経営

経営革新羅針盤−経営サポートNPO TASKS発行

経営サポートNPO法人TASKSがお送りするメールマガジンです。専門家集団である弊会が経営革新の「気づきの源泉」、企業経営の開運の扉を開く呪文となる「開けゴマ」となるような情報をご提供します。経営革新の始まりはここからです。

全て表示する >

経営革新羅針盤−TASKS発行-決めるのはやる事柄ではなく、やらない事柄

2017/04/30


◆ 今回の目次 ◆                 Vol. 449  2017/04/30
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

[[ コラム ]] 決めるのはやる事柄ではなく、やらない事柄


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[[  コ ラ ム  ]]
  決めるのはやる事柄ではなく、やらない事柄
────────────────────────────────────

                       中小企業診断士 榎本 博之

  新年度が始まり1ヶ月が経とうとしている。

  4月を期に、策定した中期計画や事業計画を実行に移す事業者が少なく
  ないだろう。我々、中小企業診断士における支援メニューの一つに
  「計画策定」がある。

  現状を分析し、ベースとなる経営理念やビジョンを実現すべく、さら
  なる成長や改善を目指し、新たな取り組みをどのように行っていくか
  具体的に検討していくものだ。

  ここで陥りやすいのが、「計画が作りっぱなしで放置されている」、
  「実行に向けた段階で立ち止まってしまっている」パターンだ。
  中には、実行に移したものの、継続できないと悩む事業者も存在する。

  このような状況に陥った場合、現状を踏まえず、新しいことに目を
  向けがちになる前のめり姿勢が問題を引き起こしている可能性がある。
  つまり、実行に向けたキャパシティに余裕がなく、現場が「やりたく
  ても、できない」状況に追い込まれ、実行への阻害要因なってしまって
  いる。

  経営者としては、新しい取り組みが内外にもアピールがしやすいため、
  意識がそこに傾きがちだ。しかし、現場から見れば、新しい取組みは
  単なる負担増加になるパターンが多く、理解を得ないと混乱を招いて
  しまう。

  優先すべきは、やる事柄ではなく、やらない事柄を決めることなのだ。

  中小企業は、少数精鋭で事業を行っており、物理的な取り組みに負担が
  多いと、影響が出やすい。だからこそ、やらない事柄に目を向けるべき
  なのだ。

  ごくごく当たり前のように行っているルーティン業務は、本当に効果が
  あるものだろうか?また、当初は効果があったが、現状は手間しか
  かからないものはないだろうか?やり方はこれまで通りで本当に良い
  だろうか?

  やらない事柄を決めると意識すると、自分たちの取り組みを改めて
  見直すきっかけとなる。

  業界や業務に精通した中小企業診断士であれば、客観的に自社の事業を
  分析・評価できる。もちろん、取組みへの意欲自体が欠けているのは
  論外である。新しい取組み自体の策定・実行は間違いではないが、
  優先度を間違えると、折角の取り組みも百害あって一利なしになる。

  取り組みが可能になるように余裕を持たせるのが、今後の経営者には
  欠かせない要素と言えよう。

                             以 上


━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  やらないことを決める、簡単なようで難しいものです。外からの指摘で
  それが見えやすくなるなら、早めに手をうった方がいいと思います。
  コンサルティングにハードルを感じることもあるかもしれませんが、
  気楽に問い合わせてみてください。(佐川)

  佐川は文具を売っています→ http://www.slide-techo.com/
  ※すごい文房具、GetNavi、趣味の文具箱、STATIONARY magazine等に
   掲載され、TBS、テレビ朝日にも取り上げられています。


━次回予告━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次回の発行は、2017年5月10日を予定しています。



規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-05-24  
最終発行日:  
発行周期:旬刊  
Score!: 100 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。