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【E+C:05/01/25】デジタル家電 薄利多忙

2005/01/25

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◆      エンジニア+コンサルが日経を読む
◆          【E+C:05/01/25】
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みなさん、こんにちは。stkです。

「【E+C】エンジニア+コンサルが日経を読む」をご購読頂き、
ありがとうございます。


■【今日の注目記事】

デジタル家電 薄利多忙
ハイテク景気 3つの明暗
(3面<総合>)


■【記事概要】

 日本経済をけん引してきたデジタル景気がまだら模様の様相を
強めている。製品ごとに成長率の差が鮮明になり、販売量が増え
ても価格が急落するケースも目立つ。


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■【エンジニアの視点】

 メインの記事は、半導体大手のエルピーダメモリが今期の業績
予想を大幅に下方修正した、というもの。まぁ、こういっちゃぁ
なんですが、そっちの記事の方は、それほどおもしろいものでは
ないです。

 おもしろいのは「薄利多忙」なる見出し。まぁなんとこの業界
の状況を良く示していることか。

 「販売数量は伸びているものの、価格下落が予想以上の勢いで
進み、当初見込んだ利益を確保できない」(記事より抜粋)状況
を「薄利多忙」と書いています。

 仕事がなくてひまで業績が悪化しているというのは、仕方がな
いかなぁとか、まぁ当然かぁと思うわけですが、むやみやたらと
忙しい割には、ちっとももうからないというデジタル家電業界の
今の状況は、とてもつらいものがある。

 なにかものごとを良く考える、ということができなくなってい
る感じ。忙しい→忙しさを減らす策さえ考えられない→もっと忙
しくなる、と言った具合のループに入り込んでしまって、出て来
れない状態・・・・・今の自分です。(^^;)


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 Consultant  Consultant  Consultant  Consultant
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■【経営コンサルタントの視点】

 記事ではデジタル景気には3つの明暗が生じているとしていま
す。この分析、おもしろいと思います。

・第1の明暗:ソフト堅調−ハード変調
・第2の明暗:パソコン堅調−デジタル家電変調
・第3の明暗:数量急増−価格急落

 最近よくいわれる「デジタル景気変調」の本質は、3つ目の明
暗、つまり「デジタル家電価格の予想以上の低下」にあるとして
いる。

 第2の明暗については、こう書かれています。「パソコンは数
量は微増だが、価格があまり下がらず、収益環境はむしろ改善し
た」

 マイクロソフトによる新OS投入が遅れているとか、マイクロ
プロセッサの動作クロックが宣伝文句にならなくなってきたとか、
そういったことを考えると、パソコンについては進歩が頭打ち状
態にあるから、じっくり考える時間がとれるようになって、そこ
そこ改善できたのかなぁ、という感じもします。

 やっぱりついていけないのが「デジタル家電価格の予想以上の
低下」による「薄利多忙」状態。どうしようもないのか、と思う
ぐらい。

 でも、前向きな考え方も目立たないところに書かれています。
記事の最後の部分から抜粋。

・日本の電機業界は2000年のITバブル崩壊の教訓で、需給
  を慎重に読み、在庫圧縮に努めてきた。

・このため価格急落で不良在庫を抱え、赤字転落する企業は今の
  ところなく、デジタル景気が底割れするムードはない。

 いままでやってきたことは、そうそう間違ってはいなかった、
ということでしょう。「薄利多忙」でしんどいけど、がんばって
いきましょう!・・・なんてお気楽に考えつつも、ごりごりと働
くしかないのかなぁと思います。


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