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【E+C:05/02/04】大機小機 カネ余りではつまらない

2005/02/04

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◆          【E+C:05/02/04】
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当メルマガは平日刊ですので、土曜・日曜・祝日はお休みを頂き
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■【今日の注目記事】

大機小機 カネ余りではつまらない
(21面<マーケット総合2>)


■【記事概要】

 バブルの後始末に終われて十数年、ようやく再生への出口が見
えてきた日本経済。皮肉なことにいくつかの経済指標が再びバブ
ル期の水準に戻りつつある。


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■【エンジニアの視点】

 2月1日にも注目したばかりですが、日経の名物コラム「大機
小機」に注目。

 注目理由の細かいところは【経営コンサルタントの視点】で述
べるとして【エンジニアの視点】の方は、当メルマガの読者の多
数を占める(・・・と思われる)エンジニア向けの記事解説とい
う趣向にて。

 バブル期の水準に戻りつつあるとされている経済指標(「経営
指標」と呼ぶのが正しい気もしますが)は下記2つ。それぞれの
意味を簡単に述べます。

・労働分配率=人件費/付加価値額

 上記が良くある定義式。付加価値額なんて難しい言葉が使って
あるが、要は単に売上高から純粋な原価(会社の外から買ってき
たものの値段)を引いた粗利益と考えてもそれほど大差はない。

 企業が得た利益を人件費にどれだけ回しているか、という指標。
この指標がここ数年急速に下がっているのだという。企業が人件
費を抑制していることを示します。

・総資産利益率=利益/資産

 ROAと呼ばれる指標。「利益」として使われるのは金利とか
税を払う前の利益。一方、資産は企業が抱えている金の総額。バ
ランスシートの一番下に書いてある資産合計額(当然、負債+資
本とバランスしています)のこと。

 どれだけの金を使って会社が運営されているかを示す。これも
ここのところ急上昇していて、バブル期の水準に近づいていると
のこと。

 ただ、意味は全然違っていて、バブル期は分子の方の「利益」
がふくらんでいたから高水準にあったのに対して、現在は分母の
「資産」が小さくなったいるから(ずばりリストラの効果です)、
値が大きくなっている。


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■【経営コンサルタントの視点】

 ここのところ、大機小機の筆者陣と思考の方向が似ているのか、
むやみとこのコラムの内容にひかれます。

 今日の内容で私がもっとも共感した部分は下記。

 「リストラ一辺倒できた企業が、健康を回復した後も慣性の法
則のように減量にいそしむ姿を投影しているからだ」(記事より
抜粋)

 バブル期に過剰となってしまった負債(借金)、設備、人員の
処理(ひらたく言えばリストラ)によって普通の企業になってき
たというのに、まだ減量を続ける姿、これは異常だ。

 ここのところ私がしきりと述べている(実は、愚痴のようなも
のなのですが^^;)「コストダウン」も減量策の一つ。

 もちろんコストダウンしなくて良いと言っているわけではない。
でも今の企業を見ていると、他にやることが思いつかないからコ
ストダウンをしよう、というケースが多すぎるような気がする。

 行過ぎたコストダウンは後ろ向きな作業につながる。コラムの
最後にも述べられている。「バブルの呪縛が解かれたいまこそ、
企業は前に出るときだ」。同感です。


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