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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評

2004/09/06

                                  09/06/2004発行
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  

  シービスケット (2003)アメリカ SEABISCUIT 
  監督:ゲイリー・ロス 
  出演:トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー、
     エリザベス・バンクス、ウィリアム・H・メイシー 

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ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついています。まだ、
その映画を観ていない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から読みま
しょう。ただし、読める部分があまり残ってない場合があります。(^_^)
 
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大歓迎!あんまりキツ〜イつっこみはやめてね。おっちゃんこう見えても、打た
れ弱いので。。。(@。@;) f_f_cat@yahoo.co.jp

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この映画も特撮もCGもなしやった。競馬のシーンにはなんか使てたかも知れん
が。。。『スパイダーマン』のトビー・マグワイアは、こっちの役柄の方が主流
なんやろと思うが、才能はあるのにチャンスに恵まれなかった若いジョッキー、
レッドの自負と不安の綯い交ぜになった感じをうまいこと演じてた。

それにしても、競走馬は血統がものをゆーんやが、このシービスケットも血統的
にはそこそこなんやが、馬体が小さく、脚も曲がってたんで、評価が低かった。
それに、子馬のときにひどい仕打ちを受けたのがトラウマになってて、ごっつい
暴れ馬に育ってしまいよった。なんとなく人間っぽい話やな。 

シービスケットの馬主も子供を交通事故で失って、嫁さんとも離婚してしもたと
ゆーつらい経歴の持ち主やし、調教師のおっさんも腕はエエけど、はぐれもんや
し、馬も含めて全員が訳ありの人生(馬の場合は馬生か?落語家の名前みたいや)
を送っとったんやが、縁は異なもの味なもので、たまたま全員が出会って、それ
なりに気が合うたんやろな。ここから、イカにもタコにもアメリカ人が好きそう
なアメリカン・ドリーム話の始まりや。

実話に基づく映画では、『タイタンズを忘れない』のときは、ちょっと地味過ぎ
る展開で眠たなったが、この映画も前半は3人の生い立ち(とゆーか人となりの
説明)に手間取って話が見えにくかったけど、なんちゅーてもギャンブルの王道
=競馬の話やから、◆◆ネタバレ注意◆◆シービスケットとレッドは人馬一体と
なって破竹の勢いで連戦連勝やし、大恐慌後のアメリカ社会のヒーロー待望の空
気にピッタリ合致して、人気も鰻登りやった。この辺りからラストまで、好事魔
多しの喩え通り、まだひと波乱もふた波乱もあるにはあるが、ま、観てる方は安
心して観てられる予定調和的な映画やった。◆解除◆

国民的人気の競走馬とゆーたら、最近では連敗記録更新中のハルウララやろけど、
おっちゃんの年代なら、やっぱりハイセイコーや。この馬、昭和47(1972)年
の夏に地方競馬でデビューして、6戦6勝のまま中央に進出してきて、進出後4
連勝したんやけど、直後のダービーでは勝てんかった。ネットで調べたら、ちょっ
と意外な話が載ってたんで、引用させともらうと・・・ 

1970年、新冠の名門武田牧場で生まれたハイセイコーは、当時は生産頭数も現
在よりずっと少なかったから、生まれてすぐ「日高で3本の指に入る」すごい当
歳がいる。関係者で知らない者はひとりもいなかった。(中略)

中央入りしたハイセイコーの初戦は「弥生賞」。10頭の中には、終生のライバル
・タケホープも、のちの天皇賞馬カミノテシオもいたが、ハイセイコー(初芝)
の単勝は110円。後年、地方育ちの無名馬が中央入りし…などと過剰に脚色して
伝えられることも珍しくないが、ハイセイコーは生まれながらにして、また公営
の大井で連戦連勝をスタートさせたときから、もうすでに全国区の「スーパース
ター」だったのである。   
日刊競馬で振り返る名馬 ハイセイコー
http://www.nikkankeiba.com/jra50/09/09.html

と、まぁ「ふーん。そーやったん」な話やった。でも、ハイセイコーはダービー
で負けたんがよかったみたいで、負けてからの方が人気は上がったみたいやった。 

話を映画に戻すと、おっちゃんが最も印象に残った台詞は、調教師のおっさんの
『馬は見るだけでもエエもんや』とゆー台詞や。脚を怪我して射殺されそうになっ
てた馬を譲ってもろた後で、なんであの馬を助けたんやと聞かれて答えた台詞や。
サラブレッドは引退後ほとんどが廃用とゆーて食肉にされてしまうらしい。ペッ
トやないねんから仕方ないゆーたらそーかも知れんが、哀れなもんや。

ところで、馬主役のジェフ・ブリッジスは、『フィッシャー・キング』 のDJやっ
たけど、ええ親爺になっとった。ま、あの映画の公開から12年も経ってるんや
から、歳もとるわな。

この映画を観た後で、深夜にレース速報みたいな競馬番組を観たが、映像があま
りにもしょぼくて、見るに耐えんかった。ま、この手の競馬番組を観てるのは競
馬ファンだけやろけど、もうちょっとカメラアングル研究したらどやねん。ワン
パターンやし、迫力不足すぎるで。F1の車載カメラと一緒で、ジョッキーに小
型CCDカメラつけさせたらどーや?馬場のすぐ際にローアングルで固定カメラ
置いとくだけでもど迫力のシーン撮れると思うけど。。。スポーツ中継も結果を
分からせることだけが目的やのうて、観客の目線では味わえんスポーツの醍醐味
を見せるようにせなあかんのんとちゃうか。オリンピックの野球(やったと思う)
では、主審がカメラつけとった。あれだけでもかなり迫力のある絵が撮れとった。

ところで、ウィリアム・H・メイシーみたいな競馬中継アナが実際におったんや
ろか?おっちゃん的にはウルフが結構お気に入りやった。 

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