国際情勢

ワールド・ニューズ・メール

国内・海外のライターが、現地の目と日本人の目で多角的に分析したレポートです。毎週1回の配信で、世界を一つかみして下さい。

全て表示する >

[The World News Mail 4/10]

2001/04/10

■□■====[The World News Mail]===================================■□■
        +…‥─────────────┐
        ☆ ワールド・ニューズ・メール ☆
        └─────────────‥…+
     2001/4/10---No.159  (週2回火金曜日発行、無料版)
■□■============================================================■□■
--[PR]----------------------------------------------------------------
       ┏┏◇◇ 泰緬鉄道とビルマ戦跡訪問 ◇◇┓┓
 2001年11月17〜25日 バンコク、カンチャナブリ、ワンポー、ヤンゴンなど
       復旧した「戦場に架ける橋」をタイ側から訪れる
 ◆日洋航空:03-3470-1509 浅田  http://www.gdi.co.jp/nas/index2.html
-----------------------------------------------------------------[PR]--
◆◆《ニュースフラッシュ》◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●米中軍用機接触事件、厳しさ増す米国の姿勢
 【ワシントン8日原田正】米偵察機・中国軍機の接触後、中国人操縦士が行方
不明となっている問題で、米国の遺憾の意表明を中国が拒否、改めて謝罪を要求
していることに対し米政府の姿勢は厳しさを増してきている。
http://www.worldtimes.co.jp/news/data/10149-133739.html

●韓国、崔駐日大使を一時召喚
 【ソウル9日武田滋樹】韓国政府は9日、日本の中学歴史教科書問題に関する
業務協議のため崔相龍・駐日大使を10日から本国に帰国させると発表した。外交
通商省は、崔大使の帰国は業務協議のためで「召喚」ではないとの立場だが、同
日、日本政府に教科書検定結果に対する韓国政府の遺憾の意を伝達した崔大使を、
その直後に帰国させることは、強い抗議の意味を込めた事実上の召喚措置だ。
http://www.worldtimes.co.jp/news/data/10149-21138.html

●その他
http://www.worldtimes.co.jp/newsframe.html

―――――――――――――――<メニュー >――――――――――――――
[1]海外便り
    ○精霊の怒りか?タイ王国首相官邸の怪談(タイ)
    ○南半球で感じる“季節はずれ”の新入学(ウルグアイ)
[2]地域レポート
 ◇アジア・オセアニア
    【ウランバートルでも口蹄疫発生、3万人の市民隔離】(モンゴル)
    【南北関係に不穏な雲行き、閣僚級に続き赤十字会談延期へ】(南北韓)
    【強硬姿勢の裏で打開探る中国・軍用機接触】(中国)
 ◇米州
    【岐路に立つアルゼンチン経済、深刻な金融不安】(アルゼンチン)
    【ブッシュ外交に相次ぐ難題、中欧ロと対立、対応のまずさも】(米国)
    【企業動向に新たな不安、消費者信頼感への影響も】(米国)
    【21世紀・日本と世界の姿−変わる米国の顔】(米国)
    【21世紀・日本と世界の姿−英語オンリー運動】(米国)
    【21世紀・日本と世界の姿−勢いづく超宗派運動】(米国)
    【21世紀・日本と世界の姿−文化ギャップと法】(米国)
    【21世紀・日本と世界の姿−異人種間結婚】(米国)
    【21世紀・日本と世界の姿−プロファミリー】(米国)
 ◇欧州
    【“失楽園”と化した修道院、シスターへの性的暴行多発】(バチカン)
    【21世紀・日本と世界の姿−ロンドンの小学校で】(英国)
 ◇旧ソ連
    【飛び交う内閣改造観測、注目される経済改革路線】(ロシア)
 ◇中東・アフリカ
    【アラブ首脳会議、自由貿易・共通市場の実現目指す】(アラブ諸国)
[3]ウィークリー・ダイジェスト

◆====================================================================◆
[1]海外便り
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
○精霊の怒りか?タイ王国首相官邸の怪談(タイ)

 洋の東西を問わず、大統領や首相の官邸には幽霊が住んでいるらしい。日本の
首相官邸や米国のホワイトハウスの幽霊話は有名だが、ここタイの首相官邸でも
「出る」というもっぱらのうわさ。

 この建物は「バーン・ピサヌローク」と呼ばれ、50年以上にわたって歴代首相
が寝起きに使用してきた。しかし、夜な夜な青銅の馬が庭を駆け回る音が報告さ
れたり、議員が霊を見たりと、不思議な現象が起こる幽霊屋敷としても知られて
いる。

 地元メディアが報道したところによると、最近も官邸を掃除していたメンテナ
ンスの若い女性が“もののけ”にとりつかれ、老婆の声で「長い間、この館は掃
除されていない」などと、あらぬことを口走り始めたという。

 たまたま通りかかったタクシン首相夫人が、この女性を揺り動かしたり、持っ
ている携帯電話を鳴らして元に戻らせようとしたが、効果がなかった。最終的に、
首相夫人は車の中にある「聖水」をこの女性に飲ましたところ、女性は「わしに
なにを飲ませた!」と叫んだ後、正気に戻ったそうだ。

 巷間(こうかん)に流れているうわさによると、官邸には精霊が住んでおり、
首相にふさわしくないものがその座に着くと騒ぎを起こすという。実は、タクシ
ン氏が首相に就任した際も、この館では不吉の象徴とされる大トカゲが見つかっ
ており、迷信深い人々を驚かせたことがある…。タクシンさん、なにか精霊を怒
らせるようなことでもやったんですか?(N)
 
○南半球で感じる“季節はずれ”の新入学(ウルグアイ)--------------------

 ウルグアイの3月はなにかと騒がしい。それもそのはず、12月から始まった約
3カ月の長期夏休みが終わり、学校が新しくスタートするからだ。日本でも4月か
ら新学年が始まり、ちょうど時を同じくして、ウルグアイでも新入学セールがスー
パーやショッピングセンターで大々的に行われる。 

 日本から来た者にとっては、なんだか懐かしい3月から4月の光景である。北
米などでは新入学は9月であるため、4月のこのころはちょっと寂しい気もする。
でも、南米ウルグアイでは、日本と同じような時期に新入学があるのだ。 

 しかし、そのような懐かしさとは裏腹に、日本人ならばどことなくその新入学
セールに違和感を覚えるだろう。うん?桜の花がないではないか! いや、そん
なことではない。 

 あたりを見回すと、その理由がはっきりしてくる。季節は秋。すでに、冬物ま
で店頭に並んでいる。3月の新入学という行事を目の当たりにしたとき、日本に
いるような錯覚を覚え、「今年も春が来た」とつい口走ってしまうほど懐かしさ
を感じた。 

 しかし、その錯覚も南から吹く寒い南氷洋の風を体に受けブルッと震えた時、
日本とは季節が全く逆である南米のウルグアイにいる現実に引き戻されるのであ
る。 

 人間とは面白いもので、頭では季節は逆だと分かっていても、カレンダーを見
ると、3月は春であると勘違いしてしまう。さらに勘違いを助長するのは、この
新入学セールであろう。 

 3月とは、冬支度をしながら、頭の中ではどうしても、春を待ちわびる歌詞が、
くるくると頭の中を回るそんな月である。(H)  
 
◆====================================================================◆
[2]地域レポート
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ◇アジア・オセアニア◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●ウランバートルでも口蹄疫発生、3万人の市民隔離(モンゴル)
●対応の遅れが混乱に拍車、経済への打撃深刻

 世界的に拡大が懸念されている口蹄(こうてい)疫の発生が、モンゴルでは2
月初めに東部のスフバートル県の中国国境近くの村で確認された。その後もロシ
アと国境を接する東部のドルノド県、ヘンティ県に拡大していることが分かり、
口蹄疫が発生した地域では、住民・家畜の出入りを厳しく規制、発生地域周辺の
全家畜にワクチン接種を行うなど、モンゴル政府は拡大防止に神経をとがらせて
きた。それでも、3月19日に首都ウランバートル内で発生が確認され、現在、軍、
警察から1000人以上が動員され、同市の発生地域を封鎖、3万人の市民が、隔離
された状況で生活している。(ウランバートル・加藤誠也)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/asia/asia2/kr010407.htm 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●南北関係に不穏な雲行き、閣僚級に続き赤十字会談延期へ(南北韓)
●米韓首脳会談が契機に、ブッシュ政権、強硬姿勢明示

 3月7日(現地時間)の米韓首脳会談以来、南北関係の雲行きがおかしくなっ
てきた。北朝鮮が13日から開催予定の第5回南北閣僚級会談を当日になってキャン
セルしたのに続き、訪朝した金ハンギル文化観光相と合意した大阪・世界卓球選
手権への南北単一チーム参加も取り消し、第3回赤十字会談で合意した4月3日か
らの第4回会談開催も事実上、実現不可能になってしまった。北朝鮮は今月5日か
ら最高人民会議を開催し、中旬以降には金正日総書記(国防委員長)のロシア訪
問も予想されるため、南北対話の再開は早くても5月以降になる見通しだ。(ソ
ウル・武田滋樹)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/kr010403.htm 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●強硬姿勢の裏で打開探る中国・軍用機接触(中国)
●五輪・APEC控え長期化望まず、米の「遺憾」表明、突破口に?

 「中国は機体と乗員を即時返還すべきだ」(ブッシュ米大統領)。「米側が全
責任を認めて謝罪し、偵察飛行を中止するよう求める」(江沢民国家主席)−。
双方の最高指導者がいら立ちをにじませ、主張をぶつけ合い、にらみ合い状態
に陥っていた米中軍用機空中衝突が、パウエル米国務長官の「遺憾」表明を機に、
動きだす気配を見せ始めた。接触原因について米中は「中国機の進路妨害」「米
機の危険な行動」と真っ向から対立する構造は変わっていないが、中国側として
は、これを局面打開の突破口にしたいようだ。(北京時事)
  http://www.worldtimes.co.jp/members/epaper/index.html (4/7,4面)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇米 州◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●岐路に立つアルゼンチン経済、深刻な金融不安(アルゼンチン)
●失業率はうなぎ登り、周辺国に与える影響大

 アルゼンチンの経済・金融不安が深刻だ。対ドルで固定されている「高すぎる
ペソ」の輸出力への影響など、複合的な国内の失業率は高まるばかり。デラルー
ア大統領はこのほど、カバーロ経済相を再任して経済の再生を図ろうとしている。
南米第二の経済規模を持ち、ブラジルと並んで南部共同市場(メルコスル)の重
要な存在である同国が周辺国に与える影響も大きく、アルゼンチンがもたらす経
済不安の波及が懸念される。(サンパウロ 綾村 悟)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/usa/usa2/kr010408.htm 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●ブッシュ外交に相次ぐ難題、中欧ロと対立、対応のまずさも(米国)

 米軍偵察機が中国軍戦闘機と接触し、中国南部の海南島に緊急着陸した問題は
簡単に解決しそうにない。ブッシュ米政権は発足から3カ月間で、ほかにも次々
に外交の難題を抱え込んでおり、対応のまずさも指摘されている。…(ワシント
ン時事)
  http://www.worldtimes.co.jp/members/epaper/index.html (4/7,4面)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●企業動向に新たな不安、消費者信頼感への影響も(米国)

 3月の消費者信頼感指数は、米調査会社コンフェレンスボードとミシガン大学
の両発表ともに、少し上昇に転じたため、堅調な個人消費が景気後退入りを踏み
とどまらせているとの印象を与えた。ただ、先週末、発表されたシカゴ地区購買
部協会の景気指数は急落しており、民間企業部門の不振持続が消費に及ぼす影響
への懸念も再び強まっている。(ワシントン・原田 正) 
  http://www.worldtimes.co.jp/members/w/usa/kei/kp010403.htm (4/3)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●21世紀・日本と世界の姿−変わる米国の顔(米国)
●本格化する人種融合、新アイデンティティー創造の時代へ

 「国勢調査で複数の人種を選ぶ欄を設けたことで、今までと全く違った新しい
問題を抱えるようになった。人種問題は今後どのような方向に向かうか皆目見当
がつかない」―。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010326.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●21世紀・日本と世界の姿−英語オンリー運動(米国)
●白人層に疎外感と危機感、言語統一で影響力保持

 「日本語だけのポスターは張れません。英語を併記してください」―。ロサン
ゼルスの日本人町・リトル東京でボランティア活動を行っている記者は日米劇場
の関係者からこう言われてショックを受けたことがある。日系コミュニティーを
対象にしたイベントを盛り込んだポスターを張りに行った6年ほど前のことだ。
しかし、しばらくして記者は英語を使わない日系以外のマイノリティー・コミュ
ニティーで疎外感を味わい、英語が米国で果たしている役割の重要性に気付かさ
れたものだ。
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010327.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●21世紀・日本と世界の姿−勢いづく超宗派運動(米国)
●草の根レベルで協力、家族再建などテーマ別に

 「アイ・ラブ・ユー!」 厳かな音楽とともにステージに作られた橋の両端か
ら牧師、聖職者が歩み寄り、抱擁し合う。参加している聖職者はバプテスト、メ
ソジスト、カトリック教会などさまざまなキリスト教派に加え、ユダヤ教、仏教、
イスラム教など主要宗教の指導者総勢約70人。先日ロサンゼルスのホテルで行わ
れた世界平和統一家庭連合(FFWPU)と教会合同連合(UPC)主催の宗派
を超えた結縁式セレモニーの場面だ。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010328.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●21世紀・日本と世界の姿−文化ギャップと法(米国)
●謝罪めぐり日米格差、神への罪認めても無罪追求

 「ゴメンナサイ」―。
 米原潜「グリーンビル」の緊急浮上訓練で沈没した宇和島高校の実習船「えひ
め丸」の犠牲者遺族を前に、米国の海軍ナンバー2、ウィリアム・ファロン提督
は深く頭を垂れた。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010330.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●21世紀・日本と世界の姿−異人種間結婚(米国)
●新たな是非論争も、法的差別超えたが高い離婚率

 「異人種間結婚禁止を規定する州憲法に反対!」
 「アメリカン・ドリーム」を実現するはずの「約束の地・米国」でつい最近ま
で異人種間結婚を禁止する条項を盛り込んでいた州がある。保守的な南部のアラ
バマ州だ。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010331.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●21世紀・日本と世界の姿−プロファミリー(米国)
●モラル退廃阻止が課題、宗教勢力の役割に期待

 「ストロング・ファミリー・ポリシー(強い家族政策)」
 インターネット検索でこんなキーワードを入れると、ずらりと検索結果が出て
くる。最初に出てきたのがアラバマ家族同盟(AFA)だ。同組織の紹介では
「すべての公共政策は家族政策にかかわるものであり、強い家族は自由市場と自
由な社会の保持に不可欠である」とした上で、米国の建国の父祖たちのユダヤ・
キリスト教に立ち返ることで、道徳、人格教育を行うことがすべての基礎である
ことを強調している。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010402.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇欧 州◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●“失楽園”と化した修道院、シスターへの性的暴行多発(バチカン)
●米誌が内部資料もとに報道、法王庁―情報漏えいに衝撃

 修道院内で修道僧や神父から性行為を強いられる修道女(シスター)が多数い
る――。これは米誌「ナショナル・カトリック・リポーター」が最近報じた内容
だ。バチカン法王庁(ローマ・カトリック教会総本山)は修道院内のセックス・
スキャンダルを渋々認める一方、「この種の事件はあくまで例外的なものであり、
地域的にも限定されている」と弁明、事態の沈静化に躍起となっている。世界の
カトリック教会信者に衝撃を与えた修道院内のスキャンダルの実情を追った。
(ローマ・小川 敏)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/eu/eu2/kr010406.htm
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●21世紀・日本と世界の姿−ロンドンの小学校で(英国)
●民族衣装着て発表会、進む多民族化、新たな活力に

 イギリスのジャック・ストロー内相は、今年に入って、教育現場での人種的平
等が徹底されるよう、有色人種の教職員の採用状況など、各学校に報告義務を課
す考えを明らかにした。イギリスは、今も英連邦を通して旧植民地との関係が深
い。戦後、世界各地から移民を受け入れ、今世紀中に多人種・多民族国家へと変
ぼうすることはほぼ確実で、民族間の調和は避けて通れない課題なのだ。……
  http://www.worldtimes.co.jp/special/century21/010401.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇旧ソ連◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●飛び交う内閣改造観測、注目される経済改革路線(ロシア)
●年次教書演説で一定の方向性

 セルゲイ・イワノフ安全保障会議書記を国防相に任命するなど、3月28日に行
った人事異動により、プーチン大統領派は、権力省(権力を支える主要な省・国
防省、内務省など)をほぼ完全に掌握した。間をおかず、プーチン大統領は、首
相や大統領府などの人事問題にも手をつけるとの見方が強い。(モスクワ・大川
佳宏)
  http://www.worldtimes.co.jp/members/w/rosia/rosia2/ku010403.htm 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇中東・アフリカ◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●アラブ首脳会議、自由貿易・共通市場の実現目指す(アラブ諸国)
●政治的統合に道、経済協力推進で合意、初の経済会議を実施へ 

 北アフリカからペルシャ湾に広がる22カ国・機構で構成するアラブ連盟の首脳
会議が3月27、28の両日、ヨルダンのアンマンで開催された。アラブ世界内に大
きな亀裂を引き起こした湾岸危機以来初めての定例会議であり、「アラブの連帯」
を強くアピールするもの。イラク問題で紛糾したものの制裁解除で一応の一致を
見、面目を保った格好。その一方でアラブ内での経済協力の推進がうたわれ、初
めての経済会議を開催することも決まるなど、経済を基礎とする連帯強化への動
きが始まっている。(エルサレム・本田隆文)
  http://www.worldtimes.co.jp/w/me/me2/kr010404.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆====================================================================◆
[3]ウィークリー・ダイジェスト(1月27日〜2月2日)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――[2001.3.31 Sat.]―――――――――――――――――――――――――
☆ダライ・ラマが訪台

 インドに亡命中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が、空路台北入
りした。台湾訪問は1997年に次いで2回目で、陳水扁総統とも初めて会談する。
中国政府は、「チベット独立」と「台湾独立」を目指す両勢力による連帯の動き
だと反発している。

―――[2001.4.1 Sun.]―――――――――――――――――――――――――
☆ミロシェビッチ前大統領逮捕

 ユーゴスラビア連邦セルビア共和国政府は、ミロシェビッチ前ユーゴ大統領
(59)を、不正蓄財と職権乱用の容疑で逮捕したと発表した。前大統領は3月31
日夜から続けられていたセルビア共和国政府代表団の説得の結果、抵抗を断念し
て投降した。

☆米軍偵察機が中国軍機と接触

 米太平洋軍の公式ウェブサイトによると、南シナ海上空を飛行していた米海軍
偵察機EP3が、中国軍の戦闘機と空中接触した後、中国南部の海南島に緊急着
陸した。

―――[2001.4.2 Mon.]―――――――――――――――――――――――――
☆英総選挙、6月に延期

 ブレア英首相は、家畜伝染病の口蹄疫の被害拡大を受け、5月3日に予定され
ていた統一地方選挙を6月7日に延期すると発表した。これにより、地方選と同
時に実施されるとみられていた総選挙も事実上、同日まで延期されることになっ
た。

―――[2001.4.3 Tue.]―――――――――――――――――――――――――
☆歴史教科書の検定通過で、韓・中、「強い憂慮」表明

 韓国政府は、日本の来年度中学歴史教科書検定結果について外交通商省スポー
クスマン声明を発表し、「検定を通過した一部教科書が依然、自国中心主義的な
史観に立脚して過去の過ちを合理化し、美化する内容を含んでいることについて、
深い遺憾の意を表さざるを得ない」と表明した。また、中国外務省は、談話を発
表し、検定結果について「強烈な憤りと不満」を示した上で、「中国人民を含む
アジア各国人民は決して受け入れられない」と表明した。

☆軍用機接触事件、米大統領、中国に警告

 米偵察機が中国機と接触し海南島に緊急着陸した問題でブッシュ大統領は、中
国に対し「実りある生産的な両国関係に向けたわれわれの希望を損なう可能性が
ある」と警告、乗員と偵察機の即時返還を改めて要求した。

☆イスラエルとパレスチナ、治安協議再開で合意

 イスラエルとパレスチナ自治両政府は米国の仲介で騒乱の停止などをめぐり治
安協議を再開することで暫定的に合意した。ギシン・イスラエル首相補佐官は、
イスラエル、パレスチナ両者が米国の仲介のもとで接触を開始すること、協議は
安全保障問題に限られることを明らかにした。

☆エイズ感染の孤児、全世界で1300万人

 ウガンダからの報道によると、国連エイズ計画(UNAIDS)は、同国で開
かれた「女性とエイズ、社会に関する国際会議」で、1980年代以来、親などのエ
イズが原因で孤児となった子供は全世界で1300万人に上ると報告した。

―――[2001.4.4 Wed.]―――――――――――――――――――――――――
☆モルドバで共産党政権発足

 独立国家共同体(CIS)のモルドバからの報道によると、同国最高会議(定
数101)で、議員の互選による大統領選出選挙が行われ、賛成多数で共産党のウォ
ロニン第1書記が同国第3代大統領に選出された。これによりモルドバはCIS
諸国でソ連崩壊後、共産党が政権に復帰した初めての国となった。

―――[2001.4.5 Thu.]―――――――――――――――――――――――――
☆中国、改めて謝罪を要求

 中国外務省報道局の孫玉璽副局長は定例記者会見で、米軍偵察機と接触して墜
落した中国軍戦闘機の乗員が行方不明になっていることついて、パウエル米国務
長官が「遺憾」の意を表明したことに対し、「問題解決に向け正しい方向への1
歩だ」と評価した。同時に、「過失を認め、謝罪すること」を改めて要求した。

―――[2001.4.6 Fri.]―――――――――――――――――――――――――
☆韓国が対策チーム設置へ

 韓国政府筋は、検定に合格した日本の歴史教科書の問題点を詳しく調べるため、
実務者レベルの対策チームを早期に設置する方針を明らかにした。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆====================================================================◆
■編集後記
▼先週のこの欄で、教科書問題について、韓国が「意外と冷静な反応」と書きま
したが、事態はそれとは逆の方向に向かっています。金大中政府は“冷静な反応”
に留めたいと思っていましたが、国会はじめ世論は「政府や駐日大使館の対応が
甘い」と沸騰してしまって、政府としても行動に出ざるを得ない状況に追い込ま
れたようです。この背景には、教科書問題の他に、早くも来年の大統領選挙を睨
み、大失業時代、貧富格差拡大など、国民の不満を誘導した政治的思惑も感じら
れます。高麗大の教授だった崔相龍大使は着任時、歴史認識を口にしていました
が、この件で窮地に立つとは予想できなかったでしょう。双方、知恵を出して
“落としどころ”を見つけて欲しいところです。(S)

▼ネットで世界中との交流がとても容易になりました。一昔前、国際電話やファ
ックスで海外とやり取りしていた頃と比べれば本当に便利です。しかし、遠い外
国に人を派遣する、ものを送るというやり取りでは査証の問題から関税とか、ま
だまだ煩雑な手続きの壁、ついでに言葉の壁が。情報だけでなく人と物の移動が
もっと簡単で便利で安くなってほしいですね。(K)
【声の投稿・質問】  newsmail@worldtimes.co.jp
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●配信ニュースの詳細は、世界日報社のホームページをご覧下さい。
http://www.worldtimes.co.jp/
ただし、毎日更新しておりますので、一部読めなくなっているものもあります。
ご了承下さい。
●過去の記事検索なら「ワールドネット」で。 詳細は、
http://www.worldtimes.co.jp/wnet/main.html をご覧下さい。
●電子メール新聞に関する詳しいお問い合わせは、世界日報社電子メディア部
  webmaster@worldtimes.co.jp まで。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●配信先の変更(解除→再登録)、解除は、登録したサイトでお願いいたします。
《世界日報社では当メール新聞を無断で登録することはございません》
まぐまぐ(マガジンID:0000014612): http://www.mag2.com/
めるる: http://www.tk.airnet.ne.jp/pakanya/
メルマ(マガジンID:m00001142): http://www.melma.com/
マッキー(マガジンID:1420): http://macky.nifty.com/
世界日報ホームページ: http://www.worldtimes.co.jp/magmag/mailnews.html
ワールドネット会員: メールにて wnet@worldtimes.co.jp
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
世界日報社
〒150東京都渋谷区宇田川町12番9号電話 03-3476-3411(大代表)
Copyright(C), 1999-2000 世界日報社.
世界日報週刊メール新聞に掲載された記事を許可なく転載することを禁じます
-------------------------------------------★ The Sekai Nippo ★--------

━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■   紅茶の国【スリランカ】から貴方のおうちへ紅茶をお届け!   ■■
『今の紅茶で満足していませんか?』『本当のPureCylonを飲みませんか?』
        『美味しい紅茶はココで見つかります』
    ⇒ http://www.meru-click.com/?988297486b308a287t02
■■  送料無料、安心の後払い、クレジット、コンビニ決済も可能です  ■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]━

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:1999-06-29  
最終発行日:  
発行周期:週間  
Score!: 98 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。