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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評:バンディッツ

2005/04/11

                                  04/11/2005発行
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  

  バンディッツ BANDITS (2001) アメリカ  
  監督:バリー・レビンソン 
  出演:ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、
     ケイト・ブランシェット

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┃ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついてます。ま┃
┃だ、その映画を観てない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から┃
┃読みませう。ただし、読める部分が残ってない場合があります。(^_^)┃
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犯罪映画とはゆーものの、人は殺さんし、激しい格闘シーンもないし、裏切りも、
密告も、な〜んもない。想定外のハプニングゆーたら、交通事故くらいや。しか
し、こんなに調子よー犯罪が成就したら、ちょい白けるのも事実や。

絶体絶命、危機一髪リポビタンDのひとつや二つは混ぜとかなアカン。この映画
では、間抜けなポリさんがパトカー盗られたり、SWATまで出動してるのに、
警察もマスコミもまんまと猿芝居にひっかかったり(せーへん、せーへん)する
あたりが、ご都合主義の極みやった。

『レインマン』のバリー・レビンソンが監督した、かなりエエ加減な犯罪コメディ
やったが、中年男二人に女ひとりの3角関係が『冒険者たち』を思い出させて、
おっちゃん的には面白かった。

しかし、まぁ、欲求不満&不定愁訴主婦役のケイト・ブランシェットは印象的やっ
た。金はしこたま持ってるが、嫁はんのことはほったらかしにしとるチョー多忙
ビジネスマンの旦那に愛想つかして、あてもなくメルセデスを転がして、どこで
もないどっかに向かって走り出しよるんやが、たまたま、ビリー・ボブ・ソーン
トンを轢いてしもたことから、運よく(?)銀行強盗一味の仲間になって、二人
の男と情を通じ、転落の坂を転がり落ちるかと思いきや、何となく1対2の大人
のお友だち関係を作り上げてしまいよった。

普通は、こーゆー犯罪ものの場合、ファム・ファタール(運命の女)として登場
してくる女ゆーのは、どーしょーもなく悪女のはずや。『冒険者たち』のレティ
シアちゃんも、結果として自分も死に、マヌーの生命を奪う、悲劇的結末への伏
線としての運命をしょっとった。

ケイト(役名もケイトやった)の場合は、うんざりする結婚生活からさっぱり足
を洗えて、しかも、タイプの異なる二人の愛人を両手に花で、金の心配もなく余
生を送れるとしたら、こんなおいしい話はない。犯罪ものは、主人公が悲劇的な
最期を遂げる映画でないとアカン訳ではないから、こんなんもアリやろ。映画通
を自認するタイプのにーちゃんには受けんやろけど。。。

ブルース・ウィリスは、あっと驚くロン毛で登場したけど、かっこよさより気持
ち悪さが勝っとった。ま、意外性は髪の毛でだけで、可もなく不可もなしやった
もうひとりのビリー・ボブ・ソーントンは、医者でもないのにあらゆる病名に精
通してるインテリ男で、アメリカ人の病的なまでの健康渇望症ゆーか疾病恐怖症
の感じをよー出してた。

一番おかしかったんは、銀行の守衛になりすまして、「いつもの守衛さんはどー
したん?」ゆー警官の質問に「膣炎がどーしたこーした」とワケの分からん理由
をでっちあげて、煙に巻いて呆れ返らせたとこや。

あのエンディングは、『ショーシャンクの空』のエンディングほどは、共感でき
るもんやなかった。血ィと血糊の違いくらい鑑識でなくても分かるんちゃうか?
(いや待てよ。『ガタカ』のにーちゃんみたいに、血糊の袋の中に自分の血を入
れとったんかも知れんな)弾が貫通せんと体の中に残ってたゆーのもおかしいわ
な。爆発炎上した車の中から遺骨のかけらも出てこんかったんか?と、つっこみ
だしたら霧がない摩周湖やけど、監督もそんなこと分かった上で撮ってたんやろ。

おっちゃん的には、お蔵入りになったもうひとつのエンディングの方が、まだし
も新しいドラマの予感があってよかったんちゃうのんと思うけど。。。 もうひと
つのドイツ版『バンディッツ』の方も観てみたいな。 

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