国際情勢

Japan on the Globe 国際派日本人養成講座

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JOG-mel No.614 世界に拡がる寺子屋教育 〜 The Kumon Way

2009/09/13

■■ Japan On the Globe(614)■■ 国際派日本人養成講座 ■■

    Common Sense: 世界に拡がる寺子屋教育 〜 The Kumon Way
    
                 それは近代化・民主化を図る発展途上国への
                我が国のご先祖様からの贈り物である。
■転送歓迎■ H21.09.13 ■ 38,276 Copies ■ 3,185,255 Views■
  無料購読申込・取消: http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/

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■1.「自分が自分の変化をいちばん信じられない」■

     アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス近郊にある公文教
    室。アメリカの小中学生たちが、それぞれのワークシートに取
    り組んでいる。

     子供たちに混じって、一番後ろの席に、黒人青年が一人座っ
    ていた。ジャーナリストの木下玲子さんが近づくと、足し算の
    問題に取り組んでいる。

     12+21、24+42、、、

     体でリズミカルにテンポを取りながら、鉛筆を走らせている。

     ビッグ・アーサーとクラスでのあだ名で自己紹介した青年は、
    白い歯を見せて、こう語った。[1,vii]

         算数がすごく楽しくなってきて、警備員の仕事をしてい
        ても、休憩時間になったらワークシートをちょっとやって
        おこうかなんて考えている。自分が自分の変化をいちばん
        信じられない。

     誰でもできそうな足し算の練習問題だが、それらをスラスラ
    解ける充足感をビッグ・アーサーは満面に湛(たた)え、誇ら
    しげだった。

         1頁の問題を解く作業時間も、速くなってきたし、、、。
        米軍の看護師になりたいと思っている。そのためには数学
        と科学の試験に受からないといけない。サンタモニカ・カ
        レッジでコースを取ったものの、数学の基礎学力のないこ
        とを思い知らされた。だからKumonに通うことを決め
        た。

■2.自学自習の楽しさ■

     日本で50年前に始まった公文式教育は、現在、46カ国・
    地域に広まり、生徒数は414万人にものぼる。ビッグ・アー
    サーも、その一人である。

     公文式の創始者、公文公(くもん・とおる)は大正3(1914)
    年、高知市の豊かな農家の8人兄弟の次男とした生まれた。小
    学校4年の時、担任から「算術は自習で先に進んで良いのだ」
    と言われたことから、公は自学自習の楽しさを知った。

     私立土佐中学に進んだが、同校は出来の良い子をさらに伸ば
    すための「自学自習」主義をとっており、公には自分で好きな
    ペースで進めていくのが、楽しかった。そして、好きな科目で
    成績が伸びると、その教科がますます好きになった。

     公は大阪帝国大学の数学科を卒業した後、高知県立海南中学
    校の数学教師となった。日華事変が始まると徴兵を受けて、満
    洲に出征し、戦後、母校の土佐高校の数学主任の職を得た。

     昭和27(1952)年、大阪市立桜宮高校に移った。結婚し、子
    供もできた。ある日、妻から小学校2年生となっていた長男
    ・毅の算数の答案を見せられて愕然とした。38+15といっ
    た簡単な足し算がまったく出来ていない。

     公は毅に計算だけに絞り込んだ練習を家でさせるようにした。
    無理をしないように、途中で止まらないように、少しずつ程度
    を上げていくワークシートを自分で作った。

     父親の手作りの教材で、毅はグングンと学力をつけた。それ
    を見た妻が、「近所の子どもにも声をかけ、我が家の二階で算
    数教室を開きましょうよ」と言い出した。

     10人くらいの子どもが集まって、ワークシートで教えると、
    確実な手応えがあった。算数の成績が2の子でも半年くらいで、
    4をとれるようになった。4の子は、2、3カ月で5に引き上
    げることができた。

     やがて、高校時代からの友人に「事業として教室を展開した
    らどうか」と勧められた。指導者募集の3行公告を新聞に出す
    と、家庭にくすぶっていた高学歴の主婦たちからの応募が数多
    くあった。教室はすぐに80を超え、生徒も2千人に達した。

■3.生徒一人ひとりが持つ伸びる力をうまく引き出す■

     公文は数学教師をやっていた時、算数や数学が苦手と訴える
    生徒たちのどこが問題なのか調べて、おおかたが「計算力不足」
    から来ている事に気がついた。計算という土台づくりでつまづ
    くと、文章題もできなくなる。高校の数学が不得意な生徒には、
    必要なら小学生の学習内容に戻って、計算力をつけるべきだと
    考えた。

     公文式の特長は:

    ・生徒が一定速度で問題を解けるように「ちょうど」の問題か
      ら練習させる。

    ・繰り返し同じページで反復練習させることで、「居心地よい」
      スピードで解けるまで復習させ、楽に満点を取れる達成感を
      つけさせる。

     指導者の役割は、算数・数学が苦手な生徒に、「ちょうど」
    の問題を見つけてあげること、そして目の前の生徒が計算問題
    を解く様をよく観察して、どこでどう引っ掛かったのかを知り、
    「ここが違うよ」と一言ヒントを与えることだ。そうすれば生
    徒は自分で考えていく。うまく解けるようになると、面白くなっ
    てくる。そして満点をとれるようになる。

    「子どもは勉強で満点をもらうと達成感を味わう。すると自分
    から進んでどんどん先をやりたがるものだ」が公の口癖だった。

     指導者の役割は、生徒の学習状態をよく観察して、タイミン
    グ良くヒントを与えてやることだ。子どもが何か覚えようとす
    ると、最初は時間がかかり、間違えるものである。その過程で、
    物事の原理を自分で考える。

     最初に正解を与えて、生徒に押しつけるようなやり方では、
    自ら原理を見つける面白さが分からず、やる気も出てこない。
    あるいは、押しつけに反発して、勉強そのものから逃避してい
    まう。

     生徒一人ひとりが持つ伸びる力をうまく引き出す事が、公文
    式の本質と言えよう。

■4.公文式の急成長■
    
     昭和49(1974)年、「小学生でも方程式が解ける」と銘打っ
    た『公文式算数の秘密』が出版されると、発売直後からベスト
    セラーになった。ひっきりなしに電話がかかってきて、「公文
    式へ通いたいので、近くの教室を教えて下さい」との問い合わ
    せが殺到した。

     この本の出版によって、公文式は一躍世に知られるようにな
    り、1960教室、生徒数11万人と急成長した。

     公文式が世に知られるようになって、さまざまな批判も寄せ
    られるようになった。その一つに、「公文式は詰め込み教育で、
    これから必要なのは創造力を高めるためのゆとりだ」というの
    があった。

     公は、積極的に反論した。

        「落ちこぼれ」と言われて意気消沈していた子どもたちが、
        学年より下のレベルから学習を始めることによって、少し
        ずつ自信を回復し、「勉強が好きになった」と喜んでくれ
        ることが、なによりうれしかった。[1,p22]

         厳しい現実社会を生き抜くために、いろいろなことを学
        ばねばならない子供たちにとってお仕着せの「ゆとり」を
        強制するよりも、勉強したい子供たちに精いっぱい勉強で
        きる機会を与えてやる方が、将来的にははるかに意味があ
        ると思いますよ。[1,p23]

    「ゆとり教育」という美名のもとに進められた教育で各地の公
    立校が陥った学力崩壊、学級崩壊の惨状[a,b]と、公文式が世
    界46カ国・地域、414万人に広まった状況を事実で比較す
    れば、どちらが正しかったかは言うまでもない。
    
■5.ゴミ山で育つ子どもたち■

     フィッリピンのマニラ市には、スモーキー・マウンテンと呼
    ばれる「山」がある。マニラ市内から輩出されるゴミが長年、
    積み上げられてできた「ゴミの山」だ。ゴミが長年の間に風化
    して地面もどきになっている。その上に、色とりどりのビニー
    ル・シートの小屋が点在している。多くの子どもたちがここに
    住み、ゴミ漁りをして暮らしている。

    「山」の麓に「保育園」があり、その二階に「スモーキー・マ
    ウンテン公文センター」があった。木下さんが訪れた時には、
    8人の生徒が学習していた。カリダッド・ブルランという一人
    の女性が指導にあたっていた。彼女はこう語った。[1,p73]

         私も小さな頃からゴミを漁って暮らしてきました。ここ
        で生まれて結婚して子どもも生みました。ここに通う子ど
        もたちと同じです。一番前の席で学習しているあの少年、
        彼は8人兄弟の長男です。10歳の弟が自分がゴミ漁りを
        代わるから、お兄ちゃんは公文で頑張って大学まで行って
        ほしいと言うそうです。一度は勉強を断念した彼も弟に励
        まされ戻ってきました。

     ゴミの山で生まれ、学校へは行かずに、ゴミ漁りをして暮ら
    し、ゴミの山で遊ぶ。それがここの子どもたちの生活である。

         ここを出てよそへ行っても、結局生活できない。だから
        ここを離れられない。そういう運命なんです。

     声をひそめて語るブルランの頬を、一筋の涙が流れた。
    
■6.貧困層からの脱出は大きなチャレンジ■

     フィリピンの人口7500万人のおよそ6割が貧困層に属し
    ている。国全体の富の9割近くは、人口の1割にも満たない中
    国系とスペイン系の富裕層が握っている。満足な教育も受けら
    れない子どもたちにとって「貧困層からの脱出は、本当に大き
    な、大きなチャレンジなのです」とブルランは語る。

     そうした恵まれない子どもたちに学ぶ機会を与えようとミッ
    シン・バンガラップ教育基金が、公文に支援を求めた。公文に
    教材を提供し、指導者を育成して欲しいというのである。

     基金から指導者として任命されたのが、ブルランだった。一
    月100ペソ(約215円)の会費は基金が出す。フィリピン
    全土にはすでに153もの公文センターが開設されており、会
    費は1430ペソ(約3050円)だが、ここではその15分
    の1の会費に設定されている。

     スモーキー・マウンテンの2代目とも言える新しいゴミの山
    「パタヤス」地区にも、公文センターが開設された。地元の教
    会の呼びかけで、地域住民が募金を募り、子どもたちの月会費
    ひとり100ペソを捻出する。この「パタヤス公文センター」
    では、現在、170人が学んでいる。

■7.公文センターに通う貧困層の子どもたち■

     また、ジェイム・デル・ロサリオという篤志家が75人分の
    会費を全額負担して開いている公文センターもある。なるべく
    多くの家庭を助けるために、生徒は一家族一人までというルー
    ルを、ロサリオ氏は設定している。開設に協力し、教材を無料
    提供しているフィリピン公文の高橋真澄さんはこう語っている。

         7人とか8人とか、兄弟が多い家庭が多いですから。あ
        る小学生の男子は、自分が学習し終えた教材を一生懸命ノ
        ートに写しているのだそうです。どうしてかなと思ったら、
        一家族で一人までしか学習できないから、写した問題を家
        へ持って帰り、それを小さな弟や妹にやらせたい一心で書
        き写しているらしいんです。[1,p78]
    
     マニラ首都圏のバレンズエラ市にある公文センターは、生徒
    数が500人を越えるが、貧困層の子どもたちも多い。トライ
    シクル(三輪トラックを改造した乗り合いタクシー)の運転手
    は平均月収9000ペソ(約1万9300円)程度で1430
    ペソ(約3050円)の月謝を払うのは、大変なはずだが、そ
    れでも子どもたちの将来を思って、公文センターに通わせる。

         母親が市場で菓子を売って生計を立てている家庭の子ど
        もで公文生がいます。その生徒は公文に通いたい一心で少
        しでも足しになればと自分のわずかな小遣いを貯めては毎
        月月末に親に渡すそうです。[1,p83]

     フィリピン公文は、「21世紀協会」という日本のNPOと
    協力して、フィリピン南部ミンドロ島の山岳地帯の少数民族マ
    ンニャン族の教育支援も行っている。識字率はほぼゼロで、フィ
    リピン社会でも差別されている少数民族である。交通が極めて
    不便で、町の小学校・中学校に通うには徒歩で4時間近くかか
    る。

     ここに日本からベテランの公文指導者を呼び、また日本人ボ
    ランティアたちが生徒指導を行っている。ここから育った女生
    徒ネルミー・パンクサガンが、マンニャン族で初めて大学を卒
    業し、村に帰って教師となった。ネルミーはマンニャン族の誇
    りとなり、うちの子も公文に通わせて教師にしたいと、みなが
    希望を持つようになった。
       
■8.ご先祖様からの贈り物■

     公文式学習法は、江戸時代の寺子屋教育の伝統まで行き着く
    歴史的背景を持っているのだろう、と木下玲子氏は指摘する。

     確かに寺子屋では、年齢もばらばらな子供たちが机を並べ、
    それぞれの進度に合わせて、お師匠さんがマン・ツー・マン教
    育をしていた。そんな寺子屋が幕末の頃には全国で1万5千も
    あった。当時の江戸での識字率は70〜86%と推定されてお
    り、同時代のイギリスの工業都市での20〜25%とに比べて
    も、群を抜く教育水準であった。[c]

    「読み書き算盤」の基礎教育がこれだけ国民の間に広まってい
    たからこそ、明治日本が科学技術においても、立憲議会政治に
    おいても、あっという間に西洋諸国に追いついたのである。

     この日本の経験こそ、政治経済の近代化・民主化を図ろうと
    する発展途上国が必要としているものだ。それを具体的な教育
    方法として提供している"The Kumon Way"は、我が国が世界に
    提供している貴重な贈り物なのである。

     同時に、それは「ゆとり教育」「日教組教育」などの迷走に
    より、崩壊の淵に立つ現代日本の教育を再建するためのご先祖
    様からの贈り物でもある。
                                         (文責:伊勢雅臣)

■リンク■
a. JOG(065) 閉ざされたクラスルーム
    バラバラに遊び回る生徒達、「生徒に背中を向け」黒板に字
   を書き続ける先生、お互いの心のつながりを失った荒涼たるク
   ラス風景である。なぜこんなことになったのか 
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h10_2/jog065.html
b. JOG(067) 閉ざされたクラスルーム−証言編
    広島の公教育を生徒として、親として、体験された方々の体
   験に基づく証言。
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h10_2/jog067.html
c. JOG(030) 江戸日本はボランティア教育大国
    ボランティアのお師匠さんたちの貢献で、世界でも群を抜く
   教育水準を実現した。 
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h10_1/jog030.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 木下玲子『寺子屋グローバリゼーション―The Kumon Way』★★★、
   岩波書店、H18
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000240196/japanontheg01-22%22

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おたより _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■前号「英国流保守主義に学ぶ」に寄せられたおたより

                                             みはるさんより
     読みながら、うなづいていました。民主党のいろいろな問題
    が出る前から素人ながら、学校が寺子屋のようだったらもっと
    子供ものびのび勉強できるだろうな〜と思っていたので、特に
    教育のところは大きくうなづいていました。

    「教育が変われば、憲法も変わる」と主人がよく言ってますが
    最近そのとうりだな、と思うようになりました。
    とにかく、日教組によって戦後教育がひどくなったのだとつく
    づく思います。

     今の子供、そして未来の子供たちのためにも民主党のような
    日本と日本人をつぶすような政策をさせてはいけないと思いま
    す。

     一主婦なので、どうすればよいのかわかりませんがわが子3
    人(もう社会人と高2ですが)はしっかりと日本人としての誇り
    を持てるような人間になって欲しいと思います。


                                       半分オージーさんより
     私は2000年よりオーストラリアに住んでおります。日本人で
    すので、日本のことも気になりますし、選挙にもなるべく参加
    しています。

     外から日本を見ると気づくことが多く、特に最近は日本の将
    来にとても不安になります。その不安になる要素で一番大きな
    ものが『学校教育』です。派遣切りなど問題になっていますが、
    つきつめていけばすべては『教育』に行くと思うのです。

     なぜ勉強するのか、社会にでて独り立ちするにはどれだけ費
    用が必要なのか、貯蓄や投資の方法など、もっと小学生のうち
    から教えればいいと思うのです。

     ちなみにオーストラリアの学校制度は州により若干違いはあ
    りますが、私がいるクィーンズランド州では、公立・私立に関
    係なく、どんなに進学率が高い学校でも『職人』になりたい生
    徒のためのコースが用意されています。

     例えば、車のメカニックや大工になりたい生徒は高校2・3年
    生では週に1回、そういった仕事場に1日通い、いわゆる『弟子』
    となります。

     卒業後に雇われるかどうかは、その生徒と企業次第で保証は
    ないです。しかし、できる生徒によっては、少し前の建築ラッ
    シュ時では、20歳そこそこの大工や配管工が年収1000万を超え
    るほど働き、家を持つということが可能でした。これも才能な
    のでよいシステムだと思います。

     また、高校1年生になると州政府より、これも公立・私立関
    係なく『ジョブガイド』という暑さ数センチの世の中にある仕
    事を紹介する本が配られます。

    『将来を考えなさい』と単に言うだけでは何の助けにもならな
    いと思うので、こういうサポート体勢には感心します。

     その国の将来を築く元となるのは『学校教育』だと思います。
    それが日教組のような団体が幅を利かせ、愛国心も教えないの
    は非常に危ない状況であり(自国の国旗を掲揚しない、国歌を
    歌わないのも他国からみれば非常に摩訶不思議で滑稽)、何か
    に意図が働いていてもおかしくないと思います。

     もう少し日本の将来をまじめに考えてくれる政治家が増えて
    くれることを祈るばかりです。

                                                 豊さんより
     自民党大敗の原因についてはいろいろ議論があると思いまし、
    これから解明して行くべき重大な課題だと考えます。民意の反
    映と言う意味では、少なくとも現在の自民党には国民を引きつ
    ける魅力がなかったことは確かでしょう。

     今後民主党が実際に政権運営を始めたら、野党時代のように
    べき論やお気楽な批評家ムードではやって行けないことは明ら
    かです。特に安全保障問題について社民党との連立がいろんな
    場面で足かせとなり、日本国内では兎に角、海外からは非常に
    厳しい批判にさられることは必至です。もっとも民主党びいき
    のマスコミがそのような海外での批判を報道しなければ、日本
    人の大部分は何も知らず、高速道路はタダになり、育児手当は
    もらえると言うことで太平楽を決め込むことになるのでしょう
    が。

     自民党は正常な国政運営の為にも健全な野党として早く立ち
    直って欲しいものです。健全でかつ即民主党と交代できるよう
    な野党が存在して初めて民主主義が有効に働くと思います。さ
    もなければ民主党の独裁が始り結局政権交代した意味がないこ
    とになると考えます。

                                               エルさんより
     自民党の大敗北をうけ、今この国の保守派は危機にある・・
    自民党内で何の信念もない、乗らば、勝ち馬のり・・の無節操
    な議員が増えた結果、自分の足で選挙を戦う、自分の信念で議
    論し政策を進める議員がいなくなった。このことは保守派の質
    を低下させた・・さらにあの郵政選挙で入った議員が勘違いを
    したまま国政に居座り続け、今回本来の自分の技量と器を思い
    知らされた、のだと思う。そこに、ゆがんだ反日売国マスコミ
    が乗っかった。安全保障や国の根幹にかかわる財源、将来像を
    作る土台である歴史観、拉致問題に触れさせなかった! 地方
    分権はある意味、地方が国の方針に口を出すということ! 国
    旗や国歌、国のあり方憲法にまで、口を出すようになったら国
    としてのまとまりがなくなる。

     それはまさに特定アジアの利益に貢献することに直結する!
    非常に危機である。何もわからないまま、候補となって議員と
    なった多くの民主の議員たち・・・中には元アイドルやフリー
    ター、政治に何の見識も勉強もせず、大衆に迎合するしか能の
    ない、実際に国の働きに知識もビジョンもまったくないものが
    この非常時に多くの課題を担わされる!まともな判断ができよ
    うはずもない・・・なってから考える?では間に合わないのだ。

     そんな軽い気持ちで政治家に、議員になって欲しくない!自
    民党は改めて保守の本筋に戻ってほしい!

     公明との連立で失ったものを取り戻し、本来あるべき日本の
    姿、主権回復、領土問題、歴史認識にかんして正しい道に戻し
    て欲しい!そのためには大衆迎合ではなく、100年先を見据
    えた国家観を民に問うてほしいし、マスコミはもっと安全保障
    を含めた総合的な国家論を報道するべきだ!偏った弱者救済を
    装った国家破壊政策推進者や売国議員を落とすためにも真実の
    報道が必要だ!この国のジャーナリズムはほんの数人を除いて
    腐っているし死んでいる・・・彼らに日本人足りうる資格はな
    い!国を誇りに思う教育を否定し自虐史観を子供に教える教育
    を推進する党におもねるものは日本人の資格がない!

     危うい法律がたくさんできて国が崩壊する前に、立て直さな
    ければこの国は全て終わりだ!アメリカの束縛と特定アジアの
    脅威から独立しなければこの国の未来はない!

     友愛では国は守れないのだから・・・

■ 編集長・伊勢雅臣より

     読者からのご意見をお待ちします。以下の投稿欄または本誌
    への返信として、お送り下さい。
     掲載分には、薄謝として本誌総集編を差し上げます。
    http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P36920582

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  • 通りすがり2009/09/14

    相変わらず、一面的な分析しか出来ていない。

    公文式は、ゲーム感覚で数字を扱うというものであり、その効果は認められるが、「考える」部分を育成する効果はほとんど無い。所謂、理系センスを磨くことも出来ないものであり、能力開発の要素を廃除している。

    ゆとり教育はダメという結論ありきで、それに都合の良い話だけを語っている。そんなものに振り回されないことが肝要である。

    物事を多面的に見ることが出来ない人は、世の中を発展させる能力にも欠ける。

  • 名無しさん2009/09/13

    特に『教育が憲法を作る』にはドキッとしました。経済ばかりに力を入れ教育(特に最高の道徳は愛国心という事)を無視して靖国参拝をしない自民党員は排除しましょう。