41 22 791 4746) giving details (Name, Organisational Affiliation and Contact address)
○場所:バンコク国際連合ビル、国際連合アジア太平洋経済社会理事会コンベンションセンター
○主催:UNAIDS、国際連合アジア太平洋経済社会理事会、世界銀行○趣旨:このシンポジウムは主に途上国のMSM(男性と性行為をする男性 men whohave sex with men)や、セクシャルマイノリティへのHIV 予防・ケア問題を取り扱っていく。プレゼンテーションの内容は多岐にわたっており、セッション2では、地域ごとのケーススタディを、セッション3では、国際機関からのプレゼンテーションを予定している。

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創刊日:2004-09-14  
最終発行日:  
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