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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評

2004/03/17

                         Vol.049 03/17/2004
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  
 
   ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
   LORD OF THE RINGS. THE TWO TOWERS(2003)アメリカ
   監督:ピーター・ジャクソン 
   出演:イライジャ・ウッド イアン・マッケラン 
      ケイト・ブランシェット ヴィゴ・モーテンセン

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ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついています。まだ、
その映画を観ていない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から読みま
しょう。ただし、読める部分があまり残ってない場合があります。(^_^)
 
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つい最近第3部がアカデミー賞を総なめにした『ロード・オブ・ザ・リング』の、
これは第2部である。第1部はやや尻切れトンボ気味で終わったが、第2部はモ
ルド&サム組、ガンダルフ、アラゴルン、レゴラス&ギムリ組とピピン&メリー
組の3チームに分かれて3つの話が同時進行で進んでいく。第1部を観てから大
分経っている人は、ストーリーうろ覚え状態のままで第2部を観たら阿寒湖の毬
藻やで。 さらに、ゴラムたらゆーニューフェイスも登場するし、「指輪の幽鬼」
と呼ばれとる黒ずくめのおっさんたちは、今回は翼竜のような怪獣にのって飛び
まわりよるし、かなり話がややこしなっていて、いまいち状況が分からんうちに
どんどん話が進んでいって置き去りにされて終わりゆー感じになる。初めのうち
こそ、どんな話だったか思い出そうと必死に努力してみたが、途中であきらめて、
とりあえず目前で展開されているスペクタルを見物する感覚で画面をただただ眺
めることにした。

前出の『マトリックス・リローデッド』では、あほらし屋の鐘の連打だったが、
こちらは3時間の長丁場を退屈させない程度に次々とスペクタクルシーンが現れ、
ま、結構楽しめた。 ◆◆ネタバレ注意◆◆ところで、監督が映像的なリアリティ
を求めて、何ヶ月も掛けてわざわざセットを組んだとゆー城のシーンも、観てい
る方はてっきりCGやと思いこんでいた。最近のこの手の映画はすべからくCG
使いまくりだから、わざわざ大掛かりなセットを組んでも映像的にはそんなにメ
リットないのんとちゃうかとゆー教訓を与えた(誰に与えたん?)。もう一つの
CG使いまくりゴラム(スメアゴルとのひとりダイヤローグは、最初何のこっちゃ
と思ったが、だんだん分かってくるとおかしかった。映画の中で全出演者が腹の
中で考えていることを口に出して自問自答する映画を作ったら結構いけるかも)
の方は、CGアーティストも頑張ったが、声の出演とCGの動きのモデルになっ
た役者に敬意を表したい。メイキングを観て分かったのだが、川での魚つかみ取
りシーンは、真冬に河原に積もった雪を溶かして撮影されたらしく、春先の渓流
で水にはまった経験のあるブラット親爺には、あの想像を絶する水の冷たさが肌
身にしみた。水であれ、空気であれ、低温になると冷たいとゆーより痛いんよ。 
 
人馬一体とゆー言葉があるが、あれは人と馬が以心伝心で一体化して事に当たる
とゆー状態やろうけども、この映画でオークとゆー化け物(ばけもん)が乗って
るけったいな獣(けもの)は、そいつ自身も上に乗ってる化け物と同じバリバリ
の戦闘意欲を持ってるとゆーとんでもない代物。普通敵が馬に乗っている場合は、
馬上の敵を倒せば馬はただその辺を走りまわるだけやろうけれど、この場合は、
まさに化獣一体(ばけじゅういったい)となって攻めてくるから、たとえ化(ば
け)の方をやっつけても、獣(じゅう)だけでも猛然と迫ってくるんだから、攻
められる方はたまんないね。◆解除◆

この映画と『ハリー・ポッター』とどっちが好きやねんと問われたら、ダンゼン
こっちやな。ハリポタも決して嫌いやない。ディズニーものほどきれい事過ぎな
いところがいい。ただ、どうしても子供の話なので、いまいち主人公に感情移入
しにくいところがある。こちらの場合も、モルドに感情移入してるかとゆーとそ
うでもなく、サムに感情移入していたりするんだが。。。この映画は3部作のす
べてをまとめて撮影したらしいが、確かに、実写の撮影はあくまで素材作りに過
ぎず、CGやら実写とCGとの合成やらに圧倒的な時間がかかるのだろう。ハリ
ポタも主人公の子役が大きくなりすぎる前に、実写シーンだけ撮りだめしておい
たらよいのに。。。と、それこそ余計なお世話や。

最後に、この映画でもそうだが、悪の軍団の切られ役の下っ端たちはやっぱり何
がおもろうて切られてるのかね?どうもこの映画の場合は、切られ役は無性生殖
で産み出されて来るみたいだから、親とか嫁はんとかはおらんみたいやけど。。。
それとあの汚さは何なの?いくら汚れ役とゆーても、あそこまでバッチくせんで
もエエやろ。。。ゾンビーものやらエイリアンものやらはゼッタイに見たないお
っちゃんは、生理的にどろどろ、ずるずる、ぐちゅぐちゅ、にゅるにゅるしたも
のに弱いんで、あの悪党の手下たちは正視できんかった。悪党ゆーたら、すぐ
“どろずる”にするツーのも、そろそろ終わりにしたらどや。粋でいなせな悪党
軍団の方がもっとすごみがあるのんとちゃうやろかと思うのは、私ひとりやろな。 
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創刊日:2004-01-23  
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