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経営革新羅針盤−経営サポートNPO TASKS発行

経営サポートNPO法人TASKSがお送りするメールマガジンです。専門家集団である弊会が経営革新の「気づきの源泉」、企業経営の開運の扉を開く呪文となる「開けゴマ」となるような情報をご提供します。経営革新の始まりはここからです。

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経営革新羅針盤−TASKS発行-「健康経営」4

2017/06/10


◆ 今回の目次 ◆                 Vol. 453  2017/06/10
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[[ コラム ]] 「健康経営」4 目に見えない労働損失「プレゼンティーズム」

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[[  コ ラ ム  ]]
  「健康経営」4 目に見えない労働損失「プレゼンティーズム」
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                       中小企業診断士 佐藤正樹

  このコラムで「健康経営」を続けてご紹介しています。
  今回は、「プレゼンティーズム」という概念をご紹介します。

  ■健康経営とは(おさらい)

  「健康経営」は、経済産業省と厚生労働省が推進しており、「従業員等の
  健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」です。

  経産省のサイトでは、「企業理念に基づき、従業員への健康投資を行う
  ことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらすと
  期待されています。」と紹介されています。

  優良な取り組みをしている企業を「健康経営優良法人」として国が認定
  する制度についてもご紹介しました。

  ■目に見えない労働損失「プレゼンティーズム」

  「プレゼンティーズム」という言葉は「アブセンティーズム
  (Absenteeism):欠勤」に対する造語です。出勤しているが体調が
  万全ではなく、仕事をしているが生産性が低下している「目に見えない
  労働損失」を指します。

  アメリカのある企業の調査ですが、プレゼンティーズムによる損失が
  人件費の10.7%になると推計しています。日本でも、産業衛生学雑誌の
  2007年の調査では、プレゼンティーズム(目に見えない労働損失)が
  アブセンティーズム(欠勤)による労働損失の2倍になっているとの
  報告があります。

  このあたりの数値比較については諸説あり、明確な損失は定義しづらい
  のですが、ぼんやりしていることで、ちょっとしたミスや重大事故に
  つながる可能性もあるので見過ごせません。

  ■プレゼンティーズムの対策

  プレゼンティーズムは、花粉症などのアレルギー症状、腰痛・頭痛、
  慢性疲労症候群、うつ病などから生じるとされています。最近の日本
  では、過重労働に注目されていますが、残業続きによる体調不良も
  含めて良いでしょう。

  過重労働で生産性が落ちて、生産性が落ちた分を長時間労働で補うのは
  悪循環であり、どこかで悪い連鎖を断ち切らなければなりません。
  花粉症や腰痛などの症状も不調のままでいるのではなく、思い切って
  休みを取って治療を受けるなどの対策が必要です。

  職場に代わりの人がいなくて簡単に休めない事情があるにしても、
  生産性が悪い状態が長く続くよりも、会社としては休ませてきちんと
  診察を受けさせた方が長い目で見れば利益になります。

  社長さんにはぜひそんな視点で社員を見ていただければと思います。

                             以 上


━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  従業員の不調をきちんと見ている管理者とそうでない管理者。どちらが
  優れた管理者でしょうか。健康経営はそういう点でも管理者への意識改革を
  求めていると言えないでしょうか。(佐川)

  佐川は文具を売っています→ http://www.slide-techo.com/
  ※すごい文房具、GetNavi、趣味の文具箱、STATIONARY magazine等に
   掲載され、TBS、テレビ朝日にも取り上げられています。


━次回予告━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次回の発行は、2017年6月20日を予定しています。



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創刊日:2004-05-24  
最終発行日:  
発行周期:旬刊  
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