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JOG-mel No.580 言論封じる「空気の支配」

2009/01/11

■■ Japan On the Globe(580)■ 国際派日本人養成講座 ■■■■

          Media Watch: 言論封じる「空気の支配」

                   「日本はいい国だったと言ったら解任された」
                   田母神俊雄・前航空幕僚長
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■1.「ぞっとする自衛官の暴走」■

     待ってましたとばかりに朝日新聞が吠えた。田母神(たもが
    み)俊雄・航空幕僚長が民間企業の懸賞論文に応募した事で更
    迭された事件に関して、「空幕長更迭 ぞっとする自衛官の暴
    走」と題した社説である。

         こんなゆがんだ考えの持ち主が、こともあろうに自衛隊
        組織のトップにいたとは。驚き、あきれ、そして心胆が寒
        くなるような事件である。[1]

     この朝日新聞社説に対して、田母神氏は、こう述べている。

        「日本は侵略国家ではない」という私の主張にここまで過
        剰に反応するとは、こちらがぞっとさせられた。

         とにかく内容に立ち入らずに、入り口で議論を封じてし
        まう、あちら側にいる人たちのいつもの戦法だ。・・・

         私は時事通信の記者会見で「もうそろそろ自由に発言で
        きる時期になったと思った私の判断が間違っていたかも知
        れない」「この程度のことすら言えないようでは民主主義
        国家とは言えない、北朝鮮と一緒だ」と語ったが、それが
        本音である。[2,p13]

     両者ともに「ぞっと」したわけだが、どちらが「ゆがんだ考
    えの持ち主」か、事実を見てみたい。

■2.「実証的データの乏しい歴史解釈や身勝手な主張」■

    「入り口で議論を封じていまう」戦法は、この朝日社説に如実
    に表れている。

         論文はこんな内容だ。

        「我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害
        者」「我が国は極めて穏当な植民地統治をした」「日本は
        ルーズベルト(米大統領)の仕掛けた罠(わな)にはまり、
        真珠湾攻撃を決行した」「我が国が侵略国家だったという
        のはまさに濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)である」−−。

         一部の右派言論人らが好んで使う、実証的データの乏し
        い歴史解釈や身勝手な主張がこれでもかと並ぶ。[1]

     田母神氏の「ゆがんだ考え」に対する反論はこれだけだ。
    「実証的データの乏しい歴史解釈」と言うが、たとえば論文に
    は、以下のような一節がある。

         満州帝国は、成立当初の1932年1月には三千万人の人口
        であったが、毎年百万人以上も人口が増え続け、1945年の
        終戦時には五千万人に増加していたのである。満州の人口
        は何故爆発的に増えたのか。それは満州が豊かで治安が良
        かったからである。[2,p218]

     これが「実証的データに乏しい歴史解釈」であり、「身勝手
    な主張」であろうか。これを「ゆがんだ考え」と言うなら、よ
    り「実証的なデータ」を出して、反論すべきではないか。

     そんな努力も一切せずに「ぞっとする」「ゆがんだ考え」と
    斬り捨てる方こそ「実証的データに乏しい歴史解釈」「身勝手
    な主張」だ。自由主義社会の言論機関がすべきことではない。

     なお、これ以外にも実証データを見たい読者は、たとえば 
    弊誌既刊[a,b,c,d,e]を参照していただきたい。実証データが
    「これでもか」と並んでいる。

■3.中国軍幹部の見識■
    
     実は、田母神氏は中国軍幹部とも歴史論争をしている。平成
    16(2004)年、統合幕僚学校の海外研修で、田母神氏は校長と
    して、学生を引率して中国を訪問した。

     総参謀部ナンバー2の範長龍・参謀長助理と面談した時のこ
    とである。範中将は、とうとうと語り始めた。自分は瀋陽軍管
    区(旧満洲)の生まれで、子供の頃から両親や親族から日本軍
    の残虐行為を繰り返し聞かされ、到底忘れることはできない、
    と言う。

     範中将の話が終わる様子がないので、田母神氏は手を挙げて
    話を遮って、次のように発言した。

         平和な時代にも暴行はあるし殺人もある。それだけを取
        り上げて残虐行為が頻繁に行われたという中国側の歴史認
        識にはまったく同意できない。日本軍が実質満州を統治す
        るようになってから満州の人口はどんどん増加している。
        それは満州が豊かで治安が良かった証拠である。残虐行為
        が行われる場所に人が集まるわけがない。

     そして日本はアメリカから原爆投下や東京大空襲で、民間人
    に対する無差別テロを受けたが、それに対して謝罪要求をする
    ことはしない。中国は日中会談のつど、それをやっていて、そ
    れが日中関係を阻害している、と語った。

     範中将はややびっくりしたような表情をしたが、「歴史認識
    の違いが日中軍事交流の妨げにならないようにしたい」との趣
    旨を語った。範中将のこの答えは見事な見識だ。朝日新聞の社
    説子よりも、はるかに思想・言論の自由をわきまえている。
    
■4.「政府の基本方針」■

     朝日の社説子は、5万人の航空自衛隊のトップである空幕長
    が「政府の基本方針を堂々と無視して振る舞い」と非難してい
    るが、この「政府の基本方針」とは村山談話のことである。

     村山談話とは、平成7(1995)年8月15日に村山富市首相が
    閣議決定に基づき発表したものだ。村山は日本社会党党首だっ
    たが、自民党との連立により、たまたま首相になっていた。

     村山談話の中に次の一節がある。

         わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争へ
        の道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略
        によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対し
        て多大の損害と苦痛を与えました。

     朝日新聞は、これを「政府の基本方針」と見なして、「日本
    は侵略国家ではない」と主張する田母神論文を、「ゆがんだ考
    え」と非難しているのである。
    
■5.議論を封じて成立した村山談話■

     そもそも、この村山談話がどのような経緯で閣議決定された
    のか、見ておく必要がある。[f]

     平成7(1995)年、戦後50周年を機に、村山首相は談話と同
    内容の「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議案」を国
    会で決議しようとした。

     しかし、この決議案には超党派の反対意見が強く、国会で成
    立する見通しは立たなかった。そこで村山首相は、同じく社会
    党の土井たか子衆院議長と一計を案じ、平成7年6月9日、
    「本日は本会議なし、各議員は選挙区に帰られたし」との通知
    を衆議院内に回した。

     多くの議員がこれを信じて帰郷したその夜、土井議長は本会
    議開催のベルを鳴らし、議員総数509人のうち、265人が
    欠席するという異常な状況の下で、わずか230人の賛成で決
    議を成立させた。開会が7時53分、決議後の散会が7時59
    分という早業であった。

     しかし、参議院の方は、衆院でのあまりにも汚いやり方に審
    議すらせず、決議案は宙ぶらりんの状態になってしまった。

     そこで村山首相は、同年8月15日の閣議で、少数のスタッ
    フで作成した談話を事前説明もなしに、読み上げさせた。「閣
    議室は水を打ったように静まり返った」。突然出された談話に、
    閣僚は誰ひとり反論できず、閣議決定とされたのである。

     朝日新聞の言う「政府の基本方針」とは、国会内でも閣議で
    も議論を封じ、多数派の隙をついて騙し討ち的に成立させたも
    のなのである。民主主義国家にあるまじき成立プロセスであっ
    た。

■6.「村山談話は言論弾圧の道具だ」■

     田母神氏は平成20(2008)年11月11日に参院の外交防衛
    委員会に参考人として招致された。2時間半の審議の後、国会
    を出ようとする田母神氏は、追いかけてきた記者にこう語った。

         村山談話の正体が本日分かった。村山談話は言論弾圧の
        道具だ。自由な議論を追求することができないなら日本は
        北朝鮮と同じだ。[1,p70]

     審議の冒頭から北澤俊美委員長(民主党)は「本委員会は参
    考人の個人的見解を表明する場ではありません」と釘をさした
    上で、こう言った。

         論文事案は制服組のトップが自衛隊の最高指揮監督権
        を有する内閣総理大臣の方針に反したことを公表するとい
        う驚愕の事案であり、政府の文民統制が機能していない証
        であります。・・・昭和時代に文民統制が機能していなかっ
        た結果、国家が存亡の淵に立ったのは、忘れてはならない
        過去の過ちであります。存亡の淵に立った最初の一歩は、
        政府の方針に従わない軍人の出現とその軍人を統制できな
        かった政府、議会の弱体化でありました。[1,p71]

     田母神論文を「文民統制が機能していない証拠」と決めつけ、
    それによって政府を追求するための審議だったのである。

     毎日新聞の同日夕刊も「この日は通常の参考人招致と異なり、
    田母神氏が委員の質問だけに答える形式をとった。田母神氏が
    持論を一方的に披露することを警戒したため」と報じた。

■7.発言を封じられた「参考人」■

     実際に、田母神氏は二度にわたって、発言を封じられている。
    一度目は、田母神氏が次のように発言した時である。

         ただ私は村山談話で批判されているが、村山談話と私の
        論文は別物だと思っています。村山談話はどの場面が侵略
        とも具体的に言っていない。自衛官にも憲法19条、21
        条、23条の自由が、、、

     ここで委員長は「参考人に申し上げます。冒頭の委員長発言
    の趣旨を体して発言してください」と田母神氏を遮った。

     もう一回は、こう述べた時である。

         で、私も今回びっくりしていますので「日本はいい国だっ
        た」と言ったら解任されたと。そしてまた責任の追及も
        「いい国だと言ったような人間をなぜ任命したんだ」と言
        われる。(このまま)しゃべっていいですか。

     北澤委員長はまたしても「参考人、質問者はそこまで質問し
    ていません」と発言を制した。

     北澤委員長は「内閣総理大臣の方針に反した」とか「政府の
    文民統制が機能していない」と冒頭で決めつけたが、田母神論
    文のどこがどのように「内閣総理大臣の方針に反した」のか、
    文民統制上、自衛官はどこまで言論の自由が持てるのか、とい
    う本質的問題に対しては、議論を封じているのである。

■8.我が国の言論の自由を蝕む「空気の支配」■

     何の根拠も示さず、何の議論もなく騙し討ち的に成立した村
    山談話が金科玉条とされ、それを批判する言動は、これまた何
    の根拠も示されずに、「ゆがんだ考え」「ぞっとする」とまで
    罵倒される。

     自由な議論の場であるはずの国会でも、田母神氏の発言のど
    こがどう問題なのか議論もされず、氏の自由な発言も許されな
    かった。

     こういう情景から思い起こされるのは、山本七平氏が名著
    『空気の研究』で提起した「空気」という概念である。

         いわば彼を支配しているのは、今までの議論の結果出て
        きた結論ではなく、その「空気」なるものであって、人が
        空気から逃れられない如く、彼はそれから自由になれない。
        ・・・従って「空気だ」と言われて拒否された場合、こち
        らにはもう反論の方法がない。[3,p14]

     村山談話に込められた「日本は侵略国家」という自虐史観、
    そして「文民統制」の背後に潜む「軍の暴走」という強迫観念、
    これらは戦後の日本を拘束してきた「空気」なのであり、その
    「空気」を批判する人は、「KY(空気が読めない)」として、
    たちどころに左傾マスコミや野党から問答無用の集中砲火が浴
    びせられるのである。

■9.「空気の支配」を打破するには■

     我が国が国民の多数意思に基づく真の自由民主主義国家に脱
    皮するためには、こうした自由で理性的な議論を封ずる「空気
    の支配」を打破しなければならない。

     その兆しはある。田母神氏の著書[2]は、硬い内容のわりに
    はベストセラーとなっている。またヤフーの世論調査では「幕
    僚長という立場で政府見解に反する論文を公表したことに、問
    題があったと思いますか」という設問に対し、投票総数9万7
    千票ほどのうち、「まったく問題なし」46パーセント、「ほ
    とんど問題なし」13パーセントという結果となった。

     朝日新聞などによる「空気の支配」を打ち破るのは、国民一
    人ひとりの事実と理性に基づく自由な言論活動である。
                                         (文責:伊勢雅臣)

■リンク■
a. JOG(446) スターリンと毛沢東が仕組んだ日中戦争
    スターリンはソ連防衛のために、毛沢東は政権奪取のために、
   蒋介石と日本軍が戦うよう仕組んだ。
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h18/jog446.html
b. JOG(239) 満洲 〜 幻の先進工業国家
    傀儡国家、偽満洲国などと罵倒される満洲国に年間百万人以
   上の中国人がなだれ込んだ理由は?
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h14/jog239.html
c. JOG(254) 「親日派のための弁明」を読む
    私たちは国を奪われたのではなく、日本というましな統治者
   を受け入れたのである。
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h14/jog254.html
d. JOG(168) 日米開戦のシナリオ・ライター
    対独参戦のために、日本を追いつめて真珠湾を攻撃させよう
   というシナリオの原作者が見つかった。
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog168.html
e. JOG(059) パール博士の戦い
    東京裁判で全員無罪を主張
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h10_2/jog059.html
f. Wing(1196) だまし討ちで成立した村山談話
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h18/wing1196.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 朝日新聞「(社説)空幕長更迭 ぞっとする自衛官の暴走」、
   H20.11.02
2. 田母神俊雄『自らの身は顧みず』★★★、ワック、H20
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898311288/japanontheg01-22%22
3. 山本七平『「空気」の研究』★★★、文春文庫、S58
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167306034 /japanontheg01-22%22

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おたより _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■おたより

                                               直人さんより
     小生は何の因果か、海外に長く居住しております。スイスを
    中心とした独仏や英国で、当然多くの家が国旗を掲げているの
    を見かけております。ある日、小生の居住している場所へ皇室
    の方がいらした時に、日本人会で日の丸を掲げてお迎えするべ
    きでしょう、と言ったときに「右翼と間違えられると困る」と
    の答えでボツとなりました。そこで、個人で日の丸を掲げてお
    迎えいたしました。
 
     ドイツ人とフランス人と南アフリカ人と食事をした際、自分
    の国を愛するか、と聞いて、「あたりまえじゃないか」と変な
    顔をされた経験があります。大多数の日本人が普通に自分の国
    を愛することを表現できないのは、右翼と思われたら困る、と
    云うのが一番の理由ではないでしょうか。日本で自宅に日の丸
    を掲げたら大変なことになるような気がします。
 
     ですから、日本人がいつまでも自国を愛することができない
    のは街宣車に代表される職業右翼のせいだと思っております。
    逆説的ですが、彼らが結局は民族の敵なのだと思っております。
    その上、その構成員のかなりの部分が韓国・朝鮮人であるとの
    ことを知り、海外にて怒り心頭に達しております。
 
     そこで、何とか編集長様の卓越したお知恵により、彼らを撲
    滅する手段をご提案していただけないでしょうか。
    
■ 編集長・伊勢雅臣より

     街宣車の問題は分かりませんが、「日の丸を掲げたら右翼」
    というのも、「空気の支配」ですね。

     読者からのご意見をお待ちします。以下の投稿欄または本誌
    への返信として、お送り下さい。
     掲載分には、薄謝として本誌総集編を差し上げます。
    http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jog/jog_res.htm

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  • 太郎2009/01/19

    > ここで 組織として、最も追及されねばならないことは、、、 このような人材を 組織として組織のトップに人事したことです。 「確信犯的 人事になります。」 





    > これ・・・、

     >退職扱いにすることは、“朝日”の“社説”・・・

    >>・・驚き、あきれ、そして心胆が寒くなるような事件である。

     >重ね重ね  ここで 組織として、最も追及されねばならないことは、、、

    > このような人材を 組織として組織のトップに人事したことです。

    > 「確信犯的 人事になります。」

    > これは 翻って 国家・国旗を拒絶する公務員も おんなじになります。 







    http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081128/plc0811280138001-n1.htm より。



    先の大戦を日本の侵略とする見方に疑問を示す論文を公表し、更迭された航空自衛隊の田母神俊雄・前幕僚長は27日までに産経新聞のインタビューに応じ、心境を語った。



    >このような大騒ぎになって解任される事態になるとはまったく予想していませんでした。



    >外国の将校は、まず自国を弁護する。自分の国を悪く言う外国人将校に会ったことはありません」。



    >私の論文が左を勢いづかせたという人は、今までと同じように対応しなさいといっているに等しい」



    >田母神氏の発言をとらえて、すぐ「戦前は軍が暴走した…」となる

     「そういう人たちはよっぽど日本人、つまり、自分自身が信用できない人なのではないでしょうか。あるいは、文民統制に自信がないのかもしれません。政治が少しの異論も許さない言語空間に閉ざされていれば、国は弱くなります。徹底的に非核3原則を堅持すべきだという意見もあっていい。だけど民主主義だったら核武装すべきだという意見もあっていい。核兵器を持たない国は、核兵器を持った国の意思に最終的には従属させられることになりかねない」



    >国家と政治家のあるべき姿をどう考える 

     「善人で国民の安全を守れない国家よりは、腹黒くてもいいから国民の安全を守れる国家の方がよい。性格が良くて無能な政治家と性格が悪くても有能な政治家なら後者の方がよい。この国はどうしてすべてがきれい事なのか。そのくせに歴史認識だけは『自虐史観』です。いつの日か私の論文が、普通に語られる日が来るのを望んでいます」





     ・・・・ 本当に困ってしまいます。

     官僚・公務員が 現職中に 表に出るのは好くありません。

     彼らは 決定されたことを、粛々と 継続的に・一貫して 実現させることを 本業とする。

    これの方向付けを行うのが本来は「政治家」なのですが、、、、、

     (本末転倒状態が現実・・・ 元公務員は 政治家になってはいけない。。。。。)



     田母神俊雄・前幕僚長

     本題に戻ります。

     このようにご自身が採られる「行為」が 自分を離れた 次なる瞬間に・・・

    一体にどのような事象を 起因させるのかという・・・・・

    ごく普通の“考え方”が出来ない方を 幕僚長に人事したのか。

     本質的に論文に「語られること」を 信条とされてることは ご存知の上で

    幕僚長の人事は為されたと 当然に考えられます。

     自衛隊という組織の現在を 代表反映した姿が 田母神俊雄氏なのです。

     田母神という個人の問題なぞでは決してないのです。

     自衛隊という現在の組織の あり様の問題なのです。

     これが 蔑ろにされ続けた結果が 過去における軍部の浅はかな暴走なのです。



     文民統制の根本的問題なのですよ。

    官僚・公務員とは 国の決定事項を 粛々と「継続的に一貫して」現実化させることを使命とするあり方です。

    文民統制とは 公務員が現職中は 如何なる「自己主張」もしてはならない。。。。。。。。

    と、いうこと。。。。。

     自己主張を 行う場合は、自らの「命」を賭けるという事。。。

    公務員ではないが、三島由紀夫はそれを痛感していた。

    彼の行為を 目の前にして、冷ややかに冷笑した 現在の自衛隊は、、、、、、、、

    郵便局の如くに 一度解体するしかないですね。。。。。

  • 名無しさん2009/01/12

    いつもいつも、大変参考にさせて頂いてます。今回の記事は驚くと同時に、朝日新聞をはじめとする左傾(中国共産党をバックにでもしているのでしょうか?)の方々のやり方に対し、少し怒りがこみあげてきました。

  • 名無しさん2009/01/12

    田母神氏の発言は極めてまともだと思う人が大半ではないでしょうか。村山談話の成立過程などは、普通は知りません。事実なら、村山・土井などは恥ずべき存在ですね。

  • 名無しさん2009/01/11

    資料に基づき理路整然と解説してある。もっと読んでみたいと思います。左翼マスコミの感情的な決め付けに対する反論や空気攻撃への反撃の方法など個人レベルで有効な手段についても解説をお願いしたい。

  • 名無しさん2009/01/11

    留飲が下がりました。とくに「親日派のための弁明」に感動しました。娘が韓国に旅行したとき、民族服の老夫婦が、日本人とわかって固く手を握りしめ満面の笑みで迎えてくれたそうです。「老人だから戦争を体験しているはず。でも、日本人に好意的だった。」のです。「よいこともした」のではなく、反対に「いやな目にあった人もいた」と、比率が反対だったのではないかと感じました。当時を知る人はむしろ好意的だからです。田母神氏の本を買い求めました。ベストセラーにすることで日本への切ない思いを表現したいからです。しかし、アメリカの軍産複合体が自国の血を流すかわりに日本の自衛隊の血を要求するにきまっている今日、憲法改正は利用される恐れがあると思います。国のためにではなく、軍産共同体の儲けのために自衛官を死なせるわけにはいきません。これは、そういう意味で単純な議論にはならないと思います。エゴイズムがグローバルスタンダードである間は、慎重に動かなければ、逆手にとって利用される。大東亜戦争の戦線拡大は常識の範囲を超えて居ました。兵站を延ばしても、補給が追い付かない「決死」の戦線だったはずです。多くの兵が死地と決まったところへ送り込まれたのだと思います。その壮大な地図を眺めて、私は気が付きました。日本人が純血民族ではなく高度な混血民族であるなら、あの戦争は白人に蹂躙されたDNAの故郷を解放しようとした決死の行軍だった・・・と。ならば、メソポタミアに端を発する血も混ざっている日本軍がイラクに行くのもDNAのなせる業かと思います。あの戦争で日本はひどい目に会いましたが、はるかな彼方まで、確かに解放しました。