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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評:トゥルー・ロマンス

2005/01/31

                                  01/31/2005発行
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  

 トゥルー・ロマン TRUE ROMANCE(1993) アメリカ  
 監督:トニー・スコット 
 脚本:クエンティン・タランティーノ 
 出演:パトリシア・アークエット、クリスチャン・スレーター、
    デニス・ホッパー、クリストファー・ペン、ブラッド・ピット、
    クリストファー・ウォーケン、ゲイリー・オールドマン 

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┃ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついてます。ま┃
┃だ、その映画を観てない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から┃
┃読みませう。ただし、読める部分が残ってない場合があります。(^_^)┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「おいおい」ゆー感じやった。大体、サニー知葉の3本立てカンフー映画に、あ
んなヶバいカッコの若い女の子が、それもひとりで観に来るワケがない。なにし
ろ、冬やゆーのに肩出し胸あきの真っ赤なドレスに毛皮のコートや。一目見たら
その業界のお方と分かるやろ。

その上、ポップコーンを主人公の頭にぶちまけよるし、映画館のなかでタバコ吸
うし、傍若無人とはこのことや。なんぼ奥手のにーちゃんでも、こら怪しい思う
で。しかし、怪しむ様子はいっこもない。一緒にパイ食べに行って、そのままベッ
ドインや。

翌朝。やっぱり彼女はコールガールやった。しかも、主人公のにーちゃんが勤め
てるコミック本の本屋の社長が、誕生祝いに贈ったゆーか派遣したコールガール
ゆーやないか。しっかし、そんな社長おらんぞ。

と。まぁ、初っ端からとんでもない展開が続くんやが、これはこれで、まぁエエ
のんちゃうのんゆー感じで観てた。なんとゆーても、アラバマ役のパトリシア・
アークエットがよい。ヶバいのは思い切りヶバいんやが、ケッコー純情で一途な
女やった。

クリスチャン・スレーターがやってる主人公のにーちゃんの方は、どう見てもも
てない君の典型やった。何しろ、趣味がカンフー映画やコミック本で、尊敬して
るのがエルビス・プレスリーなんや。どっちかゆーと地味、無口、影薄いっぽい
印象やったんやが、それが、アラバマと意気投合して、すぐに結婚届出した途端
に、なんか急にしゃべりまくりよる。着てる服もアラバマに影響されたんか、エ
ラいケバなってるがな。

ここら辺りから、話はずんずんずんずん急展開を見せる。バイオレンス・シーン
てんこ盛りや。こーゆー映画では、暴力が売りもんなんやろが、何となく暴力に
対する恐怖感とか嫌悪感みたいなもんが麻痺してくる。いつぞや北野武監督が、
これでもかゆーくらい暴力シーンを見せることで観客に痛みを感じさせられたら、
観た人は自分も暴力を振るわなくなるのんちゃうかとゆーてたよーに思うが(う
ろ覚え)、おっちゃんはそーは思えんな。

元々、日本人はわりかし穏やかな性格の民族やったよーに思う。とゆーても、歴
史上むごい殺され方された人はなんぼでもおったやろが、全般的にあんまり凶悪
な犯罪者ゆーのんは少なかったんちゃうか?それが、近頃めちゃ酷い犯罪が増え
てきた。外国人による犯行も増えてるよーやが、日本人、それも若い奴が無茶し
よる。それもこれも、暴力に対する麻痺が根本的な原因ちゃうやろか? 

◆◆ネタバレ注意◆◆この映画でも、殺し屋のおっさんが、一人目のときは殺し
た相手の様子をしっかり見届けられんかったが、2度、3度と場数踏むうちに、相
手の表情を楽しむ余裕が出てきたゆーとった。それが何人もの人を殺めるよーな
外道の性ゆーもんや。

この映画、脇役陣がまたもの凄いことになってる。まず、『レオン』のブチ切れ
麻薬捜査官役のゲイリー・オールドマンは、この映画でもキレまくりの女衒にし
て麻薬ディーラーやった。ハッキリゆーて、演技と思えんキレ振りやった。クリ
スチャン・スレーターとの格闘シーンにまず度肝を抜かれた。次に、志人公の親
爺さん役の夏貸し家冬空き家デニス・ホッパーが、これも曲者役者クリストファ
ー・ウォーケンを口撃しまくりよる。このシーンは圧巻やった。さずがデニス・
ホッパーやな。それから、パトリシア・アークエットとの壮絶なバトルを繰り広
げる殺し屋のおっさん。あの役者はなんちゅー名前や?

ブラット・ピットは、一体何しに出てき天然ゆー感じやった。ヤク中男で、殺し
屋にふたりの居所を教えるゆーだけの役やが、別におってもおらんでもエエのん
ちゃうのん。

この前の『クライム&ダイヤモンド』でもそーやったが、この映画もハッピーエ
ンドや。犯罪をテーマにした映画の場合、犯罪者がそれなりの報いを受けんと観
客が納得せんと昔は言われとったもんやが、このごろはどーもそーやないみたい
や。(そーゆーたら、『ゲッタウェイ』が犯罪がペイする映画の最初やったんちゃ
うか?)この映画の脚本は、タランティーノが『レザボア・ドッグス』の資金集
めのために泣く泣く売った処女脚本やったらしいが、タランティーノは確信犯的
にハッピーエンドにしたかったみたいやな。

しやけど、「ホンマにハッピーエンドでエエのんか?こんなはちゃめちやっとい
て、そらないやろ」とおっちゃんは思うんやけど。少なくとも最後のシーンはい
らんやろ。何となく曖昧な終わり方でよかったと思うで。。。◆解除◆

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