映画

ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

全て表示する >

ブラット親爺のつっこみ映画評:ブロードウェイと銃弾

2005/03/24

                                  03/24/2005発行
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  

  ブロードウェイと銃弾 BULLETS OVER BROADWAY (1994) アメリカ  
  監督:ウディ・アレン 
  出演:ジェニファー・ティリー、ジョン・キューザック、
     ダイアン・ウィースト、チャズ・パルミンテリ、
     メアリー・ルイーズ・パーカー、ロブ・ライナー 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついてます。ま┃
┃だ、その映画を観てない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から┃
┃読みませう。ただし、読める部分が残ってない場合があります。(^_^)┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

こーゆー映画をバックステージコメディゆーらしいが、おっちゃん、そんなに笑
える映画とは思わんかった。台詞のちょっとしたニュアンスとかで、くすぐる笑
いなんかをちりばめたんのやろと思うけど、字幕ではそこまで伝わらんからちゃ
うか。。。

ウディ・アレンくらい巨匠ゆー形容が似合わんおっさんも珍しいな。軽妙とか、
洒脱とか、都会派とか、粋人とか、才人ゆーのんはピッタリやが。。。イカにも
ニューヨーカーで、タコにもユダヤ人や。しかし、どっか万人受けせーへんな。
このおっさん。

なんでやろ?とつらつら考えるに、誰もウディ・アレンの暴走(?)を止められ
んからやろ。制作費が思いっきりかかる大がかりなセットなんかも作らんみたい
やから、興行成績にそんなにピリピリしやんでもでもエエのんちゃうか。。。こ
の映画の主人公の脚本書きのにーちゃんなんかは、かわいそーなくらい書き直し
させられとったが、ウディ・アレンの書いた脚本にケチつける映画会社のお偉方
みたいな存在はおらんゆーことや。

つまりハリウッドとは別のシステムで映画作りをやっとるから、書きたいシナリ
オを書いて、撮りたいよーに撮る。ま、唯我独尊状態やね。なもんで、ウディ・
アレンが書いた脚本どおりに映画は撮られていくから、誰が見てもなんかおかし
いんちゃうかと思うとこがあっても、有馬徹とノーチェックバーナーや。それに
しても、好き放題に映画を作ってるはずのウディ・アレンが、なんでこんな脚本
書きの悲哀みたいな映画作ったんやろ?

◆◆ネタバレ注意◆◆この脚本書き兼演出家のにーちゃんは、芝居の公演資金出
してくれるスポンサーがやっと見つかって、なんとか稽古始められることになっ
たんやが、スポンサーゆーのんがギャングのボスで、自分の情婦のショーガール
を主役にするゆー条件で芝居の資金を出してるんや。この情婦のボディガード役
で稽古場に来てたチーチゆー名前のギャングのにーちゃんが、脚本にいろいろ口
を挟みよる。しょーことなしにその意見に従って、何回も書き直しして、「何も
足さない。何も引かない」の正反対で「あれも足し〜の、これも引き〜の」と、
しがないコピーライターみたいに台本換骨奪胎してたら、ケッコーエエ芝居になっ
て来たんやけど、自分が書いた脚本とはいえん代物になってしもた。

しかも、ボスの情婦は箸棒の大根で、その内チーチがすっかり脚本家気取りになっ
て、「あの女の下手な芝居にはガマンならん。オレの芝居が台無しじゃ」ゆーて、
この情婦をズドンと始末してしまいよる。 本来の脚本書きのにーちゃんも、大女
優と浮気したもんで、同棲してた彼女に逃げられて、踏んだり蹴ったり状態なん
やが、芝居の初日の幕が上がると、代役の女優の熱演もあったし、舞台裏でのド
ンパチも絶妙の効果音と間違えられて、大成功。めでたしめでたしの話やった
(んか?)。◆解除◆

自分は、誰にもいちゃもんつけさせん(たぶん)くせに、いちゃもんつけられま
くるかわいそーな男の話を映画にするところが、ウディ・アレンらしいシニカル
なコメディ・センスゆーやっちゃろ(言い換えたらイケズ、スカンタコ)が、そ
れが反感もたれる所以でもあるんや。なんか、ウディ・アレンを弾劾するよーな
展開になってしもたが、おっちゃん、決してウディ・アレンの映画、キライやな
い。

ただ、この映画の次に観た『ブリキの太鼓』がキョーレツ過ぎたんで、今になる
と、どんな映画やったんかさっぱり思い出されへん。ま、その程度の軽ーいノリ
の映画ゆーこっちゃね。 

この映画の原題『BULLETS OVER BROADWAY』は、和訳すると『ブロードウェ
イを飛び交う銃弾』とちゃうか。。。 

『blogランキング http://blog.with2.net/link.php/7183 』に参加してます。
読んでみて面白かったら、祝儀や思てクリックしたってね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 ◆ブラット親爺のつっこみ映画評』◆ 第133号 発行人:BRAT PITT
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まぐまぐ   http://www.mag2.com/ (マガジンID:0000119612)
melma! http://www.melma.com/ (マガジンID:m00108615) 
マッキー   http://macky.nifty.com/
めろんぱん  http://www.melonpan.net/mag.php?005524 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ▲▼▲▼ブラット親爺のつっこみ映画評サイト▲▼▲▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
バックナンバーを読みたい方は、こっちにお越しくだしゃんせ。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/ffcat/brat/

関西訛りはどうも好かんとおっしゃる方には、こんなんも用意した〜ります。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/ffcat/brat/osumasi/

誰もそんなことせんやろけど、このメルマガの記事は無断で転載せんといてね。 
Copyright(C)2005 BRAT PITT All Rights Reserved.       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-01-23  
最終発行日:  
発行周期:週1回〜不定期  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。