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ブラット親爺のつっこみ映画評

ここ10数年映画館に行ったことがないブラット親爺が、DVDで観た泣ける映画、笑える映画、よーできた映画、しょーもない映画を関西訛りのつっこみを入れながら論じる格調高い(?)映画批評メルマガです。

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ブラット親爺のつっこみ映画評

2004/02/15

                          Vol.019 02/15/2004
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         ◇◇ブラット親爺のつっこみ映画評◇◇  
 
 ムーラン・ルージュ  (2001)アメリカ Moulin Rouge  
 監督:バズ・ラーマン
 出演:ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ 

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ネタバレになりそうな話の前には、◆◆ネタバレ注意◆◆がついています。まだ、
その映画を観ていない人は、そこから先はすっ飛ばして◆解除◆の後から読みま
しょう。ただし、読める部分があまり残ってない場合があります。(^_^)

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れ弱いので。。。 f_f_cat@yahoo.co.jp
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こーゆーミュージカル映画はきれい・楽しいだけで満足せーゆーのかも知れんが、
金掛かってる割にストーリーがお粗末すぎた。◆◆ネタバレ注意◆◆だいたい労
咳病みで、もうすぐ死のかとゆー女があんなに大声て歌ったり、そこいら中駆け
回って踊ったりできるワケないやろ。。。◆解除◆

もともとミュージカルは嫌いだが、なかでもこれはワースト3に入る。この映画、
まったく厚みがない。軽佻浮薄な世界を描くのにストーリーに厚みなんかいらん
わいと、もしも監督が考えていたとしたら、もって瞑すべしや。。。20世紀の
数々のヒット曲を巧妙に劇中歌として挿入してあるのもパクリと言えなくもない。
ブラット親爺は同じキャバレーものでは、ライザ・ミネリの『キャバレー』の方
が100倍よかったと思う。以前に観た『シカゴ』ですら、これよりは数倍エエ。
キャバレーとか、踊り子とか、娼婦とかをテーマにした映画はもっといかがわし
く下品で、痛ましくやりきれないダークサイドがしっかり描かれてないとスカみ
たいな話になる。表舞台が派手であれば派手なほど、舞台裏は濃い影に包まれる
から、そこにドラマが生まれるワケやね。

ムーラン・ルージュといえば、パリのミュージックホールの老舗中の老舗だが、
当時、そこで踊られるフレンチ・カンカンの踊り子たちは、靴は履いていたけど
下半身丸裸だったとか。それで、恥ずかしさをかなぐり捨てる気合いの意味もあっ
て、あの黄色いかけ声を発したとか、発しなかったとか。。。(すっごくうろ覚え、
事実と異なる場合はご容赦)現在はムーラン・ルージュのディナーショーの予約
が日本から、しかもWEBから出来てしまう。http://www.moulin-rouge-japon.
com/ えらい時代やね。ハーフボトルのシャンパン付きで18,850円から
23,200円までか。3時間45分たっぷり楽しませてくれるらしいから、ク
リスマスシーズンの芸能人のぼったくりディナーショーよりは割安かも。ただし、
パリまで行かなアカン。申し込むと公認入場クーポンに日本語版のムーラン・ル
ージュ利用方法の小冊子をつけて郵送してくれるとか。至れり尽くせりやな。サ
イトにはムーランルージュの踊り子になる方法なんて記事もあった
 http://www.moulin-rouge-japon.com/topics-dancers/topics-dancers.
htm  。女で身長175cm以上だと。もちろんオーラスはフレンチ・カンカン。
ただし、パンツは履いとるらしい。

前回の『めぐりあう時間たち』に続いて、ニコール・キッドマン2連発になって
しまった。別にニコール・キッドマンを贔屓にしてる訳でもないんだが。。。こっ
ちのニコールちゃんは、えらいかいらしい。おみ足にむしゃぶりつきたくなるよ
ーなお色気とゆーか、フェロモンぷんぷんやった。 

『めぐりあう時間たち』のときは、わざわざ付け鼻までしてイギリス人の女流作
家になりきっとったが、この映画では、パリのムーラン・ルージュの看板スター
にして高級娼婦の役だから、豪華絢爛雨アラレ。金銀パールプレゼント状態のゴ
ージャスな衣装に、ど派手な舞台装置。この映画の失敗の最大の原因は、絢爛豪
華なショーのスペクタクルシーンをもっともっと見せなかったことや。主役の男
女だけがわーわー大口開けて声を張り上げるアップのカットばっかりでは、悲恋
のペーソス感がまったく感じられん。特に「Come What May」をふたりが歌い
上げるシーンでは、つい「やかましいわ」と画面につっこんでしまった。 

その昔『フレンチ・カンカン』とゆーこのムーラン・ルージュが出来るまでを描
いたジャン・ルノワール監督の映画があった。あの映画の方がずっとよかった。 
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