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【E+C:05/04/25】松下、純利益倍増1000億円

2005/04/25

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◆          【E+C:05/04/25】
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みなさん、こんにちは。stkです。

「【E+C】エンジニア+コンサルが日経を読む」をご購読頂き、
ありがとうございます。


■【今日の注目記事】

松下、純利益倍増1000億円
プラズマTV好調
リストラ費用も減少
(3面<総合>)


■【記事概要】

 松下電器産業の2006年3月期の連結純利益は1000億円
前後に達する見通しだ。05年3月期は前の期に比べ19%増の
500億円規模になったもようで、今期は利益規模が2倍に拡大
する。


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■【エンジニアの視点】

 ちょっとわかりにくい表現の記事ですね。05年3月期(今ま
さに終わった期)の純利益はその前の期に比べ19%増。見出し
のように倍増して1000億円前後に達すると言っているのは、
今はじまったばかりの1年の予想。

 純利益倍増の原動力の1つとされているのがプラズマテレビな
どデジタル家電の販売好調だという。

 先週の金曜日、東京の某所で開催されていたフラットパネルデ
ィスプレイ(FPD)関連の展示会に行ってきました。(この業
界の人だったらどの展示会か、わかりますよね。)

 液晶に追い上げられるプラズマ、という構図はありますが、明
確にプラズマに注力している松下の戦略は非常にわかりやすくて、
好業績もうなずけます。

 私の参加した展示会に出展していた企業数は500を超えます。
一見すると、過剰競争の状況に陥っているようにも思えますが、
世界全体でみれば、まだまだFPDは伸びる。世界全体で見れば
ブラウン管テレビの方が数量的にずっと多いことを考えれば、ま
だFPDが浸透すべき市場は十分に残っている。

 いや、それにしても恐ろしい勢いの業界ですわ。(^^;)


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■【経営コンサルタントの視点】

 純利益倍増のもう1つの原動力がリストラ費用の減少なのだそ
うです。以下、関連情報の抜粋。

・02年3月期に4000億円超の大幅赤字に陥ったことを受け、
  松下は人員削減などのリストラを推進。

・4年間で構造改革に5000億円を費やしてきた。前期(05
  年3月期)は1400億円の費用がかかったとみられる。

・全社的なリストラはほぼ終了。これに伴い今期の構造改革費用
  は500億円以下にとどまる見込み。

 これによって、営業利益に比べて伸び悩んでいた純利益が急速
に回復するという。会計上、構造改革費用は営業利益から差っぴ
く形で報告されるからですね。

 収入はプラズマテレビなどデジタル家電で確保、大きな出費で
あったリストラ費用が抑えられる、ということで業績(純利益)
が急回復する、という構図。

 松下の場合、純利益1000億円台に乗せられれば、97年3
月期以来、9期ぶりのことになるという。

 数字は元に戻るが、戻ってきた姿はまるで違う。世の中そう簡
単には変わらないよ、という思いを私は持ちつづけていましたが、
長い時間をかけて着実に変わってきたことを実感するのが
2005年という年になるのかなぁと思う今日この頃です。


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創刊日:2004-04-17  
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