[The World News Mail 7/5]
発行日:7/5
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〓The World News Mail@2005.7.5 No.589 週2回無料、金曜はスペシャル〓
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[1]海外便り ○首都の名称「ツワネ」に/ほか
[2]地域レポート/アジア・大洋州/米州/欧州・ロシア/中東・アフリカ
[3]1週間の動き=6月25日〜7月1日
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////ニュースフラッシュ☆////////////////////////////////////////////////
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●クルド組織、旧「金星銀行」店舗を借りる―オーストリア
【ウィーン】旧「クルド労働者党(PKK)」やイラクの「クルド民主党」
(バルザニ議長)から支援を受けるクルド系組織「クルド連合」が、昨年閉鎖し
た北朝鮮欧州唯一の銀行だった「金星銀行」の店舗を借り、新しい事務所を開い
たことがこのほど明らかとなり、北朝鮮とクルド人グループの関係に注目が集まっ
ている。
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/050704-210732.html
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[1]海外便り
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○首都の名称「ツワネ」に(南アフリカ)
南アフリカ共和国の首都プレトリアの名称が変わることになった。新名は「ツ
ワネ」。なんでもその昔、現プレトリア地域に住んでいた黒人部族の首長の名前
で、多くの黒人系国民の間ではよく知られているのだそうだ。
プレトリアも、実は人の名前から来ている。オランダ系白人の間で英雄とされ
ている「アンドリース・プレトリウス」にちなんで名付けられたものだ。
今回の首都名称変更では、白人反対、黒人賛成と世論はくっきりと分かれた。
私のような外部から来た者からすれば、そんなことにエネルギーと税金を費やす
より、もっと優先してやるべきことがあるじゃないか、と思ってしまうが、当事
者には、きっと重要な問題なのだろう。
南アフリカでは、地域や都市、道路などの名称変更がしょっちゅう行われてい
る。同国北部のノーザンプロビンス州は数年前、リンポポ州に改名され、州都ピ
ータースブルグはポロワクネという名に変わった。
私の住む地域を通る白人の名を冠した幹線道路も、いつの間にかアパルトヘイ
ト撤廃に貢献した人物の名前に変わってしまった。
民主化から10年が過ぎ、政府にも余力が出てきて、前白人政権時代の遺物は破
棄してしまおうということか。慣れ親しんだ名前がなくなるのは寂しい。しかし
それも、この国の歴史において、必然的な流れなのかも知れない。(N)
○国旗にまつわるエトセトラ(フィリピン)--------------------------------
映画館で席に着き上映を待っていると、他の観客が一斉に立ち上がった。驚い
てスクリーンに目を向けると、大きなフィリピンの国旗が映っていて国歌が流れ
始めた。どうやら、最終上映の前には国旗掲揚が付きものらしい。
そういえば深夜にテレビ放送が終わるときも国旗が映り国歌が流れる。郷に入
れば郷に従えで、私もフィリピン人になったつもりで胸に手を当て国旗を掲揚を
見守った。
国歌はよく分からないので口パクだ。日本人の私ですらやっているというのに、
最前列に座っている不良少年の一団は立ち上がらずに雑談している始末。周囲の
人が立つように促し、警備員に注意され彼らは渋々立ち上がった。逆切れしない
かとハラハラしたが、フィリピンの不良少年は意外と素直で安心した。
独立記念日を前に現地の新聞に載っていたコラムによれば、国旗は日の出とと
もに揚げ日没とともに降ろさなければならず、古くなった国旗はゴミとして捨て
るのではなく、焼却して適切に処分するとしており、守られなければ不敬罪で逮
捕されるという。生活が不規則でゴミの分別が苦手な人は、国旗を揚げるのはや
めたほうがよさそうだ。
少し前の話だがフィリピンで英国人が「国旗に対する不敬罪」で訴えられた。
ゴルフ大会での国旗掲揚の際に、周囲の注意にかかわらず食事をやめなかったと
いう。よほど空腹だったのか、それとも立つのが面倒だったのか知らないが、ク
ラブの会員が怒って検察局に訴えた。
その後この英国人は謝罪し刑務所行きは免れたが、私も映画館で座り続けてい
たら新聞の見出しを飾っていたかもしれない。(F)
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[2]地域レポート
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆アジア・大洋州
【突出する韓国の対北支援、保守層や米との摩擦も】韓国
【同性愛の権利拡大と民主派分裂、返還8周年で揺れる香港】中国
【スマトラ沖地震から半年、つめ跡消えず】インド
【悪化する公教育環境、高収入求め教師が他業種に】フィリピン
◆米 州
【NATOの影響力低下を警戒する米、摩擦が続く米欧関係】米国
【ビリー・グラハム師の最後の説教、ニューヨークに8万人集まる】米国
【「モーセの十戒」で判断割れる−米連邦最高裁】米国
◆欧州・ロシア
【EUの混乱収拾目指すブレア英首相、欧州社会モデルの刷新訴える】EU
【国連改革など依然温度差−米独首脳会談】ドイツ
【モルドバのストラタン副首相兼外相に聞く】モルドバ
【シベリア鉄道見聞録〈7〉アムール州】ロシア
◆中東・アフリカ
【カボベルデのビクトール・ボルゲス外相兼国際協力相に聞く】カボベルデ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇アジア・大洋州◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●突出する韓国の対北支援、保守層や米との摩擦も(韓国)
●大規模なエネルギー・食糧の提供検討
南北対話の本格的な再開をきっかけに韓国が北朝鮮に大規模なエネルギー、食
糧を支援する方針であることが明らかになった。6カ国協議再開や核廃棄に明確
な道筋が見えない中、対北支援が突出することに難色を示す国内保守層や米国と
の間で摩擦が生じかねない。訪米中の韓国統一相と米政府との意見調整が難航す
ることも予想される。(ソウル・上田勇実)
http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/kr050701.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●同性愛の権利拡大と民主派分裂、返還8周年で揺れる香港(中国)
●是か非か、ジレンマに陥る中国共産党
7月1日、香港は英国領から中国に返還されて8周年を迎える。2003年と04年
の返還記念日には50万人を超える市民が民主化デモに参加。だが今年は景気が上
昇し、新行政長官に高支持率の曽蔭権(ドナルド・ツァン)氏が就任したことで、
デモのテーマが不鮮明となった。その中で同性愛団体が今回もデモ参加を表明。
同性愛に反対する各宗教団体は猛反発している。(香港・深川耕治)
http://www.worldtimes.co.jp/w/asia/asia2/kr050630.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●スマトラ沖地震から半年、つめ跡消えず(インド)
●南インド諸国、観光産業復興へ
昨年12月26日にインドネシア・スマトラ島沖で発生し、インド洋周辺の広範な
地域で23万人以上の死者・行方不明者を出した巨大地震・津波から、6月26日で
半年が経過した。だが、日本の報道ではタイのプーケットや、インドネシアのバ
ンダアチェばかりにスポットが当たり、スリランカやモルディブ、インドの状況
が流れてくることはあまりない。そこであえて南インドを中心に、被災半年後の
現状をリポートする。(南インド・マハーバリプラム=池永達夫)
http://www.worldtimes.co.jp/w/asia/asia2/kr050630-2.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●悪化する公教育環境、高収入求め教師が他業種に(フィリピン)
新学期を迎えたフィリピンでは教育省の財政難により公立学校の破綻(はたん)
が懸念されている。生徒増加による教室不足に加え、低賃金による教師流出など
問題は深刻化する一方だ。厳しい家計を助けるため学校を休み労働に従事する生
徒も後を絶たない。政府は授業料の値上げ規制や貧しい学童への食料配給など学
校教育の立て直しに着手した。(マニラ・福島純一)
http://www.worldtimes.co.jp/newworld/w/asia/asia2/ku050628.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇米 州◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●NATOの影響力低下を警戒する米、摩擦が続く米欧関係(米国)
●独自のEU防衛能力を追求する仏
ブッシュ米大統領は、イラク戦争などでこじれた米欧関係の修復を2期目外交
の主要課題の1つに据えている。ブッシュ大統領やライス国務長官の訪欧で関係
は改善の方向に向かっているものの、イラク、中東外交その他で摩擦が存在し、
外交課題は多く残っている。(ワシントン・横山裕史)
http://www.worldtimes.co.jp/w/usa/usa2/kr050629.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●ビリー・グラハム師の最後の説教、ニューヨークに8万人集まる(米国)
ニューヨークで行われた3日間にわたるビリー・グラハム十字軍の中日を迎え
た25日の晩、86歳の福音伝道者が世界に向けて最後の説教をするのを聞こうと、
何万人もの人々がやってきた。
http://www.worldtimes.co.jp/newworld/w/usa/usa2/ku050703.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●「モーセの十戒」で判断割れる−米連邦最高裁(米国)
●政府用地内表示は違憲?
米国の連邦最高裁は6月27日、裁判所や政府庁舎など政府所有地内で宗教的シ
ンボルを展示することが違法かどうかを争う2つの裁判で、1件が合憲、もう1
件を違憲とする判決を下した。この判断は、保守・リベラル両陣営から賛同と批
判が合わさった評価を付けられた。(ニューヨーク・内藤 毅)
http://www.worldtimes.co.jp/newworld/w/usa/usa2/ku050701.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇欧州・ロシア◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●EUの混乱収拾目指すブレア英首相、欧州社会モデルの刷新訴える(EU)
●「第3の道」による経済改革を推進
7月から欧州連合(EU)議長国になる英国のブレア首相は6月23日、ブリュ
ッセルの欧州議会で演説し、「第3の道」によるEU改革を訴えた。「欧州の社
会モデルの刷新」という大きなビジョンを述べたものの、懸案事項である予算交
渉と憲法批准問題での具体的な解決策は示せなかった。(ロンドン・行天慎二)
http://www.worldtimes.co.jp/w/eu/eu2/kr050628.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●国連改革など依然温度差−米独首脳会談(ドイツ)
●独の仏ロ中重視に米不満
ドイツのシュレーダー首相はこのほど、米国を訪問しワシントンのホワイトハ
ウスでブッシュ大統領と会談した。両国関係だけでなく、国連改革や国際情勢に
ついて幅広く協議したが、一致よりも違いが浮き彫りになった。(ベルリン・豊
田 剛)
http://www.worldtimes.co.jp/newworld/w/eu/eu2/ku050701.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●モルドバのストラタン副首相兼外相に聞く(モルドバ)
●ロ駐留軍の早期撤退を要求
欧州への統合に乗りだしてきたモルドバは、ロシア軍が駐留するドニエストル
地域問題の外交解決に向け、欧州連合(EU)、米国、ウクライナなどと連携、
外交活動を活発化させてきた。本紙はウィーンを実務訪問した同国のアンドレイ
・ストラタン副首相兼外相と市内で会見、ドニエストル地域問題の解決の見通し、
旧ソ連圏の地域協力機構GUUAMグループの将来などについて質問した。同外
相は「ドニエストル問題の解決は地域安全にとって重要課題だ。米、欧州連合
(EU)、ウクライナなどの支援を受け、同地域の民主化、非軍事化に取り組む」
と強調、ロシア駐留軍の早期撤退を要求した。(聞き手=ウィーン・小川 敏)
http://www.worldtimes.co.jp/newworld/w/eu/eu2/ku050628.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●シベリア鉄道見聞録〈7〉アムール州(ロシア)
●人気の韓国製即席ラーメン 、四角い容器は皿や鉢に
ベロゴルスクで船員のウラジーミルさんと別れ、ロシア号は西へと走り続ける。
車室には、ベロゴルスクの手前のブレヤで一緒になったニコライさん(53)。炭
坑夫で、休暇のため家族が待つウラン・ウデに向かっているという。ウラン・ウ
デはモンゴルの首都ウランバートルへ向かう鉄道の分岐点。到着は明後日だ。
http://www.worldtimes.co.jp/special2/tetudou/html/050627.html
●〈8〉チタ州 5月でも震える極寒の地
http://www.worldtimes.co.jp/special2/tetudou/html/050628.html
●〈9〉ロシア号と車掌 湯沸かし・暖房は石炭で
http://www.worldtimes.co.jp/special2/tetudou/html/050629.html
●〈10〉バイカル湖 6月が春だが水温は零度
http://www.worldtimes.co.jp/special2/tetudou/html/050630.html
●〈11〉イルクーツク 「シベリアのパリ」の気品
http://www.worldtimes.co.jp/special2/tetudou/html/050701.html
●〈12〉イルクーツク 路面電車で飛び交う中国語
http://www.worldtimes.co.jp/special2/tetudou/html/050702.html
●〈13〉「北京−モスクワ」号 止められない「中国化」
http://www.worldtimes.co.jp/special2/tetudou/html/050703.html
●〈14〉クラスノヤルスク 進む東西結ぶ油送管敷設
http://www.worldtimes.co.jp/special2/tetudou/html/050704.html
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◇中東・アフリカ◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●カボベルデのビクトール・ボルゲス外相兼国際協力相に聞く(カボベルデ)
●債務の全額免除を歓迎、国連改革の方針はAU首脳会議後決定
英スコットランドのグレンイーグルズで今月初めから始まる主要国(G8)首
脳会議(サミット)で、ホスト国のブレア英首相はアフリカ支援を主要議題とし
て掲げ、会議でアフリカの最貧国に対し債務削減などを決定する予定だ。本紙は、
ウィーンを実務訪問したアフリカ・セネガル西部の北大西洋上に浮かぶ10の群島
と5つの島から成るカボベルデ共和国のビクトール・ボルゲス外相兼国際協力相
と会見、G8サミット会議への期待や注文、国連改革などについて聞いた。(聞
き手=ウィーン・小川 敏)
http://www.worldtimes.co.jp/newworld/w/africa/africa2/ku050701.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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[3]1週間の動き(6月25日〜7月1日)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――[2005.6.25 Sat.]―――――――――――――――――――――――――
【イラン大統領に保守強硬派、アハマディネジャド氏当選】
24日行われたイラン大統領選の決選投票で、イスラム根本主義過激派組織ヒズ
ボラを支持基盤とする保守強硬派のアハマディネジャド・テヘラン市長(48)が
当選した。
―――[2005.6.26 Sun.]―――――――――――――――――――――――――
【ブルガリア議会選、社会党が第1党返り咲き】
25日に行われたブルガリアの議会選挙(一院制、定数240)の開票の結果、共
産党を前身とする社会党が1994年の総選挙以来の第1党に返り咲いた。しかし、
単独過半数には達しなかった。
―――[2005.6.27 Mon.]―――――――――――――――――――――――――
【米独首脳、国連改革の必要性で一致】
ブッシュ米大統領は、ドイツのシュレーダー首相とホワイトハウスで会談し、
国連安保理を含む広範な国連改革の必要性で一致した。イランの核問題では、両
首脳とも同国の核兵器開発を容認しない姿勢を強調した。
―――[2005.6.28 Tue.]―――――――――――――――――――――――――
【イラク主権移譲1周年で米大統領が演説】
ブッシュ米大統領は、イラクへの主権移譲から1年を迎えたことを受け、ノー
スカロライナ州フォートブラッグ陸軍基地で演説を行った。この中で、大統領は
国民に対し米軍の駐留継続に理解と協力を求めた。
―――[2005.6.29 Wed.]―――――――――――――――――――――――――
【疑惑のフィリピン大統領の夫の出国を発表】
フィリピンのアロヨ大統領はテレビを通じ、大統領の夫が自発的に出国するこ
とを申し出たと発表した。夫のマイク・アロヨ氏をめぐっては、大統領の長男と
ともに違法賭博業者から裏金を受け取ったとの疑惑が発覚。出国の時期や行き先
は明らかにしなかった。
―――[2005.6.30 Thu.]―――――――――――――――――――――――――
【スペイン、同性婚合法化法が成立】
スペイン下院は同性間の結婚を合法化する法案を、与党の社会労働党などの賛
成多数で可決、同法案は成立した。同性婚が認められたのはオランダ、ベルギー
に次いで世界で3カ国目。
―――[2005.7.1 Fri.]―――――――――――――――――――――――――
【中ロ首脳が共同宣言、国連改革で協調姿勢】
ロシアのプーチン大統領と中国の胡錦濤国家主席はクレムリンで会談し、国連
改革や朝鮮半島非核化、中央アジア情勢などで協調姿勢を強めることで一致した。
両首脳は会談後、「21世紀の国際秩序に関する共同宣言」に調印、米国の一極主
義外交をけん制した。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆====================================================================◆
■編集後記
▼権力は握った方が勝ち。日本の政治も小泉首相とお茶の間経済アナリストだっ
た竹中氏だけで自民党をキリキリ舞いさせているのだから、言論統制まで行い得
る中国、ロシアなど言うに及ばず。結局国家主席や大統領と周辺の数人で世界最
大の領土国、人口国を動かしていることになります。米国の「一極外交」に対抗
といいますが、米国は旧大陸・欧州から自由を求めてきた国。歴史の古い大国で
は「自由」は諸民族の造反、国家分裂のタネ。国内ではかなり抑圧的な蛮行を行
っていますが、米国のように国外にあからさまにミサイルを打っていないのは皮
肉な現象です。(K)
▼南アフリカで地名が植民地時代に付けられた宗主国の名詞から、固有の名に置
き換えられています。韓国でも金泳三政権時代に、日本風の呼び名を固有のもの
に変えようとしましたが、それをすると、社会科学をはじめあらゆる分野の名詞
を変えねばならず、混乱するとして頓挫したことがあります。実際、各国でそれ
をやろうとすれば、例えば欧州ではギリシャ語、ラテン語から転じた言葉はいく
らでもありキリがありません。むしろ共有できることにこそ意味があります。もっ
とも、南アの場合、町の名前、通りの名前を植民者の名前でなく、黒人の名前を
付けようとしているわけで、これはアイデンティティの回復の一貫なのでしょう。
(S)
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