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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評:21グラム

2004/11/29

                                  11/29/2004発行
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  

  21グラム  21g(2003)アメリカ  
  監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 
  出演:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ、
     シャルロット・ゲーンズブール 

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ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついています。まだ、
その映画を観ていない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から読みま
しょう。ただし、読める部分があまり残ってない場合があります。(^_^)
 
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近頃こーゆー編集の仕方が流行ってるのかも知れんが、この映画でも3つの話+1
が平行して出て来て、しかも、話の順番もそれぞれの時間軸もぐちゃぐちゃにし
たーるから、話を繋ぎ合わすのに難儀した。最後まで観やんとそれまでのシーン
が何やったんか分からんゆーのは、本編と無関係(?)に細切れのシーンを切り
貼りする予告編と同じ手法やね。

こーゆー映画は、話の筋がなかなか分からんのが面白みのひとつやと監督が考え
てるのやろから、筋を整理してしゃべってしまうことが、すなわちネタバレにな
るから、まだ観てない人は、ここから先は飛ばした方がエエやろ。

◆◆ネタバレ注意◆◆2人の男と1人の女がメイン・キャラクターなんやけど、
それぞれがワケアリの人生を送っとる。1番目は犯罪歴のある男で、2年間のム
ショ暮らしの前は無神論者やったが、すっかり改心(?)したんか、熱心なクリ
スチャンに大変身して、いまや教会の主要メンバーとして、地域の悪ガキの更正
にボランティアとして関わっとる。しかし、首筋のタトゥが災いして堅気の仕事
が長続きせん。結構肩身の狭い境遇や。しかし、首筋のあんなとこにタトゥ入れ
る奴おるやろか?ま、おっちゃんやったら、タトゥがかくれるよーにサロンパス
でも貼っといて、『寝違えて首回りまへんねん』とか何とかゆーて、誤魔化すけ
どな。。。

2番目の男は、重度の心臓病で、心臓移植せんことには余命幾ばくもないとゆー
シビアな境遇で、それにも関わらず、嫁さんに隠れてタバコを喫っとる。ま。か
なりヤケのやんぱち、世捨て人状態や。仕事は何してるのか、よー分からんかっ
た。

ついでに、この男の嫁さんは、こいつが死んでしまう前に子供が欲しいゆーて、
人工授精の段取りを進めとる。しかし、以前に別居してた期間があって、その間
に他の男とナニして下手な堕胎医が中絶手術をしたことが原因で、人工授精でし
か妊娠できんカラダになってるとゆーややこしさや。この女優、セルジュ・ゲン
ズブールとジェーンバーキンの愛娘らしいが、両親の艶っぽいイメージとはかけ
離れた地味とゆーか現実味が希薄な感じやった。

3番目の女は、建築家の嫁さんで、ふたりのかいらしい女の子の母親やから、は
た目にはノープロブレムの境遇やった。しかし、過去には麻薬にはまっとったこ
とがあるとゆー、ちょいワケアリの女や。

これだけでも十分にややこしいシチュエーションなんやが、それを細切れにして
順不同で並べたーるから、観てる方は大変な混乱を強いられる。いっそ『メメン
ト』くらい思い切りひっくり返したったら、これはこれで確信犯やから、納得で
きんこともないこともないが。。。

映画をつくる方は、毎回同じような筋の運び方では飽きてくるから、何か新味を
出さなアカンと思うんやろけど、観る方はショームない実験的手法に付き合わさ
れるのはまっぴらや。小手先の編集テクニックこねくりまわさんと、もっとガシっ
とした骨格の映画つくらんかい。

はっきりゆーて、おっちゃんは、ショーン・ペンが演じてたこの心臓移植男のやっ
たことにまったく賛同できん。こんな身勝手な奴がおったら、ドナー希望者がお
らんよーになる。何となくこの映画では、この男のやったことを赦してるような
気配があるのも気に入らん。観ててだんだん腹立ってきた。たとえどんな個人的
事情があったとしても、この映画みたいな成り行きは以ての外、例外なしの御法
度じゃ。◆解除◆

タイトルの『21グラム』は魂の重さやとゆーことやけど、魂の重さとこの映画
は何の関係もあらへん。魂を売り物にするよーな奴にろくな奴はおらん。ぷんぷ
ん! 

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