哲学・心理学

問題解決 『意識』と『無意識』使いこなしマニュアル

言葉はよく聞くけど、イマイチ良く解らない『潜在意識』と呼ばれる『無意識』の世界。これを知って、人生の問題解決!!

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『意識』と『無意識』使いこなしマニュアル Vol.009

2004/09/23

┌┬ 人生の問題を解決する────────────────── vol.009
├┼┐  『意識』と『無意識』の使いこなしマニュアル
└┴┴───── http://resonance-field.com──────────────

言葉は知ってるけど、なかなか知る事が無かった『潜在意識』と呼ばれる『無意
識』の働きを知り、使いこなすためのメールマガジンです。
特に、『意識』と『無意識』の関係など、一般にはあまり詳しく触れられる事が
無かった内容を、出来るだけわかりやすく、使える形でいろんな角度から表現し
て行きたいと思います。


=== 今日のお題 ========================================================

              『反作用の法則』

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皆さん、こんにちは、発行者の古川 日呂之(フルカワ ヒロシ)です。

9回目の発行です。

一雨ごとに涼しくなり、さわやかな初秋の空の下、皆様いかがお過ごしでしょう
か?

今回は、第二の法則『反作用の法則』について書いていきます。文章だけで、何
処まで伝わるか、挑戦でもありますが、詳しく知りたい、という方は是非事務所
に遊びに来てください。

それでは始めましょう。

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           第二の法則 『反作用の法則』

※何かをする時、頑張ろうとすればするほど、それを上手く出来なくなる。
 『強意識』『強圧力』『強緊張』が加わると、フィルターが固く閉ざされ、
 『無意識』は反対に動き始める。


 さて、今回は『反作用の法則』です。

 これは、『逆作用の法則』とか、『意思逆転の法則』とも呼ばれています。恐
らく最初はフランス語だったものを、訳するときにいろんな日本語訳が出てきた
ものだと思います。これも、『意識』と『無意識』の関係を知る上でとても大事
な法則です。

 例えば、こんな経験をした事があるのではないでしょうか?

・次の日、早起きをしなければならない大切な行事を控えて、寝ようとすれば寝
 ようとするほど、目が冴えてきた。しょうがないので、寝坊するより徹夜した
 方がましだと思い、一生懸命起きていようと頑張り始めると共に眠ってしまい
 寝坊した。

・沢山の人の前でスピーチをしなければならなくて、リラックスしようと考えれ
 ば考えるほど緊張が増してきて、一番言いなれているはずの自分の名前さえも
 噛んでしまった。

・小学校の頃、運動会で入場行進で、かっこよく歩こうと意識したら、手と足が
 一緒になって、直そうとすればするほど足がもつれてつまづいてしまった。

つまり、歩いたり、話したり、眠ったりといったことは、毎日何の問題も無く、
それこそ無意識で行っています。
無意識で行っているうちは、ほとんど失敗は無いのですが、意識した途端に身体
が言う事を聞かなくなり、なんでもないことでしくじってしまいます。

つまり、強く意識したり、強くプレッシャーを感じたり、強く緊張すると、『意
識』とは反対方向に『無意識』が動き出します。

これは、メンタルトレーニングの体感レクチャーを経験すると、笑っちゃうくら
いの事が起こります。

集中した状態とは、『意識しない状態』つまり、『無意識が行う行動』を『意識
』が邪魔をしない状態であるといえます。

それに対して『反作用』が起きる状況とは、『意識』が過剰になり『無意識』に
圧力や緊張といった『負荷』をかけてしまいます。

大脳新皮質の前頭葉付近が最も意識的な活動に関与しているといわれますが、こ
こが活発になりすぎると、血液が大脳新皮質の前頭葉に集まり、それ以外の部分
の脳の働きが抑制されてしまうんです。

原始的な旧哺乳類の脳といわれる、大脳辺縁系は、意識が加える負荷を『不快感
』として捉え、それを避ける方向に無意識に動いてしまうんです。

無意識は、それこそ『火事場の馬鹿力』と呼ばれる部分なので、一端暴れだした
無意識を意識が押さえ込もうとするほど、さらに強い力で反発してきます。

これが、『反作用の法則』です。

プロのスポーツ選手も、とにかく本番でいつもの練習の力を発揮するために、こ
の『反作用』と戦うわけです。
自分の中に敵が居る。自分と戦う。とは、つまりこの反作用と戦っているわけで
す。

F1のフェラーリチームのエースドライバーであるミハエル・シューマッハ選手や
今、メジャーリーグで大活躍のイチロー選手など、歴史に残る大記録を次々と更
新している選手達も、インタビューなどでは『記録は全然意識していません。』
と応える場面をよく目にします。

これも、記録を意識し始めると、通常と違った意識状態になりせっかくトレーニ
ングを重ねてきた実力が出せなくなる事をよく知っているから、自分の『意識』
をコントロールする事により、『無意識』の力を最大限に出すために、『意識し
ない』トレーニングをするわけです。

『無意識』=『潜在意識+本能力』の役割をもう一度思い起こして見ましょう。
『無意識』は、常に肉体の『不随意運動』をコントロールして、今居る環境に
ベストな状況を作ってくれます。
ここに強く『意識』が介入すると、バランスを崩し病気になります。

これを如実に表す事例があります。

『コーチングマネジメント』
       伊藤 守著
 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティーワン発行
という本から抜粋いたします。


フィンランド症候群
 
 ここに朝日新聞(1993年7月23日)の天声人語に取り上げられた、健康のために
行った管理がかえって人々を不健康にしたとの報告があります。それは『フィン
ランド症候群』と名づけられています。
 フィンランド保険局は40〜45歳の管理職を対象に、定期検査、栄養のチェック
、運動、タバコ、アルコール、砂糖の摂取抑制を承知してもらい、15年にわたり
追跡調査を行いました。同時に同じ年齢、職種の人々を選び、そちらには何も知
らせず、ただ定期的に健康調査をして、両方の比較を行いました。その結果、心
臓血管系の病気、高血圧、死亡、自殺、いずれも一方が少ない、というデータを
得ました。そして、それは当局の意に反して、何もしていないグループだったの
です。
 その結果に驚いた保険局は、どうして健康的、理想的な生活行動が有害な結果
に終わったかを考えてみました。そこで得た結論は、治療上の過保護と生体の他
律的な管理は健康を守る事にならず、逆に依存、免疫不全、抵抗力の低下をもた
らしてしまう、ということでした。



この結果を見て、様々な原因が考えられるのでしょうが、先に述べた『反作用』
もここに働いていると思われます。

無意識と自律神経は直結されています。自律神経のバランスが崩れる大きな原因
は『意識過剰』であるともいえるでしょう。

意識しない状態、無意識に任せることが出来る状態を『自分を信じる』つまり、
『自信』を持っている状態であると私は考えます。

自分を信じて、無意識に任せることが出来ると、思いもよらない力が出たりしま
す。
これを体感しながら、無意識の存在を体感し、その力を最大限に引き出すのが、
『メンタルトレーニング』です。

一通り理論を説明し終わったら、実践編をお届けするつもりですが、恐らく、
この『反作用』という言葉が沢山出てくると思います。
軽く憶えておいてください。

次回は、第三の法則『優勢の法則』をお届けします。



では次回をお楽しみに。   
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少しでも皆様の健康で豊かで幸せな生活を実現するお手伝いをしたいと考えてお
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遅くなる事も有りますが、極力お返事いたしたいと考えております。
また、発行者のホームページにも、是非お立ち寄り下さい。

それでは次回をお楽しみに!

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創刊日:2004-07-29  
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