音楽

A’s Online Music Paper

インディーからメジャー気味なものまで、多様なジャンルの洋楽情報のメルマガです。新旧とものCDレビューから、アーティスト情報、ネットでの音楽環境情報と内容満載です。

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A's Online Music Paper[ No.79-2 ]

2004/10/28

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:■□□■□□□:□□□□■■:: << VOL.079-2 >>  :: JUN - OCT . 2004 ::
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 今年は何かと忙しくなってしまっているのですが、この夏から続いた激務期
間のトドメとして、先の連休を挟んで、北は青森から南は福島までの東北地方
を数カ所回ってきました。観光では無いのでどの土地も長く一泊、短くて数時
間の逗留しかしない味気ないものではありましたが、とにもかくにもどうにか
無事にまわってきました。しかしながら、運悪く台風直撃の最中での移動。乗
る予定だった新幹線が運休とのことで、急遽現地でチケットを取りなおしたり
、明日はどうなる…との不安が絶えず過ぎりましたが、台風が何とかそれて通
過したこともあり、見事なくらい無事に、大きくスケジュールを変更すること
なく済みました。横から降る雨の心配もありましたしスーツなんぞの正装はし
ていけず、駅に着いたらトイレで着替えると言う、まるで高校生時代を思い返
してしまった事態でした(笑) ところで、冷蔵庫買っちゃいました! これ
までのは友人姉妹が独身中に使っていたお下がりで、決して古くは無かったの
ですが、自分的なスタンスで買い置きをするにはやや小さかったので、ちょい
と大きめのを。ああ、まさか冷蔵庫を買ってトキメくと日が来るなんて思いも
寄らなかった…(苦笑)
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□□: AOMP NO.79 - 2 MENU <:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
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  ・【1-2】近作感想♪   ・【6】ライヴ・レポ♪   ・【7-2】NEWS♪
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□:.................................... その他のコンテンツは先送です >
・ 次号(80号)の予告 ・
・【1】近作感想♪ → インディ・ギター・バンド特集
・【3】チャート♪ ・【5】コラム♪ ・【7】NEWS♪ 等々…
□:..................................................................>
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:□□■■:                     【1-2】近作感想♪
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 今回は比較的ポップ(+B級センス)な作品を中心に編集してみました。
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□■■・[US][インディー・ギター][B級ポップ]
■■・
■・【 The SPINE / THEY MIGHT BE GIANTS 】
■・               < mperial/Cooking Vinyl  COOKCD310  >
■・ EP
■・【 The SPINE SURF ALONE / THEY MIGHT BE GIANTS 】
■・【 INDESTRUCTIBLE OBJECT / THEY MIGHT BE GIANTS 】
■・
■■
  4枚目の『アポロ18号』以降、ソロ活動やお休みを積極的に取る様になり、
バンドとしての活動が単発(短期間)的になっていますが、解散する訳ではな
く良い具合で活動するって感じですよね。昨年末から、積極的な活動のアナウ
ンスが届いてから期待していました新譜が届きました。トラッドやミニマムな
要素をふんだんに盛り込んで、様々な音楽を自由に演っていた二人組が、3枚
目の『フラッド』で初期のアイディアの頂点に達し、4作目あたりから、バン
ド・サウンドを基本にした曲を中心に据えてややポップ・ロックな要素が強く
なったかと思えば、ここ最近には子供向けの作品を出したりして、やはり多様
に幅広く、楽しい作品をいつも出してくれていますし、やっぱり好き…(笑)
 今作は、コンフォータブルと言いますか、ドッシリといつもの彼ら節でキマ
っています。ギター・バンドのスタイルが中心で、多少いつものクセ的な箇所
こそありますが、メロディは相変わらず抜群です。どんなジャンルの曲でも巧
く飲み込んでしまい、それが次々に繰り出される彼らの世界観が遺憾なく発揮
されています。シングルの『The SPINE SURF ALONE』は、アルバムの延長と言
いますか、入らなかった分を回しているだけの感じで、これも合わせて、今回
の彼らの作品集と言う位置づけなところです。ちなみに、春先にリリースされ
たもう一枚のシングル、『INDESTRUCTIBLE OBJECT』は、5曲入りながら彼らの
トータル的なユーモア精神や音楽性がうまく凝縮された作品でしたので、少な
い投資で彼らの音楽全般の姿を確認されたい方には向いているかも知れません
。もうちょっとだけでも自由自在なスタイルで演ってもらえればもっと嬉しい
のに…と言う往年のファンは願ってます。            【AO】■

・アーティスト・サイト → http://www.tmbg.com/
・アーティスト・サイト(試聴) → http://www.theymightbegiants.com/

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□■■・[US][エレクトリック]
■■・
■・【 RADICAL CONNECTOR / MOUSE ON MARS 】
■・                               < TRILL JOCKY 70134 >
■■
  台風が大挙して通過しているので、今時分に秋というのも何なんですが、夏
の終わりのもの悲しげな雰囲気に幾つになってもどことなく切ない気分にされ
られてしまいます。まだまだ気分はあの日のまま…(笑) そんな心持ちを助
長させてしまうのがこの作品だったのです。『エレクトリック・ポップ』と言
うキーワードに、『ザ』が付くこの作品は、機械仕掛けならではのトリッキー
な要素も、オードクスな歌心も、スマートでポップに集約されています。例え
ば、ここのこの要素が強いものが聴きたいと思えば、APHEX TWINS とかはどう
かな?とか、この要素だったらこれにチャレンジしてみれば?とか… ミディ
アム・テンポで歌部分も心地よく、とにかく聴きやすいのです。そこに単にポ
ップでは収まらない何かがあるのでたまりません。この声にかかっているエフ
ェクト効果が大好きな人が多いはずですし。逆に、これが現代風ポップってと
ころかも知れませんよね。要素が多い上に、これまでのどこにも収まっていな
いってところで。(9曲)                   【AO】■

・アーティスト・サイト → http://www.mouseonmars.com/
・レーベル・サイト → http://www.thrilljockey.com/

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□■■・[EU][エレクトロニカ]
■■・
■・【 BREMORT / HANS APPELQVIST 】
■・                               < Komplott escudre03 >
■■
 スウェーデンを拠点としたアーティスト、2枚目です。これはかなり良い!
ここ数ヶ月間で聴いた Electronica のなかではトップクラス。 日常的な会話
やざわめいた街の音風景から曲へと流れていくという構成なんだけど、このお
まけ的な雑音が、単なるつなぎ的な役割ではなく曲の一部分として十分になり
たっている。そりゃ多少は強引な部分もみられるけど、そんなことを気になら
ない程に、曲とアルバムのセンスには優れたものを感じました。トイトロニカ
ぽいものから、フォーク、ブレイクビーツまで、サウンドのほうもこういう構
成のわりにはかなり多彩。 Kim Hirothoy, The Books, Mum が好きな人にはき
っと気に入ってもらえるはずです。              【izah】■

・アーティスト・サイト ↓
  http://www.komplott.com/catalogue/hans_appelqvist_-_bremort.asp

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□■■・[US][フォーク]
■■・
■・【 BALLADS OF LIVING AND DYING / MARISSA NADLER 】
■・                                 < Self Released >
■■
 詳細は不明です、リリース形式も Self Released になっているし。若干の
アンサンブルはあるものの、基本はアコーステックギターでの弾き語りです。
ここで歌われている内容は、ペルソナの詩を追いかけた悲劇的な死、引き裂か
れる運命、禁断の恋、突然の自殺など、人が触れたくないような物語が大部分
を占めているとのこと。僕がこれほど質素で陰鬱なアルバムに、心を惹かれる
なんて、自分でも気づかない「死への憧れ」のようなものがどこかにあるので
しょうか。彼女の声を聴いていると、体から力が抜けて、心が吸い込まれてい
くような感覚に襲われます。死の淵に立った時に、死神ではなく「もう、いい
よ」てやさしく微笑みかけてくれる天使が居たなら、同じような声が聴けるじ
ゃないかと想像してしまう僕は、やはり病んでいるんでしょうか。【izah】■

・アーティスト・サイト → http://www.marissanadler.com/

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□■■・[UK][ポップ]
■■・
■・【 THE DELIVERY MAN / ELVIS COSTELLO 】
■・                       < LOST HIGHWAY  UICM-1034 >
■■
  最近の作品ではややロックに戻って来てはいるものの、『シ〜』とバラード
を歌い上げる姿がすっかり印象的になっていて、時々、昔のロック曲にオ〜と
なっている感じで聴いていました。が、今作品にはビックリ。音の感覚(簡単
に言えば古臭い系な音…)こそ意外なくらい不変的な感じではいましたが、内
容がかなりロックよりな作品だったのです。『ノー・アクション』程ではない
ものの、『パンプ・イット・アップ』くらいは行ってますよね。強弱交互に入
っている仕様なのですが、そのバラードも逆にロックなアルバムの中のバラー
ド調の曲と言う解釈で聴けました。体格もおヒゲも当時とは二倍になってはい
るものの、まだ精神的にはこの線を現役のラインとして演ることも十分なんで
すね。若さからくる荒くれ的なところではもちろんありませんが、別段、バラ
ードな人になってしまった訳はなかったのです。自身の過去を省みての作風で
はなく、これはこれでハマッテています。やっぱり展開が多いと楽しんで、ど
んな気分の時でも聴けちゃいますもんね。(14+1曲)       【AO】■

・アーティスト・サイト → http://www.elviscostello.com/

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□■■・[AU][ポップ]
■■・
■・【 EVERYONE IS HERE / FINN BROTHERS 】
■・                               < EMI  TOCP-66299  >
■■
  私はリアルタイムな音から音楽に入ったのではなく、パンク、ニュー・ウェ
ーヴ周辺からでした。ですから、スピリッツ・エンズも大好きで、その後も何
かと彼らの作品に馴染んできました。実は、この兄弟よりも、分裂したもう一
方のシェネルフェンスターがお気に入りだったのですが… それにしても前の
バンド、クラウデッド・ハウス以来、久しぶりに聴きました。基本的には、そ
の前バンド以降は、ややアコースティック調な曲が多くなってはいるものの、
雰囲気などは相変わらずで。ハーモニーが一段とキマっていて、大人っぽさが
かなり増していました。聴きやすいと言うよりは、完全なポップ・アルバムと
言う感じですね。ですから若者のスリリングさやトゲっぽいところはありませ
んでしたが、ある程度の間隔で聴いていたリスナーであったと言う伏線がある
と、ここらへんのニュアンスは継続して持っているロックな部分だ!などなど
と感じ入るものこそあるのですが、いきなりこの作品でしたら、やはりポップ
な人たちになってしまうところでしょう。オッ!と来るところがなく、メリハ
リは十分ですがしっとりとキメているので、この季節的な作品と言う解釈で。
(12曲)                           【AO】■

・レーベル・サイト ↓
    http://www.musichead.com.au/site/artist.asp?actID=20832
・アーティスト・サイト → http://www.nilfun.com/
・アーティスト・サイト → http://www.timfinn.com/

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□■■・[EU][ポップ]
■■・
■・【 MEDULLA / BJORK 】
■・                              < ポリドール  UIGP-1001 >
■■
  オリンピックの開会式にまで出演したからには、もう完全なるポップな存在
なのでしょうが、『ビョーク』と言う読み方には、まだまだ音楽に親しんでい
ない方は苦心をされている感じですよね(笑) ビヨルクとかビジョーク等と
原稿を読んでいるシーンをちょくちょく聞きます… とは言え、他では自分も
よく読み間違いをして指摘を受けますので人のことは笑えませんが(反省) 
いくら幼少期から実力派としてナらしてきたとは言え、シュガー・キューブス
の頃にはここまでくるとは思いも寄りませんでした。バンド後の活動は、その
時々の先端に近い手法をいち早く、積極的に取り入れての作品を排出してきま
したが、どれもポップな手法だとは言い難い時点でも、ビョークと言う存在で
押し切られてしまっている様で。しかしながら今作の主役は『声』。ちょっと
した打ち込みなどは使っているものの、基本的にはほぼ声のパワーで制作され
ていました。少し前までの、観念的なエレクトロニカ・サウンドに、個人的に
「ちょっともったいないな…」と思っていましたものですから今回の作戦は大
歓迎でした。後は、逆に声を引っ張り過ぎて、単調にさえなっていなければ良
いのですが、と言うところで。単純なアカペラを想像するとやはり違います。
アイスランドと言う、英とも仏とも違う感覚からくるトラッドの様な神秘性、
そしてビョーク自身の歌の力もあり、何かが語られているという曲のテーマに
文学的な雰囲気で漂っています。トータル的には、オリンピックでの演出にも
あった様な、神秘な女神からのメッセージって印象になりますでしょうか。そ
んな訳で、アカペラ・グループの様な、ハーモニーで聴かせるスタイルとはま
るで違うのです。基本的には、本人の多重、もしくはゲストの声をエレクトロ
ニカ的な解釈として組み込んでいる感じです。置き換え?みたいな、凄く単純
なアイディアの様で、実はかなり練らないと安くなってしまう、かなりのスタ
イルだと感じました。歌の良し悪しなどではなく、もはやビョークって存在な
んですよね。(14曲)                     【AO】■

・アーティスト・サイト → http://www.bjork.com/
・レーベル → http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/bjork/

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□■■・[US][インディ・ギター][エレファント6]
■■・
■・【 WALKING / ELF POWER 】
■・                                         < Orange Twin 18 >
■■
 エレファント6のお仲間の中では、直球インディ・ギター・ロックなスタイ
ルの彼らです。初期の作品にこそ、全体的に独特な臭いこそありましたが(プ
ラス、クセ・メロが少々…)、ここ最近は痛快の域に達してします。今作も基
本セットが中心な音で、スマッシュ・ナンバーからポップなナンバーまで、動
から静まで、インディー・ギター・バンド・サウンドを展開しています。ポッ
プな作りをしていますので、いつもより、より聴きやすいかも知れません。爽
やかですし。テクノロジーをメインに据えた曲こそ出てきますが、今作の根底
にはフォーキーな臭いがします。スピーディで力強いロック・ナンバーでも基
を制作しているとき(作曲の時点で)はアコギを使っていたかも知れない…と
感じましたし。敢えて書く必要もありませんが、この界隈は、米国のバンドで
も線は細いのでロック・ナンバーと言っても、通り一遍な図太いサウンドのこ
とではありませんので。クセが少なく、本当、爽快な作品でした。(11曲) 
■                              【AO】■
・アーティスト・サイト → http://www.elfpower.com/
■                                 ▼
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□■■・[US][インディ・ギター][B級ポップ][エレファント6]
■■・
■・【 SATANIC PANIC IN THE ATTIC / OF MONTREAL 】 
■・     < フィルターレコード  PRPH-2066 > < Polyvinyl  POLV69 >
■■
 変化球ポップ(おもちゃ箱をひっくり返した系)で、どうもうまく行かない
孤独な青年のもの悲しさがあったりする音楽ですが、エレファント6の初期か
らの仲間(4バンド)の内でもひねくれポップな独自性で光っていますよね。
時折触れていますが、エレファント6と言う特殊な集合体が(個人的な考察と
しての)第三段階あたりに入り、うまく突き進んだバンドはそれなりに発展し
たり、解散して再編成がなされたり、もはやエレファント6という括りで語る
ことも難しくなってきました。だいたいの流れとしては、これまでそれぞれが
独特な音楽性を出しながらの発展が、ポップな領域にうまく接点を見出し、そ
ちらにやや進んでいる感じがします。要は、一時よりもそれぞれのトゲが程良
く丸みをおびて、聴きやすくなっていると言うことがあるのです。そして今作
の彼らも然り。前作あたりまでは、逆に、自分たちの独自性を無理矢理に押し
出してしまった様な、ちょっとやりすぎ?な感じでこそうけていまして、変化
が効き過ぎでホームベースの前でワン・バウンドしちゃったり、『ボール』に
なってしまった様な… しかし今作は、かなりストレートな作風でまとまって
います。三枚目の傑作、『ゲイ・パレード』あたりと比べますと、楽団的な要
素は薄くなり、インディー・ギター・バンドって感じの音は定着しています。
エレクトリックの使い方がポップになっていると言いますか、基本セット以外
の音はサンプリングなニュアンス(挿入的)ってことですか。ポップな作品と
比べると、確かに音はインディーっぽい録音に近いので、突き抜ける様な爽快
な感じこそしませんが、逆に、そこらへんがプライベートな文学性の手助けを
しているところもありますよね。もうちょっと変化球的なライン展開があって
も良かったかな?とも思いますが、ポップなラインでのチャレンジ的にも聴こ
えますし、所謂これまでのクセ・メロが少なく、面白い作品でした。(14曲)
■                              【AO】■
・アーティスト・サイト → http://ofmontreal.net/

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:■■■■:               【6】スペシャル・エディット♪
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:            ライヴ・レポ 〜 大村孝佳
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●9.06 mon 大村孝佳@Shibuya O-West
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 若干二十歳のギタリスト大村さんを良く知りもせず(汗)、ゲスト・ミュー
ジシャンのヴィタリ・クープリ、ドュギー・ホワイト、マーク・ボールズを目
当てに会場へ行った不謹慎なワタシ(汗)。このライヴを知った時、驚愕の叫
びを上げそうになりました。彼ら3人を一度に見られるとは! マークとヴィ
タリは仲たがい中ではないのか? 2人が同じステージに立つなんてアリだろ
うか? デビュー・アルバムでヴィタリが鍵盤楽器とプロデュースを担当する
からには、この若き日本人ギタリストは技巧派に違いない。これらの思惑が頭
の中でグルグル…。予想的中。大村さんの実力はライヴで実証されました。C
Dで聴いたとおり凄く上手いです。速弾きもギター・ソロもメロディアスなフ
レーズも素晴らしく、私個人的に好きなタイプのギタリストだと思いました。
音楽以外でも、アイドル系と言ってもおかしくないキレイなルックスに恵まれ
、爽やかな笑顔が多い好青年です。終始自然な感じでギターを弾き、気負いと
か緊張をほとんど感じさせない人でした。本当に楽しそう。
 私は前から2列目の左側という良い位置に陣取り、しめしめ、ここならヴィ
タリがよく見れる、と喜びましたが、この期待は裏切られました(笑)。最初
は日本人ミュージシャンだけの演奏で、その後間もなく紹介されて登場したヴ
ィタリさんは反対側の位置に付いたのでありました。キーボードの所に行く手
前で大村さんの肩を抱き、大変上機嫌な様子でしたね。次にドゥギー・ホワイ
トがご登場。彼はイングヴェイ・バンドの時よりも更に上手く歌ってくれまし
た。最後に現れた必殺パワフル・ハイトーン・ヴォイスのマーク・ボールズは
大歓声で迎えられました。近くで見るマークさんは少し太ったかと思いました
が、Ring Of Fireの時と同様明るい伸びやかな声で良い歌を聴かせてくれて、
とても楽しそうでした。気になっていたヴィタリさんとは…、杞憂でしたネ。
互いに笑顔を交わし、ステージを終える最後には肩を組み、仲良さそうな良い
雰囲気でした。一時はシンガーが4人、鍵盤奏者2人という大人数のステージ
。途中、シンガーがステージを下り、ヴィタリのキーボード・タイムに入り、
モーツァルトのフレーズを混ぜたソロの後、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ
「月光」から第3楽章をバンド演奏してくれました。すっかりベートーヴェン
がヘヴィ・メタルと化していましたが、これが素晴らしくパワフルな演奏だっ
たです。
 ステージ上の人も下の人も大いに楽しみました。ドゥギーがヴィタリの所ま
で行ってハイタッチしたり、マークとドゥギーが大声合戦したり(笑)。私の
近くに投げ込まれたヴィタリさんのTシャツや大村さんのギターピック、欲し
かったな…。
 大村さんがどういう経緯でデビュー・アルバムに3人の大物ゲストを迎える
に至ったのか存じませんが、恐るべきギタリストが誕生したのですね。ルック
スで演奏するのではないと分かっていますが、ヘヴィメタらしくない(?) 
清々しく爽やかな印象の若者だと思います。ライヴに参加した動機は不適切だ
ったのに、こんな大きな楽しさをもらい、大村さんとそのお仲間の方たち、ゲ
ストミュージシャンに感謝しています。        【marotosonata】■

・オフィシャル・サイト → http://www.tricycle-mgt.co.jp/t-ohmura/
■                                 ▼
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:  9月前半に報じられたレコーディング活動を中心とした情報です。
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> U2
 ギタリスト、エッジが、バンドの新アルバム制作の時間を割いて、TVアニメ
『バットマン』のテーマ曲を手掛けた。彼はU2の一員として以前にも95年の映
画『バットマン・フォーエヴァー』のテーマ曲の制作に関わっているが、今回
はUSで放映される新シリーズ『バットマン』のテーマ曲をソロで担当。エッジ
は「今回は、必ずしも重すぎず暗すぎないような、激しくてちょっとばかり恐
ろしげな感じが根底にあるようなものを作るっていう話だった。『バットマン
』全体の思想における素晴らしい点は、人生の余計な部分を削って、善と悪と
の間の戦いに徹しているところ。様々な局面における戦いのいろんな側面を知
ることができるんじゃないか」と語っている。一方、バンドの新アルバムのタ
イトルは『How To Dismantle An Atomic Bomb』に決定。11/8リリースの先行
シングルの「Vertigo」、「Man And A Woman」「Yahweh」「Crumbs From Your
 Table」といった楽曲を収録。また、クラフトワークの「Neon Lights」のカ
ヴァー収録のシングル「Vertigo」は、プロデューサーにスティーヴ・リリー
ホワイトを迎え、ダブリンにてレコーディングされたという同シングルは、2
タイプのCDと、表題曲のPV等が収録されたDVDがリリース。CDには、他にも新
曲「Are You Gonna Wait Forever?」及び、ジャックナイフ・リーによるタイ
トル曲のリミックスも収められる。

>グレアム・コクソン
 シングル「Freakin' Out」を両A面シングルとして再リリース。同シングル
は、3月に限定7¥7インチ盤としてリリースされているが、この度「All Over
 Me」との両A面という形で、UKで10/25に発表される。ちなみに両曲とも、グ
レアムの最新アルバム『Happiness In Magazines』からの楽曲。

>ノー・ダウト
 ヴォーカリスト、グウェン・ステファニーが、11/22にソロ・デビュー・ア
ルバム『Love Angel Music Baby』をリリース。今回、ドクター・ドレーを始
め、ネプチューンズ、アウトキャストのアンドレ3000、ニュー・オーダー、マ
ーティン・ゴア、デイヴ・スチュワートといった数多くのスター達とコラボレ
ートを行なったグウェンは、「バンドでは、私の胸のうちを表現しようと、曲
を書くのに全ての時間を費やしてきた。だから今回は、何か違うことをしてみ
たかった」。なお、先行シングル「What You Waiting For」が11月初旬に発表
予定。

>ストロークス
 ツアーを終えたが、このたびインタビューに応じ、3rd アルバムが世に出る
までには、長い時間が必要となるかもしれないと明かした。ギタリストのアル
バート・ハモンドJr. は、NYでゴードン・ラファエルとともにレコーディング
を行なう予定でいながらも、リリースに向けて急ぐようなことはしないと語っ
ている。「スケジュールは自分で決めるもの。プレッシャーがちょっとくらい
あった方が、仕事もはかどるってもんだ。でも今回は時間を設定していない。
オレ達の頭の中には、完成させたいという確固たる理想がある。ひょっとする
と完成に5年かかるかもしれない。そんなに長くはかけたくないけど。ただ5
年と言っておいて2年で完成させる方が、1年と言っておきながら3年かける
よりマシだろ」。一方で、アルバートは彼らがすでに5〜10曲の新曲を書き上
げたことをほのめかしている。

>アッシュ
 来年アコースティック・アルバムをリリースする計画。ベーシストのマーク
・ハミルトンは、「2月にスタジオに入ってまたレコーディングを始めようと
考えている。今回はアコースティック・アルバムみたいな感じになるかも。来
年中にはリリース。それに来年はずっとUSをツアーすることになるんじゃない
かと思う。おそらく春から始めて年末まで。その為にも、ファンが飽きないよ
うに次のアルバムを秋にでも出そうと考えている。実はレコーディングしてい
ない曲をたくさん抱えているんだけど、『Meltdown』には合わなかったような
アコースティックっぽい曲なんだ。あれはロックなアルバムにしようとしてた
もんだから。でもそれらの曲を出すことになるかもしれない。ファンのみんな
の為に」。また、ダークネスおよびハー・マー・スーパースターと、“ホワイ
ト・スレイヴ”なるグループを結成することが明らかに。今のところ、まだフ
ル・メンバーは確定していないが、アッシュのマーク・ハミルトンは、ヴォー
カルのティム・ウィーラーが既にこのプロジェクトに関してかなり乗り気にな
っていると明かしている。「ティムはジャスティンやハー・マー・と一緒に、
ホワイト・スレイヴっていう新しいバンドをやろうって話している。ハー・マ
ーが歌って、ティムとジャスティンがギターで激突するって感じ。彼らは今も
ドラマーとベーシストを探している。オレはどうかって? いやあ、オレには
全部、スパイナル・タップみたいに聴こえちゃうから」。なお、ギタリストの
シャーロット・ハザリーのソロ活動、ティムの新バンドへの加入に続き、マー
クもドラマーのリック・マクマレーと新たなバンドを計画している。「リック
とオレで“ザ・ゴート・オブ・メンデス”っていうメタル・バンドを結成しよ
うと計画中なんだ。デス・メタル一色のバンド。ヤギのヴォーカル入りの」。

>フランツ・フェルディナンド
 これまでツアーの合間を縫って新曲を書き、レコーディングを行なってきた
彼ら。既に「Your Dairy」や「This Boy」、そしてシングルとして近々リリー
ス予定の「Can't Stop Feeling」といった新曲をライヴでも披露。そしてこの
度、ヴォーカルのアレックス・カプラノスが、新曲のタイトルについて、「タ
イトルはいつも最後に付ける。新曲の「Well, That Was Easy」は、この曲の
最初のフレーズから取った。あと、「Doing Fine」はニックが考えたんだけど
、彼以外のメンバーは断固として変更を求めるつもりでいる。だって、これは
僕が知ってる曲の中でも、最悪のタイトルだって思うから」。なお、バンドは
このアルバムのうち何曲かでプロデューサーにダン・ジ・オートメーターを迎
える予定で、実際すでに彼の下で「Can't Stop Feeling」のレコーディングを
行なっている。また、この曲は10月のUKツアーに合わせて、シングルとしてリ
リースされるものと見られている。

>ジェット
 新作のレコーディングについて、ドラマーのクリス・セスターは、「1枚目
は顔面へパンチを食らわすような感じだったが、次のはホントに痛烈な平手打
ちって感じになるだろう。(飛んでくるのが)見えないくらいの、すげえ鋭い
ビンタみたいな。オレとしては、低音を抑えて、もっとうるさい感じにしたい
と思っている。だが最終的に上がった作品を聴くまでは、どんなものになるか
わからない」と述べている。10/26にUSで発売のDVD『Family Style』には、ロ
ンドンでのライヴの模様がまるごと収録されており、さらに特典としてツアー
の未公開シーンも収めらる。

>ホワイト・ストライプス
 新アルバム用の曲が書きあげられており、早くも10月にはジャックとメグの
2人でスタジオに入ってレコーディングを始める可能性もあることが明らかに
なった。またウワサされている解散については、近いうちはないとジャックは
「いつ終わりが来るかはいずれわかる。ストライプスが10年も20年も続くとは
思わない。メンバー5、6人で、ベーシストを追い出してまた新しいメンバーを
入れたりしてるようなバンドじゃないわけだから。バンドは今後もオレと彼女
(メグ)の2人だろう。いつか終わるときが来るだろうが、今のところはまっ
たく考えてない。今は次の作品のアイデアがすごくたくさん沸いてきてるし、
オフでまたいい刺激を受けたことだし」。

>スウェード
 現在スウェードの活動を休止させているブレッドと、94年に脱退したバーナ
ードの2人が再び組み、新アルバムの制作にとりかかっているが、ブレッドが
これまでの進捗状況についてファンに向けて、「オレとバーナードはロンドン
のスタジオに戻り作品の最終仕上げにかかっている。たいていアルバム制作で
この段階にたどり着くまでにクオリティについて疑問を感じる時期を経験する
が、今回に関しては曲が良くなる一方。オレの意欲も方向性も焦点も、スウェ
ードとしてやっていたときはラストの作品に向かうに従ってぼやけてしまって
いた。でも今回、それらすべてが復讐の念とともに甦ってきた。オレもバーナ
ードも興奮してる」。アルバムは10月の完成、及び来年初頭のリリース予定。

>チャリティ・アルバム
 R.E.M.を始め、アッシュ、フューチャーヘッズらが参加したチャリティ・ア
ルバムが発表。このコンピ・アルバム『Songs For Sudan』は、スーダン西部
の人々を支援しようという国際 NGOの呼び掛けに応じて資金を募るために制作
された作品で、他にもバッドリー・ドローン・ボーイやジェット、ホープ・オ
ブ・ザ・ステイツ、ルーツ・マヌーヴァなども参加。バッドリーことデーモン
・ゴフは「スーダンでは毎日、男性も女性も子供も死に瀕している。僕らのよ
うな人間に紛争を止める力はないかもしれないが、少なくとも僕らにだって努
力したり、紛争の被害者を支援したりすることはできる」と語っている。なお
、1枚約1600円のうち、約1000円が直接救済の資金に充てられるとのこと。ま
た、より多くの資金を救済に充てられるよう、アルバムは bignoisemusic.com
からのダウンロード配信限定でのリリース。

>エミネム
 新アルバムのタイトルが『Encore』に決定。リリースは年内に予定されてい
るという。USで11/16に発表されることとなった。また、UKではどうやら1日早
い11/15のリリース。収録曲のタイトルはまだ確定していないとのこと。
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