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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評

2004/04/03

                         Vol.065 04/03/2004
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  
 
   ライフ・イズ・ビューティフル
    LA VITA E BELLA (1998)イタリア
   監督・脚本:ロベルト・ベニーニ 
   出演:ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ
 
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ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついています。まだ、
その映画を観ていない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から読みま
しょう。ただし、読める部分があまり残ってない場合があります。(^_^)
 
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れ弱いので。。。(@。@;) f_f_cat@yahoo.co.jp

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映画評論とまではいかなくても、ネタバレさせずに映画の話をしようとすると、
これがごっつう難しい。映画の感動した部分や気に入った部分、おもろかった部
分をストーリーの説明を一切せずに語るのは至難の業や。仕方がないから、「エ
ンディングさえバラさんかったらええのんちゃうのん」「最後に主人公が殺され
るねん」とか「こいつが犯人なんや」とかさえ言わなかったら、オッケイみたい
な映画評になってしまいやすい。ところで、この映画、泣けました。どこで泣け
たかとゆーと、◆◆ネタバレ注意◆◆やはりラストのアメリカ軍の戦車を見て、
子どもが叫ぶところです。これを、-ラストですわ-とさらっと流すと、いっこも
おっちゃんの感動したキムチが伝わらん。

前半は、ラブロマンス風の話なんやけど、後に結婚するドーラ役の女優が何とな
くおばさんぽくって、ヒロインとゆー感じがあんまりしなかった。まぁ、この映
画はコメディタッチのヒューマンドラマがウリやから、ヒロインがかわい子ちゃ
んでなくても一向に構わへんねんけど。。。おばさんぽいドーラ役の女優はロベ
ルト・ベニーニの嫁はんのニコレッタ・ブラスキやとゆーことが、その後ジム・
ジャームッシュ監督の『ダウン・バイ・ロー』に夫婦揃って出演してたので分かっ
た。あの映画は1986年製作やから、この映画のざっと12年前。そら、ニコ
レッタちゃんも老けるわな。 

後半のナチスのユダヤ人収容所では、果たしてあんな風に子どもを隠し通せるも
んかいなとちょっと疑問に感じた。しかも、主人公は収容所長に取り入って給仕
になり、楽な仕事をしながらガス室送りを免れてる。う〜ん、いくら芸は身を助
くゆーたって、まわりのユダヤ人から「お前、ちょっと調子よすぎるのんとちゃ
うか」と嫌味のひとつも言われるような展開やった。

しかし、最後の最後に、子を想う親の無償の行為を見せつけられると、どばっと
涙があふれてしまった。 ◆解除◆このラストの部分を詳細に語らずして、感動を
語ることは可能なんか?あの小林秀雄は観てきた映画や芝居を家人に語るのが非
常にうまかったと、何かの本に書いてあったような気がする(うろ覚え)が、きっ
と聞かされた方は、すっかり観たような気になってしまって、わざわざもう一回
観に行く気をなくしたんとちゃうかな。

ちなみに、amazom.co.jpのDVDのレビュー記事を再録してみると、『1939年
イタリア、トスカーナ地方。主人公のユダヤ系イタリア人グイドは、いつも陽気
で人々を楽しませる達人。グイドと「お姫様」のドーラは恋に落ち、息子ジョズエ
をもうける。しかし、間もなくナチスの強制収容所へ…。そこでもグイドは幼い
息子に悲惨な現実を悟られないよう、ひたすら笑顔で陽気に振舞い、嘘をつき続
ける。ユーモアと悲哀が混ざり合い、人生のすばらしさを謳いあげた作品。イタ
リアの名優ロベルト・ベニーニ演じるグイドの、体を張った豊穣な愛が美しい。
ラストは涙、涙、涙…』と、まぁうまいこと書いたーる。

これはまだ映画を見ていない人が対象の紹介記事だからこんなモンでエエんやろけ
ど、映画のディーテール(例えば台詞やシーン)に触れずして、インプレッション
をうまく語ることが出来るかしら。う〜ん、難しい。映画の予告編のように、ちら
見せするような感じで、映画の背景と前段のちょっといいシーンやエピソードをか
いつまんで書いて、後は見てのお楽しみとゆーのは、読む方にとっては映画への期
待感は多少高まるものの、ストーリー自体はなんのこっちゃか?よう分からんまま
やろ。同時に、既に映画を見た人に、このシーンのここがおかしいんちゃうか、こ
んなストーリー展開はご都合主義が過ぎるとかと、重箱の隅つつき的につっこみを
入れるのも、よけいなお世話っぽい。(すんません)

しかし、まぁ、なんですなぁ、このサイトは一応映画への愛情あふれるつっこみを
入れるのが基本なんで、出来るだけ隅つつきにならないように気をつけながらつっ
こみを入れたい。つっこむところを間違えて、顰蹙買わんようにせなな。。。

さて、この映画もそうやが、ハッピーエンドであるなしは問わないが、運命の大波
にもみくちゃにされながら、それでも土壇場で真人間らしさを発揮する人物を描い
た映画が、どうもおっちゃんは贔屓なようや。人間らしさでなくて、あえて真人間
らしさとゆーのは、人間らしい行為とゆーのは、善悪、好悪、清濁、虚実、フェア、
アンフェア etc.が綯い交ぜになってるからで、あえて真をつけた。世の中にゃあ、
ちったぁ小マシな人間がいるもんだ(なぜか江戸っ子になったりして)と思わせる
映画がお気に入りなんですわ。
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