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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評:GO!GO!L.A.

2004/12/07

                                  12/07/2004発行
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  

  GO!GO!L.A.
  L.A. Without A Map(1998) 
  イギリス・フランス・フィンランド  
  監督:ミカ・カウリスマキ 
  出演:デヴィッド・テナント、ヴィンセント・ギャロ、ジョニー・デップ、
     ヴィネッサ・ショウ、ジュリー・デルピー、アヌーク・エーメ、
     レニングラードカウボーイズ 

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ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついています。まだ、
その映画を観ていない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から読みま
しょう。ただし、読める部分があまり残ってない場合があります。(^_^)
 
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れ弱いので。。。(@。@;) f_f_cat@yahoo.co.jp

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こーゆーお気楽映画は好っきやなぁ。独特のバカっぽい空気感は、監督とか脚本
家の手柄も多少はあるやろけど、ヴィンセント・ギャロとジュリー・デルピーの
ボケキャラの勝利や。2人ともなんともかんともクールやった。もうひとり、ジョ
ニー・デップもええ味だしとった。 

主人公の純朴な英国青年役のデヴィッド・テナントは、気の毒やけどインパクト
が少ない。しかし、さすがに英国人や。このにーちゃん、ハリウッドを正しくホゥ
リーウッドと発音しとった。それから、ちょっと嫌味な女優志望の女役のヴィネッ
サ・ショウは、イカにもタコにもヤンキー娘やった。図体はでかいけど、運動神
経は鈍そうな感じや。

なんとゆーても、ヴィンセント・ギャロや。脱力系とゆーのんか、すべからく極
端から極端に針が振り切れんよーじわ〜っと生きてるフリータータイプやね。こ
ーゆー正体不明な男ゆーのんは、L.A.とか、ニューヨークとか、東京都下にしか
おらんタイプや。何でか知らんが、東京にはこーゆーのんがケッコーおる気ィが
する。大阪とは比べもんにならんくらい正体不明の輩が棲息しとる。ヴィンセン
ト・ギャロほどチャーミングかどーかは別にして。。。

ただ、この役の男は、プールも掃除するが一応ミュージシャンやった。ヴィンセ
ント・ギャロの出世作『バッファロー’66』も、けったいな映画やったけど、
あれもなかなかよかった。あの映画では、 レイラ役のクリスティーナ・リッチも
よかったな。

もうひとりのお気楽女、ジュリー・デルピーがやってたウエイトレス役もノー天
気なカリフォルニア娘の感じがよー出とった。元々パリ生まれの生粋のフランス
娘らしいが、ぽってりした下唇がチャームポイントや。目と目の間がケッコー離
れたヒラメちゃんでもあるな。おっちゃん、この女優の出世作『恋人までの距離』
は未見やけど、機会があったら観たってもエエかなと思た。なんか親しみ湧くなぁ、
この顔。

主役のふたりは可もなく不可もなしや。イギリス人とアメリカ人は同じ英語喋っ
てても、人生に対する考え方がまるでちゃうよーや。一方は田舎もん、それも、
イギリスの片田舎のど田舎もんやから、野暮天なんはしゃーないにしても、あま
りにもその場の空気が読めんタイプやった。片方は、ゆーほどフェロモンも才能
もなさそーなんやけど、妙な自信と飽くなき上昇志向だけは人一倍持っとって、
こっちは人の気持ちが読めんタイプや。このふたりのラブストーリーのシーンは、
ハッキリゆーて退屈やった。

脇役が主役を思いっきり喰うたとゆーか、最初から「影の主役はあんたやで」と
監督がヴィンセント・ギャロにゆーとったんとちゃうかと勘ぐりたなるほど、主
客転倒の映画やった。それにしても、この脇役のにーちゃん、ケッコー世話焼き
なんや。フツーは見ず知らずの男のために、部屋世話したり、就職の世話したり、
面接のテクニックまで教えたり、あそこまで親切にはせんぞ。

ヴィンセント・ギャロが、ライブで一緒に演奏する「レニングラードカウボーイ
ズ」ゆーロック・グループもかなり奇天烈やな。後ろにおったロシアの赤軍兵士
みたいなコーラス隊は一体何者? 

最後に、ジョニー・デップや。『デッドマン』のポスター役で出て来よった。おっ
ちゃん、あの映画はけちょんけちょんにけなしてたんやけど、この映画に出てき
た『デッド・マン』のポスター役のジョニー・デップは、なかなかよかった。

「この世に単純明快な場所が2カ所ある。ひとつは墓場で、もうひとつはストリッ
プ劇場や」と船乗りみたいな帽子かぶったジョニー・デップ似の男がゆーシーン
があったが、確かにひとつはいずれは行き着くとこやし、もうひとつはかつてそ
こから出てきたとこを眺めるとこや。

主役のにーちゃん(いちいち「主役の」と断っとかんと誰の話してるのか分から
んほど影薄かった)の部屋には『シェルブールの雨傘』のポスターも飾ったった
から、カトリーヌ・ドヌーブも当時の年齢のままで出てきて欲しかったけど、そ
ら、無理か。その代わりとゆーたらなんやけど、おばあさんになったアヌー・ク
エーメが出てた。 

この映画の原題は『L.A. Without A Map』、『地図なしのL.A.』とでも訳
すんか。。。水先不案内な男が虚栄の市ハリウッドをうろちょろする話のタイト
ルとしては、よー分かる題や。ところが、日本の配給会社は、『GO!GO!L.
A.』ゆーめちゃ軽薄な邦題(ゆーても英語やけど)をつけよった。 しかし、あ
る意味こっちの題の方が合うてるかも知れん。 

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