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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評

2004/12/21

                                  12/21/2004発行
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  

  カリートの道
  Carlito's Way(1993) アメリカ  
  監督:ブライアン・デ・パルマ 
  出演:アル・パチーノ、ショーン・ペン、ベネロープ・アン・ミラー、
     ジョン・レグイザモ、ヴィゴ・モーテンセン 

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ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついています。まだ、
その映画を観ていない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から読みま
しょう。ただし、読める部分があまり残ってない場合があります。(^_^)
 
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アル・パチーノは男気も色気もある役者や。てっきりヤクザ稼業からすっかり足
洗うて、『セント・オブ・ウーマン』で退役軍人に宗旨替えしたんやと思てたら、
この映画の方が後で、頑固一徹の軍人からムショ帰りのヤクザに舞い戻っとった。
しかし、こーゆーのは元の木阿弥とはいわん。昔取った杵柄ゆーのんか、ヤクザ
もんはボス役でもチンピラ役でも自家薬籠中の役やろから、やっぱりうまいもん
や。

1940年の生まれやからジョンレノンと同い年や。この映画の頃で53か。今のおっ
ちゃんとなんぼも変わらん。しかし、かっこよろしいな。ただ、実年齢よりはか
なり若めの役をやってた(多分40過ぎゆーとこか)とはゆーものの、相手役のお
ねーちゃんとちょっと歳開き過ぎちゃうかと思た。もうちょい老け顔の女優さん
でないと釣り合い悪いで。

ま、それは置いといて、昔気質のヤクザ(ニューヨークにはイタリ人アマフィア
とアフリカ系アメリカ人ギャングと中南米系スパニッシュマフィアゆーのんがおっ
て、なかでも、スパニッシュ系の主人公は、ガキの頃から両陣営からの圧力をか
けられて、生き残っていくのが大変やったみたいや)やから、義理人情やら、一
宿一飯の恩義やら、借り貸しやら、男気やらがまとわりついてるもんで、なかな
かノー天気には生きられへん。

しかし、寄る年波には勝てんと実感したんか、「この歳まで生き残ってただけで
丸儲けや」と、朝の連続テレビ小説『わかば』で主人公の女の子のおばあちゃん
役やってる南田洋子の台詞と同じ心境を吐露しよる。まだまだタフとはゆーもの
の、ちょい焼きが廻った感じや。なんとか堅気になったろ思て必死にもがくもの
の、運命のいたずらか、身から出た錆か、世の中そんなに甘ないゆーのんか、努
力が報われんゆーのんか、いずれにしてもせつない話や。神は彼を見放したんか。

ムショに入ってた5年の間に、同じスパニッシュマフィアの若いもんが台頭して
きてるんやが、アル・パチーノはそいつをとことんチンピラ扱いして、相手にし
よらん。おっちゃんもアルの気持ちよー分かるアルよ。

もうひとりの主役、ショーン・ペンは、あのヘアースタイルで丸っこいメガネか
けて出てきたら反則や。おっちゃん、メガネ外すシーンが来るまで、あのヤク中
の悪徳弁護士がショーン・ペンやと分からんかった。

さすがハリウッドきっての演技派ゆーか、見上げた役者根性ゆーか、一晩であの
カーリーヘアにしてきたらしい。1960年生まれやからこの映画の時は33か。
ま、妥当な年齢設定や。しかし、この役者もうまいもんや。役になりきるゆーの
んか、こんな奴おりそーやとゆーデジャブ(デブちゃうよ。デジャブは「どっか
で会うたことあるんちゃうか」ゆー既視感や)を観客に植え付けよる。

アメリカのヤクザ映画は、『ゴッドファーザー』で、ある種頂点を極めたから、
抗争メインの映画は撮りにくいやろ。この前観た『ギャング・オブ・ニューヨー
ク』も、この映画みたいに、せつない、やるせない系の映画にしたったら、もう
ちょい感動的やったかも。。。

◆◆ネタバレ注意◆◆ラストは、夏貸家冬空き家のグランド・セントラル・スー
テーションが舞台や。『フィッシャー・キング』のダンスシーンはなかなかよかっ
たが、この映画では、駅構内でのドンパチや。おっちゃん、地下鉄のシーンから
手に汗握って画面に食い入るように観てたがな。ムダのないカット割りといい、
うまいカメラアングルと言い、音響効果といい、イカにもタコにも映画職人の仕
事やった。

ま、最後は撃たれるゆーのんは、映画の冒頭ですでに知ってるから、逃げおおせ
るんやろかとゆーヒヤヒヤドキドキとは別の緊張感や。◆解除◆

 それにしても、人間、死ぬ前には走馬燈のように過去のさまざまな出来事が目の
前に現れるゆーけど、救急病院の担架に乗せられて手術室へ向かうわずかな時間
に、タップリ2時間半もかかるめちゃ長い回想が脳裏に浮かぶもんやろか?

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