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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評

2004/02/16

                         Vol.020 02/16/2004
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  
 
 チェンジング・レーン(2002)アメリカ Changing Lanes 
 監督:ロジャー・ミッチェル 
 出演:ベン・アフレック、サミュエル・L.ジャクソン、 トニ・コレット、
    ジドニー・ポラック、ウィリアム・ハート、アマンダ・ピート

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ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついています。まだ、
その映画を観ていない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から読みま
しょう。ただし、読める部分があまり残ってない場合があります。(^_^)
 
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大歓迎!あんまりキツ〜イつっこみはやめてね。おっちゃんこう見えても、打た
れ弱いので。。。 f_f_cat@yahoo.co.jp

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急な車線変更による接触事故が原因で、ふたりの男の人生にも修復不能な横滑り
が起こり、お互いに復讐しあううことで、ますます泥沼にはまり込み最後は・・・
と、まぁ、そーゆー映画なんかと、おっちゃん途中まで妙に心配して観とったが
な。。。 

事故の当事者のアングロサクソン系アメリカ人の若手弁護士は、法廷に行く途中
で、自分が起こした事故やのに事故処理をちゃんとせんと金で済まそーとしよっ
た。ところが、気が急くあまり大事な証拠書類のファイルを事故現場に忘れてし
もたんが原因で、弁護士生命を断たれそーな事態に陥り、これまで送ってきた順
風満帆の人生が根底から崩れ去るかもしれんとゆー恐怖心からちょちょまって、
法曹人にあるまじき非合法手段にでよる。この後、この若造が散々な目ぇに合う
のも、ボタンの掛け違いとゆーより、身から出た錆やんとゆーのが当たってる。 

もう一方の当事者のアフリカ系アメリカ人のおっちゃんも、年は30半ばぐらい
やろが、結構融通の利かん頑固者やって生きてきたらしく、これまでにもいろい
ろとトラブルに巻き込まれとるよーやった。それを酒で解消しようとしてアルコ
ール依存症になっとるらしい。しかし、このおっちゃんは事故の被害者や。しか
も、事故のために離婚調停の裁判に間に合わず、事故処理を相手が放棄しよった
おかげで、正当な遅刻と見なされず欠席裁判で敗訴してしまい、さらに、知らん
間に破産させられてて、家族の絆も金も家も夢も希望もなんもかも失ってしまう。
泣きっ面に蜂、踏んだり蹴ったりゆーのんは、こーゆー事態やね。 

◆◆ネタバレ注意◆◆しかし、やられたらやり返すのがアメリカ人の性やから、
とことんいてまえ打線の復讐戦の泥仕合になるんやろと思った。泥仕合系の映画
ゆーのんは、一般的には、最初一方的にやられまくってた方が、ちょっとした敵
失をきっかけに形勢を逆転して、最後は大勝利で終わるんかいなと安心してたら、
大どんでん返しや。あ〜あと落胆させといて、もう一遍どんでん返しや。と、まぁ、
こんな具合で、この映画も話が進んで行ったが、大どんでん返しとまではいかん
かった。ま、妥当な線で折り合ったとゆーか、雨降って地固まったゆーか、今ど
き珍しい、なんもかもうまく締めくくったエンディングやった。ちょっとまとめ
すぎちゃうか。。。◆解除◆

この映画、敏腕弁護士役がアフリカ系アメリカ人で、うだつの上がらんおっさん
役がアングロサクソン系アメリカ人やったら、話はどーゆー展開になって、どー
ゆー結末を迎えたやろか?おっちゃんがつらつら思うに、弁護士は事務所のボス
から、書類が戻らんとクビや言われて、(もちろんボスの娘と結婚してない)、
そいでもって、相手の男を必死のパッチで捜し当てて、そいつからファイルひっ
たくって裁判所に駆け込んだら、5時の時報がきんこんかーん。タッチの差で間
に合わんかった。と、思いきや、書類はもう提出済みですわ言われて呆然として
ると、後ろから警官がやってきて逮捕する言いよる。何でやねん。と抗弁したら、
事故の相手の男が殺されとった。それは俺がやったんちゃうと弁解しても聞き入
れられへん。う〜ん、なんてついてへん男や。ところがどっこい。。。 

アメリカ映画では、アフリカ系アメリカ人の主役級はたいてい善人で、手のつけ
られないワルに描いてあることは滅多にない。この前観た『ボーリング・フォー・
コロンバイン』でも言ってたが、メディアが、アフリカ系アメリカ人を殺人事件
や兇悪事件の容疑者にでっち上げることが非常に多いため、ヨーロッパ系アメリ
カ人は潜在的にアフリカ系アメリカ人に対して恐怖感をもっとるらしい。その恐
怖感がアメリカでの銃による殺人事件の多さと関わりがあるそーや。映画でそん
な風潮をますます助長させたら、映画会社は世界中に配給できんよーになるから、
アフリカ系アメリカ人の主役級は全員善人にしてあるんやろ。ところで、『トレ
ーニングデイ』でデンゼル・ワシントンが悪徳警官を演じたのは、世の中少し変
わったからやろか? 

『ザ・ファーム/法律事務所』の監督、シドニー・ポラックが弁護士事務所のし
たたかな所長役で出てたが、アメリカでは俳優が監督したとゆー話はよー聞くが、
監督も結構映画に出るんやな。こら、ヒッチコック以来の伝統か。。。しかし、
シドニー・ポラックは元々役者で、30過ぎで監督になり、結構エエ映画作っと
るが、その間にも役者としていろんな映画に出とる。この映画にもマジの役者と
して出演してるみたいやった。もう70近い爺さんやが、悪徳弁護士の感じがよ
ーでてた。映画作りと人生が重なり合った筋金入りのハリウッドの住人ゆー感じ
や。 
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