音楽

A’s Online Music Paper

インディーからメジャー気味なものまで、多様なジャンルの洋楽情報のメルマガです。新旧とものCDレビューから、アーティスト情報、ネットでの音楽環境情報と内容満載です。

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A's Online Music Paper[ No.56 ]

2001/12/10


▲A's Online Music Paper♪
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■□□■■□□■■■■■□■■■■■■■▽通巻第五六号■▽2001.12.10■

__A O M P_____________________________________________________________

・メール → mailto:velvety@mpd.biglobe.ne.jp
・H P → http://www5a.biglobe.ne.jp/~velvety/magazineindex.html
・掲示板 → http://tcup70.tripod.co.jp/7004/aomp.html

__C O N T E N T S_____________________________________________________

・【1】近作レビュー♪ ・【2】ありやまんばのシチョウ♪
・【3】CMJ チャート♪ ・【4】ジャパニーズ♪ ・【5】コラム♪ 
・【7】アーティスト・ニュース♪

__A O__T A L K________________________________________________________

 話がちょっと古くなりますが、先日の『しし座流星群』は凄かったですね!
三年くらい前でしたか、最初に話題になったときには一応友人と観やすいだろ
うところへ出掛けたのですが、今回は週明け月曜日の早朝と言うこともあり、
近所をひとりでちょこっと散歩することにしたのです。まあ、それでも時間が
時間でしたから辛いことは辛かったのですが…。 東京と言う、☆を見るには
環境的に恵まれない地域であるにも関わらず、ほんのちょっとの時間ですぐに
観られましたのでびっくり! 普段は感じない奇妙な感動がありました。たま
にはこんな人間の意図や関与がまったくないイベントに参加してみるのも良い
ですよね……次の機会に見られるか?、なんて悲しい計算は抜きにして(笑)
 ところで、このところウィルス感染メールが毎日のように届きます。当メル
マガでは一切HTMLの配信は行っておりませんし、配信サイトでもチェック
がありますので一応安心です。が、どなたかのパソコンがウィルスに犯されて
いることは明らかですので、特にウィンの方は注意してくださいませ。
▼ 参考サイト → http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/index.html

_______________________________________________________________A O M P
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□□□■  比較的新しい作品の感想のコーナーです。
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□□■■■___________________________________________01.近作レビュー♪

・ 超最新作からやや新作気味まで含めて、一作品一回限りでもありません。
・表記方法は、【 作品名/アーティスト 】で、ジャンルやカテゴリーについ
・ては直接的な印象も加味しまして、出来るだけ分かりやすくしております。

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■■[US][インディー][ギター][B級ポップ]

■・【 MINK CAR / THEY MIGHIT BE GIANTS 】
■■                       < RESTLESS 73744-2 >
■■■
 メジャー契約が切れて、今回はマイナーからのリリースとなっていますが、
だからどうした!と言う感じでした。(買いにくいところはありますが…。)
ファースト・アルバムはピコピコ、TVゲームに出てくるような音感覚が目立
った作品。セカンドが超生感覚、そして3作目がメジャー・レーベルで本領発
揮、充実のバラエティーでポップ性溢れる秀作。その後、徐々にロック的な方
向の作品へ向かい、最近まではMP3でのリリースや、お互いのソロ活動が目
立った時期に。で、帰ってきた!、と言う具合です。作品毎に音の感覚やちょ
っとした臭い(方向性等)がはっきりしていたのですが、今作品は凄くさりげ
ない…… そう、久しぶりなのに実にさりげないのです(笑) 特徴はこれま
でのそれよりやや地味なところなのですが、音の使い方が広がっているところ
ですか。ファーストのチープなドラムマシーンも使いながら、セカンドでの生
な作風も復活しつつ、テクノ、ヒップホップなイメージも何となく取り入れて
みたりしながら、でもポップで心地よい全体のトーンは崩していません。すべ
ては、さりげなく、そして、これまでの活動を総括している様にうまく演って
います。いつもより突出した曲がないことはありますが、全体的に良い感じで
す。元ソウル・コフィングのドーティーのヴォーカルもありますよ。

■[ Note ]

 1曲目が実に普通のポップ・ソングで入りますので、この作品に、さりげな
い、印象がまず浮かんできたのでしょう。2、3曲目はちょっと明るくプチ・
パワフルな彼らの最近に多いポップ・ロック風。4曲目がM.ドーティーの参
加とスリリングなフォーン・セクションをフーチャーしての、ヒップホップな
臭いがある曲。5、7曲目は何となくフォーキーで切なく、カントリーの要素
を意識した、これまでにも多く演っているメロディアスな曲。6曲目はロック
なのですが、この感覚がポップと共存してしまうところが彼らの良いところな
んですよね。8曲目は、まさに中南米の臭いと往年の西海岸のサーフ・ロック
風をプラスした曲。9、11、13、15、17曲目は彼らのポップの真ん中って曲で
す。10曲目ではフォーク調。12曲目がセカンドくらいで多かったタイプで他に
無い、彼らの得意な手法のひとつです。14曲目が複合タイプの曲。ポップにリ
ーディング、パンクの詰め合わせ。16曲目もサーフ感覚で腰をクネクネして海
岸で踊っている感じ。ざっとこんな作品でした。(17曲 46分半弱)【AO】■

 ▽ アーティスト・サイト→ http://www.tmbg.com/
 ▽ アーティスト・サイト→ http://www.theymightbegiants.com/
 ▽ レーベル・サイト → http://www.restless.com

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■■[UK][ギター][ライヴ]

■・【 I MIGHT BE WRONG (LIVE RECORDING) / RADIOHEAD 】
■■                     < 東芝EMI TOCP-65950 >
■■■
 前にTVで、『イディオテック』のスタジオ・ライブみたいな映像がちょっ
と流ていて、それがやたら格好よかったので買ってしまいました。で、やはり
良かったのは先の『イディオテック』と未発表でアコースティック演奏の『ト
ルゥー・ラブ・ウェイト』でした。どうなんでしょう、それ以外の曲での彼等
のジャズ趣味って、私にはどうもピンと来ないのですが。「Kid A」を聴いた
あと思ったのが、ジャズがモダン・ジャズになっていくうちにリスナーを置い
てけぼりにして難解になっていき、それをリスナーが理解しないのが悪いとい
ってどんどんマイナー化して、今では過去の存在になってしまったということ
で、レディオヘッドも同じ道を歩んでいるような気がしていました。でも先の
2曲を聴くと音楽の楽しさやポップな魅力もちゃんと保持していてその辺のバ
ランスは多分取れているんだろうなと言う気がします。     【MASH】■

 レディオヘッドに注目しているファンやライヴを体験した人にとっては、お
もしろい作品です。何たって、いろいろと神経質になっていた、音楽性を転換
しての近作2枚が中心のライヴ盤ですから。よくよく考えると、彼らの方向性
(次回ではまたギター・サウンドらしいのですが)は、必然性があったものだ
と確信しています。カート・コパーンの次に自殺するかも知れないアーティス
ト、のアンケートで一位に輝いてしまうくらい、突き詰め、研ぎ澄ましながら
トコトン精神世界のサウンド表現に突き進んでいましたから。ライヴでの再現
も、実にうまく行っていました。やはり精神的なものの表現がポップな日常と
無関係なのは間違いで、常に我々の内側にあるもの、だと言うところで、この
表現方法は適度なところだったと思います。そこらへんのバランスはライヴで
聴くに一層巧い落としどころを掴んでいたと確認しました。それにしても『イ
ディオテック』は聴く度に鳥肌がたつ名曲です。ジャンルや彼らへの偏見を超
越しています。(7曲 40分ちょっと)             【AO】■

 ▽ アーティスト・サイト → http://www.radiohead.com/
 ▽ レーベル・サイト → http://www.toshiba-emi.co.jp
■                                 ▼
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■■[DU][デジタル・ハードコア]

■・【 INTELLIGENCE AND SACRIFICE / ALEC EMPIRE  】
■■                     < BEAT RECORDS  BRC-36 >
■■■
 なにはともあれ『Disk1』です。アレック・エンパイアのソロと言うと
余り良かったと言うイメージが無いのですが、これは凄まじく良いです。アタ
リ(・ティーンエイジ・ライオット)の音からハニンとカールの声が無いだけ
じゃんと言う気もしなくは無いですがソロでここまでやるとは思いませんでし
た。特にパンテラの2ndをパクリまくって作ったM4はズル過ぎ、そりゃ元
ネタが最高なんだからそこの良いとこだけとって作りゃ良いに決まっていると
言いたいところですが、アレックでなければこれはできないのも事実。アタリ
の1st(そう言えば日本盤出てないけど傑作)でピストルズやニルバーナを
思いっきりパクってて「うわぁズルイー、けどカッコイー」と言ってしまった
のを思い出しました。ともかくバリバリに攻撃的でカッコイイ作品です。攻撃
的ではあるけどアタリのようなアジテーションっぽい感じはしません、ソロ作
品だけにはパーソナルな内容になっています。あと、全編インストの『Dis
k2』は、えーと、これからゆっくり聴きます。        【MASH】■

 ▽ アーティスト・サイト → http://www.beatink.com
 ▽ レーベル・サイト → http://www.digitalhardcore.com
■                                 ▼
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■■[US][ロック][B級]

■・【 CHANGE / DISMEMBERMENT PLAN 】
■■                    < バッドニュース BNCP-70 >
■■■
 思いっきり分かりやすいタイトルの今作ですが、日本でまともに紹介される
(日本版になった)のは今回がはじめてです。分かりにくい、シェアー的には
断然分が悪い分野なのですが、根強く人気があるジャンルなので是非この機会
にチャレンジを! もともとは、パンクからニュー・ウェーヴへの移行期には
じまった、ひねくれポップとパワー・ポップ周辺が基になっている音楽です。
最近ではエモ・コアと言うジャンルもありますが、メロディーがもっとひねく
れています。トーキング・ヘッズ(主にデヴィット・バーン)やXTCなどに
影響を受けて、フガジ以降のハードコアなバンド。彼らのインタビューによく
出てくるキーワードから考えられるキャッチ・フレーズなのですが、この周辺
のバンドには、そんな影響を受けながら、かなり本格的にオリジナリティーを
持ったバンドが多くありますので、エモ・コア・バンドも含めた上で探してみ
ると本当おもしろいですよ。話は変わって本題の今作。前作まではもう少し一
直線なギター・バンド・サウンドにひねくれメロディーが炸裂していた感じだ
ったのですが、手法的にややひろがっている感じです。ひねくれ度も、今回は
十分にポップ・フィールドで受け入れられるものになっています。リズム(テ
ンポ)はこれまでより落ち着き気味なところがメインにはなっておりますが、
音作りには工夫や試行が相変わらずふんだんにあり、要素や音楽感、哲学的な
方面に力が向いたと言う感じです。そしてポップに聴かせると言う命題も、う
まいバランスを保ちながらクリアーされています。ブレイクへの『チェンジ』
と言う論調で紹介されていることが多いのですが、自分はもっと単純に受け入
れて、聴いちゃってますよ(笑) ただ、やっぱりもう少し炸裂しても良かっ
たかな?とは少々…… (13曲 53分弱)            【AO】■

 ▽ アーティスト・サイト → http://www.dismembermentplan.com
■                                 ▼
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■■[US][ロック]

■・【 ROTTEN APPLES JUDAS O / SMASHING PUMPKINS  】
■■                                      < 東芝EMI VJCP 68343-44 >
■■■
 こういうベスト盤を聴いていると、このバンドと出会ったころとか思い出し
てしまって、かれこれ10年って早いーとか感じてしまいます。一番最初聴い
たのは深夜ラジオでUKで話題のアメリカの新人バンドの紹介で"I'm one"が
流れて、そのころジェーンズ・アディクション狂だった私は、上手いことジェ
ーンズのドラム・パターンにシンプルなメタルギター乗っけていて結構やるバ
ンドだなぁという感じでしたが、曲が終わって番組DJが、「こんな古臭いロ
ック・バンド60年代に沢山いたじゃん」とか言っていたのを今でも覚えてい
ます。その紹介をしたロンドン在住の女性は絶句してました、聴いてた私もで
した。それからバンドは解散まで全く駄作を作らずに全て素晴らしいアルバム
だけを残していったわけですが、それをこの一枚にまとめるのは無理と言うも
の。それでもバンドのファンは大量の未発表曲が聴けるし、これからこのバン
ドを知るという人にも最初の取っ掛かりとして、どちらにも十分に良いアルバ
ムだと思います。なんてことを書いていたらビリーコーガンが新バンド結成で
ドラムがジミー・チェンバレン(!)……でもそれってジェームズ・イハとダ
ーシーがいないだけという気が…… そういう編成のバンドにしたかったって
いうこと?ビリーさん。                   【MASH】■

 ▽ アーティスト・サイト → http://www.smashingpumpkins.com
■                                 ▼
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■■[US][ロック]

■・【 THE SINISTER URGE / ROB ZOMBIE 】
■■                   < GEFFEN RECORDS UICF 1004 >
■■■
 ホワイトゾンビ解散後のソロ2作目です。前作は、曲が良い割りに録音が弱
かったせいでいまいちな感じだったところを、リミックス盤を後から出して上
手く調節した印象が強かったのですが、今作は最初からしっかりとした格好良
いアルバムを作ってきてくれました。ホワイトゾンビから今作までで何か変化
があるかというと全くないです。敢えて言えばストリングスを大幅に導入した
りポップなメロディの曲があったりというところがありますが。もともとキャ
ッチーなフックを作ることに長けている人でそうした所に全く変化はありませ
ん。相変わらず元気にダンス入ったビートにゴリゴリザクザクしたギターと
「イェー」と「ゴー」の掛け声で煽りまくる曲のみです。本人も自分のやって
いることは全てエンターテイメントであるということ常に言っていて、そうし
た言葉を決して裏切らない出来になっています。        【MASH】■
■■
 少し前、友人が個人でやっているCD屋で働いていたので、ここはひとつ、
折角だから売り上げに貢献してあげようと、KLFDM、の日本版化されたタ
イトルを一気に買い込んだことがあったのですが、それがかなりのへヴィーな
事態となってしまいました。山と積まれたCDを眺めながら、いつどのタイト
ルをどの順番で聴こうかと… 分かる人には分かる話(笑) ロブ・ゾンビの
作品も基本的には相変わらずな感じではありますが、確立されている音楽と言
うところでもありますよね。よくアクションものの映画のサントラにも常連の
様に登場しておりますので、何かで聴かれたことがおありかとも思いますが、
こうしてしっかり聴くのも興奮して良いですよ!(笑) 考えすぎないところ
もまた魅力だったりもしますし、とにかく一緒に難しいことは考えないで興奮
しましょう!(笑)                      【AO】■

 ▽ アーティスト・サイト → http://www.robzombie.com
■                                 ▼
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■■[UK][ポスト・ロック][シングル]

■・【 MY FATHER MY KING / MOGWAI 】
■■              < PIAS/ROCK ACTION RECORD SOLE 538-2 >
■■■
 CD一枚に1曲で20分12秒のみ、録音担当スティーブ・アルビニ、でも
って久々の轟音ナンバーです。もう聴いていてガッツポーズな格好良い作品で
す。3本のギターが左右真ん中に配置され、それぞれが徐々に高まって行き一
斉に炸裂するとこなんかはもう最高に格好良いです。もうこれぞモグワイの一
枚。1曲20分以上でも全くそんな感じはしません。がっちり緊張感をキープ
したまま最後まで持っていってくれます。まぁバンドとしてはこういうのばか
りではないぞ、というところも出してはいますが、個人的にはこういった轟音
ナンバーだけ集めて聴いていたりする悪いリスナーなのでしょうがないです。
どうしたってこういう炸裂ナンバーの方が格好良いのだもの。  【MASH】■

 ▽ アーティスト・サイト → http://www.mogwai.co.uk
 ▽ レーベル・サイト → http://matadorrecords.com
■                                 ▼
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■■[US][ロック]

■・【 TOMAHAWK / TOMAHAWK  】
■■                        < IPECAC IPC-18 >
■■■
 元フェイスノーモアで、現在ファントマズで怪しく活動中のマイク・パット
ンの新バンド。ドラムが元ヘルメットのジョン・ステアニーでマイク・パット
ンがちゃんと(?)歌っているということだけでかなり期待のアルバムです。
音はアンダーグラウンドなガレージロックと言う感じでジャケットを含めて暗
めな雰囲気です。やはりマイクのボーカルは圧倒的に存在感があり表現の幅も
広く奇声からバリトン歌手ばりの歌声まで聞かせています。フェイスノーモア
で彼が定着させた歌から絶叫奇声になだれ込む展開のボーカルというのは、最
近のヘビィ・ロック勢のほとんどが影響されていますが( Korn、Deftones、
Slipknot、SystemofDown )彼のレベルまで行けている存在はまだ出てきてい
ないです、それぞれに個性を出してはいますが、むしろ彼が行きすぎてしまっ
た感じもします。で、今作ですがそんなマイクのボーカルに音が対抗しきれて
いないと言う感じがしています。そのせいか音が普通な曲がよかったりします
。逆に音が個性出そうと頑張っている曲がちょっと弱いかな。でも良いんです
、マイク・パットンがちゃんと(?)歌っているのだから。   【MASH】■

 ▽ レーベル・サイト → http://www.ipecac.com/
■                                 ▼
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■■[US][ロック]

■・【 SATELLITE / P.O.D  】
■■                   < EASTWEST JAPAN AMCY-7315 >
■■■
 前作では、U2のカバーやレゲエナンバーなどを取り入れていたロック・バ
ンドの新譜です。ヘビィ・サウンドをメインにしながらレゲエを更に取り入れ
て聴きやすいフックのある音とポジティブで分かりやすい歌詞(メンバー全員
がクリスチャンなだけにたまに「主に我を捧げん」みたいなところも出てくる
けど…)は、なんだかまた暗黒を安売りにしてメタルの悪いところが出てきた
ヘビィ・ロック勢のなかでちゃんと自分達の音を強く主張していて良いです。
                              【MASH】■

 ▽ アーティスト・サイト → http://www.payableondeath.com
■                                 ▼
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■■[US][ブルース・ロック]

■・【 SPENCER DICKINSON / SPENCER DICKINSON  】
■■                   < TOY'S FACTORY  TFCK 87263 >
■■■
 ジョン・スペンサーがミシシッピ州のブルースロックのディッキンソン兄弟
と組んで作成された今作は、相変わらずといってしまうとその通りでジョンの
メイン・バンドのブルース・エクスプロージョンと差分無く聴けてしまいます
。ブルース色の濃い面子で演奏されているのですが、非常に勢いのあるロック
・アルバムになってます。ジョンの関わる音は常にルーツに敬意を払いつつ、
ちゃんと今の音を出していてて、その辺のテンションが落ちていないところが
かなり凄いところです。                   【MASH】■
■                                 ▼
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■■[US][エモ・コア]

■・【 EUDORA / GET UP KIDS 】
■■        洋 < Vagrant  VR-357 > 邦 < ビクター  VICP-61693 >
■■■
 このところ、エモコア・バンドの中で一番活躍が目立つバンドになってきま
した、この『ゲット・アップ・キッズ』。そのレアーもの、7インチ、コンピ
レーションの提供もの、カヴァー曲等を集めた音源集です。ちなみに、彼らの
カヴァー曲は原曲に忠実なのですが、選曲がおもしろいのですよ。ピクシーズ
の『アレック・エッフェル』、キュアーの『クローズ・トゥ・ミー』、ニュー
・オーダーの『リグレット』、そしてあの…、と、ニュー・ウェーブ精神と言
うか、ニュアンスが特徴的な人たちの曲ばかりですので、これを機会に原曲も
の方も聴いてみてください。で、かなりストレートなギター・バンド・サウン
ドで、ストレートな音楽性のバンドなのですが、米ではウィ―ザーやグリーン
・デイとツアーを廻ったりしていまして、例えるなら、その中間な音楽と言う
解釈が出来そうです。現在3作目となる新作を製作中との話ですが、今作は、
カバー曲ねらいで聴いてみるのも何だか良さそうですよ。(17曲+)【AO】■

 ▽ アーティスト・サイト → http://www.thegetupkids.net/
■                                 ▼
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■■[US][インディー][ニュー・ウェーヴ][プチ・ヒップホップ]

■・【 SOMEDAY MY BLUES WILL COVER THE EARTH / HIS NAME IS ALIVE 】
■■                      < 4AD CAD 2101 CD >
■■■
 米宅録アーティスト、ウォーレン・デフィーヴァートと、友人関係?だった
2人の女性ヴォーカルで始まったユニットなのですが、後にヴォーカル1人が
脱退、新たにメンバー4人を加えて6人組になったりと、やはり中心人物であ
るウォーレンのプロジェクトと言う感じです。それが英インディー・レーベル
、4ADの目にとまり英からデビュー。(そう、ピクシーズ等も同じく、米バ
ンドが英のレーベルと契約する経緯だったりしましたよね。) その4ADの
得意分野である、耽美、な作品を2枚だして、まあそんな感じのバンドと言う
ところから始まったのです。クラシックの感覚がメインで、聴き方によっては
ちょっと怖い感じがすると言う。でも、サード・アルバムではややノイズ系な
ギター・ロックに転換しましてポップさ炸裂! もちろんクラシックな臭いは
残していましたし、まったく埋もれてしまう様な感じではなく特徴的でした。
その後、そこらへんの手法で突き進んで、ポップな要素がふんだんになりなが
らも、どこか耽美的な臭いもありで、何となく重みを感じるポップって感じで
演っていました。バンドになっているとは言え、基本が宅録なので、要素は多
いのですよね。で、久しぶりの今作では、もともとソウルフルなメイン・ヴォ
ーカルの特徴を活かし、かなりヒップホップな作品になっていました。4、10
曲目では、スクラッチノイズを入れるなどしての、古いレコードを聴いている
感覚で、まんまビリー・ホリディーでしたし(笑) 今回、ギターの音が表か
ら抜けてしまった分、ベースやドラムの打ち込みが重たく、トコトン、ヒップ
ホップ系に移行していまして前回のベスト盤でそこらへんにけりを付けての、
新たな方向への転進ってことになっていました。宅録な人にありがちなとっち
らかったところがなく、入り込んで(聴き入って)しまう感じです。いやいや
、この作品はなかなか聴かせてくれますよ。(13曲 42分ちょい) 【AO】■

 ▽ レーベル・サイト→ http://www.beggars.com/us
 ▽ レーベル・サイト→ http://www.4ad.com/
■                                 ▼
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■■[UK][ニュー・ウェーヴ][ヴォーカル][ライヴ]

■・【 ALIVE JUSTFORLOVE / PETER MOURPHY 】
■■                       < PORTRAIT VK85101 >
■■■
 ちょうど一年前のロスでのライヴです。ピーター・マーフィーと2人のミュ
ージシャン(ヴァイオリンとギター+シンセ)の3人でのステージ。イメージ
としては、何となくアコースティック・ライヴ的なものです。
 1曲目、登場したピーターがアカペラで歌う『クール・クール・ブリーズ』
には鳥肌が立ちましたよ。さすがにうまい!そしてセクシー!(笑) 全体的
にとてもシンプルなアレンジですが、アコースティックにこだわったものでは
なく、そのほぼドラムなしと言うシンプルさにこだわったライヴです。ピータ
ー氏の歌声が出すニュアンスにすべての比重がかかっていますが、彼はそれに
応えられるだけの歌があります。この手のスタイルのライヴには、行き慣れて
いないこともあるでしょうが、そう長く聴くには気力が持たないのです……
そんなことを思いながら、期待薄で聴いたのですが、思ったより聴かせられて
しまいました(喜) 一応、彼のソロ作品からまんべんなく、評価の高かった
曲が選曲されていまして、この企画としてのわざとらしさがなく、良かったで
すよ。ちなみに2枚組で、2枚目は83年のバウハウス再結成時のものが数曲な
のはおもしろいところです…… アコースティックなものを選んでの、まんま
おまけって感じで(笑) (2枚組)【AO】■

 ▽ アーティスト・サイト → http://www.petermurphy.org
■                                 ▼
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□□■□ テクノ、トランス系を中心に勉強中のありやまんばさんのコーナー
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□■■■___________________________________02.ありやまんばのシチョウ♪

 いきなりどうでもいい話ですが、私の友人がバイトに行く途中、バイト先の
ビルに入った時、電撃ネットワークのVocal(Vocalとかありました
っけ? とにかく一番目立つ博士みたいな人です)とすれ違ったそうです。か
なりの衝撃だったそうです。私は全然芸能人を見ていません。中学の頃、駅で
アントニオ猪木を見て以来は、ばったり見た!ということはありません。ちな
みに猪木はすごかったですよ。目が悪い私でも50m先くらいにいる人が「猪
木だ!」とわかるほどのあごでした(笑) 迫力ありました。

▼> FOR YOUR EARS ONLY / BEMTLEY RHYTHM ACE <▼

 初めて聞きましたが、私は結構好きです。FATBOY SLIMがビック
ビートの曲をガンガン出していた頃(YOU'VE COME A LONG WAY BABYの頃)に
似ています。似ていますが、こちらの方が情けない音がたくさん入っているよ
うな…… これを聞いていると元気がでてきます。というか、悲しい気分には
浸れない曲です。三曲目の「ピコピコピコピーコ」という音が好きです。なん
とも間抜けな音ですが、耳から離れません。小人でもでてきそうな感じがとて
も好きです。音楽的には、ロックとテクノの割合が半々というイメージです。
ベースはロック系の音で、そこにいろいろな音がサンプリングされているので
、ロックが好きな人は聞けるタイプの音楽だと思います。FATBOY SL
IMよりも曲の変化はあまりなく、全体的に似ている曲で構成されています。

▼> HOMEWORK / DAFT PUNK <▼

 『DISCOVERY』が有名なdaft punkですが、私はこちらのアルバムの方が好き
です。daft punkはまぁまぁ好きですが、『DISCOVERY』は何度も聞いていると
飽きます。こちらの方が『DISCOVERY』よりは飽きがきません。最初の曲から
かっこいいです。三曲目がクラブでかけたら盛り上がりそうなノリの良い曲で
す。ループしているタイプの曲ですが、ところどころ違う音が入って、またル
ープしてという曲が好きな私には結構向いています。低音も強いですが、ドラ
ムも結構強いです。このアルバムはちょっと面白いことをしています。4曲目
に Da Funkという曲があるのですが、その曲の逆再生ヴァージョンが16曲目に
入っています。曲名も Funk Adと逆さにしてあって、遊び心があって面白いと
思いました。逆再生でも「変な音楽」という感じはありません。

▼> LAUNCH PARTY!UK HARD HOUSE MIXED BY DJ SHINKAWA <▼

 数々のCDを出しているLAUNCH PARTY!シリーズですが、以前聞いたLAUNCH 
PARTY!HARD HOUSE DISCOと雰囲気は似ているようで、結構違いました。後者の
方はトランス色が強くこちらはテクノ色が強いですね。最初の方の曲は音だけ
がなっているという感じで、中盤からトランスのようなメロディーがでてくる
曲が入ってきます。よくあるV.Aといった感じです。

▼> π / O.S.T. <▼

 映画「π」のサントラです。このアルバムはかなりイチオシです! とって
もかっこいいです。一曲目からドラムンベース全開なのですがこのダークな雰
囲気+ドラムンベースがたまらなくかっこいいですね。但し、朝から聴くには
勇気がいります。その日一日暗い気分になるかもしれませんので(笑) 二曲
目のオービタルのP.E.T.R.O.Lが一番好きです。ダークな雰囲気の中にかっこ
よさがあります。低音全開です。魔王でもでてきそうな雰囲気ですが、かっこ
いいんです。激しい音楽が好きな方には是非一度聞いてもらいたいアルバムで
す。4曲目のAPHEX TWINのボールがぴょんぴょん飛び跳ねて気が狂いそうにな
るような曲もいいです。他に有名なアーティストでは、MASSIVE ATTACKとRONI
 SIZEが入っています。様々なアーティストが入っていて楽しめる一枚です。
ドラムンベースを聞いてみたい方にはおすすめできます。【ありやまんば】■

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□■■■  チャートを参考にした出会いのコーナーです。
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□■■■___________________________________________03.CMJチャート♪

・千を超えるアメリカの大学校内ラジオでオン・エアーされた回数を集計した
・チャートです。注目すべきは順位ではなく、インディー系やマニアックすれ
・すれのアーティストとの出会いの情報としてかなり有効なところです!
・■は当メルマガで登場済、□は個人的注目作品の印。LWは、ひとつ前の週、
・PKは、ピーク時の順位で、WKSは、何週チャートに入っているか、です。
・____________________________________________________________________

TW  LW PK WKS  ARTIST /TITLE 
 1  4  1  5 ■ APHEX TWIN  /Drukqs
 2  2  2  8 ■ STROKES  /Is This It
 3  1  1  7 ■ DEATH CAB FOR CUTIE  /The Photo Album
 4  3  3  8 ■ SPIRITUALIZED  /Let It Come Down
 5  12  5  4 □ LE TIGRE  /Feminist Sweepstakes
 6  7  6  7 □ INTERNATIONAL NOISE CONSPIRACY  /A New Morning,...
 7  6  3  9 ■ NEW ORDER  /Get Ready
 8  5  4  7 ■ MODEST MOUSE  /Everywhere And His Nasty Parlor...
 9  9  9  7 ■ DISMEMBERMENT PLAN  /Change
10  14 10  6   HOPE SANDOVAL AND THE WARM INVENTIONS /Bavarian...
11  13 11  3 □ LES SAVY FAV  /Go Forth
12  11 11  7  ■ FUGAZI  /Argument
13  8  7  8   TENACIOUS D  /Tenacious D
14  21 14  4   STRATFORD 4  /The Revolt Against Tired Noises
15  29 15  3 □ B.R.M.C.  /Screaming Gun (EP)
16  10 10  9   RYAN ADAMS  /Gold
17  22 17  3   JONATHAN RICHMAN  /Her Mystery Not Of...
18  33 18  2   HEY MERCEDES  /Every Night Fireworks
19  30 19  3 □ KINGS OF CONVENIENCE  /Versus
20 167 20  2 ■ AVALANCHES  /Since I Left You

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 5位の『LE TIGRE』。アメリカン・ディスコ・ポップと言うか、サタデー・
ナイトなファッション……そんなことを思い出したジャケットだったのですが
、内容は本格的なインディー・ガールズ・ポップ(ニュー・ウェーヴ風味)。
最近、評価も鰻登りだと言うところですが、好き嫌いの差がひらくところです
ので如何でしょうか? 10位の『HOPE SANDOVAL AND THE WARM INVENTIONS』
は、ドリーミー・フォーク。ややかわいい系の女性ヴォーカルがアコギ一本で
歌っていまして、どこか遠くの、幻想的な印象もある世界観が漂っています。
聴き方によっては、もの悲しくも怖くもあります。18位の『HEY MERCEDES』は
インディー/オルタナ・バンドです。フー・ファイターズとゲット・アップ・
キッズの中間的なサウンドのイメージでした。19位『KINGS OF CONVENIENCE』
は、ベルギー、ノルウェーをベースとしたアコースティック・デュオです。ヨ
ーロッパではそれなりに評価を得ていたそうで、この度、キンダーコアとの契
約でアメリカに紹介されることになったようです。実質的に、2本のギターと
2人の声、時々ドラム・ループを使うくらいで、美しい系なポップ・ソングを
作っていますが、今回はそのリミックス集。言ってみれば、ベスト的な解釈で
しょうか。ギタポのストレートで美しいところですよ! そして最後、20位に
入っていた『AVALANCHES』。この愉快で楽しい作品は、めでたくも、当然のよ
うにアメリカでもよく聴かれることになりましたね(笑) そうだ!時期も時
期、クリスマス・パーティーのBGMにどうですか? と、2人で過ごすには
パーティー過ぎてしましますけどね……(笑)          【AO】■


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□■■■  コーネリアス
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□□□■_____________________________________________04.ジャパニーズ♪

▼ CORNELIUS ▼

・【 POINT 】      (TRATTORIA PSCR-623)

 英でのフェスの映像などからも察しがついていましたが、ある意味予想通り
に歌モノからサウンドを一層強調する方向性が一段と進んだ今作。と、今時歌
モノにこだわっている人がどれだけいるのか、少なくともこのメルマガを読ん
でしまった音楽趣向の方の中には存在しないかも知れませんが… 例えばトー
タスやモグワイ、ハイ・ラマスから最近話題のシガー・ロスなところまで聴く
人には全然問題のない作品…という作品です。それから、ブライアン・イーノ
等、ニュー・ウェーヴからきた、環境ものなどをお好きな人にも。
 それにしても、いつもは内容的にもっとこってり感があったのですが、ジャ
ケットからして凄くシンプルでしたよね。スマート、と言うか、さりげなさ、
みたいなところが目立っていたかな?と。コラージュ的な歌には、やはりいつ
もの彼のメロディーが根底で、やっぱりギター・サウンドがメインで、サンプ
リングには波の音がザザザ…と、どれもほぼいつもの武器ばかりなんですよ。
で、今作でいつもと違った部分は、やはり音の組み(会わせ)方でしょうか。
それは徐々に進んで来た道ではありますけど、今回はそこがかなり意識されて
いたところのでした。でも、テクノ・ミュージックの様な、音が飛び飛び飛び
回っても構わないと言うところではないんです。ロックの懐の大きさ、とでも
言うのでしょうか、どんな手法も飲み込んでしまうところをうまく利用してい
るのですよね。軽めで、しかもロックな臭いを残している今作は、前衛的で小
難しいところにカテゴライズされずに済みそうですし、日本人にとってもうま
く聴ける作品だと思います。内容的には、これまでより重量感には欠けている
とは思いますが、サラッと聴ける利点もありますし、今後の活動に期待もさせ
てしまうところです。彼は実に器用ですよね……         【AO】■
■■
 最初にこの音楽を聞いて、どんな場面で聞くのが似合うのかなと考えた。自
然の音と人工的な音、有機質なものと無機質なものの融合みたいな言われ方を
している(って勝手にそう思っているだけ?)今回のアルバムなんだけど、だ
から、最初は何にも無い空間でその音だけを与えられたら、それが上手い具合
にその何も無い空間にマッチするのかなと思ったんだけど、でもそれじゃあ、
何となく面白くない。誰もが最初に想像つく無いような気がするし…… で、
もう少し考えてみたんだけど、天気の悪い日、雨なんか降っている日に部屋の
中で、ぼけー、としながら聞くのが似合うんじゃないのかなって。雨音って自
然な音だけど、一定のリズムというか、規則的な音でしょ? だから、その自
然だけどある種、不自然な音とアルバムに含まれている自然な音、無機質な音
、それらが重なり合うと、多分、いい感覚になるのではないのかなって。彼の
手法は、今はどうだかわかんないけど、昔は適当にいろんな音源を取って、そ
れをデジタル化して、組み合わせして、音を作っていく、そんなようなことを
TVか雑誌かで読んだ気がする(うる覚えで確かではない)。それがたまたま今
回は自然音を取り入れただけであって、何かが変わったわけでもなく、ベース
は一緒なんだなって。1stはフリッパーズギターを継承している部分がある
ような気がするけど、69/96やファンタズマとか、今回のPointは乱暴な言
い方だけど手法は同じなような気がする。でも彼の観点は鋭いと感じるから、
だから、新鮮さを感じれる。かっこよさを感じる。      【TENZO】■


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□■■■  最近の無料ファイル交換ネットワーク
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□■■■___________________________________________________05.コラム♪

 レコード業界は、無料で音楽をダウンロードさせているファイル交換ネット
ワークを訴え続けているが、その一方で、そのファイル交換ネットワークその
ものを採り入れたビジネス・モデルを模索している大手レコード会社がある。
 米EMIレコーデッド・ミュージック社は、同社傘下の米プライオリティー・
レコーズ社が出したビデオの中から、限定セレクションを『グヌーテラ』ネッ
トワークを通じて提供することを決めた。EMIグループがファイル交換ネット
ワーク活用計画を打ち出しのは2度目。以前にも、ファイル交換ネットワーク
の『エイムスター』や『アングリー・コーヒー』を通じて、イギリスのバンド
『レディオヘッド』のニューアルバムのプロモーションを展開している。音楽
ファンはビデオを検索してダウンロードできるようになるが、注目すべきは、
提供されるファイルにはオンラインの音楽販売サイトや広告主へのリンクが組
み込まれているという点。 EMIレコーデッド・ミュージック社の副社長は、
「我々は、著作権が保護された環境で最新のビデオを観たいという音楽ファン
を最大限に支持する。彼らは音楽販売を牽引する高い可能性を秘めている」と
話している。
 大手レコード会社はこれまで、音楽のネット配信を検討する段階になると、
売上に直面して、無料のデジタル音楽が流通してCDの売上が減少することを恐
れていた。しかし、リル・ロミオのビデオ『マイ・ベイビー』は40万回以上の
ビューを記録し、鑑賞したユーザーの15%は、曲を収録したアルバムを購入で
きるサイトへのリンクをクリックしている。グヌーテラの様なファイル交換ネ
ットワークで、保護されたコンテンツにより、レコード会社は著作権が守られ
たコンテンツを提供できるだけでなく、どれくらいの人が特定のファイルをダ
ウンロードし聴いているか追跡調査できるようにもなる。ビデオのファイルは
ダウンロード後、『ウィンドウズ・メディア・プレーヤー』か『クイックタイ
ム』で再生できる。
 米ナップスター社の幹部たちも安全な配信ネットワークの開発を続けている
が、ナップスターのファイル交換ネットワークは今年半ば以来ずっと閉鎖され
たまま。しかし同社は、かつて人気を誇ったこのサービスを再開する際に協力
してくれるパートナーの募集も継続している。
 ヨーロッパ最大のオンライン音楽配信企業であるバイタミニック社は、ナッ
プスター社とライセンス契約を結び、ナップスター社に対して独立系アーティ
ストを中心とした25万曲へのアクセスを提供することになった。バイタミニッ
クUSA社の社長によれば、ナップスター社は契約条件に基づき、新しい会員制
サービスを通じてこれらの曲を提供できるという。同社はすでにデジタル音楽
のダウンロード販売を行なっているが、ナップスター社の会員制サービスを通
じてファイルを配信できるようになれば、バイタミニック社の売上増加に役立
つのではないかと期待をしている。開始の準備を整えている他のオンライン音
楽サービスと異なり、バイタミニック社は MP3ファイルで音楽を提供している
ので、ユーザーは何の制限もなしにパソコンからポータブル機器へファイルを
転送できる。ナップスターの新しい会員制サービスは、米ミュージックネット
社と提携する公算が大きい。ミュージックネット社は、米プレスプレイ社とと
もにデジタル会員制サービスで成り立つ音楽レーベルだ。
 無料サービスを提供する企業の1つ、オランダのファーストトラック社は、
3つの異なるネットワークにファイル交換用アプリケーションを提供し、異例
のペースでユーザーを増やしつづけている。ファーストトラック技術の使用許
可を得ている3つの企業、カザー社、米ミュージック・シティー社、グロック
スター社を通じてユーザーが10月に交換したファイルの数は18億1000万に達し
、前月比で20%も増加したという。しかし、レコード業界と映画業界は揃って
、ファーストトラック社、グロックスター社、ミュージック・シティー社を提
訴している。ファーストトラック社は、「レコード会社がピア・ツー・ピア・
ネットワークに抱いていた悪い印象を克服した様に見えるのはよいことだし、
ピア・ツー・ピア・ネットワークも他の配信ネットワークと同じくらい著作権
を保護しうる」と。レコード業界、映画業界とファーストトラック社の間には
国際問題もあり、それがサービスの停止をより困難にしている。ファーストト
ラック社はアムステルダムに、グロックスター社は西インド諸島にそれぞれ本
拠地がある。その為、ファイル交換ネットワークを通じた音楽のプロモーショ
ンや販売の方法を見つけることは、ファイル交換の普及に乗じることに目を向
けたレコード会社にとって最高のチャンスになるかもしれない。これは、カリ
フォルニア州にある一企業の問題ではなく、(レコード業界全体が直面する)
広範な地域に及ぶ問題。ファーストトラックはすでに大きくなっており、これ
からも拡大していくと言う予想。
>
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□■■■  アーティストやレーベルを絞ったコーナーです。
□■□■  今回もすみません、お休みです。
□■■■___________________________________________06.ピック・アップ♪


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□□■□  主にレコーディング活動を中心とした情報です。
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□□■□___________________________________07.アーティスト・ニュース♪

>ジョーイ・ラモーン
 ルイ・アームストロングの名曲「What A Wonderful World」が、彼の死後
に発売されるソロ・アルバム『Don't You Worry About Me』からのファース
ト・シングルとして米国で来年初頭に発表。ジョーイ側のスポークスマンによ
ると、クリスマス・シングルとしての予定はないとのこと。アルバムは2月に
発表。ジョーイはリンパ腺のガンで4月に亡くなるまでの数年間このアルバム
に取り組んでおり、死の3ヵ月前に完成させていた。アルバムには他にザ・ス
トゥージズの「1969」のカヴァーも収録。

>フレーミング・リップス
 新作を来年5月にリリースしたい意向。タイトルの未定のこのアルバムは、
現在のところ12曲のうち4曲がインストの予定だが、変更の可能性がある。ま
た、バンドのフィルム・プロジェクト『 The First Christmas On Mars』は来
年のクリスマス頃発表予定。これまでのビデオと合わせてDVDとして発表され
る可能性も。

>ヌード・レコーズ
 スウェードが所属するヌード・レコーズが閉鎖される。ほぼ10年続いた同レ
ーベルはブラック・ボックス・レコーダーやロウゴールド、ジェニーヴァ、ウ
ルトラサウンドなどの作品をリリースしていたが、問題が解決出来ない程蓄積
したとのことで閉鎖を決定。マネージング・ディレクターは、「全面的な信頼
を寄せてきたすべてのアーティストたちや、尽力してくれた人々のことを考え
ると著しく心を乱される」との談。スウェードは現在、ニュー・アルバムの最
終的な仕上げを行なっているところだが、レーベルの閉鎖によっての影響は受
けないと主張。

>フー・ファイターズ
 新曲『The One』をウェブサイトで公開。彼らのニュー・アルバムは来年の
発売が見込まれている。また、デイヴ・グロールは「ニュー・アルバム収録候
補曲の数があまりに多すぎて、リリースが遅れることを心配している」と語っ
ている。彼らは過去数ヵ月間、来年春リリースする予定の新アルバムの制作を
行なっていて、現在、32曲以上を用意しているという。彼は、「候補曲のリス
トはまだ長くなりそうだ。僕はすべての曲にチャンスを与えたいと思っている
けど、もし今後1年半も地下室に閉じこもることになったらどうしようと恐れ
てもいる」と語っている。バンド・サイト→http://www.foofighters.com

>プロディジー
 約4年ぶりに活動を再開。それにともない来年早々に来日公演が決定。この
スペシャル・ギグは2月6日にTokyo Bay NK Hallで行なわれる1公演のみで、
追加公演は一切予定なし。チケット発売日は今月22日、価格は6500円。 
 また、中心人物、リアム・ハウレットは、新作にジェーンズ・アディクショ
ンのペリー・ファレルのゲスト参加を発表。その曲について、「凄くロックっ
ぽいものになると思っていたが、かなりエレクトロニックに上がりそうだ」と
話している。仮タイトル『Always Outnumbered, Never Outgunned』と言うア
ルバムの発売は来年。

>スリップノット
 同時多発テロやメンバーの家族の病気の為、コンサートを延期していたが、
日本ツアーの振替日程、今月14日に予定されていた名古屋市綜合体育館レイン
ボーホールでの公演が来年3月18日。17、18日の東京ベイN.K.ホールは、3月
23、24日。20〜22日のZepp Osakaは3月19日から21日の同会場にそれぞれ振り
替えとのことを発表した上で、3月26日 CLUB CITTA'と、同27日 Zepp Tokyo
の追加公演も決定。このチケット価格はどちらも6500円。また、全公演のオー
プニング・アクトとして出演が決まっているアメリカン・ヘッド・チャージは
、リハビリ・センターで出会った2人によって結成、デビュー前から今年の
「Ozzfest」に参加し各地で話題をさらってきた。その後ヘッド・ライナーに
スリップノットを迎えたツアー(他にシステム・オブ・ア・ダウン、ラムシュ
タインらが参加)に同行するなどして着実に支持を得てきた。

>ブラー
 メンバー間の仲違いによって解散の危機に瀕しているとの噂を払拭し、新作
のレコーディングを再開。デーモンのサイド・プロジェクトであるゴリラズが
かなり成功を収めた為に数ヵ月の間離れていたデーモン、グレアム、アレック
ス、そしてデイヴの4人は曲作りを開始したとのこと。デーモンは先週、ここ
数日スタジオ入りしていると明らかにしており、スポークスマンも彼らは新作
の制作を開始したことを発表した。

>ゴリラズ
 シングル「19 -2000」を、コンピレーション・アルバムにリミックスして収
録する為に一般公募をする。ヴォーカリストのデーモン・アルバーンがその中
から最高のものを選び、『 The Remix』というタイトルのコンピレーション・
アルバムに収められるとのこと。応募者は DATかCDのフォーマットで、他のサ
ンプルを使っていない限り、この曲を好きなようにリミックスしていいことに
なっている。作品は、規定の応募用紙を添えた上で、Remix Gorillaz, XFM, 3
0 Leicester Square, London, WC2H 7LAまで郵送とのこと。
  また、D12との共演曲「911」について、この曲はアメリカで起きた多発テロ
事件を受けて生まれたもので、一般発売はされず、ゴリラズのウェブサイトで
11月末から無料ダウンロードできるようになるとのこと。ハードでクールなビ
ートを使った比較的スローなナンバーで、元スペシャルズのシンガー、テリー
・ホールもフィーチャー。ゴリラズのマードックは「 D12との共演は元気づけ
られるような体験だった。彼らの仕事のやり方が気に入った。イカした女の子
たちやマリファナの入った袋やシャンペン、キャンディーなんかを総動員して
スタジオに乗り込んできて、ワーッと仕事に取りかかるんだ」と。

>マリリン・マンソン
 コンピュータ・ゲームを元にしたSF映画『Resident Evil』のためにテーマ
曲とスコアを書いており、これが新シングルになる可能性がある。マンソンは
『Scream』などのスコアを担当したマルコ・ベルトラミと共作を行なっていて
「マルコが手がけたものにオレがいろいろ付随的なものを付け加え、より一貫
性のあるものにしている。おそらく、オープニング・テーマを含む10曲ぐらい
のものになるだろう。みんながオレから想像するものとは正反対の曲になって
いる。作品はとてもクラシックなんだけど、サウンドはまったく非クラシック
。伝統的な映画スコアの方法論を使って、もっと面白い作品を作ろうとしてみ
たんだ」とのこと。

>ロブ・ゾンビ
 ロブ・ゾンビが、ラモーンズのギタリストのジョニー・ラモーンと組み、ラ
モーンズのトリビュート・アルバムの制作を開始。彼らはレッド・ホット・チ
リ・ペッパーズ、メタリカ、オフスプリング、エディ・ヴェダー等にこのアル
バムへの参加を求めている。リリースはバンドのフロントマンのジョーイ・ラ
モーンの1周忌にあたる来年4月を予定。ラモーンズの大ファンであるロブ自
身も、このアルバム用に名曲「Blitzkrieg Bop」のカヴァーをレコーディング
する予定。なおロブは「俺達はこの作品を、ラモーンズのトリビュート・アル
バムの集大成になるような完璧で特別なものにしたい」と。彼は、かつて在籍
したバンド、ホワイト・ゾンビで、95年にラモーンズと一緒にツアーをしてい
る。メンバーと会ったときの話しとして、「なんかちょっとオカシかったよ。
だって、彼らはなんていうか、彼らってきっとこうだろうな、って思ってたそ
のまんまだったから。『なんてこった、思ってたのと違う』なんてことは、ひ
とつもなかった。みんな本当に……、何年もずっと音楽を聴いたり、雑誌で見
たりとかしてると、その人を知っているような気になるだろう? だけど、実
際に会ってみると、全然違ったりするんだ。でも、何人かの人たちはまさに想
像通りなんだよ。それっていうのは、その人たちにウソがないってことで、活
動の中に彼らの真の性格が表れているってことなんだ」と。

>エコー&ザ・バニーメン
 バンドのドキュメンタリー「Meet The Bunnymen」を先日テレビで放映。こ
の番組は夏にリバプール・インスティチュート・オブ・パフォーミング・アー
ツで行なわれた2回のホームタウン・コンサートの模様を元にしたもの。79年
のバンドのTV初出演や、84年の伝説的なリバプール公演「A Crystal Day」等
の珍しい映像もフィーチャーされている。バンドのシンガーのイアン・マッカ
ロクは「僕たちが今やってることと、過去にやったコンサートとを結びつけて
見せるのはいい感じだ。まるで、ちょっと気の利いた夜のお出かけみたいだ。
しかも、ちょっとばかり高級感があるし」と話している。

>ルー・リード
 今月末から12月にかけて、NYのブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージ
ックで上演される演劇「POEtry」を制作。この演劇はエドガー・アラン・ポー
の小説『告げ口心臓』や『アッシャー家の崩壊』からインスピレーションを得
たもので、ルーは演劇監督のロバート・ウィルソンとともに、演劇及び劇中曲
13曲を共作。ポーについて、ルーは、「ポーの作品は絶妙で、ニュアンスがあ
り、心理的だ。若い頃は、こういった部分に気づいていなかったと実感した。
彼の作品は不気味なのではなく、人々に恐怖を抱かせるセンスがあるんだ。こ
の演劇は、そんなポーの原型をわかりやすい形で表現している」と。
                   
>マッチボックス・トゥエンティ 
 セカンド・アルバム『Mad Season』のプロモーションのための長期ツアーを
終えた Matchbox Twentyは、しばらく活動を休止し、メンバーはそれぞれ独自
のプロジェクトに取り組み中。しかしThomasは、スタジオに入り、3作目に取
りかかるまでそれほど長くはかからないだろうと。「3、4月にスタジオに戻
って制作準備を始める予定で、いつも曲作りをしているから曲は沢山ある。こ
れまでよりもずっとMatchboxっぽくなるだろう……みんなが書いた曲がすごく
たくさんあるから」。

>ベータ・バンド
 バンドの財政状況が芳しくないにも関わらず、自動車会社オールズモービル
やギャップのコマーシャルへの楽曲提供のオファーを断っている。リード・シ
ンガーのスティーヴ・メイソンによると「オールズモービルは25万ドル出すと
言ってきて、ギャップが最初いくら出すと言ったかは忘れたけど断ったら、さ
らに1万ドル上乗せするからコマーシャルに僕たちの音楽を使わせてくれって
いうんだ」。彼らの音楽を使いたいという企業からの申し出は「悪魔に繰り返
しそそのかされているような気分」だと。「ことに僕たちは現在文無し状態だ
から、きついよ……」。

>ケミカル・ブラザーズ
 2年半ぶり4枚目アルバムを来年1月末にリリース予定で、アルバム発売直
後に行なうワールド・ツアーを日本からスタートさせることが決定。日程は来
年2月24日にTokyo Bay NK Hall、26日にZepp Osakaの2日間が現在の予定。

>デヴィッド・バーン
 今年5月にアルバム『Look Into The Eyeball』を出したデヴィッド・バーン
の10年振りとなる来日ライヴが決定。トーキング・ヘッズを率いてのパンク〜
ニュー・ウェイヴから、映画「True Story」の監督、そしてソロ転身後のラテン
〜ワールド・ビートと、時代に合わせ、常にクオリティの高い作品を数多く発
表している稀代のクリエイター。日程は来年2月4日心斎橋クアトロ、5、6
日渋谷クアトロの全3公演。 

>オアシス
 ヴォーカルのリアム・ギャラガーは、現在制作中の新アルバムのタイトルが
『Heathen Chemistry』で、来年3月のリリース予定だと語っている。しかし、
バンドのスポークスマンは、新作のタイトルは未定で、来年の春以降までリリ
ースはないと発表。ちなみに、今年10月にリリースされる予定だった新シング
ルは、十分に満足できる出来ではないという理由から延期をしたとのこと。

>バッドリー・ドローン・ボーイ
 新作にベックのプロデューサー、トム・ロスロックの起用を検討中。彼は、
ベックの『Mellow Gold』『Odelay』、エリオット・スミスの『Figure 8』等
で仕事をした。「大切なのは僕たち2人がレコードでどんなことが起こっても
オープンな心でいること。誰かがバスタブに座って、それをレコーディングし
て『どんな音になってるかな?』なんてことだってあり得るよ」。アルバムは
来年秋リリース予定。 

>ポップトーンズ・レーベル
 元クリエイション・レコーズのアラン・マッギーが00年に設立したポップト
ーンズ・レーベルが、今月大量の社員リストラを発表、経営の先行きが懸念さ
れている。社員大半を解雇する予定で、顧問として1〜2人だけが残る見込み。
コズミック・ラフ・ライダースやザ・ハイヴスなど、所属アーティストの今後
については何も発表はない。しかし、この件に関してレーベルの広報担当者は
「経費削減の必要性がある為、たぶん正社員10人くらいが解雇されることにな
ると思います。レーベルはまだビジネスとして成り立っています」と語り、今
年上半期の財政報告書は未完成のため公表されていないと主張。

>Zwan
 元ザ・スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンがマット・スウィー
ニー(g)、スカルフィッシャー(b)、同じく元スマパンのジミー・チェンバ
リン(ds)と共に新バンド、ZWANでステージ復帰。彼らは先日、カリフォルニ
ア州で700人の観客の前で1時間半のデビュー・ギグを行ない、新曲を13曲とザ
・ビートルズのカヴァーを1曲披露。前座はワグナー。1曲目はラウドで荒々
しいパンク寄りの曲「Chrysanthemum」。その後「Glorius」や「Sorrow」など
のロック・バラード、ソウルフルな「Jesus I」、軽いレゲエ風の曲、「The 
Shining Path」等を披露、音楽性の幅広さを垣間見せた。多くのファンは、ほ
とんどの曲はザ・スマッシング・パンプキンズによく似ていると感じた様だ。

>V.A. ホームレス救済アルバム
 米ホームレス救済チャリティ・アルバム『The Amos House Collection, Vol
. II』に、エリオット・スミス、ベル&セバスチャンのメンバーのサイド・プ
ロジェクトのザ・ジェントル・ウェイヴス等、インディ・アーティストが多数
参加。このアルバムは来年1月リリース予定。このアルバムはロード・アイラ
ンド州を拠点に活動するチャリティ組織エイモス・ハウスへの寄付金を集める
ためのもの。

>モービー
 新アルバムを来年5月発表予定。既にスタジオにこもっていて、4月にシン
グルをまず発表、翌月アルバムを発売を目指しているとのこと。曲のタイトル
や正式な発売日はまだ確定していない。新作の方向性は明らかになっていない
が、最近の彼は60年代のソウル・ミュージックをたくさん聴いているらしい。

>ノー・ダウト
 新アルバム『Rock Steady』を1年以内で完成させた。今作はダンス、トリッ
プ・ホップ、ハウスの要素を取り入れ、新しい面があるとのこと。ベーシスト
のトニー・カナルは「ロスとジャマイカ、ロンドンの音楽をミックスしたら素
晴らしいモノが出来た」と話している。ヴォーカリストのグウェン・ステファ
ニーは「本当にスゴイ作品。私達がオレンジ・カウンティで育ってきた中で影
響を受けたスカやレゲエとかいろんな音をミックスできたから」と。アルバム
は12月に発売決定。 

>ビョーク
 来年は「通常の」ツアーを計画。スペインで行なわれた記者会見で、彼女は
今度の夏にはもっと一般的によく知られたコンサート会場でたくさんのショウ
をやるつもりだとの意向を明らかに。ビョークは今年後半、新アルバムのプロ
モーション・ツアーとして、オペラ・ハウスなどの会場で、オーケストラや合
唱団、実験的ダンス・デュオ、マトモスなどをバックにした異例のパフォーマ
ンスを行なっている。

>映画『I Am Sam』のサウンドトラック
  全米で12月から公開される映画『I Am Sam』のサウンドトラックに、パール
・ジャムのエディ・ヴェダー、ニック・ケイヴ、ステレオフォニックス、ザ・
ブラック・クロウズ、ルーファス・ウェインライトなどが、ザ・ビートルズの
カヴァー曲全16曲を提供。ショーン・ペンとミシェル・ファイファーが主演す
るこの映画は、ショーンが演じる、精神に問題を抱えながら娘の養育権のため
に戦う男性を描いたもので、その男性はビートルズに関するすべての要素に取
り憑かれているそうだ。この映画のプロデューサー、リック・ソロモンは「オ
ノ・ヨーコとポール・マッカートニーが、ともにこの企画を認めてくれた」と
語っている。

>ペット・ショップ・ボーイズ
 今月新アルバム制作の最終作業を終了。彼らのサイトによると、現時点でタ
イトル未定で、来年3月にリリースされる予定。全14曲中、9曲でザ・スミス
のギタリスト、ジョニー・マーがギターを担当。最近ジョニーは他にも、ベス
・オートンのスタジオ・レコーディングや、オアシスのヴォーカリスト、リア
ム・ギャラガーのソロ作品のレコーディングにも参加、マンチェスター出身の
ギター・バンド、ヘイヴンのニュー・アルバムのプロデュースも行なう等、い
ろいろなミュージシャン達との仕事を数多くこなしている。

>ダヴズ
 セカンド・アルバムのレコーディングをほぼ終了。ドラムのアンディ・ウィ
リアムスは、「90%終わったところで、みんな出来にはとても満足している。
新作にはロック寄りの曲とか作品全体を貫く感覚があり、『Lost Souls』より
もずっとポジティヴでアップビートな感じ。『There Goes The Fear』ってい
うサルサ・スタイルの曲ではジェズ(・ウィリアムス)がラテン・パーカッシ
ョンに挑戦してる」と。このアルバムには10曲の新曲とライヴ定番曲が収録さ
れている。このうち「New York」はもともと次のシングルとして書かれたもの
だが、9/11の悲劇的な事件を鑑みて、代わりの曲にすることも考えている。ア
ルバムを来年早春リリースと想定している。

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