映画

ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

全て表示する >

ブラット親爺のつっこみ映画評

2004/03/07

                         Vol.039 03/07/2004
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 
         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  
 
  ジョー・ブラックをよろしく MEET JOE BLACK (1998)アメリカ
  監督:マーチン・プレスト
  出演:ブラッド・ピット アンソニー・ホプキンス クレア・フォラーニ

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついています。まだ、
その映画を観ていない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から読みま
しょう。ただし、読める部分があまり残ってない場合があります。(^_^)
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ▲▼▲▼読者のつっこみ映画評 大募集▲▼▲▼

ご覧になった映画のつっこみレビューを送ってください。このメールマガジンで
紹介させていただきます。もちろん、ブラット親爺の映画評に対するつっこみも
大歓迎!あんまりキツ〜イつっこみはやめてね。おっちゃんこう見えても、打た
れ弱いので。。。(@。@;) f_f_cat@yahoo.co.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あの人喰いハンニバル・レクターのアンソニー・ホプキンスも出ている映画やか
らもう少しましな映画かと思ったら、何とも人を喰った映画やった。しかも、長
すぎるがな。3時間もかけないと表現できないような込みいった話ちゃうやろ。

コーヒーショップの場面で、本家ブラッド・ピットの登場のさせ方は、まずまず
エエ感じやった。お相手のクレア・フォラーニも結構いけてるおねーちゃんで、
かいらしいラブストーリーのようやけど、まあじっくり観たろかと思っていると、
◆◆ネタバレ注意◆◆突然ブラッド・ピットが車に跳ね飛ばされよる。しかも2
回もや。こら、もう即死やで。 

しかし、主人公がすぐ死んでしまうはずがない。きっと医者やゆークレア・フォ
ラーニの勤めてる病院に担ぎ込まれて奇跡的に助かるんやろと思ってると、話は
ぜんぜん違う方へ行ってしまった。(こら、どこ行くねん?)♪死んだはずだよ
お富さん♪のブラット・ピットが再登場してきたら、なんと世間知らず死神になっ
とるやないか。世間知らずの死神ゆーのも、ものごっつー強引な設定や。それに、
人喰いハンニバルの方も、一代で大会社に築きあげたたたき上げのやり手社長に
しては、なんか顔つきに鋭さがなくどぎまぎしたおっさん風でやや迫力不足な感
じやった。しかし、死神にまとわりつかれているのに落ち着き払ってマイペース
続けられるほど神経の図太い奴はおらんやろうから、あんなもんかとも思う。話
は会社ののっとられ騒動を絡めて展開していくのやけど、えびせん、たこせん、
いかんせん話が長い、長い、長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い。エエ
かげんにせんかい!DVDがフリーズしたのかと勘違いしそうになるほど、登場
人物が長〜い間をとって固まるシーンが何度もある。ブラット・ピットがピーナ
ツバターを初めて舐めてみて結構いけると思うのは勝手やが、そんなエピソード
じっくり撮ってもしゃーないやないか?さらっと流さんかい。

途中は端折って、さて問題のブラッド・ピットとクレア・フォラーニの濡れ場だ
が、観てる方が顔を赤らめそうな、うれしはずかしチェリーボーイ映画になっと
るやないか。いくら世間知らずの死神やゆーても、あのシーンの演出はやりすぎ
とちゃうか。いや、ファンにとっては、あのシーンこそが、この映画のハイライ
トかも。。。ブラッド・ビットの演技は、ある意味で真に迫った熱演だった。あ
の瞬間に、視線を宙に泳がすとこなんかうまいもんや。 

終盤レクター親爺も少し気力を取り戻して来るが、死ぬ前になって気力が戻るの
もおかしなことや。いよいよレクターはんが、時代劇でゆーたら「この桜吹雪が
目に入ェらね〜か」と一世一代の啖呵を切ったろゆーところで、ピットに横取り
されてしまう。しかも、世間知らずのはずのピットが「俺は国税局のエージェン
トや」と言い出しよる。ピーナッツバターすら知らんかった男が、伊丹十三の
『マルサの女』を観たことがあるよーにも思えんし、国税局とはなんぞやを知っ
てたとはおっちゃんには到底信じられん。この辺でギブアップ寸前やった。あの
長女が仕切ってたハンニバル親爺の誕生パーティも、主役が部屋に籠もってごそ
ごそしてて、なかなか招待客の前に出て来んもんやから、いまいち盛り上がりに
欠けてたようだ。ま、この後は、ちゃんちゃんちゃんとエンディングに向かって
話が進んでいって、誰でも想像できる終わり方やった。3時間かけて最後が これ
か?これって一応ハッピーエンド?ま、花火だけは華々しかったけど。。。
 ◇解除◇

この死神は、世界のあちこちで多くの人間に引導を渡してきたようやが、死ぬ間
際の人間にとっては、現世の金に纏わるすったもんだはもう関係のない話やろ。
まして、国税局なんかおおよそ死にかけてる人間との会話の中で話題になりそう
もないはずやが、死と税金は何人といえども逃れられんものであることも事実や
から、税金はちゃんと払わなあかんでと納税の義務を説いている税務署のPR映画
かい?と、まぁこーゆー映画の場合、監督が何を言いたかったのか好意的深読み
(税務署のPR映画のどこが深読みやねん?)をしないといけないのやが、あま
りにもだらだらと長すぎたので、もはやその気力も失せてしまった。小説でも水
増しした長編とゆーのがあるが、これほど水増しした映画とゆーのは珍しい。シ
ーンそのものはストーリーの展開と関係なくはないのだが、新手の淡々狸映画と
ゆーべきか、ひとつひとつのシーンがちょっとずつ長い。長すぎる。監督にして
みればせっかく撮影したフィルムやからカットするのが忍びなかったのかも。こ
の監督、きっと貧乏性なんやね。いずれにしろ星野前監督やないが、「ああ、し
んどかった」。 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Contact me: f_f_cat@yahoo.co.jp              (マガジンID:m00108615) 
                       Copyright(C)2004 BRAT PITT 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-01-23  
最終発行日:  
発行周期:週1回〜不定期  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。