独立・起業

起業家はげまし隊のコーチング・セッション

あるコーチング・セッションの記録をとおして、「コーチングって、どんなことをするの?」という疑問にお答えします。コーチング・スキルを身につけたい方にも参考になるようなメルマガを目指しています。

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起業家はげまし隊のコーチング・セッション Vol. 002

2004/09/08

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    起業家はげまし隊のコーチング・セッション
                       Vol. 002


     相手にとってのメリットは、なんですか?


                     http://www.LSSC.jp/
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 こんにちは。
 起業家はげまし隊隊長の「くが」です。

 今日も「起業家はげまし隊のコーチング・セッション」を
 ご購読いただきありがとうございます。

 創刊号をお届けした、その日のうちに、コーチングのお申し込みや
 お問い合わせをいただき、正直なところびっくりしています。

 お申し込みやお問い合わせだけでなく、たった一言の感想でも、
 とってもうれしいです。

 お読みになった感想を、ぜひぜひお送りください。

  こちらへ → info@LSSC.jp 

 今回から、1セッションを1回のメルマガに書きましたので、
 かなり長いです。

 お時間のあるときに、ゆっくりお読みいただけたら、
 うれしいです。

───────────────────────────────
 このメールマガジンは、
 起業家はげまし隊隊長(リーガルプロフェッショナル・コーチ)
 司法書士、行政書士の久我祐司(くがゆうじ)が発行しています。

 ☆解除方法は、一番下にあります。

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<<今日のメニュー>>

 ・はじめに
 ・今日のキークエスチョン
 ・コーチング・セッション
  今日のテーマ:
   辞めたいと言ってきた部下に対して、どう対応するか
 ・あとがき
 ・あなたの<夢>を、教えてください。
 ・コーチング・セッション<無料>参加者募集!


─<はじめに>─────────────────────────

 このメールマガジンは、
 実際のコーチング・セッションをご覧いただきながら、知らず知
 らずのうちに、「コーチング・マインド」を身につけていただけ
 ることを目指しています。

 ☆コーチング・マインドとは?

 簡単に言うと、コーチがクライアントに対してコーチングを行う
 のと同じように、あなたがあなたの周りの人に対して、コーチン
 グ的な発想で接することを意味します。

 そして、あなた自身(あなたの中のもう一人の自分)に対しても、
 コーチング的な発想で接することができるような心のあり方を意
 味します。

 コーチング・マインドを持つことによって、あなたの周りの人と
 のコミュニケーションが改善されます。

 また、あなたのあなた自身とのコミュニケーションが改善される
 ことによって、より「あなたらしく生きる」ということができる
 ようになります。


−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=

 【今日のキー・クエスチョン】

  相手にとってのメリットは、なんですか?

−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=

 なにかをしようと思ったときに、まず考えることといえば、「自分に
 とってどういうメリットがあるか」、ということですよね。

 つまり、それをしようと思った「自分の動機」です。

 ところが、そのやろうと思ったことが、相手のあることであれば、
 自分にとってのメリットだけしか見えていないと、相手を動かすこ
 とは難しいですよね。
 
 今やろうとしていることが、相手にとって、どういうメリットがあ
 るのか、そういう視点を持つことで、やろうとしていることのやり
 方や、場合によっては、やろうとしていることそのものが変わって
 くることもあるかもしれませんね。

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 <コーチング・セッションの記録>

  コ ー チ 名:くが ゆうじ
  クライアント名:カトウ コウジ さん

  9月8日(水) 21:00〜21:40 方法:電話

  今日のテーマ:
   辞めたいと言ってきた部下に対して、どう対応するか

−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−−*−*−*−*−
(電話が鳴る)

くが : はい、くがです。

カトウ: こんにちは。カトウです。

くが : カトウさん、こんにちは。
     ようこそ、お待ちしていました。

     フードコンサルタントについての
     メールありがとうございます。

     前回のセッションのあと、
     すぐに調べてみたんですね。。

     フードコンサルタントの仕事って、
     けっこういろんなことするんですね〜。


カトウ: そうですね。
     わたしも調べてみてびっくりしました。

     フードコーディネータの資格があるなんて
     知りませんでしたよ。。。。。


くが : そうですね。

     それで、お店のオーナーさんに話を
     聞くというのはどうなりましたか?


カトウ: それが〜。。。。

     会社の方で、ちょっと問題が起こって、
     それどころじゃなくなっちゃったんですよ。

くが : どうしたんですか?
     差し支えない範囲で教えてもらってもいいですか?


カトウ: はい。

     実は、今年入ったばっかりの新人なんですが、
     急に会社を辞めると言い出したんですよ。

くが : 新人の方が、急に辞めると言ってきたんですね。


カトウ: はい、そうなんです。

     で、とりあえずは引き留めたんですけど。。

     今日のところは、またすぐに辞めると言い出しそうな
     雰囲気でした。


くが : そうですか。。。。

     どうりで、今日はちょっと声に元気がないなぁ、
     と思っていたんですよ。

     では、今日のセッションで取り上げたい
     テーマはなんですか?


カトウ: そうですねぇ。。。。。

     今は、辞めると言ってきた部下のことで
     頭がいっぱいなので、あんまり他のことは
     考えられません。


くが : じゃあ、その部下の方について話してみますか?

カトウ: はい、そうします。
     でも、コーチングって、こんなこともやるんですか?

くが : そうですよ。

     ただし、カウンセラーなどの他の専門家が
     取り扱うべきことについては、原則として
     取り扱いません。

     もっとも、わたしの場合は、司法書士・行政書士として、
     法律的なアドバイスも行うことはありますが、
     これは、厳密に言うと、コーチングではありません。

カトウ: そうなんですか。。。。


くが : じゃあ、まず最初に、もう少し現状を詳しく
     教えてもらってもいいですか?

     その部下の方が辞めたいというのは、
     誰から聞きましたか?

カトウ: 本人からです。


くが : いつごろ、どこで聞きましたか?

カトウ: 先週の金曜日の夕方、事務所で聞きました。


くが : どんな理由ですか?

カトウ: 「このままこの会社にいても目標が見えない」
     って、言ってました。。


くが : 「このままこの会社にいても目標が見えない」?

     目標?

     どういう目標でしょう?


カトウ: 「自分がこの会社でどうなっていくのか。
      どうなりたいのか。それがよくわからない。」
      と言うんです。


くが : それを聞いて、カトウさんはどう思いましたか?

カトウ: 正直なところ、困ったなぁ、と思いました。

くが : どうして困ったなぁ、と思ったんですか?

カトウ: そりゃ、もちろん、いますぐ辞められたら困りますよ。
     久しぶりの新入社員ですから。。

     ここで辞められたら、部長に怒られます。


くが : 久しぶりの新入社員で、いま辞められたら
     部長に怒られるから、困ったなぁ、と思ったんですね。

カトウ: そういう風に返されると、
     なんかわたしが自分勝手なやつみたいじゃないですか!

くが : でも、カトウさんがそういったんですよね?

カトウ: そりゃ、そうですけど。。。。


くが : じゃあ、その方について、
     もう少し詳しく聞いてもいいですか?

カトウ: はい。。。。

     名前は、サカイノブユキと言うんですが、
     去年までは、駒澤大学で長距離を走っていました。

くが : 駒沢大で長距離というと、箱根駅伝に出たんですか?

カトウ: いえ。

     4年間在籍はしていましたが、
     結局、出場する機会はありませんでした。

     うちの会社に入ってきたときには、

     「箱根を走ることができなかったので、自分としては、
      大学生活は不完全燃焼でした。」

     「ですから、この会社では、精一杯仕事をして、
      完全燃焼したい、と思います!」

     と言っていました。

くが : とってもモチベーションの高い方だったんですね。

カトウ: はい。。。 入ってきた当初はそうでしたね。


くが : なにかモチベーションが下がるようなきっかけは、
     あったんでしょうか?

カトウ: ちょっと、思いつきません。


くが : その新入社員のサカイさんの面倒を見ていたのは、
     どなたですか?

カトウ: はい。

     うちの部署は、他に2人の部下がいるのですが、

     6年目のタナカヒロシというのが、
     現場での営業の指導をしています。

     それから、女性で、イトウミドリというのが、
     営業のフォローをしていますが、
     電話の取り方や社内ルールを教えました。


くが : カトウさんは、なにをしましたか?

カトウ: 基本的には、その二人に任せていました。

     タナカ君にも、そろそろ部下の指導に
     慣れてもらう必要がありますから。。。


くが : タナカさんは、サカイさんが辞めると
     言ったことについて、なにか言っていましたか?

カトウ: いえ、そのことについてはなにも。。。。

     ただ、ちょっと前に、扱いづらいところがある、
     とは言ってましたね。


くが : 扱いづらい。。。
     どんなところが扱いづらいんでしょう?


カトウ: そうですねぇ。。。。。
     ウマが合わないというか、

     考え方が違うみたいだ、とは言っていましたね。


くが : 考え方が違う。。。

     具体的にはどんな点で、考え方が違うのでしょうか?


カトウ: そうですね。

     わたしから見た感じだと、

     タナカ君は、どちらかと言えば、
     まじめで細かい感じがします。

     データを集めて、分析して、筋道を立てて
     考えていく。

     なんというか、クールな感じですよね。


     それに対して、サカイ君は、
     とにかくまずやってみる、と言う感じですね。

     まあ、わたしもそんなところが多いですが。。。


くが : なるほど〜〜。

     それは合わないかもしれませんねぇ。。。。


     それで、カトウさんはどうしたいですか?

カトウ: そりゃ、もちろん、サカイ君には残ってもらいたい
     と思いますよ。


くが : どうしてそう思いますか?

カトウ: さっきも言いましたが、やっと入った新人で、
     とってもやる気もあるし、貴重な新戦力なんです。

     決して、部長に怒られるからだけじゃないですよ。。(笑)


くが : (笑)
     では、ちょっと立場を入れ替えてみましょうか。

     サカイさんの立場から見て、
     このまま会社に残ることにすると、
     どんなメリットがありますか?

カトウ: メリット???

くが : そうです。どんなメリットがあるでしょう?


カトウ: う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。

     そうですねぇ。。。。。

     また、あまり考えたことのないことを
     聞かれちゃいましたねぇ。。。



     メリット。。。。?


     なんだろう。。。。?


     そうだなぁ。。。。。


     そうですねぇ。。。。。

     がんばれば、充実感、彼の言っていた言葉で言うと、
     「完全燃焼」っていう感じを得ることができる。
     
     うちの会社の基本理念に、
     「人はみな豊かでなければならない」
     というのがありますが、
     
     営業って言うのは、

     お客様に喜んでいただいて、豊かになっていただく。
     その結果として、われわれも豊かになる。

     っていうところがあると思うんですが、

     そういう意味での、充実感、っていうのは
     メリットにならないですかねぇ。。。。


くが : それは、サカイさんが辞めようと思う前から
     あったはずですよね。

カトウ: う〜〜ん。そうですねぇ。。。。。


くが : じゃあ、もうちょっと視点を変えてみましょう。

     サカイさんがこの会社にいたい、
     カトウさんの下で働きたいって、
     積極的に思えるようなときって、
     どんなときでしょう?


カトウ: う〜〜ん。そうですねぇ。。。。。


     この会社にいることで、
     毎日がワクワクして楽しい、

     っていう感じがしたら、
     この会社にいたいって思うでしょうね。


くが : 今の状況はどうですか?


カトウ: お世辞にもそんな感じはしないですねぇ。。。

     わたしも他の仕事をしようか
     と思っているくらいですから。。。


くが : でも、サカイさんには残ってほしいんですよね。


カトウ: それは、そうです。

     会社全体はどうにもなりませんが、
     少なくとも、わたしの部署だけでも
     そういう雰囲気にしたいと思います。


くが : そうですね。

     では、さきほど
     毎日がワクワクして楽しければ、
     会社にいたいと思うだろうって、
     言ってましたが、

     どんなことができれば、
     毎日がワクワクして楽しくなりますか?


カトウ: そうですね。

     毎月の売り上げ目標が達成できること。
     メンバー全員にやる気がみなぎっていること。

     でしょうか。


くが : 毎月の売上目標が達成できること。
     メンバー全員にやる気がみなぎっていること。ですね。


     では、
     メンバー全員にやる気がみなぎっている、
     ためには、どんなことが必要でしょうか?


カトウ: メンバーそれぞれの売上目標が
     達成できるような見込み客が十分にいること。かな?


くが : なるほど。

     売上目標以外で、やる気になるために必要なことって
     どんなことがありますか?


カトウ: 売り上げ以外で、ですか?


くが : それから、もう一つ付け加えると、
     カトウさん以外のメンバーの方にとって、
     はどうでしょうか?


カトウ: わたし以外のメンバーにとって?


     わたしと同じじゃないのかなぁ。。。。


くが : みなさん、カトウさんと同じですか?


カトウ: いや、立場がちがいますよね。


     う〜ん、なんだろ〜〜?



くが : じゃあ、カトウさんは売上目標以外で、
     やる気になるときって、どんなときですか?


カトウ: 部長にほめられたときかなぁ。。。(笑)

くが : 部長にほめられたときに、
     カトウさんはやる気が出るんですね。


カトウ: そうですね。

     あっ、そうか。。。。

     ほめられたときって、うれしいし、
     やる気が出ますね。


くが : カトウさんの部署では、誰がほめるんですか?

カトウ: わたし、ということになるのかな?


くが : そうですね。

     でも、カトウさんだけがほめる役をする
     必要はないと思いますよ。

カトウ: というと?

くが : メンバー全員が、お互いのことを認めて、
     お互いにほめるということの方が、
     いいんじゃないですか?

カトウ: なるほどね〜〜。


くが : じゃあ、おうかがいしますが、

     メンバー全員が、お互いを認め合う、という状態を、
     100%だとしたら、いまは何パーセントくらいですか?


カトウ: そうですねぇ。。。20%くらいですかね。。。


くが : のこりの80%のギャップを作っているものって、
     なんでしょう?


カトウ: コミュニケーション不足ですね。

     正直なところ、
     わたしも自分のノルマを達成するのに手一杯で、
     部下とのコミュニケーションは、
     あまりできていなかった、と思います。


くが : なるほど。。

     じゃあ、どんなことをすれば、
     もっと部下とのコミュニケーションが
     とれるようになるでしょうか?

カトウ: 部下に毎日報告をしてもらう。

くが : いまは、報告はないのですか?

カトウ: みんな、会社に戻ってくる時間がバラバラなので、
     なかなか報告を聞く時間がとれないんですよ。

くが : みなさん、会社に戻る時間は遅いのですか?

カトウ: そうですね。
     それに、遅いときは、直帰してしまうこともありますから。


くが : ほかには、どんなことがありますか?

カトウ: そうですねぇ。。。。

     定期的に飲み会をするとか。。。

     まあ、飲み会じゃなくても、
     ミーティングでもいいですが。。。




くが : ひとつ提案してもいいですか?

カトウ: はい???



     あっ、
     いいですよ。



くが : カトウさん、

     メンバーの方たちのコーチになってみませんか?


カトウ: へっ??

     わたしがコーチにですか??


くが : コーチと言っても、こんな風に、いまわたしとカトウさんが
     やっているようなことをしなくてかまいません。


カトウ: じゃあ、なにをするんですか?


くが : メンバーの方、ひとりひとりから、

     いま、仕事の上で抱えている問題や
     将来、どうしたいのか

     について、聞いてみてください。

     ただし、絶対に、評価や批判はしないでください。


     ただただ、聞いてください。

     そして、相手が言ったことを、
     そのまま繰り返して、確認してください。

     「あなたが言ったことは、こういうことですね?」
     って。。


     それから、質問をするときは、必ず、
     オープン・クエスチョンにしてください。

カトウ: オープン・クエスチョン??

くが : 「はい」や「いいえ」で答えることのできない質問です。

     たとえば、

     あなたは、○○がしたいですか?

     ではなく、

     あなたは、どんなことをしたいですか?

     という質問です。


カトウ: はぁ。。。。。?

     そうすることとコミュニケーションを増やすことって、
     どういう関係があるんですか?


くが : さきほど、コミュニケーションを増やすために、
     カトウさんがおっしゃっていたことって、

     全部、カトウさんのために
     しようとしていることのような気がしました。


カトウ: え〜っ。そんなことないですよ。


くが : でも、部下に毎日報告をしてもらう、
     って言ってましたよね。

カトウ: それはそうですが、そういうときに部下もわたしに
     いろいろと意見を言えるじゃないですか?

     こういうのは、部下のためともいえるんじゃないですか?


くが : ホントにそうなっていれば、そうでしょうが。

     ズバリ聞きますが、

     カトウさんは、部下の方の話を
     ちゃんと聞いたことありますか?


カトウ: ありますよ〜。。。


くが : じゃあ、カトウさんと部下の方と、
     どちらが話している時間が長いですか?


カトウ: !?

     それは、わたしですね。。。


くが : 部下の方の話をさえぎって、話し続けたことはありますか?

カトウ: ぐっ。。。。

     は、はい、あります。。。。


くが : でしょ〜〜。

     他のふたつについても、どうもカトウさんの
     独演会になっちゃいそうな気がしたんですよ。


カトウ: あ〜、ありえますね〜〜(笑)


くが : そういう一方通行のものは、
     ホントのコミュニケーションではないんですよ。

     コミュニケーションという言葉のもともとの意味は、

     「他人と共有すること」

     ということなんです。

     他人と共有するんだから、カトウさんの話だけを
     相手に押しつけるわけにはいかないですよね。

     カトウさんも、「同じだけ、同じように」、
     相手の話を受け取る必要があるんですよ。


カトウ: なるほど。。。


くが : だから、バランスをとるために、部下の方たちの
     話を聞いてきてください。


カトウ: そうかぁ。。。そういうことね〜。。

     わかりました。聞いてきます。


くが : くれぐれも、さっき言ったことを忘れないでくださいね。


カトウ: はい。

     絶対に、評価や批判はしない。

     ただただ、聞く。

     そして、相手が言ったことを、
     そのまま繰り返して、確認する。

     それから、質問をするときは、必ず、
     オープン・クエスチョンにする。

     でしたよね。


くが : そうです。

     よく覚えてましたね〜〜。(笑)


カトウ: いや、なんか、自分の中のもう一人の自分が
     ちゃんと聞いてたみたいですね。(笑)


くが : では、確認します。

     カトウさんは、部下の方たちの話を聞いてきますか?


カトウ: はい、聞いてみます。


くが : いつ、誰から聞きますか?


カトウ: まずは、サカイ君ですね。

     一番大きな問題ですから。。。。


くが : 一番大きな問題。。。

     それって、「一番大切な問題」って、
     言いかえてみてもらってもいいですか?


カトウ: 一番大切な問題。。。


くが : どんな感じですか?

     なにか違いはありますか?


カトウ: あぁ。。。

     言われてみれば、全然違いますねぇ。。。


     「一番大きな問題」と「一番大切な問題」


     一番大きな問題の方は、
     早く処理しないと大変なことになる、
     という感じですね。

     一番大切な問題の方は、
     なんか、こう、優しく包んであげないといけない、
     という感じです。


くが : 実は、今日のカトウさんのお話からは、
     どうも、わたしには、カトウさんの部下の方に対する
     愛情が感じられなかったんです。


カトウ: え〜っ、そうですか??


くが : はい。

     ちょっときつい言い方をすれば、
     「対象」っていう感じです。


カトウ: そういわれると、かなりへこみます。。。。


くが : じゃあ、今回、部下の方の話を聞くときは、
     愛情たっぷりで聞いてあげてくださいね。。。(笑)


カトウ: わかりました。。。


くが : では、いつ、どこで、サカイさんの話を聞きますか?


カトウ: はい、あしたにでも。。。

     でも、どこがいいんでしょうか?


くが : できるだけ、静かなところがいいと思います。

     会社には、会議室はありますか?


カトウ: はい、あります。

くが : じゃあ、そこを借りてください。

カトウ: わかりました。。


くが : ほかの方は、どうしますか?

カトウ: タナカ君とは、あさって金曜日に、
     イトウさんとは、来週の月曜日に話をします。

くが : 「話をする」んじゃなくて、「話を聞く」んですよ。

カトウ: あ、わかりました。。。。(笑)


くが : 今日、ここまで話してみていかがですか?

カトウ: そうですねぇ。。。。。

     正直、かなりへこんでます。。。


     あ、ズバリ言われたこともそうですが、

     いかに自分が部下のことを考えていなかったかを、
     痛感しました。


くが : そうですか。

     わたしも今日は、ちょっと反省しています。
     あんまりコーチングらしくはなかったかもしれませんね。


カトウ: まあ、でも、とりあえず話を聞くことはやってみます。

くが : はい。がんばって、黙って聞いてくださいね。(笑)

カトウ: はい、がんばります。


くが : それでは、また来週お待ちしていますね。

カトウ: はい、ありがとうございました。

くが : はい、ありがとうございます。

(電話を切る)

−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−−*−*−*−*−
    このコーチング・セッションは、フィクションです。
    実在の人物、企業、団体等とは一切関係ありません。
−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−−*−*−*−*−

 なかなか自分の考え方を変えることができなかったカトウさん。

 でも、ひとつの言葉の使い方が、考え方を変えるヒントにはなった
 ようです。

 相手の立場で、メリットを考える。

 営業の世界では当たり前のことも、仲間や身内に対しては、なかな
 か当たり前にはできないですよね。



 あなたの相手にとっての、メリットって何ですか?

────────────────────────────────
 あとがき
────────────────────────────────

 こんにちは。
 ふたたび、起業家はげまし隊隊長の「くが」です。

 こんなに長いメルマガを、最後までお読みいただいてありがとうご
 ざいます。

 実は、わたしは、もともと学習塾の先生をしていましたので、どう
 しても、コーチングではなく、ティーチングをしてしまいそうにな
 ります。。(汗)

 今回のセッションでも、思わず、ティーチング・モードに突入して
 しまいました。。。。反省。。。


 まあ、クライアントさんが目標達成に向けて、実際に行動を起こす
 ことができれば、「そのコーチングは機能した。」、ということの
 ようですので、よしとしましょうか。。。。。

 反論、批判、お待ちしております。 m(_._)m


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 あなたからの<フィードバック>をください。
−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=

 私は、このメルマガで、一人でも多くの人に「コーチング」の良
 さを伝えたいと思っています。

 でも、私自身が、まだまだ「コーチング」のことを勉強している
 ところですから、いろいろと至らないところもあるかと思います。

 これをお読みいただいた「あなた」からのフィードバックをいた
 だけたら、とってもうれしいです。

 つまらん! わかりにくい!
 その質問はどうなの?
 
 など、ございましたら、

 こちらへ → info@LSSC.jp 


 もちろん、

 おもしろい! よかった!
 この質問は機能しているね!

 などの「承認」も大募集中です。。。(笑)

 承認のお便りも

 こちらへ → info@LSSC.jp 


−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=−−=
 あなたの<夢>を、教えてください。
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 起業家はげまし隊のWebサイトでは、あなたの<夢>を募集中
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 あなたの<夢>は、「ことば」にすることによって、実現へと
 近づいていくことができます。

 ぜひ、あなたの<夢>を、お寄せください。

 <夢集め>は、
 こちらへ → http://www.lssc.jp/dreampicker01.html

 いま、29名の方の<夢>が寄せられました。
 みなさんから寄せられた夢は、
 <夢のかたち>でご紹介しています。

 <夢のかたち>は、
 こちらへ → http://www.lssc.jp/yumenokatachi01.html

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 私宛に、お送りいただいた個人情報は、コーチング・セッションを
 実施する上で、必要な範囲に限り、利用いたします。

 また、守秘義務がありますので、お送りいただいた個人情報のほか、
 コーチング・セッションの際に、知りえた情報についても、あなた
 の承諾なしに、外部に漏らすことは、一切ありません。

 (ご参考)http://www.lssc.jp/privacypolicy.html


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 コーチング・セッションでおかけいただく電話は、
 「GATE CALL」(MEDiA「Mライン」)のIP電話です。
 「GATE CALL」→ http://ftth.gate01.com/gatecall/gatecall.html

 「GATE CALL」(MEDiA「Mライン」)をご利用の場合は、
 通話料も無料になります。
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 それでは、また来週水曜日に、お会いしましょう。。。



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          起業家はげまし隊 隊長
       リーガルプロフェッショナル・コーチ
           司法書士・行政書士

      そして <夢集人> - Dream Picker -

          久我 祐司(くがゆうじ)

       E-mail info@LSSC.jp

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