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1or0 30分で初心者脱出

デキル人は使っているWindowsのマメ知識を紹介します。作業効率UPで時間を有効活用しましょう。対象はパソコン初心者の方(初歩的なことは省略しますので基本的な操作ができる人)です。

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【1or0】 Vol.37 [仮想メモリが不足しないように最小値を設定する]

2009/10/20

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          1or0 30分で初心者脱出   http://www.1or0.net   
                       Vol.37
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■INDEX
1.仮想メモリが不足しないように最小値を設定する
2.編集後記
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■1.仮想メモリが不足しないように最小値を設定する
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パソコンの画面右下に

「Windows - 仮想メモリ最小値が低すぎます
システムの仮想メモリがなくなって来ています。仮想メモリ ページ ファイル
のサイズを増やしています。 この処理の間、いくつかのアプリケーションの
メモリ要求が拒否されることがあります。詳細情報に関してはヘルプを参照
してください。」

という表示がでたことはありませんか?


実行中のアプリケーションのデータは、物理メモリに保存されることで
素早く動作します。

これは、物理メモリのアクセス速度が、ハードディスク(HDD)の
アクセス速度に比べて速いためです。

複数のアプリケーションを起動していると、物理メモリの容量が
不足するため、ハードディスクの一部をメモリのように使用します。
これが仮想メモリです。

「Windows - 仮想メモリ最小値が低すぎます・・・」
という表示は、仮想メモリの設定値を超えて、さらに容量が不足して
しまった場合に表示されます。

この状態になると、エラーが発生したり、アプリケーションが正常に
動作しなくなってしまう可能性があります。

とりあえずの対応として、
終了しても問題のないアプリケーションを終了することで、
仮想メモリの容量不足を解消します。

ただ、これは応急処置です。

下記に示す方法で、仮想メモリの容量を増やさないと、
再度この表示がでてしまう可能性があります。


■仮想メモリの設定方法
(WindowsXPにて確認しておりますので、他のバージョンでは
 若干異なるかもしれません。ご了承ください。)

1.「Windowsロゴ[左下にあるキー] + R」を押して
  「ファイル名を指定して実行」を表示する。


2.コマンド入力欄[名前]に「sysdm.cpl」と
  入力して「Enter」を押す。


3.表示された「システムのプロパティ」の
  [詳細設定]タブ[パフォーマンス]欄にある
  [設定]ボタンを押す。


4.表示された「パフォーマンス オプション」の
  [詳細設定]タブ[仮想メモリ]欄にある
  [変更]ボタンを押す。


5.表示された「仮想メモリ」で、仮想メモリを設定する
  ドライブを選択して、
  [選択したドライブのページングファイルサイズ]欄の
  [カスタム サイズ]にチェックを入れ、仮想メモリの[初期サイズ]と
  [最大サイズ]を入力する。


6.[設定]ボタンを押し、[OK]ボタンを押す。


仮想メモリのサイズを決めるため、通常のパソコン使用時に
どれぐらいのメモリを使用しているのか把握する必要があります。

メモリ使用量は、
「Ctrl + Alt + Delete」を押して表示される
「タスクマネージャ」の[パフォーマンス]タブの
[PF使用量]にて確認できます。

PF使用量の値から物理メモリのサイズを引いた値が、
仮想メモリとしてハードディスクを使用している
おおよそのサイズになります。

尚、物理メモリのサイズは、[パフォーマンス]タブの右中段にある
[物理メモリ(KB)]欄の[合計]の値です。

[パフォーマンス]タブの左下にある[コミットチャージ(KB)]欄の[最大値]は、
パソコンを起動してからのメモリ使用量の最大値です。

この[最大値]が、物理メモリと仮想メモリに設定されている最大サイズの
合計に近い場合は、仮想メモリの最大サイズを増やす必要があります。


また、「タスクマネージャ」の[プロセス]タブにて、
アプリケーションごとのメモリ使用量が確認できます。

ここで普段使用するアプリケーションのメモリ使用量を確認して、
仮想メモリのサイズを設定するときの参考にしてください。

アプリケーションに対応した[プロセス]タブの[イメージ名]が
分からない場合は、「タスクマネージャ」の[アプリケーション]タブで
確認したいアプリケーションを選択し、
「右クリック」→[プロセスの表示]で対応する[イメージ名]が分かります。

ただ、ここで表示されているメモリ使用量は、
アプリケーションの使用状況により変化しますので注意してください。


以上の方法で、普段使用するメモリ使用量を確認し、
多少余裕のある値を最大サイズに設定すれば、
「Windows - 仮想メモリ最小値が低すぎます・・・」
の表示は出なくなると思います。

尚、初期サイズと最大サイズを同じ値に設定することで、
仮想メモリの領域に断片化が起こりにくくなります。

これは、仮想メモリの領域が必要に応じて、初期サイズと最大サイズの間で
変化するためです。


初期設定では、Cドライブ(Windowsがインストールされているドライブ)に
仮想メモリの領域が確保されています。

この状態ですと、Cドライブのデフラグを実行しても、
仮想メモリ領域の断片化が解消されず、システムのパフォーマンスが
悪化する可能性があります。

そのため、Dドライブなどほかのドライブに仮想メモリの領域を
とったほういいでしょう。


物理的にハードディスク(HDD)が複数あるのであれば、
Windowsがインストールされているハードディスクとは別の
ハードディスクに仮想メモリを設定した方が、
パフォーマンスが向上する可能性があります。

これは、ハードディスクドライブのヘッドの動作を
分散することで、負荷を軽減できるためです。

ただし、USBやIEEE1394の外付けハードディスクの場合や、
スペック等によりパフォーマンスが低下することもあります。


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■2.編集後記
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ノートパソコンの物理メモリを増設しました。

メモリを増設する前は、パソコンの動作が重く作業がスムーズに
進みませんでしたが、増設後は快適に作業できるようになりました。

仮想メモリの使用量が多い場合は、物理メモリを増やすことも
検討してみてください。

パソコンの動作が重いと、時間を有効に使えませんからね。


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 ■ メール:melmaga@1or0.net
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 ■ Webサイト:http://www.1or0.net
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創刊日:2004-03-12  
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