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ラブレス?

2004/07/30

「久しぶりだな、ゾロ。相変わらず、むかつく顔してやがる!」

「お前こそ、ちゃんと罪は償ってきたのか?」



 誰のお陰でムショなんかに入っちまったと思ってるんだ?

 全部、お前の所為!!!



「こんどこそきっちり落とし前つけてやる!!覚悟しろよ」



 オレはゾロに向って叫ぶ。車はさっきよりは遅いスピードだけど、まだ走ってい
る。

 落ちても大して痛くなさそうだ。って、オレ痛覚異常だっけ(笑)



「やめろよ、兄貴。あんまりオイタすると慣れない痛みで失神するぞ?」



 そんなのお前だって同じだろうが!!



「安心しな、オレが失神する前に、お前が死んでるから!!!」



 そういうとオレはポケットからサバイバルナイフを出してゾロに突きつける。

 本当に殺す気で。



「しねぇぇぇ!!!」



 気合の入ったオレのナイフをゾロはあっさりかわしてしまう。それがまた、オレの
腹たち具合に拍車を掛けた。



「っざけんな!!!」



 そして今度こそ、ゾロを。



ザシュッッ



 自分の持つ刃物に何かが当たる感触と、何か肉のようなものが切れる音。

 やった。ヒット。

ナイフが、ゾロの手の水かきを裂き、更に下の方まで切れている。これだけの傷な
ら、痛みも相当…



「だからお前は、頭が悪いってんだよ。お前がもうすぐ出てくるってのに、何も準備
してないわけ無いだろうが。」



 そう言って、男前な顔をぐにゃっとイヤらしくゆがませた。



「まさか…てめぇ!」

「神経、殺しとかねぇとお前とまともにあそんでやれねぇからな」



 そう、奴は薬で神経を麻痺させていた。

 お互いの中でしか生まれない痛覚も、ゾロにとっては今は関係の無い代物となって
いた。



「…これならどうだぁっ」



 マジで悔しいのとむかつくのと一緒になって、オレは勢い良く、今度はナイフを奴
の顔近くで思い切り横に振った。

 顔まで神経は殺しきれていないからだ。



「っ!!!」



 やった。今度こそ成功。

 心の中で小さくガッツポーズをしたオレは、ゾロのコメカミに青筋が浮かんだのに
気がつかなかった。





ラブレス?に続く

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創刊日:2004-05-20  
最終発行日:  
発行周期:隔週  
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